ライト文芸 猫小説一覧
猫人間のモモ子は魚料理が大得意。ほっこりした日常を描くレシピ小説です。
香織(32歳)はモモ子と一軒家で同居している。モモ子は、二足歩行で言葉を喋る、人間と同じくらいの大きさの猫だ。猫だけに、いつもぐうたらと怠けているモモ子だが、魚が好きで、魚料理が大得意。魚料理は下ごしらえなどが面倒なので、怠け者のモモ子は手間のかからない、お手軽だけど絶品な魚料理のレシピを次々と披露する。そのレシピは、普段料理をしない人でも簡単にできてしまうようなものばかり。同じく同居人の誠也(22歳)と共に、仕事や恋に悩みながらも、香織はモモ子の魚料理を堪能していく。
文字数 70,046
最終更新日 2024.04.01
登録日 2024.04.01
春から大学に通うことになった鈴音の下宿先にと、従姉妹の美沙恵から紹介された「しゃんけ荘」。
坂の上にあるアパートは毎日の通学にはちょっと大変。大好きな美佐恵ちゃんのお勧めでもちょっと躊躇ってしまう。管理人さんは若い男の人だけど優しそうだし料理も上手だけど……
「橘さんがウチを下宿先に決めていただけたので花子も喜んでましたよ」
「「え!?」」
いつの間にそんな話になってるの??検討するんじゃなかったけ?
抜け目ない管理人に丸め込まれて鈴音のひとり暮らしが始まった。
よく気のつく人懐っこい男子高生やキレイな美容師のお姉さん、女嫌いのイケメンサラリーマン、シェパードの花子とノラネコのノラ等。
愉快な住人がおりなすほのぼのストーリーを章ごとにそれぞれの視点でおおくりします。
文字数 81,191
最終更新日 2020.05.29
登録日 2019.06.11
海辺の町を舞台に
前世からの相手がいる人を好きになってしまった不思議な恋の話
窓を開け、猫男の部屋の窓の方を見てみた。灯りが灯っているのが見える。
ポツンポツンと星がまたたいている。
宇宙に吸い込まれる気がした。販売の疲れも薄れる。
明日は、仕事休み、お金が無いけどこの辺を探検しようかと瑠子は思った。散策をあえて探検と思いたいと思った。散策よりずっと面白そうな響きだから。
そして、あの嫌な家から脱出出来ただけで、世界は素晴らしい気がした。
そうだ探検してそれから海へ行こう。
(呼んでいる声がする第1章その2より
文字数 73,039
最終更新日 2023.11.07
登録日 2019.08.24
猫アレルギー持ちの父さんをどう説得するか、それが君を家族に迎えるにあたって最初にぶつかった最大の問題だった。
とある雨の日の帰り道、電信柱の下で僕と君は出逢った。
僕はまるで黒猫に託されるようにして君を預かる事になった。
3日が経ち、すでに情が移ってしまった僕は君と離れるのが辛くなっていた。
だが、君を家族に迎えるにはどうしても避けては通れない問題があった。それは動物が大好きだけど猫アレルギー持ちの父さん。
結局は君の寝顔に一目惚れした父さんがアレルギー症状を我慢して君を家族に迎えることになった。もちろん君と父さんの相性の良さがあってこその判断だったのだけれど。
それに、先住犬の柴丸も快く君を迎えてくれた。
ものすごい早さで成長する君に戸惑いながらも、何だか僕は親になったような気がして毎日嬉しくもあった。
君を眺めていると、あっという間に時は流れいつの間にか1年が過ぎた。
君は立派な大人になった。
僕達は大喜びで毎日、君の成長ぶりを語り合った。
それから少しして、愛犬の柴丸が永眠した。
家族が塞ぎ込む中、君だけはいつもと変わらぬように振る舞っていた。
でも、柴丸のお気に入りのクッションの上から動かない君を見て、1番寂しいって思っているは君だって分かった。
君は柴丸のことを実の兄のように慕っていたのだから。
それから10年という時が過ぎた頃、君は僕達の前から姿を消した。
君と出逢った時のような雨の夜に、誰もいない公園で再び君と出逢った。
そして君は生命の火で温め護った黒い仔猫を僕に託すと、夜の闇の中へと消えていった。
あれから君は帰ってこないけど、君に託された仔猫と僕達の新たな生活が始まろうとしていた。
別れはいつも辛いけど、君達と過ごす幸せな毎日の時間が僕は本当に大切だと思う。
その出会いが僕と君の物語の始まりだった。
文字数 19,493
最終更新日 2023.07.02
登録日 2023.06.29
文字数 73,194
最終更新日 2019.04.06
登録日 2018.03.30
親がどちらも猫好きで、仕事も猫関係のものだし、家にも猫だらけ、そんな生活が嫌になった猫賀未時矢が親元を離れ1人暮らしを始めた。ある日、道端にいた猫を助けたら猫恩返しに!?
時矢と猫、繰り広げられる波乱万丈生活
文字数 4,223
最終更新日 2019.03.21
登録日 2017.11.29
文字数 6,367
最終更新日 2019.04.19
登録日 2019.04.15
猫のハルは飼い主である陸のことが大好き。
ある日、陸が帰宅すると落ち込んでいたのだが、その理由が好きな子を映画に誘えなかったから。
翌日猫の集会でハルは猫友達にそのことを話せば、みんなで励まそうぜ!となる。
猫の集会に陸を招いたハル達の元へ、猫友達である寅之助がとある少女を連れてきて…
文字数 5,252
最終更新日 2018.08.26
登録日 2018.07.28
文字数 3,491
最終更新日 2021.08.04
登録日 2021.08.04
世界から猫が消えた。
猫という動物は概念になり、猫植物や猫石や猫星になった。
こんな世界になって出会った一匹の星と俺の話。
カクヨムとノベルアップに投稿しています。
文字数 788
最終更新日 2023.03.08
登録日 2023.03.08
病気で死んでしまったママを悪魔の儀式で生き返らせようとする麻衣ちゃんは、オモチャの包丁を持って、イケニエの調達の為にに学校の裏の空き地へとやってきます。
そこで見つけた足の悪い子猫をイケニエにしようとしますが…
文字数 5,433
最終更新日 2023.12.31
登録日 2023.12.31
文字数 2,592
最終更新日 2018.03.24
登録日 2018.03.24
猫カフェ『森の猫さま』は今日もお客様に癒しの時間を楽しんで頂いて女子高生店長?北代舞華も日々充実していると思っていた。ただ時折舞い込むトラブルや事件、訳ありなカフェスタッフや猫たちを巻き込んでドタバタ奮闘劇に最初にこの猫カフェを始めた理由を思い返すのも屡々、『なんでこうなったの?』が最近の口癖になりつつある。猫たちと幸せになれる猫カフェ『森の猫さま』今日も開店です。
このカフェの経営に出資協力だけでなく息抜きになるからとたまにスタッフとして手伝ってくれる幼馴染の山王院華はとある財団の後継者、舞華の双子の兄の舞斗とは王道の幼馴染あるあるをコンプリートする事に努力するも余り成果が得られない事に陰日向に応援している。
開店準備のスタッフ募集に一番で募集してくれた後輩の足立まみは結構人気コスプレイヤーで必要ないのに猫耳メイドコスで接客する痛い子ちゃんだ、脳内では舞華と華の百合百合な関係にアルバイト代はいりませんとか?
リアル猫耳メイドのふうなは化け猫娘?、舞華が生まれる前から北代家にいた三毛猫さんで面白そうだから手伝うらしい、耳と尻尾は自前デス。カフェの猫たちとは何処のキャットフードが美味しいか情報交換しているニャ。
滝井ひなたは大の猫好きだけど、母が病死して父の実家に引き取られた手前、猫を飼いたいとは言えず、しかも番犬にクマ殺しの異名を持つ大型犬がいるならなおさら、せめてバイト先で猫と戯れたいとスタッフ募集した、のちにクマ殺し犬の異名は誤解で捨て猫を保護して育て始める優しいワンちゃんだと分かり、家でもバイト先でも猫リア充となる。
法律上と言うか、名義上の責任者で店長の北代建一は舞斗、舞華の父で名義貸しの条件に隠し事なく困っている時は相談する事など、スタッフの娘たちのお父さん的存在、ほぼ毎日来店している。舞華たちの弟で小学生の優斗や華の妹で二葉、友人の娘で訳あって北代家で暮らしてる優斗と同じ歳のリリス・アーガマ、北代家の猫たち数匹と犬二匹で残りの余生は静かに過ごすを心掛けているがどうやら思い通りにはいかないようだ。
舞華たちが幼い頃、山王院華の執事兼ボディーガードを頼まれた時に事故に遭い右足を負傷、以後杖を使用している。滝井ひなたの父とは旧知の中で時々仕事を手伝っていて、華の執事もその一つ、誰か敵か分からない御屋敷よりも下町な一般家庭が子供にとって良いと華と二葉を自宅に連れて来た、これがきっかけで舞華たちと幼馴染となる。
北代家が猫好き一家である事はご近所でも評判で子猫の里親探しや良い獣医さんの情報などの相談など受けることが多いがその反面、家の庭に子猫を捨て去る不心得者もいた。この辺りが舞華が猫カフェを始めた理由があるかも?実は保護活動をしているボランティア団体からはこの地区はかつて捨て猫のメッカと呼ばれていた野良猫天国だった。
文字数 168,615
最終更新日 2021.12.22
登録日 2021.08.03
文字数 6,179
最終更新日 2021.06.19
登録日 2021.02.10
文字数 7,260
最終更新日 2018.06.14
登録日 2018.06.14
部活で書きました。
出し合ったお題を使って小説を書くという活動で書きました。
お題は
スフィンクス
とみせかけて
egg
です。
文字数 3,159
最終更新日 2021.03.04
登録日 2021.03.04
この世界の住人を無残にも轢き殺し、
哀れな犠牲者の魂を異世界へと送り届ける鉄の方舟。
——通称・転生トラック
これは、その転生トラックの運転を生業とする、ある青年の物語。
文字数 6,583
最終更新日 2020.02.23
登録日 2020.02.23
①【髪と失恋】とある女の子が、自分の恋を終わらせようとするお話。
全4話、全部で6000文字(2022/3/3完結)
②【人生に猫は必要か】何かに依存して生きる主人公が、猫をきっかけに自分を見つめ直すお話
全4話、約4000文字くらい(2022/3/17完結)
③【ゴミな私の生きる価値】自己評価が「ゴミ」な少女が、生きる価値を見つける話。※主人公が虐待を受けているような描写があるので、苦手な人は避けてください。
全4話、約5000文字くらい(2022/4/21完結)
④桜並木に春色の妖精
とある悩みを抱えた主人公が、明け方の散歩中に出会った"お姉さん"との交流を通じて、それを解決していくお話。
※全部一章完結。
※この話は、「小説家になろう」「カクヨム」でも同時掲載しています。
文字数 34,109
最終更新日 2023.04.17
登録日 2022.02.28
一人暮らしの女の子とツンデレな猫の、世界最後の日。
世界の終わりシリーズ第一弾!
文字数 3,216
最終更新日 2021.08.12
登録日 2021.08.12
天国へ行く列車が出る駅。そこで駅員として働く元亡者で極卒の金魚海羽は切符切りをしていた。
そこに浮かない顔のおばあさんがやってくる。笑顔で通過していく亡者の中で、彼女は列車に乗ろうとしない。海羽は彼女に事情を聴くことにした。
文字数 10,496
最終更新日 2018.03.13
登録日 2018.03.13
閃光が、走る……
見馴れた風景から一変。世界は、日常は、破壊された……
首都圏高校に通う2年生水空勇磨は通学途中、天を焦がす眩い光を最後に、意識を失う。
「ーきろ……起きろ!」
おでこを何かが連打する感触と、年老いた声に、勇磨が目覚める。
「短足の猫が、しゃべっている……」
勇磨は呟くと、再び意識を手放した。
閃光により崩壊した世界。天使と悪魔、神々と人間、そして猫。勇磨は仲間たちと協力して、バラバラになったワールドを再び繋ぎ合わせ、日常を取り戻す戦いに、身を投じる……
文字数 6,758
最終更新日 2021.07.31
登録日 2021.07.30
初めて最後まで書いた小説です。
雨の中、初対面の僕に、全面的に懐いて来た猫がいて、それにヒントを得て作りました。
連れて帰りたかったけれど、ペット禁止のマンションだし、一人暮らしで独りぼっちにさせる時間が多いから、ごめんねと言って、離れて歩きました。
そこで、ついて来ずに、聞き分けよく座ってこちらを見ていた猫を見て、きっとこんな経験をたくさんしていて、慣れているのだろうと思い、かわいそうなような、少し違うような、不思議な気持ちになりました。
よろしければ読んでください。
文字数 25,081
最終更新日 2023.01.14
登録日 2023.01.10
文字数 55,372
最終更新日 2021.11.25
登録日 2021.11.25
文字数 3,695
最終更新日 2019.04.18
登録日 2019.04.18
野良ネコのミーヤは飼いイヌのくせに良く脱走するタロウとよく遊んでいた。そんなある日、夕焼けに黄昏ているタロウがなかなか帰ろうとしないので、尋ねてみると、「オレ・・・帰るとこないねん」と呟いた。
文字数 6,373
最終更新日 2022.02.15
登録日 2022.02.14
文字数 31,992
最終更新日 2021.05.19
登録日 2021.04.30
紫陽花が咲き始める頃、笹井絽薫のクラスにひとりの転校生がやってきた。名前は葵百彩、一目惚れをした。
嫉妬したり、キュンキュンしたり、切なくなったり、目一杯な片思いをしていた。
ある日、百彩が同じ部活に入りたいといい、思わぬところでふたりの恋が加速していく。
大会の合宿だったり、夏祭りに、誕生日会、一緒に過ごす時間が、二人の距離を縮めていく。
そんな中、絽薫は思い出せないというか、なんだかおかしな感覚があった。フラッシュバックとでも言えばいいのか、毎回、同じような光景が突然目の前に広がる。
なんだろうと、考えれば考えるほど答えが遠くなっていく。
夏の終わりも近づいてきたある日の夕方、絽薫と百彩が二人でコンビニで買い物をした帰り道、公園へ寄ろうと入り口を通った瞬間、またフラッシュバックが起きた。
ただいつもと違うのは、その中に百彩がいた。
高校二年の夏、たしかにあった恋模様、それは現実だったのか、夢だったのか……。
純白の心に人は何を描けるのだろう?
文字数 138,715
最終更新日 2023.02.08
登録日 2023.02.01
50歳手前でファミレス店長になりストレスフルな日々を過ごす彼は、夜な夜な家に訪れる黒猫に愚痴を聞いてもらう悲しい毎日を過ごしています。独身男性の悲しいつぶやきを聞いてください。
文字数 70,840
最終更新日 2023.10.01
登録日 2023.09.29
人間ドックの予約を勝手にドタキャンするような医者嫌いの父。頭痛と眩暈を訴えたので病院へ連れていけば、余命3か月の末期ガンの診断が。肺ガンからの脳腫瘍はすでに3センチにもなっていた。母の希望で本人への告知は無し、家族だけが本当の病名を知る闘病生活。父は猫の前でだけ弱音を吐いた。もうダメかもしれん、と。癌細胞に徐々に蝕まれていく父の身体と、少しずつ固まっていく家族の覚悟。 第6回ライト文芸大賞で奨励賞をいただきました。
文字数 103,982
最終更新日 2023.11.14
登録日 2022.07.31