現代文学 切ない小説一覧
たくさんの事情を抱えて、人は生きていく。芙蓉の花が咲くのは一度ではなく、猛暑の夏も冷夏も、花の様子は違ってもやはり花開くのだ。
正しいとは言えない状況で出逢った男と女の、足掻きながら寄り添おうとするお話。
文字数 2,941
最終更新日 2021.01.19
登録日 2021.01.19
初彼に振られた蕾は傷心中。そんな蕾に母は一枚の写真を渡す。それを見つめているうちに蕾は終戦直前にタイムスリップしてしまった。
文字数 8,104
最終更新日 2020.07.27
登録日 2020.07.12
文字数 310,162
最終更新日 2019.07.17
登録日 2019.01.01
文字数 4,211
最終更新日 2021.01.15
登録日 2021.01.09
母親と自分たち兄妹を捨てて家を出た父親。たくさんの女と自由に生きた父親。
酒、ギャンブル、女、健太郎はそんな父親を憎んでさえいた。
そんな自分勝手な父親から、突然、携帯に電話がかかってくる。
「元気か?」「うん」「そうか、なら良かった。人生は楽しむためにあるからな、じゃあ元気でな」
それだけ言って、父親は電話を切った。
三日後、警察から電話が来る。「お父さんがお亡くなりになりました」 親子とは何かという物語です。
文字数 12,134
最終更新日 2020.12.23
登録日 2020.12.06
~あれから二十年…時は流れても、お婆ちゃんの心にはいつまでも生きている~
《あらすじ》
老人介護施設に入居してきた麻子は、サックスブルーの長い手編みのマフラーをぐるぐると首に巻いていた。
何とか麻子から取り上げようとするが、麻子は強く拒否して離さない。
それは亡くなった孫の形見の品だった。
*表紙はpicrewあまあま男子メーカー、背景は悦さんのフリー素材「沈丁花」を使用させていただきました。
*****
沈丁花サイドストーリー
沈丁花から20年近く時が経った頃の、蒼葉くんのことを一番理解していたお婆ちゃんの物語です。
文字数 6,610
最終更新日 2020.11.21
登録日 2020.11.18
〜母は理解不能のバケモノのような人だった…それでも心から愛していたよ〜
《あらすじ》
母親は子供を無条件に愛するものではないらしい。
気まぐれに可愛がったり嫌ったり、母は幼いオレには理解不能のバケモノだった。
そんなオレが独り立ちしていくかも知れない物語。
表紙はPicrew「のぞきこみメーカー」で作成しました。
本文中のイラストはPicrew「あまあま男子メーカー」「オーダーメイド少年」で作成しました。
***
「沈丁花」サイドストーリー。
「沈丁花」に当初は名前もない「先輩」としてワンシーン出るだけのはずが、名前「綾野健(あやのつよし)」を付けたら思いのほか出番が増え、気が付けば、物語の主要人物になってました(^◇^;)
再婚した母親から拒否されたと、つよし君が学校の屋上で語っていた話を元に書いた彼の幼少期の話です。
なので、「沈丁花」サイドストーリーですが、「沈丁花」とは全く別のお話です。
文字数 8,584
最終更新日 2020.11.17
登録日 2020.11.14
高校の時、気になる女子がいた。
ずっと話しかけようと思っていたけど、いつの間にか卒業の時が来てしまった。
頭の中で広げていた妄想も、現実になればどれだけいいだろうか。
文字数 1,276
最終更新日 2020.09.09
登録日 2020.09.09
■第一話『メロン』
「甘く魅惑的なメロンよ!」
ほのぼのとした風景。
■第二話『鏡』
鏡にまつわる、不思議な物語。
「娘よ、母の願いは……」
■第三話『スズメ』
“自由”を求めて立ち向かう
「私は傍観者」
文字数 12,886
最終更新日 2020.08.12
登録日 2020.07.28
文字数 11,948
最終更新日 2020.08.13
登録日 2020.07.22
違う世界線での話
そこでは差別もなく、争いもない。
『平和な世界』
皆考えが同じで、日々を過ごしていく、
素晴らしい世界。
機械と一部の人間に侵食され、進化すら操られている事も気付かずに。
文字数 5,238
最終更新日 2020.09.12
登録日 2020.06.21