ライト文芸 デザイナー小説一覧

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麗子には忘れられない原風景があった。麗子の父は銀座にある大きな宝石商の跡取りだった。佐伯は父の大事な部下だった。小さい時、麗子は佐伯に手を引かれて、その原風景に行った。そこは麗子の家のすぐ近くだったのに、大人になった今も彼女はそこがどこなのか知らない。 急に懐かしさを覚え、佐伯に頼んでそこへ行くことに。丘の上から見たネオンは思った通りの美しさだった。 佐伯と麗子は、父が浮気をしていると思い、探偵を雇ってパリ行きの飛行機に乗り込む父を激写する。相手はなんと父の宝石商のナンバーワンデザイナーだった。デザイナーは男性でフランス人。父はバイセクシャルだった。 18歳になる直前の麗子に、大好きなピアニストのコンサートチケットが送られてくる。覚えのないチケット。当日現れたのは、知らない若い男性。インターミッションの時、現れたのは佐伯だった。 タキシードの彼は麗子にプロポーズする。 二人はあの、思い出の丘に登る。ルビーのダイヤモンドのエメラルド。宝石のように輝くネオン。
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文字数 30,754 最終更新日 2022.04.26 登録日 2022.04.26
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