現代文学 夫婦小説一覧
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件
小曲絵美は、夫·隆と相談し、息子·雅弘の幼稚園入園の為に住んでいたマンションを引き払い、義父と同居することとなった。
これまで年に数回しか来なかった義実家ではあるが、空いている部屋を自由に使ってもいいと銀二が言い、絵美はその内の一部屋を趣味の部屋に貰い受けた。
元々仕事人間だった隆は、同居をしてからというもの更に帰宅が遅くなったが、休日は家族と過ごす事が多くなった。そんなある日、隆は仕事で北海道へと出張に行った夜···。絵美は、酒に酔った銀二に襲われた。隣には、雅弘が眠っていたのに···。
ショックが抜けない絵美。でも、夫には言えず悩んでいた。
「お願い···。やめて···お義父さん···」
隆が、出張で居ない何度目かの夜、絵美は雅弘の前で···。
文字数 23,552
最終更新日 2019.12.16
登録日 2019.12.12
文字数 199
最終更新日 2021.01.20
登録日 2021.01.20
パリに暮らす初老の作家、一ノ瀬五郎と両親を亡くした鮎川アリスがパリのレストランで偶然出会い、親子ほども年の離れたふたりが共同生活を始めるが、そこに男女の関係はなかった。
五郎は自分の別れた娘をアリスに投影してしまう。
アリスは他界した母親がよく話してくれた、サモトラケのニケの女神像を見るためにパリを訪れたのだった。冬のパリを舞台に家族のようになっていく五郎とアリス。
余命いくばくもない五郎のためにアリスが取った行動とは?
文字数 49,517
最終更新日 2020.07.27
登録日 2020.06.28
土屋啓一と美月は、新婚1ヶ月の若夫婦。暫くは、二人だけのラブラブな新婚生活を楽しもうと思ってた矢先、啓一の母である都が体調を崩し床に伏せがちに。母ひとり子ひとりで育ってきた啓一は、身体の弱い母を心配して、美月に母親との同居を持ちかけるが···
文字数 73,527
最終更新日 2018.08.19
登録日 2018.08.15
織田大輔と恭子は、1年間の職場恋愛をし、結婚し半年がたった頃、恭子の妊娠が判明し急遽同居したものの、流産という悲しい結果に。以降、ふたりで子作りに励むもなかなか恵まれず、産婦人科を訪れた結果···
どうしても愛する夫の子供を願う妻と早く孫の顔が見たいと願う義母に懇願され、恥ずかしくも精子を提供した大輔だったが···。
文字数 4,204
最終更新日 2019.04.14
登録日 2019.04.14
どうしてこの人と結婚したんだろうー。夫と楽しくおしゃべりするなんてここ10年、いや、もっと前からないような気がする。夫が口を開くとしたら、私に対して文句や愚痴をいうだけ。言い返すと、さらに面倒なことになるから、もう黙っているのが一番。家ではそんな感じだけど、パートの仕事をしているときはイヤなことも忘れられるから、夫や自分の気持ちと向き合うこともなく、ずるずると、しなびたほうれん草のようなさえない日々を過ごしてきた。
ある日、そんな美沙子の目に留まった貼り紙「【終活の会】20~50代女性限定でメンバー募集中!これからのこと、夫婦のことみんなでおしゃべりしませんか?」が、美沙子の人生を少しずつ変えていくことに。
美沙子そして美沙子が出会う女性たちが悩んで、それでも前に進んでー。夫に負けず、延々と続く家事にも負けず、日々奮闘する女性に贈るストーリーです。
文字数 13,204
最終更新日 2021.01.10
登録日 2020.12.05
ある日、相沢純一郎は自分を捨てることを決める。
携帯も解約し、裁判官も辞め、家族からも愛人からも別れ、別人になる。
相沢は北陸の小さな漁村に移り住み、やきとり屋を始める。
知らない街で、知らない人たちとの関り合いの中で、相沢は人生の真実に気付いていく。
文字数 1,406
最終更新日 2020.11.27
登録日 2020.11.27
城ケ崎敏明は離婚し、2年前に美紗と再婚して平凡に暮らしていた。
そんなある日のこと、息子の優一から連絡が来る「お母さんが危篤なんです」と。
すぐに城ケ崎は別れた妻、紀子に会いに行く。最期に紀子は城ケ崎に感謝して旅立って行った。
息子の優一と娘の舞は城ケ崎を罵倒する「アンタのせいだ!」と。
失意のどん底に落ちる城ケ崎。
親子と夫婦、そして真実の愛とは何かというドラマです。
文字数 726
最終更新日 2020.09.15
登録日 2020.09.15
大学を出て、住宅メーカーの営業になって3年、皆藤健一はスランプに嵌っていた。
やってもやっても成績が伸びない。そこに訪れる3組のお客様たち。
それぞれにマイホームに夢と希望を持つ家族。何とか受注を上げたい皆藤。
果たして夢のスイートホームは完成するのだろうか?
家造りという人生を左右するイベントに真っ向から立ち向かう皆藤。
そんな家づくりを通して成長していく住宅営業マンの物語です。
文字数 17,922
最終更新日 2020.09.16
登録日 2020.09.05
8年前に不倫関係を清算した主人公の田所諒一は、ある日突然、付き合っていた直子の夫、宗像から電話を貰う。「直子を見舞ってやって下さい、妻はもう永くはありません」
田所の心は揺れる。辛い別れ方をしたからだった。
今すぐにでも飛んでいきたいが、その一方で彼女を看取ることで自分の気持ちが乱れ、封印していた直子への想いが再燃しそうで怖かった。
誰にでも起こりうる、不道徳な恋愛の形を考えてみました。
文字数 3,335
最終更新日 2020.08.09
登録日 2020.08.06
文字数 6,128
最終更新日 2020.08.05
登録日 2020.08.05
文字数 7,930
最終更新日 2019.12.08
登録日 2019.12.08
もし誰かを全面的に信用してしまったら、本音を吐露してしまったら、私はすべてを失ってしまうのではないか――。
【あらすじ】
主人公が退社後に銀座の高級クラブへ行って店を出て、帰路で独白するまでの私小説風短編。二万文字。
【登場人物】
私…松山徹(まつやまとおる)。呉服問屋の社長。
ワイフ…お嬢様育ちで脳天気。私と見合い結婚。
高校生の息子…挨拶以外、口を聞いてくれない。
中学生の娘…いまだに懐いてくれている。
ママ…高級クラブ『アール・ヌーヴォー』のオーナー。経営手腕がある。
要(かなめ)…私のお気に入りホステス。
香織…才色兼備の女子大生ホステス。
朱美…残念なヘルプホステス。
※この作品はアルファポリス、エブリスタ、ハーメルン、ピクシブで同時投稿しています。
文字数 21,797
最終更新日 2020.04.20
登録日 2019.07.08
文字数 4,933
最終更新日 2019.07.03
登録日 2019.07.03
文字数 4,110
最終更新日 2019.07.01
登録日 2019.07.01
「家政婦遠野静子」の続編(本作だけでも読めるように作成しています) 長田恭子の継母である多香子の視点を主に 「水の行方~長田恭子の秘密」で恭子の友達となった芦田智子、その兄友也の視点をプラスして繰り広げられる人々の愛の物語 舞台は東京から神戸へと移り変わります 夫との不仲がささやかれた長田多香子に残されたものとは、そして、その切ない過去は? そして、夫ヒルトマンは誰を愛していたのか? 前妻なのか、多香子なのか? 長田恭子と長田多香子の過去の接点は? 友也の初恋の行方は? 全てがこの作品で解き明かされます 前作「家政婦遠野静子の憂鬱」よりも深く掘り下げた作品となっています。
【シリーズ小説の時系列】
春 「遠野静子の憂鬱」
↓ ↓
夏「水を守る」
↓
秋「水の行方」
↓ ↓
冬「水をすくう」 「長田多香子の憂鬱」
文字数 51,894
最終更新日 2019.08.26
登録日 2019.06.04
結婚記念日は、二人の関係がマンネリにならないよう新たな一年をスタートさせるための日。
新たな一年を、もう一度新婚生活に戻して新鮮な気持ちになるための日。
彼の好きな料理、一番の得意料理を作りながら、手際が悪く遅くなってしまったことを詫びる紗世。
そう、結婚記念日は再出発の日、そして……
※このお話は「小説家になろう」にも公開しています。
文字数 2,078
最終更新日 2019.05.08
登録日 2019.05.08
キャシーに連れられてテムズ川のほとりを散策してしていた悠大は、美しい夕空を眺め、ふと50年前の出来事を思い出した。
文字数 3,886
最終更新日 2018.11.08
登録日 2018.11.08
文字数 80,116
最終更新日 2018.07.27
登録日 2018.06.27
文字数 1,956
最終更新日 2018.06.24
登録日 2018.06.24
「パンツ売ります」--小藪亜子は、お小遣いに毎月困っていた。バイト先によく来るお客さんに、ひょんな事を頼まれ秘密のアルバイトをしていく内に···
文字数 29,321
最終更新日 2018.03.03
登録日 2018.03.02
文字数 5,776
最終更新日 2018.02.25
登録日 2018.02.25
橋本雄介は、昔から『少女』に興味があった。愛くるしい眼差し、まだ幼さが残る身体付きに性的な魅力を感じていた。
でも、そんな事を言える訳もなく初めてその気持ちに気付いて十年がたち、大学時代に付き合っていた美幸と結婚し、一女を設け慣れない育児にアタフタしながらも美幸と共に育て、六年がたった。
夫婦仲も問題なく、日々仕事に励む雄介だったが、彼には誰にも言えない秘密があった。
娘?愛里が成長すると共に、雄介の中に抑えてきた「小児性愛」(ロリコン)が、徐々に芽を出してきて???
文字数 2,281
最終更新日 2017.09.12
登録日 2017.09.12
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