小説 一覧

カテゴリ 歴史・時代
タグ 幼馴染 ×
2
六月十九日、完結。家老の娘照(てる)は、十も年上の吝嗇な男孫右衛門と祝言を挙げる。だが、実家の事情で離縁せざるを得なくなる。そんな彼女に思いを寄せていたのは幼馴染の清兵衛だった。 ムーンライトノベルズの「『香田角の人々』拾遺」のエピソードを増補改訂したものです。
24hポイント 7pt
小説 6,200 位 / 22,570件 歴史・時代 71 位 / 301件
文字数 49,215 最終更新日 2017.06.19 登録日 2017.05.25
 伊賀崎道順は、わずか齢十五にして中忍の座となった伊賀随一の忍上手であった。  彼の名をあげたのは、沢山城の焼き討ち。観音寺城城主六角氏からの依頼を受け、道順は四十八人の下忍を従え、化け物の術により沢山城へ侵入、わずか一夜にして沢山城を落としたのであった。  それから十六年の時が過ぎる。  道順は正心のもと、人を殺めることになんのためらいも覚えぬ非情な男に成り下がっていた。しかしそれが忍には必要な素養ともいえる。道順は己の生き方になんの疑問も持ってはいなかった。  そんな道順を変えた人物が彩であった。  あるとき、火薬師のもとへ火器の買い付けに行った道順はその娘である彩に出会ったのだ。その笑顔に惹かれる道順。  そんな道順が殺しの仕事を命じられたのはそれからしばらくしてからであった。  伊賀守護仁木氏の館前に潜む道順の前に一人の男が現れる。それに毒剣を打ち、止めを刺す道順であったが、なんとそこに彩が現れ、道順が殺した男が彩の夫だったと発覚。  道順は、これまで知らなかった一抹の罪悪を感じるのであった。  それから、忍働きをやめてしまった道順。日々をのんべんだらりと過ごす中、一人の女が自殺をはかっているところを見つけ、救う。その女は彩であった。道順は咄嗟に、自分を炭焼きの半助と偽った。  それから家に居座った彩と同居を始める道順。鼻腔をくすぐる朝餉の匂いに起こされる日々を満喫していた。だが、道順の後ろめたさは募る一方。また彩も半助のもとを去ろうと決意する。しかし互いに想い合っていた二人は躰を重ねてしまう。  あくる朝、目覚めた道順のもとに彩の姿はなかった。だが諦めきれぬ道順は彩を探すよう下忍に命じる。  その後、彩が田丸城に潜入していると知った道順は自らも親友の宮杉を頼って田丸城へ忍び込んだ。宮杉は、元西湯舟の陰陽師であるが、今は阿弥衆、玄智として信雄へ仕えているとみせている穴丑であった。  しかしそこで彩は幼馴染である結に毒をのまされてしまう。結を助けるための行動であったが、半助に城外へ助け出されるものの瀕死の重傷を負って声を失ってしまう。
24hポイント 0pt
小説 22,570 位 / 22,570件 歴史・時代 301 位 / 301件
文字数 871 最終更新日 2016.06.23 登録日 2016.05.31
2