キャラ文芸 現代ファンタジー小説一覧
調理の専門学校を卒業した桃瀬菜々美は、料理しか取り柄のない、平凡で地味な21歳。
生まれる前に父を亡くし、保育士をしながらシングルで子育てをしてきた母と、東京でモデルをしている美しい妹がいる。
『甘味処夕さり』の面接を受けた菜々美は、和菓子の腕を美麗な店長の咲人に認められ、無事に採用になったのだが――。
結界に包まれた『甘味処夕さり』は、人界で暮らすあやかしたちの憩いの甘味堂で、和菓子を食べにくるあやかしたちの婚活サービスも引き受けているという。
戸惑いながらも菜々美は、『甘味処夕さり』に集まるあやかしたちと共に、前向きに彼らの恋愛相談と向き合っていくが……?
文字数 70,887
最終更新日 2021.01.22
登録日 2020.12.30
鬱蒼と茂った森の中にある神社。霊験あらたかなその場所の近くには、不思議な店があった。
昼間は人間が、夕方になるとあやかしや神々が遊びに来るその店は、なんでも出てくるところだった。
料理や駄菓子はもちろんのこと、雑貨や食器、鍋や文房具まである。そして食料も――。
中性的な面立ちでアルビノの店主と、一緒に同居している左目に傷を持つマスターと呼ばれる男、そして猫三匹。
二人と三匹をとりまく店は、今日もそこに佇んでいる。
もしもその店に入ることができたなら――その人生をやり直してみませんか?
一話完結型のオムニバス形式の話。
文字数 58,551
最終更新日 2021.01.03
登録日 2019.09.05
旧題:尾道神様のレストラン〜神様の料理人と探しモノ〜
「大事な思い出」を探す者だけが辿り着ける、広島・尾道の神社の中にある不思議なレストラン「招き猫」。
なんとそこは”神様と契約した一族”が営むレストランで、「魔法のメニュー」があるという――。
祖母の実家があった尾道に久しぶりに舞い戻ってきた野一色彩梅は、大学生になる直前の春休み、ひょんなことからそのレストランを訪れることになる。
人間でありながら神様でもある、若きイケメン店主の園山神威と実はあやかしな店員たち。そして訪れるお客様は人だけでなく、あやかしたちもだった!?
不思議な縁が織りなす、美味しい「探しもの」の旅をどうぞ。
※第3章で出てくる「千光寺の宝玉伝説」は実在する伝説です。なお、宝玉が海に沈んだ後からの話は私の創作になります。
あらかじめ、ご了承ください。
文字数 147,556
最終更新日 2021.01.21
登録日 2019.12.01
文字数 89,223
最終更新日 2021.01.22
登録日 2020.12.21
おばあちゃんの家には【別の世界からのお客さん】がやってくる不思議な庭がある。
いつかそのおもてなしをする事を夢見ていた《加賀美イオリ》だったが
その前におばあちゃんが亡くなり、家を取り壊そうと目論む叔母に狙われる羽目になってしまう。
悲しみに暮れるイオリの前に、何故か突然【お客さん】が現れたが
それは、黒いマントに黒い鎧、おまけに竜のツノを生やしたとても禍々しい様子の《騎士様》で……
穏やか少女と、苦労性黒騎士による、ほのぼの異文化交流お茶会ラブストーリー。
第4回キャラ文芸大賞にエントリー中です。面白いと感じましたら、是非応援のほどよろしくお願い致します。
文字数 132,444
最終更新日 2021.01.22
登録日 2020.12.17
平凡な女子高生、若下野 葵がある日突然征夷大将軍に!?
私立大江戸城学園を舞台に繰り広げられる、愛と欲望が渦巻くドタバタストーリー!
将軍と愉快な仲間たちが学園生活を大いに盛り上げる!
文字数 44,614
最終更新日 2021.01.23
登録日 2021.01.01
男に金をだまし取られた上に捨てられ、職もなくし、アパートも追い出された葵は、冬の繁華街をさまよううちにサラリーマンふうの美形の占い師に声をかけられる。
金もないし取り合わないつもりでいたが、彼のいう事が驚くほど当たる。これは本物と思い見料を払うが……。
実は彼の本業は占い師ではなく不動産屋!?
ぼろぼろの葵が住処と職を見つけ、時に恐怖におびえ、時に癒され街の片隅で逞しく生きていく話です。
文字数 33,332
最終更新日 2021.01.22
登録日 2020.12.30
怪異なる四人の噺家が紡ぐ
奇異なる物語。
龍神ダムで多発する行方不明者。 一番最初の行方不明者である「鏡いなり」は、 とある者達から「あかず」と呼ばれ、 恐れられ、 慕われる謎に包まれた少女であった。
「花は鳥と踊り風吹き月に沈む」
古の巫女が紡いだ言霊。 巫女に絶対的な忠誠を誓う怪異なる噺家達。
怪異なる噺家は、 鏡いなりを「次なるあかず」と呼び、 人が都市伝説として創り上げた異界の深淵に閉じ込めた。
次なるあかずを救う宿命を持つ青年、 獅童千里は、鏡いなりの軌跡を辿りながら、 古の巫女…… あかずの真意に迫る。
怪異噺あかず
文字数 28,798
最終更新日 2021.01.22
登録日 2021.01.03
若くして死んだロックミュージシャンの神永マコトは、糸魂(いとだま)という存在になりエレキギターを乗物にしている。糸魂に口はないが、思念の糸で他の糸魂と会話をしたり、人々に影響を与えることができる。マコトの乗るギターを購入したのは、熊本から上京しプロミュージシャンを目指している宮田明日子(みやたあすこ)だった。明日子は場面かんもく症(状況によって話せなくなる症状)を抱えている。そんな明日子に大きなチャンスが訪れる。歴史あるオーディションの最終候補者に選ばれたのだ。マコトは明日子にインスピレーションを与え、明日子は新曲を完成させる。ライブ形式で行われる最終審査は、マコトも憧れる渋谷公会堂で行われるという。明日子やマコトの未来は如何に?
文字数 120,609
最終更新日 2020.12.30
登録日 2020.12.30
【使わしめ】
それは神様の化身、または聖なるメッセンジャーか。はたまた呪術師の使役する鬼か?
"影"の存在である彼らは日常に溶け込み、私達の生活に人知れず紛れ込んでいるかもしれない―。
「視点」を変えればUMAや神使や人ならざる者がいる?
S玉県の山奥にある越久夜町(おくやまち)に住む女子大生の辰美(たつみ)は人ならざる者が見える目を持っていた。そんな辰美の住む町は徐々に様相を変え、辰美を巻き込んでいく。
町の神域を破壊する悪い魔法使いははたして悪なのか?正義なのか?
喋るカラスや町を守るタヌキたち、神使たち-人ならざる者たちの思惑の行方は?
本編主人公の童子式神の視点から離れた、また別の視点の話。
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漫画やイラストで現在創作中の『そんじょそこらの使わしめ』のスピンオフ小説です。
※pixivと小説家になろうにも投稿しています。
文字数 44,248
最終更新日 2021.01.22
登録日 2021.01.15
鬼屋敷龍二は、国家最強クラスの陰陽師を母に持ち、そうなろうと努力していた。
しかし彼に才能はなく、ついに諦めてしまう。
だがあるとき、突然母が死に、謎の妖刀が龍二へ託された。
妖に襲われ、危機に陥った幼馴染を救うため、龍二は刀を抜く。
「――来いよ、クズ」
異様な姿へと変貌する龍二。
全身を駆け巡る血は熱く、思考は冴えわたる。
ついに、強大な封印は解かれた――
半妖が陰陽師となり、百鬼夜行をも従える、熱血! 和風バトルファンタジー開幕!
※1/7 キャラ文芸ランキング14位を記録
※本作は、小説家になろう様、エブリスタ様でも連載しております。
文字数 108,082
最終更新日 2021.01.17
登録日 2020.12.27
仏頂面イケメン上司や可愛いケルベロスの子犬とともに、あやかしの事件解決
「あやかし」に取り憑かれたことで「あやかし」が視えるようになってしまったアラサー女子の蛍が、ちょっと訳ありの仏頂面イケメン上司とともに、海外からやってきた「あやかし」たちの巻き起こす事件を解決していく物語。
蛍に取り憑いているのは、ケルベロスの子犬・コロ。モフモフしていて可愛いワンコ。まだ首も一本しかない。
上司の神崎に取り憑いているのは、気まぐれな狐のユルグ。アフリカ生まれのくせにイナリ寿司が大好物。
そんな二人と二匹が巻き起こす、ハートフルストーリー。
文字数 160,256
最終更新日 2020.12.21
登録日 2019.12.19
恋人の浮気現場に遭遇した朝日ゆうひは身ひとつで家を飛び出した。
途方に暮れ公園のベンチで恋人と浮気相手が家を出るのを待っていると背の高い異国の老紳士が「こんな時間にお嬢さんおひとりでは危険ですよ。この辺りは、吸血鬼が出ますからね」と流暢な日本で声をかけてくる。
自分に自信がない臆病で気弱なユウヒは、1か月前に奥さんを亡くした老紳士の家で住み込みの家政婦をすることとなる。
一方、ユウヒを追い出した恋人は、ユウヒが泣いて謝ってくると思ったのに何の連絡も寄越さない。部屋に虫がわくのも、汚れたシャツしかなくなっていくのも、全部ユウヒの所為だと恨んでいく……。
文字数 18,894
最終更新日 2021.01.06
登録日 2020.12.01
文字数 19,631
最終更新日 2020.01.31
登録日 2019.12.29
この物語は、とある田舎町に蠢く妖怪たちに闘いを挑んだ、ひとりの熱血番長の記録である。妖怪たちから見れば無力であるはずの人間の少年が、僅かな期間で名だたる妖怪たちをシメてしまった奇跡を通じ、その原動力となった愛と勇気と友情とを、あます所なく小説化したものである──
※念のためですが、作品内に登場する人名や地名や組織は、全て架空のものです。
文字数 100,005
最終更新日 2021.01.16
登録日 2020.09.25
チビデブの「僕」は妙に押しの強い先輩に気に入られている。何もかも完璧な彼女に引け目を感じつつ、好きな映画や漫画の話が出来る日々を気に入っていたが、唐突に彼女が「君が好きだ」と告白してきた。「なんで僕なんかと?」と引いてしまう「僕」だが、先輩はグイグイと押してくる。オマケに自分が「女神」だと言い出した。そして始まるドタバタの日々だったが、ある日唐突にそれは終わる。
僕は生まれ変わり彼女の「牙」になる……のか?
それとも、イチャイチャバカップルな日々になるのか?
文字数 37,946
最終更新日 2021.01.06
登録日 2020.11.15
※キャラ文芸大賞期間中は2日置き、奇数日に20時〜23時更新を予定。日付を過ぎてしまった場合は、翌日8時に投稿します。
※「旧」は初期稿です。一部の設定が異なります。どのように設定が変わったのか、変化を楽しんでください。
鈍感で能天気な高校生、「贄原陽斗(にえはら はると)」は妖怪を見、妖怪を引きつける体質。そんな彼の元へ、3匹の鬼達が集う。
人間を守ると誓った鬼、「蒼劔(ソウケン)」。
己の命のために人間を利用する鬼、「黒縄(コクジョー)」。
黒縄に忠誠を誓う心優しき鬼、「朱羅(シュラ)」。
タイトルからハブられているKY情報屋妖怪、「五代(ごだい)」も加わり、妖怪によって引き合わされた1人と3匹はそれぞれの望みを叶えるため、結託する……。
(1章 あらすじ)
「贄原陽斗(にえはらはると)」は日常的に妖怪や霊が見える体質の男子高校生。しかし本人はそれらが人外だとは全く気づいていなかった。
学校からの帰り道、陽斗は人間を餌に妖怪をおびき出し、妖力を集めている鬼、「黒縄(こくじょう)」と「朱羅(しゅら)」に拉致され、「映える心霊スポット」と呼ばれている廃工場へ監禁される。そこには訪れた人々を喰らう、恐ろしい妖怪が住み着いていた!
絶対絶命の陽斗の前に舞い降りたのは、青きツノを持つ鬼「蒼劔(そうけん)」だった……!
文字数 637,078
最終更新日 2021.01.21
登録日 2018.04.06
『美詞(みこと)、あんた失業中だから暇でしょう? しばらく田舎のおばあちゃん家に行ってくれない?』
◆突然の母からの連絡は、亡き祖母のお願い事を果たす為だった。その願いとは『庭の祠のお狐様を、ひと月ご所望のごはんでもてなしてほしい』というもの。そして早速、山奥のお屋敷へ向かった美詞の前に現れたのは、真っ白い平安時代のような装束を着た――銀髪狐耳の男!?
◆彼の名は銀(しろがね)『家護りの妖狐』である彼は、十年に一度『世話人』から食事をいただき力を回復・補充させるのだという。今回の『世話人』は美詞。
しかし世話人は、百年に一度だけ『お狐様の嫁』となる習わしで、美詞はその百年目の世話人だった。嫁は望まないと言う銀だったが、どれだけ美味しい食事を作っても力が回復しない。逆に衰えるばかり。
そして美詞は決意する。ひと月の間だけの、期間限定の嫁入りを――。
◆三百年生きたお狐様と、妖狐見習いの子狐たち。それに竈神や台所用品の付喪神たちと、美味しいごはんを作って過ごす、賑やかで優しいひと月のお話。
◆10/1連載再開・毎日更新10/4完結予定 *なろう、エブリスタにも投稿してます*タイトル少し変更しました
文字数 50,777
最終更新日 2020.10.04
登録日 2019.12.31
霊能者の仕事は、何も除霊ばかりではない。
最近では死者の霊を呼び出して、生前にネット上で使っていたパスワードを聞き出すなどの地味な仕事が多い。
そういう仕事は、霊能者協会を通じて登録霊能者のところへ割り振られている。
高校生霊能者の社(やしろ) 優樹(まさき)のところに今回来た仕事は、植物状態になっている爺さんの生霊を呼び出して、証券会社のログインパスワードを聞き出す事だった。
簡単な仕事のように思えたが、爺さんはなかなかパスワードを教えてくれない。どうやら、前日に別の霊能者が来て、爺さんを怒らせるようなことをしてしまったらしい。
優樹は、爺さんをなんとか宥めてようとするのだが……
(この作品は小説家になろうにも投稿してます)
文字数 161,617
最終更新日 2021.01.23
登録日 2017.11.30
【2021/1/18 ストーリーとキャラ追加しました】
~出逢いで世界の色は変化する~
彩は異形のモノや人が纏うオーラを視ることができる……視たいと望んだわけでもないのに……。
そんな彼女は今いる”世界に絶望していた”
唯一の家族である父親に捨てられ、会ったこともない母方の祖父母の家に引っ越すこととなる。
引っ越し先で、彩と同じ異形のモノがみえる葉や妖たちとの新しい出逢いで彩の”世界の色”が変わっていく。
※現状は短編として投稿しますが、長編として続編を執筆予定です。
※挿し絵有
★キャラクター紹介★
ー人間ー
彩(彩羽/いろは):妖モノがみえる女の子。魂色(心の世界)の色を変化させる能力の持ち主。
葉(言葉/ことは):妖モノがみえる男の子。言葉(大量の妖力を使用)という言霊を使い、攻撃をしたり契約した妖を呼んだりすることが出来る能力の持ち主。
絵(別名秘密):妖モノがみえる小学生の男の子。葉の友達。常にヘッドホンをしている。能力は秘密。
衣(羽衣/うい):彩の母親。妖モノがみえる。魂色(心の世界)の色を吸収して変化させたり、魂色に色を上塗りをして相手の心を破壊をする能力の持ち主。
咲(別名秘密):彩の祖母。昔妖モノがみえた。
正雄:彩の祖父。
ー妖モノー
金平糖(化狐):葉と常に一緒にいる狐。
ワンタン(犬神):葉と常に一緒にいる犬。
リン(種族秘密/本当の名前は竜胆):蝶々の妖。幻の妖モノの種族。治癒能力を使える。
大福(化猫):彩の祖父母の家で飼われている猫。
タルト(化狸):だいたい絵の双子のふりをしている。絵といつも一緒にいる。
バニラアイス(雪女/ユキ):悲しい過去がある。
メロンクリームソーダ(河童):クッキーが好き。御供物を盗む癖がある。
天邪鬼:葉と契約を結んでいる鬼。戦闘時には日本刀の姿となる。
文字数 23,456
最終更新日 2021.01.20
登録日 2020.12.12
「くさいよね」「自分で気がつかないの?」そんな同僚たちの囁き声が聞こえる――百合は原因不明の悪臭に悩まされていた。
社内で肩身が狭くなっていた矢先、早退した百合が足の向くまま歩いた先は神社。
百合はそこでひとりの男と出会った。
異様に整った顔立ちの彼は、百合や勤め先の上司のことを知っているようで――。
彼と出会ってから百合の周囲が変化していく。
怪異が回収され、化けもの屋敷に足を踏み入れる。
――道の影や裏で異界と交じり合った、とある町でのお話。
エブリスタさまでも公開しております。
●イラストはみさわりょうさま、素敵なイラストありがとうございます!
●ロゴの素材はILLUST BOX K-factoryさま、和柄の背景素材さまにてお借りしました。ありがとうございました。
文字数 109,698
最終更新日 2021.01.13
登録日 2020.12.11
神様の学校 八百万ご指南いたします
レンタル有り☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:
八百万《かみさま》の学校。
ひょんなことから神様の依頼を受けてしまった翔平《しょうへい》。
1代おきに神様の御用を聞いている家系と知らされるも、子どもの姿の神様にこき使われ、学校の先生になれと言われしまう。
来る生徒はどんな生徒か知らされていない翔平の授業が始まる。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:
※表紙の無断使用は固くお断りしていただいております。
文字数 262,708
最終更新日 2020.09.25
登録日 2018.11.07
私は人の頭上に漫画の吹き出しのようなものが視えてしまう。
きっかけは恩師と食事をしたときだった。
それはまるでスクリーンに映し出された映画のように物語を紡いだ。
それからも度々それは現われた。そして、ある日気付いた。
吹き出しは思い入れのある食べ物を口にしている人の頭上に現われるのだと。
だが、その不思議な力は私を貶めるだけで何の役にも立たなかった。
――そう、あの日までは……。
文字数 106,510
最終更新日 2019.01.20
登録日 2018.11.01
【元捨て子とワケあり神様の関西を舞台にした和食のお話】
関西のとある田舎町に住み、料理屋でアルバイトをしている高良みやこは元捨て子。
幼い頃にわけあって人間界に住む四人の神様に拾われ、愛情たっぷりに育ててもらった。みやこは彼らの過去を知らないものの、それでも慕っていた。
だが、ある日料理屋に詩乃という女性がやってくる。彼女はみやこを育てた神様たちの元上司だと言い、とあることを持ちかけてきた。
それは――神様のために料理屋を開き彼らのために料理を作るということ。
そして、みやこの料理が一定の評価を得られれば――みやこを育ててくれた神様を元の居場所に戻してくれるという。
それを聞いたみやこは、すぐに頷いた。これが、自分にできる唯一の恩返しだと思って――……。
とある禁忌を犯し、神様の国を追放された四人の神様と、元捨て子の女の子が開く神様のための和の料理屋のお話。
※表紙はフリー素材をお借りしております。
文字数 5,337
最終更新日 2020.11.20
登録日 2020.11.18
下宿屋 東風荘4
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..
大きくなった下宿に総勢20人の高校生と大学生が入ることになり、それを手伝いながら夜間の学校に通うようになった雪翔。
天狐の義父に社狐の継母、叔父の社狐の那智に祖父母の溺愛を受け、どんどん甘やかされていくがついに反抗期____!?
ほのぼの美味しいファンタジー。
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..
表紙・挿絵:深月くるみ様
イラストの無断転用は固くお断りさせて頂いております。
☆マークの話は挿絵入りです。
文字数 152,055
最終更新日 2019.02.05
登録日 2019.01.16