現代文学 恋愛小説一覧
たくさんの事情を抱えて、人は生きていく。芙蓉の花が咲くのは一度ではなく、猛暑の夏も冷夏も、花の様子は違ってもやはり花開くのだ。
正しいとは言えない状況で出逢った男と女の、足掻きながら寄り添おうとするお話。
文字数 56,844
最終更新日 2021.03.03
登録日 2021.01.19
大学で宇宙物理学を学び、NASAの研究員だった上田栄次は帰国し、実家の農業を継いでいた。
ある日、高校の親友、富田修一とその恋人、三浦涼子と三人で飲み会を開いた。
口には出せないが、栄次は涼子に好意を寄せていた。
まさか親友の彼女に想いを寄せるなど、言語道断だと栄次は涼子の恋心から目を背ける。
だが、涼子も同じ想いだった。
揺れるふたりの想い。栄次は友情と愛情の狭間で苦悩する。真実の愛の意味とは?
文字数 4,462
最終更新日 2021.03.03
登録日 2020.09.14
33歳、独身、日雇いフリーター、小説家志望。
ネット投稿サイトに需要も無い小説を勝手に供給する日々を過ごす主人公の晃。
ツイッター・ユーチューブ依存、過去への執着、相対的貧困に苛まれながらも過剰な自意識を燃料にして6畳の作業部屋で夢想する日々を送っていた。
全国的に猛烈な寒波に見舞われたある日。こたつもエアコンも無い作業部屋で布団にくるまりながらネット投稿用の小説を執筆していると一通のラインメッセージが晃に届いて・・・
クリスマスイブの夜に小説を公開するとツイッターで告知をした晃はその日の朝に執筆を始め、自分の揺れる想いをパソコンのキーボードに叩きつける。
どんなにダメな人間にだってクリスマスイブはやってくる。
とある嘘つきな作家志望が執筆する嘘少なめの私小説。
同タイトルのオリジナル楽曲「クリスマスイブの今夜は」も12月23日YouTube公開。
文字数 5,680
最終更新日 2020.12.24
登録日 2020.12.24
文字数 3,771
最終更新日 2021.02.24
登録日 2021.02.24
文字数 146
最終更新日 2021.02.22
登録日 2021.02.22
1人であることの幸福とそれ以外のことがらについての詩です。
自作小説のスピンオフ?みたいな感じですが、本編を読んでいなくても大丈夫です。
【ポンコツな私と面倒な夫達】のヒロインである「ユウナギ」の過去と心情を詩にしたものです。
文字数 1,271
最終更新日 2021.01.24
登録日 2021.01.11
遠い遠い昔の話だ。携帯電話の欠片もスマホのスの字も無いころである。
愛媛から大阪の大学に進んだ小野寺浩一が、高校三年生のころから文通を始めた優里との何の打算も装飾も無い恋愛関係に陥った。そして世の中の恋愛の殆どが実らないように、ふたりの関係も結果的には終わってしまうのだが、別れ際にある一つの約束を交わした。
それは遥かなる約束であった。
文字数 154,553
最終更新日 2020.07.08
登録日 2020.05.18
「だったら、最初から、欲しくなかったよ。」
鬱病で、アダルトチルドレンの大学生のお話です。
前半はカウンセリング形式の会話がメインとなっているので、わかり辛い点があるかもしれません。
恋愛や家族についても考えます。
作中で、いじめや、自殺や、ゴシップや、教師等に触れていて、
重たい内容だと思いますが、最後は前向きに終わっています。
登場人物が、非常に、少数な意見を言っていますが、
1人でも、このお話を受け入れて下さる方がいらっしゃったら、幸いです。
他作品の「僕が“僕”じゃなかったら」のスピンオフになっています。
※本作は、エブリスタ様、小説家になろう様、pixiv様にも投稿させて頂きます。
文字数 42,063
最終更新日 2020.02.19
登録日 2020.02.05
この小説は、暴風雨ガール~続・暴風雨ガールの続編です。
物語の概要は、上記のすでに公開済みの小説の内容紹介をそれぞれ参照願います。
主人公の岡田光一が尾行中に気づかれて捕まってしまった沢井真鈴との関係を主に、彼女の父捜しなどで関わっていった女性たちの、人生に於ける様々な苦悩を振り切って、翔ぶように生きていく姿を描く予定です。
文字数 93,343
最終更新日 2020.05.10
登録日 2019.12.22
……奈々香(ななか)?
君は、幸せだったかい?
彼は案山子(かかし)。畑に立つ案山子。自分が生きていると信じてくれた奈々香という少女と約束を守り続ける。暗く誰もいない場所で一人孤独に彼女との約束を必死で守り続ける。いつか、いつの日にか彼女が自分に会いに来てくれると信じて。
もし、
この世に神様がいるとして、なぜ神様は彼にこんなにも過酷な一生を贈ったのか?
その答えは笑顔に在る。
人は笑顔になれる為に様々な苦労を乗り越える。
その過程がどんなに艱難辛難に満ちていようと最後に笑えれば、それでいいのだ。
それを案山子が示してくれる。雄弁なる笑顔で。
そんな案山子と奈々香の話が厳かに幕を開ける。
最後までお付き合い頂ければ幸い。
文字数 78,791
最終更新日 2020.04.16
登録日 2019.11.18
内容は題名の通りですぅ。
文字数 3,979
最終更新日 2019.07.21
登録日 2019.07.21
文字数 195,169
最終更新日 2020.06.28
登録日 2019.07.20
影の薄い僕と、7人の個性的、異能力な美少女たちとの間に繰り広げられる恋物語。
影の薄い僕はある日透明化した。
それは勉強中や授業中だったり、またデート中だったり、いつも突然だった。
原因が何なのか・・透明化できるのは僕だけなのか?
そして、僕の姿が見える人間と、見えない人間がいることを知る。その中間・・僕の姿が半透明に見える人間も・・その理由は?
もう一人の透明化できる人間の悲しく、切ない秘密を知った時、僕は・・
文芸サークルに入部した僕は、三角関係・・七角関係へと・・恋物語の渦中に入っていく。
時々、透明化する少女。
時々、人の思念が見える少女。
時々、人格乖離する少女。
ラブコメ的要素もありますが、
回想シーン等では暗く、挫折、鬱屈した青春に、
圧倒的な初恋、重い愛が描かれます。
(登場人物)
鈴木道雄・・主人公の男子高校生(2年2組)
鈴木ナミ・・妹(中学2年生)
水沢純子・・教室の窓際に座る初恋の女の子
加藤ゆかり・・左横に座るスポーツ万能女子
速水沙織・・後ろの席に座る眼鏡の文学女子 文芸サークル部長
小清水沙希・・最後尾に座る女の子 文芸サークル部員
青山灯里・・文芸サークル部員、孤高の高校3年生
石上純子・・中学3年の時の女子生徒
池永かおり・・文芸サークルの顧問、マドンナ先生
「本山中学」
文字数 377,862
最終更新日 2021.02.22
登録日 2019.04.17
「助手は要りませんか?」
「家政婦の真似事なら他を当たってくれ」
断られるのは無理もない。無資格の学生の身分で一流技術者の門を叩いているのだから。そんな女子学生、冴島一希が目指すのは、内戦の遺物である不発弾の処理業者。命がけの職業であり、女性の前例がない世界だ。
「お前をただ働きの使いっ走りに任命する。感謝しろ」
最悪の第一印象をくつがえし、無愛想な男のもとで住み込み修業を始める一希。厳しくも親身な指導に必死に応えながら、性別や血筋に対する自身の偏見に気付き、自分一人で頑張ろうとする癖をも克服していく。
二年の時を経て、師弟の関係はより親密なものへと育ちつつあったが、二人には別れの時がやってくる。
ついに処理士となった一希は、特別危険な任務の最中に、思いがけず師匠と再会。重傷で意識が遠のく中、師匠の出生の秘密と本心を知ってしまい……。
二つの血をめぐる人間ドラマ。師弟の絆と淡い恋。そして、苦い嘘。
【ハッピーエンドです。】
【リアリティ、心理描写、没入感に定評あり。】
【小説家になろう、カクヨムにも掲載しています。】
【あさぎ かな様より、表紙画像を頂戴しました。ありがとうございます!】
文字数 188,420
最終更新日 2020.02.17
登録日 2019.03.30
文字数 310,162
最終更新日 2019.07.17
登録日 2019.01.01
警官に成り損ねた私立探偵「神崎隼人」が休暇中に出会った青年、「水谷祐介」の依頼を受け動き出す。自分自身の誇りを取り戻すため、復讐も込めた依頼に立ち上がるが次々と難問が増える。恋人の「神戸美雪」と共に祐介の父親「幸之助」の水谷グループに助けられながらも依頼と復讐に命を燃やす。
文字数 93,074
最終更新日 2017.12.27
登録日 2017.12.27
詠み人知らず、言わずと知れて。
作者は誰でもない。
誰も知らない。
生きていて当たり前の、
言わなくても分かるような当然のこと。
些細で何でもないようなこと。
でも、その一瞬に焦がれる情がある。
そんな、小さな物語。
文字数 110,455
最終更新日 2021.01.19
登録日 2017.07.31
8年前に不倫関係を清算した主人公の田所諒一は、ある日突然、付き合っていた直子の夫、宗像から電話を貰う。「直子を見舞ってやって下さい、妻はもう永くはありません」
田所の心は揺れる。辛い別れ方をしたからだった。
今すぐにでも飛んでいきたいが、その一方で彼女を看取ることで自分の気持ちが乱れ、封印していた直子への想いが再燃しそうで怖かった。
誰にでも起こりうる、不道徳な恋愛の形を考えてみました。
文字数 3,335
最終更新日 2020.08.09
登録日 2020.08.06
60歳から120歳のメンバーで構成されている恋愛指導のプロ集団「シルバー恋愛センター」 そこには様々な人生経験してきたご老人たちが、恋愛に悩む人たちの相談を受け、その悩みを解決するのが仕事だった。
そこには財務省の元官僚や、画家、ピアニスト、僧侶、スナックママにストリッパー、警察官にニセ医者、詐欺師にヤクザなどのスタッフがいた。
そんな中、元ヤクザ、西園寺達也72歳は22歳の西島凛花からロクデナシの彼氏についての相談を受けることになる。ジェネレーションギャップの中で交錯する互いの恋愛観。時代が変わっても人を好きになる感情は変わらないというお話しです。
文字数 1,936
最終更新日 2020.07.31
登録日 2020.07.31
高二の冬、男はオレにライフルの銃口を向けてこう言った。
「なあ、生きるってゆうのは死ぬことなのか?」
すべてはそこから始まった。
駅前のおはぎ屋屋台への意味不明な突然のダイブ、蜂蜜まみれのオレの前に現れた謎の女との逃避行、村上春樹、桃色クローバーZ、メキシコ革命、バチカン、マッカーサー、キリストの遺伝子、待ち受ける意外にスケールの大きな顛末と意外な結末とは。
スラップスティックに疾走する青春恋愛ハードコア暴力小説が紡ぐ、真実の命の物語り。
文字数 15,985
最終更新日 2020.06.29
登録日 2020.06.22