現代文学 完結小説一覧
『雨ニモマケズ』『走れメロス』『山月記』など名作文学を翻案してみました。
文字数 76,058
最終更新日 2020.04.27
登録日 2020.04.15
文字数 11,551
最終更新日 2022.04.03
登録日 2020.11.29
2022年4月7日(木曜日)随筆・VLOG
「私は食事は一切しません。」
食事はすべてコンビニでまかなう。
よほど美味しいものでない限り、食べ物屋さんにも行きません。
要するに、食べることが嫌いなのだ。
食生活という点では、子どもの頃から親に迷惑をかけ続けてきた。
食事の時間が苦痛で仕方なかった。
ですから、食べたくないのです。
どんなにお腹が空いても、どんなにお腹が鳴っても、食べない。
面倒くさいと言ってしまえば、それまでなのだが。
しかし、大人である以上、自分の健康は自分で守らなければならない。
食べたくないものを食べるというのは、とんでもなく面倒なことだ。
だから、普段は飲むヨーグルトやヨーグルト、納豆オンリーで過ごしています。
だから、たまに食べる本当においしいものは、おいしく感じるんです。
何でもそうですが、食べ過ぎたり、飲み過ぎたり、好き嫌いがあっても、
節度や程度を超えると、嫌いなものが大嫌いになってしまうのです。
私などは、ペヤングの激辛が変色しているから食べたり、
食べたくないのに生ハムを買ったりして、
食べ過ぎて嫌いになってしまうのである。
アメリカンドックも唯一食べれるものでしたが、
最近はジャンボフランクに変わりました。
鶏つくねの串焼きも飽きてきた。
みんなよく毎日食べるな。
三食も…。
わたしなどは毎日が御前様である。
と感心してしまいます。
生ハムメロンも食べ飽きたし、
馬刺しも好きかもと思い、
毎日食べて飽きた。
嗜好品(しこうひん)とは思っていません。
食べないと体調が悪くなるんです。
そうしてまた一日が過ぎていく。
何か楽しいことないかなぁ...。
遠藤さくら
文字数 676
最終更新日 2022.04.07
登録日 2022.04.07
私小説。昭和、平成、令和にまたがる家族の物語。
「私」がまだ小学生だった頃、自営業の父、専業主婦の母、姉、ヒデくん、私の5人家族は、とても幸せだった。しかし、それは家庭の事情を知らない私の幻想だった。
私が中学生になる頃、父の事業が傾き、母が家計を支えるためパートで働くようになるが、そこで母は上司と肉体関係を持ってしまう。養護施設で頑張っていたヒデくんも、結婚への夢が潰えたのを機に容態が悪化。姉も家を出る。女として目覚めた母は、かつて自分を苦しめた夫への復讐心から、次々と男性との関係を深めていく。私は、変わってしまった母の姿に戸惑い、苦しみ、同性愛に走りそうになるが、初めての恋人である美由紀の存在に救われ、段々と自身の生き方を確立していく。
やがて時が過ぎ、私は結婚。家族の形も変わっていく。老いとともに変わり果てていく両親…。その後、父が亡くなり、私と母は関係を修復し、濃密な時間を過ごすが、母の死も近づいていた。
「母さんは父さんを愛していたの?」私の問いに対する母の答えとは…
文字数 50,395
最終更新日 2021.08.14
登録日 2021.07.28
遠藤さくら 『クリトリスの謎』
女性でクリトリスから尿が出ていると勘違いしている方は、
多いようです。では何処から出ているのかですが、自分の体のつくりを、
垣間見ないのでしょうか。尿道からでています。
尿道とは、クリトリス突起の下にあります。
えっちをした事があるならば分かるはずですが、
潮吹きが出る場所と同じです。潮吹きとは、ほとんどが、尿であり、
中に混ざっているのが、例のあれであり、オーガズムとは異なります。
よくイクから潮吹きが出ると勘違いしている女性が見受けられますが、
オーガズムと潮吹きの関係性は何もありません。潮を飲んだ事がある男性に聞きますと、
ほとんどは、尿の味だが、その女、女性女性により味が違うそうです。
イクとオーガズムの関係性そして、潮吹きが全く異なる事を知る女性は、
AV女優でも少ないようです。
文字数 719
最終更新日 2022.03.10
登録日 2022.03.10
文字数 180
最終更新日 2022.03.10
登録日 2022.03.10
同じ会社に勤める地味子とエリート営業マン。
接点のないはずの二人が、ある出来事をきっかけに一気に近づいて……。両片思いのじれじれ恋物語。
もちろんハッピーエンドです。
リポグラムと呼ばれる特定の文字を入れない手法を用いた、いわゆる文字遊びの作品です。
タイトルのカギカッコ部分が、使用不可の文字です。濁音、半濁音がある場合には、それも使用不可です。
(例;「『とな』ー切れ」の場合には、「と」「ど」「な」が使用不可)
すべての漢字にルビを振っております。本当に特定の文字が使われていないか、探してみてください。
「『あい』を失った女」(https://www.alphapolis.co.jp/novel/572212123/802162130)内に掲載していた、「『とな』ー切れ」「『めも』を捨てる」「『らり』ーの終わり」に加え、新たに三話を書き下ろし、一つの作品として投稿し直しました。文字遊びがお好きな方、「『あい』を失った女」もぜひどうぞ。
※こちらは、小説家になろうにも投稿しております。
※扉絵は管澤捻様に描いて頂きました。
文字数 12,384
最終更新日 2018.06.07
登録日 2018.06.07
5歳の時、少女は皮膚むしり症を発症した。―自分の皮膚をむしることがやめられない。強迫性障害のひとつ。
ずっと「変な癖」だと信じ続けてきた彼女は、病名を知った時何を思うのか。
発症から自分の病を知るまでの成長物語です。
文字数 8,778
最終更新日 2022.05.05
登録日 2022.05.05
遠藤さくら 『彼に新しい彼女が出来ました。桜舞い散る季節に会いましょう。』
YouTubeも全ての面のお仕事から、わたしは開放される事になる。
でも、最後くらいはわたしで埋め尽くしたい独占欲。
散行く女の儚さよ。
桜満開の季節にさようなら。
泣かないと決めたから泣かないです。
彼は、わたしの写真を一度もあれから見ていません。
元々浮気性なので、これまでもわたし一人ではありませんでした。
いつも裏切られて、わたしは誰の為に働いているのか理由が分かりません。
小説サイトは、簡単には削除できなくなりました。
次の女の子が書く時は、どうするのでしょうか。
文学には全く精通していない子だったら、彼はどうするのでしょうか。
彼の生き甲斐は、きっととてもかわいいと思った子を傍に置いておきたい事。
だからわたしは不要になればその子と入れ替わる。
それが定め。
運命とは、定められたものであり、決まった定期順序に回りながら、
時々不規則な後退を繰り返すようなものなのかな。
クラッシックの運命は、激しい。しかし、人の運命とは異なり、
儚く淡い人生。今まで応援ありがとう御座いました。
敬具
文字数 470
最終更新日 2022.03.30
登録日 2022.03.30
内容はタイトルの通りです。幼いころに母に殺されかけて自己肯定感を失った男がある女と出会い家庭を持ち一人の父親になってゆく姿を描きます。以前某文芸誌新人賞に応募した作品で、なろうさんに先行して投稿したものを再度手を入れてUPします。
文字数 176,616
最終更新日 2022.02.06
登録日 2022.01.20
「これは私がVtuberだった頃の話です」
彼女は皆には私のようになって欲しくは無いと、語ります。
彼女はいかにしてVtuberになったのか? そして、いかにして引退したのか?
以前、Vtuberをしていた人物からの告白です。
9,500文字程度で終わります。
(この小説はフィクションです。実在の人物、Vtuber、企業、事件等との関係は一切ありません)
文字数 9,663
最終更新日 2021.10.09
登録日 2021.10.07
ドライビールのような関係性
そこにあるようで、手が届きそうな場所にいて
それでも手の届かないものがある。
「あっ」声が漏れた。
悲鳴のような、絶命の瞬間であった。
腕は痺れるかのようであり
それよりも、零れ落ちた
今の今まで握りしめていた
少年の力強い思いと助けて欲しい。
真剣な眼差しと、熱い鼓動が
私の心臓を鷲掴みにした。
今まで手を握りしめていた。
私の手からするすると小さな両手が零れ落ちた瞬間だった。
私は、悲嘆にくれ、絶望からか
オオカミの遠吠えのようなトロールが絶命寸前に叫ぶような
声を出して叫んでいた。
その夜、私は一人静かな場所にて
コテージを張り巡らした。
そして夜空の下で豆とトマトのスープをコトコト煮込む。
木のサジにて掬い、木の器に盛りつけたスープを
2杯用意した。そして向かい側に徐に一杯を置き
残った一杯を感謝の気持ちを込めていただいた。
人間とは薄情なものである。
あれから、2年が経過した。
2年も生きてしまっているのだ。
薄情で浅はかで他人に頼らず
そのくせ弱々しい自分を憎んで生きてきた。
その生き様が反映したかのように
顔つきは酷くなり、髭は伸び放題であった。
毎朝、河原へ行き顔を洗う度に
毎夜、河原で水を汲み、ドラム缶の風呂を沸かす度に
あの少年の笑い声が聞こえてきた気がする。
ふと、私は周囲を見わたし、幻影の中を彷徨い続ける
愛おしい、少年の顔を思い出す。
時々、私は大声で罪悪感のあまり叫び
自身の頭を岩場へと打ち付けた。
こんなことをしても何にもならないのは承知の上であった。
罪を償うためだったら、何でもしますと祈り
だがその祈り終えると同時に
私はその祈りを取り消す祈りをささげた。
自身の罪悪感を消す作用を果たす祈りは弱者のする行為であり
私のような罪人は許されてはならないという祈りからであった。
そして、私は、毎朝・毎昼・毎夜二人分の食事を用意し
一人静かに、食事を摂る。
人の罪悪感とは、何時になれば消えるのであろうか。
それなのに、昨日のことのように思い出す。
時々ではあるが、いや、ほとんど毎日のように
あの少年は、私の枕元に立つ。
それだけ、私を恨んでいるということなのか。
続きあります。
文字数 1,318
最終更新日 2021.06.27
登録日 2021.06.27
文字数 1,746
最終更新日 2021.06.17
登録日 2021.06.17
現代社会を取り巻く怠惰な老人を描く
あなたは乃木坂46の狂信者ではないことが確認されています。
以前に写真で試してみましたが、反応がありませんでした。
そして最後に一言。
どうしてそこまで乃木坂46のために頑張れるのですか?
たかがアイドルグループの一つですよね。
我々はそこが理解できません。
そのくせ、与田祐希と佐藤楓の感染は防げなかった。
あなた方のしていることがいかに無力な事か思い知ったはずですが。
現状乃木坂は死に目坂と言われている。
AKBが紅白落選を皮切りにマジで練習をしだした。
これは自他ともに認める乃木坂46も経験済みの話であった。
時代はこうしておそらくは巡るのであろう。
一寸先は闇ともいう。
私の予想が当たるかはさておき時代が正しければ来年は
AKB48が紅白で主役で歌い、乃木坂46は落ちるであろう。
文字数 845
最終更新日 2020.12.30
登録日 2020.12.30
文字数 7,170
最終更新日 2020.08.12
登録日 2020.08.12
一話完結のショートストーリーでお手軽に読むことができます。
以前にとある元テロリストのインタビューをもとに書かれた記事を読んだときに思ったことをまとめてみた小説で、私としては個人的にテロリストがテロを行う行動原理のようなものを感じ、それを今回のジャベドという名前の主人公に託してみました。
少し星新一やキノの旅など、短い話でメッセージ性がある話が好きな方はきっと気に入っていただけると思います。
文字数 3,384
最終更新日 2019.06.04
登録日 2019.06.04
一・火渡り 『十八夜』仏と人と祈りの世界・聖火の祈願祭。偶然ポスターを見て、さゆみは法泉寺というお寺へ行く。そこで年配の巫女に「おまえは百年にいちど選ばれし幸運な娘じゃ」と言われる。
二・母親代わり さゆみは母と弟の祐史の三人暮し。喘息の祐史が心配でたまらない。その日定時に帰宅した母と三人で久しぶりの団欒。ポン酢がないことに気付き祐史と駅前へ買い物に出かける。それなのに交差点を渡ろうとした瞬間、トラックが急ブレーキを踏み祐史の体が跳ね上がる。
三・加害者 その人がさゆみの家にやってきたのは祐史が事故に遭った日の深夜だった。北城さんは玄関タイルにひたいを押しつけた。けれど母は決して許さなかった。さゆみの脳裏には、まだはっきりと事故の有様が焼きついていた。
四・願いごと 数ヵ月が過ぎた頃、以前会った巫女がさゆみの家に来ていた。祖父母の墓が法泉寺にあるという。さゆみが「願いは本当に叶うのですか?」と訊くと「叶う」とはっきりと答える。十八夜のお祭りは八月の十八日にあるという。
五・納骨 さゆみは母と法泉寺へ納骨に向かった。骨壷のなかにいる父と祐史。突然草むらから北城さんが出て来る。手に野花を握りしめている。
六・野の花 あれから急に来なくなった北城さんがまた家に来て母と親しそうに話をしている。どうして母と? あれほど憎んでいたはずなのに。さゆみの心に母への疑念が生まれる。
七・赤ちゃん 北城さん夫婦が生まれたばかりの赤ちゃんを連れて祐史のお参りに来る。事故後こなくなったのは奥さんがお産をしたからだという。
八・祐史 命日にだけお参りに来ていた北城さんたちが、頻繁に来るようになる。けれどさゆみの憎しみはますます増大する。
九・誕生日 北城さん家族が手料理で、さゆみの誕生日をお祝いしてくれる。それなのにさゆみはひどい仕打ちをして赤ちゃんを傷つけてしまう。赤ちゃんの様子がどこかおかしい。目が見えない?
十・お地蔵様 母に誘われ早朝ジョギングに出る。
事故現場で北城さんが道路をタオルで何度も何度も拭いている。母は事故後、雨の日も風の日も毎朝道路を拭いている北城さんの姿を見て許す気持ちになったのだという。
十一・十八夜 「弟の祐史を生き返らせてほしい…」
火渡りの願いは決めていたはずだった。それなのにさゆみの心は揺れ動き始める。
文字数 35,798
最終更新日 2018.08.30
登録日 2018.08.30
文字数 2,333
最終更新日 2021.10.10
登録日 2021.10.10
【注意】
昔病み期に執筆した作品です。
内容はとても病んでます。
誤字脱字や文章を少し直しただけで、そのまま載せてます。
文字数 6,411
最終更新日 2021.04.28
登録日 2021.04.22
あることがきっかけでEDになってしまった夫、譲治。その夫に献身的に尽くす妻、紗和。ある日譲治は不思議な精神科医門倉と出会い、自分の病気を告白する。「一度クリニックへいらっしゃい。奥さんを連れて」。ところが治療は譲治に対してではなく紗和に対して行われることになった。「奥さんがあなたの病気を治すカギを握っている」と。紗和の治療の度に行われる、妻の「夜伽話」のお陰なのか、譲治は次第に妻の痴態や妻の手で性の機能を回復する。だが、どうしてもフィニッシュできない。妻の中で思いを遂げることができず、「中折れ」を繰り返してしまう。そのうちに妻が他人に抱かれる様を想像すると激しく勃起するようになるものの、妻の紗和が次第に門倉の「性戯」の虜になってゆくのではないかという疑念に苛まれてゆく。そうしてついにEDの原因になったある疑惑にたどりつくのだが・・・。
ノクターンノベルズさんに先行掲載中のものです。よろしくお付き合いください。
文字数 129,396
最終更新日 2021.01.03
登録日 2020.12.15
文字数 2,000
最終更新日 2021.06.04
登録日 2021.06.04
私は、昔から自然の中で過ごすのが大好きだった。大学生時代は、地方のキャンプ場によく行った。昔は、複数人でテントを張り、自然の中で過ごすことをキャンプと呼んだ。
なので、1人で過ごすのはキャンプとは呼ばれなかった。
それから、10年以上の月日が経ち、たまたま寄ったコンビニの雑誌に目が止まると1人で行うキャンプがかっこいい名前になっていた……
文字数 527
最終更新日 2022.05.21
登録日 2022.05.21