ミステリー 女主人公小説一覧

愛する者の死は事故か、それとも陰謀か――。貴族社会の闇を暴き、真実を告発する壮麗なる復讐劇が今、始まる。
コレットは、帝都屈指の大商会・ハイマー商会の三女として生まれた。父の政略によって、没落寸前の地方貴族・ラタゴウ家に嫁ぎ、夫カミルとともに辺境の街エダマで新たな生活を築いていた。
エダマは国家事業として港が整備されることになり、急速に発展していく。代官として才覚を発揮するカミルと、商家の出身として財政管理を担うコレット。二人は協力し、街を活気づけていく。しかし、その成功はカミルの実家であるラタゴウ領主家の嫉妬を招き、領主である兄アルベルトは、財力を持ち始めた弟を疎み、エダマの繁栄を搾取しようと動き出す。
一方で、帝都で商家や貴族との交渉に奔走するカミルは、多忙を極め、次第に疲弊していく。やがて酒に溺れ、苛立ちを募らせるようになった彼は、ついにコレットに暴力を振るう。そして翌朝、一方的な離縁状を残して姿を消す。傷つきながらも、コレットは二人の子供とともに実家のハイマー商会へと戻り、新たな人生を歩もうと決意する。
文字数 75,371
最終更新日 2025.07.11
登録日 2025.05.13
深い森の中には、**「夜を喰う森」**という謎の場所が存在していた。
この森には、古代の力が宿り、人々に恐れられてきた。
それは、過去と未来が交錯する場所であり、迷い込んだ者が戻れなくなることもしばしばだった。
その森に足を踏み入れたのは、ひとりの少女、リリィ。
彼女は、失われた母親を取り戻すため、この森の奥深くに足を踏み入れることを決意する。
文字数 18,524
最終更新日 2025.07.06
登録日 2025.06.21
文字数 10,852
最終更新日 2025.07.02
登録日 2025.06.19
幼い頃に警察官だった母親が殺される。そして17歳の誕生日、今度は警察官の父が目の前で命を落とす、自らも警察官となり犯人逮捕を誓った少女は、自らの手で驚愕の事件の真実を知ることとなる」
文字数 33,632
最終更新日 2025.06.25
登録日 2025.06.10
バブル経済で日本全体が浮かれていた時代に、どうにも理解に苦しむ楽曲が発表された。『マングローブは原生林』と名付けられたその曲は、当時のどうかしていた人々の心を掴みまさかの大ヒットを記録した。
時代は移り変わり2022年。かつて『マングローブは原生林』を演奏していたバンドメンバー達が次々と殺害されていく。
平凡な主婦である主人公は、小遣い稼ぎで始めたポスティングの仕事中に変死体を発見し、連続殺人事件に巻き込まれてしまう。
他社のポスティングスタッフである根暗青年と共に、主人公は嫌々事件の真相を追うことになるのだが……。
※【エブリスタ】でも公開しています。
文字数 110,084
最終更新日 2025.06.23
登録日 2025.05.20
【第1部 完結】
彼女はまさに、安楽椅子探偵ならぬ、『安楽御簾探偵』ーーー平安時代、権大納言 花房家には、変わり者の次女がいた。
華やかな姉、可憐な妹に比べて、地味な顔立ち。女だてらに漢詩を読みこなす彼女は、皆から、頭でっかちな「土筆(つくし)」姫と呼ばれていた。
ある日、野心家な父が、今をときめく近衛中将、藤原時峰(ときみね)を婿にしたいと、「家に招いて、しこたま酒を飲ませ、三女の菫の寝室にぶち込んで既成事実を作る」という、とんでもない謀略を企てた。
男嫌いの菫に泣きつかれ、菫の代わりに時峰と対峙する土筆。色男と名高い時峰に警戒する土筆だったが、会ってみると、時峰は意外と紳士的だった。それどころか、時峰は土筆に悩みを打ち明ける。
その悩みとは、友人の姫が何者かに殺されたらしいーーーというもので……
時峰の話を聞いていた土筆の頭に、ある考えが浮かんだ。
事件を解決に導く探偵は、御簾の向こうにいる。土筆姫の平安探偵譚、ご覧あれ。
*キリの良いところなので、資料集め等々のために一時的に更新を止めてます。再開までお待ちください。*
※R15。一般的な推理小説レベルの描写が出てきます。
※5〜7話で一つの話となるように書く予定です。
※区切りの良いところまでは、なるべく一気に更新しましすが、話の切れ目(章の区切り)で更新があきます。ノンビリ更新。
※時代考証甘めにてご容赦ください。参考文献は完結後に掲載の予定です。
※小説家になろうから転載しています。
文字数 221,733
最終更新日 2025.05.16
登録日 2023.06.21
毎日通う学校が、安心、安全な場所でなくなったら、誰に何を願う?
探偵は、中一女子。
依頼人は、他校の女子中学生。
『ある公立中学校の校門前から中学一年生女子が消息をたった。
その中学校では、校門前に監視カメラをつける要望が生徒と保護者から相次いでいたが、周辺住民の反対で頓挫した。』
という旨が書いてある手記は。
私立中学校に通う中学一年生女子の大蔵奈美の手に渡った。
中学一年生の奈美は、同じく中学一年生の少女萃(すい)と透雲(とおも)と一緒に手記の謎を解き明かす。
人目を忍んで発信された、知らない中学校に通う女子中学生からのSOSだ。
奈美、萃、透雲は、助けを求めるSOSを出した女子中学生を助けると決めた。
奈美:私立中学校
萃:私立中学校
透雲:公立中学校
依頼人の女子中学生:公立中学校
中学一年生女子は、依頼人も探偵も、全員、別々の中学校に通っている。
それぞれ、家族関係で問題を抱えている。
手記にまつわる問題と中学一年生女子の家族の問題を軸に展開。
文字数 262,208
最終更新日 2025.05.12
登録日 2025.02.28
**『迷宮の鏡の中で』シリーズ**は、「洗脳」「沈黙」「虚像」「虚無」という四つのテーマを通じて、人間の選択と存在の本質を描き出す壮大な物語です。それぞれの章は、人間の内面に潜む矛盾や葛藤を深く掘り下げ、読者を心理的・哲学的な旅へと誘います。
最終章『虚無』では、選び続けることの呪いと、その果てにたどり着く静かなる終焉が描かれます。「助ける」とは何か、「選ぶ」とはどういうことなのか――。キャラクターたちが次第に「私たち」という一つの存在へと変質し、すべての境界線が曖昧になる中、鏡の破片が映し出す未来が物語に圧倒的な深みを与えます。
このシリーズは、選択の重みと結果の不確かさを通じて、人生や存在そのものに対する問いを突き付けます。最後に残る「虚無」は、意味の消滅でありながら、選ばなかったすべての可能性を映し出す象徴でもあります。
読む者の心に重く響く哲学的叙事詩、『迷宮の鏡の中で』シリーズは、ここに完結しました。
文字数 5,986
最終更新日 2025.04.08
登録日 2025.04.08
⛩️京都×民俗学ミステリー。
⛩️第一章完結
京都府京都市。
とある大学の「推理小説研究会」いわゆる「ミス研」に所属する文学部二年の紫野円花(しのまどか)は、倶楽部の先輩である今宮尚(いまみやなお)に憧れを抱き、彼の気を引こうと日々努力を重ねている。
しかし、自由気ままで掴みどころのない彼は、いつも春風のようにふわりと現れては去っていく、少し変わった噂を持つ人物であった。
ある日、尚へのアプローチを決意した円花は、縁結びの神様として名高い「貴船神社」参詣に彼を誘い出す。しかし、一筋縄では行かない尚の提案により、何故か始発電車に乗って早朝詣りをすることに。そこで、二人は思いもよらぬ殺人事件に遭遇してしまい――。
ミス研の先輩後輩の二人が、デートのたびに妖しい事件に巻き込まれる!
⛩️コンテスト投票ありがとうございました
⛩️続きはのんびり更新していきます
※タイトル変更
※京都市左京区貴船町にある「貴船神社」にまつわるいくつかの伝説や逸話をもとにしております。
※「丑の刻参り」の起源や作法には諸説があります。
※この物語はフィクションです。実際の団体や事件には関係しておりません。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※エブリスタ投稿作品「きふねのはなし」を加筆修正、続編の執筆をしたものです。
文字数 57,635
最終更新日 2025.04.06
登録日 2025.02.14
十八歳の探偵、メアリー・メアは「ブラッディ・メアリー探偵事務所」を構え、数々の難事件を解決してきた。
だが、彼女が本当に追い続けているのは、四年前に母を殺した連続殺人鬼「デビル・スビット」の正体だった。
彼の犯行は異常で、被害者の遺体から必ず何かしらの身体の一部が奪われている。母もまた、その犠牲者の一人だった。
そんなある日、メアリーのもとに新たな依頼が舞い込む。名門ウィード家の長男ウィル・ウィードが、自室で刃物に刺されて死亡したという。
捜査を進めるうちに、ウィード家の関係者たちの間には複雑な人間関係と秘密が渦巻いていることが明らかになっていく。
使用人たちの証言が交錯し、次第に浮かび上がるのは、デビル・スビットの事件との奇妙な関連性。まるで、ウィル・ウィードの死が、メアリーを「真実」に導くために仕組まれたかのように。
すべての謎が絡み合い、血塗られた過去が暴かれるとき、メアリーは衝撃的な真実に直面することとなる。
(昔に書いた小説を加筆修正したものです)
文字数 30,427
最終更新日 2025.04.01
登録日 2025.03.25
千葉市にあるアパートで、変死事件が起きた。
部屋は密室。毒物は飲みかけのワイングラスの中から見つかったが、遺書はなく、自殺と断定するにはいくつか不可解な点があった。
事件の捜査に乗り出した新米刑事の水津涼花(すいづりょうか)は、第一発見者が高校時代の同級生である入沢龍人(いりさわりゅうと)であることと、亡くなったのが彼の双子の弟である蓮音(れんと)であることに衝撃を受ける。
蓮音はまた、涼花の初恋の相手でもあったのだ。
あの頃の気持ちと、現在のままならない恋との狭間で揺れながら、涼花は捜査を進めていく。
そこにあったのは、持たざる者たちの怨嗟の声であったのだ。それはまた、自分も同じことだと涼花は思う。
文字数 123,902
最終更新日 2025.03.22
登録日 2025.02.20
曲者揃いの捜査一課に配属された新人刑事、乙白恵子。
彼女は、とてつもなく大きいバストサイズの持ち主だった。
上司であるベテラン刑事とコンビを組んだ、彼女の前途やいかに。
胸もデカけりゃ、夢もデカい。
度重なるセクハラやパワハラ、そしてモラハラにもめげずに頑張る、おっぱい刑事(デカ)。
難事件に挑む、キュートな彼女の大活躍を、是非ご照覧あれ!!
文字数 153,799
最終更新日 2025.03.14
登録日 2024.12.09
高校生の少女・三崎有紗(みさき・ありさ)はアナウンサーである母・優子(ゆうこ)が若い頃に歌手だったことを封印し、また歌うことも嫌うのを不審に思っていた。
ある日有紗の歌声のせいで、優子に異変が起こる。
隠された母の過去が、二十年の時を経て明らかになる?
文字数 28,266
最終更新日 2025.03.10
登録日 2025.02.28
恋愛小説家の夫に不倫され続けている専業主婦の文花。夫への執着心で愛人の素性も自力で調査し把握していた。夫の事になると頭のネジが抜ける文花は、「メンヘラ地雷女」だと周囲から噂されるほどだった。
そんな折、毒舌ブログを書いている婚活カウンセラーと夫が不倫をし始める。何かと敵が多い婚活カウンセラーは占い師の怒りを買いネットで炎上していた。占い師は「婚活カウンセラーを呪い殺す」と宣言するが、実際何者かに殺されてしまい…?
動機がある文花や夫も警察に疑われていく。
本妻が愛人の調査能力で謎を解く、ゆるっと炎上風コージー・ミステリ。※他サイト掲載作品・「毒妻探偵〜」の元になった作品です。
文字数 104,796
最終更新日 2025.02.23
登録日 2025.02.23
同作品を「小説家になろう」にも投稿してあります。
11月4日、ジャンル区分を「ファンタジー」から「ミステリー」に変更いたしました。
以下あらすじ
1804年英国をイメージした架空の西洋風世界。魔術のある世界です。
アルビオン&カレドニア連合王国の首府タメシスの警視庁が任命する「諮問魔術師」唯一の女性、エレン・ディグビー26歳が、相棒のサラマンダーのサラと共に事件捜査にあたります。
第一話「グリムズロックの護符事件」
タメシスのスラム街サウスエンドの安宿で、娼婦と思われる若い女が首を斬られて死んでいるが見つかります。死体の傍には、良家の令嬢が持つような、魅了魔法よけの護符が残されています。
その真偽を確かめるために、駆け出しの諮問魔術師エレンが呼ばれます。
第二話「ターブの魔鏡事件」
エレンの事務所を、連合王国でも指折りに富裕な大貴族、コーダー伯爵夫人レディ・アメリア・キャルスメインが密かに訪れてきます。
レディ・アメリアには秘密がありました。結婚前の18歳のころ、保養地ターブで出会った魔術師兼画家のアルフレッド・デールと密かに恋に落ちていたのです。
しかし、アメリアがコーダー伯爵家に嫁ぐことになったため、デールはアメリアに、一年に一度だけ互いの顔を見ようと申し出て、魔術のかかった鏡を渡します。
レディ・アメリアは三十年来ずっと、毎年一度、かつての恋人の貌を鏡のなかに見て思い出を偲んできました。しかし、今年、決められた日にその鏡をのぞくと、額から血を流して死んでいるデールの顔が映っていたのです。
エレンはレディ・アメリアに頼まれて、デールの生死を確かめるべく、保養地ターブへと向かいます。
文字数 123,447
最終更新日 2024.12.04
登録日 2024.11.02
山間の孤立した村にある古びた時計塔。かつてこの村は繁栄していたが、失踪事件が連続して発生したことで、村人たちは恐れを抱き、時計塔は放置されたままとなった。17歳の天才高校生・神藤葉羽は、友人に誘われてこの村を訪れることになる。そこで彼は、幼馴染の望月彩由美と共に、村の秘密に迫ることになる。
葉羽と彩由美は、失踪事件に関する不気味な噂を耳にし、時計塔に隠された真実を解明しようとする。しかし、時計塔の内部には、過去の記憶を呼び起こす仕掛けが待ち受けていた。彼らは、時間が歪み、過去の失踪者たちの幻影に直面する中で、次第に自らの心の奥底に潜む恐怖と向き合わせることになる。
果たして、彼らは村の呪いを解き明かし、失踪事件の真相に辿り着けるのか?そして、彼らの友情と恋心は試される。緊迫感あふれる謎解きと心理的恐怖が交錯する本格推理小説。
文字数 33,765
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.21
東京の豪邸に住む高校2年生の神藤葉羽は、天才的な頭脳を持ちながらも、推理小説の世界に没頭する日々を送っていた。彼の心の中には、幼馴染であり、恋愛漫画の大ファンである望月彩由美への淡い想いが秘められている。しかし、ある日、葉羽は謎のメッセージを受け取る。メッセージには、彼が憧れる推理小説のような事件が待ち受けていることが示唆されていた。
葉羽と彩由美は、廃墟と化した名家を訪れることに決めるが、そこには人間の心理を巧みに操る恐怖が潜んでいた。次々と襲いかかる心理的トラップ、そして、二人の間に生まれる不穏な空気。果たして彼らは真実に辿り着くことができるのか?葉羽は、自らの推理力を駆使しながら、恐怖の迷宮から脱出することを試みる。
文字数 19,891
最終更新日 2024.11.03
登録日 2024.11.03
天才高校生の神藤葉羽は、学校の図書室で起きた奇妙な盗難事件に巻き込まれる。盗まれたのは『量子の檻』という稀少な物理学書。しかし、本は葉羽の部屋から発見される一方で、彼には完璧なアリバイがあった。
葉羽は、この矛盾した状況が量子テレポーテーションによって引き起こされたものだと推理。しかし、その証拠は観測した瞬間に消えてしまうという量子力学的なパラドックスに直面する。
幼なじみの望月彩由美のサポートを受けながら、葉羽はシュレーディンガーの猫の思考実験を応用。間接的な観測方法を用いて、量子テレポーテーションの痕跡を証明することに成功する。
真犯人は図書委員の女子だった。彼女は図書室の改装で貴重書が処分されることを恐れ、本を守るためにこの前代未聞の方法を選んだのだった。
事件解決の過程で、葉羽と彩由美の関係にも変化が生じる。二人の間に、量子もつれのような新たな絆が芽生え始めるのだった。
この物語は、最先端の量子物理学の概念を巧みに取り入れたミステリーであると同時に、知識を守ろうとする純粋な思いと、若き天才の成長、そして芽生える恋を描いた青春ドラマでもある。科学の不思議さと人間ドラマが絶妙に調和した、新しいタイプのミステリー小説である。
文字数 3,798
最終更新日 2024.10.21
登録日 2024.10.21
神藤葉羽は、普通の高校生活を送る中で、学園祭の準備を通じて仲間たちと共に謎解きゲームを企画する。しかし、学園祭の準備が進む中、突如として届いた予告状や文化祭の資金消失事件、さらには行方不明になった会計係の山田の失踪が彼らを巻き込む。
葉羽は推理力を駆使し、仲間たちと共に事件の真相を探り始める。すると、学園内に隠された過去の秘密や、特別な才能を持つ生徒たちを育成する組織の存在が浮かび上がる。葉羽たちは、この組織が未来を操ろうとする陰謀に立ち向かうことになる。
物語は次第に緊迫感を増し、葉羽は未来から来た自分の息子と出会う。彼は未来の悲劇を回避するために警告を発し、葉羽たちは新しい教育システムを構築する決意を固める。しかし、その矢先に学園の秘密が外部に漏れるという新たな危機が襲いかかる。
果たして葉羽たちは、この危機を乗り越え、真に多様性と協力を重視した新しい学園を作り上げることができるのか?彼らの選択が未来を変える鍵となる。
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このあらすじでは、物語の主要なテーマやキャラクターの成長、そして物語全体の流れを簡潔にまとめています。読者に興味を引く要素や緊張感も含まれており、物語の魅力が伝わる内容となっています。
文字数 25,228
最終更新日 2024.10.19
登録日 2024.10.19
主要登場人物
- 主人公:三島由紀子(35歳、女性刑事)
- パートナー:佐藤健太郎(28歳、新人刑事)
- 上司:鈴木警部(50代、男性)
- 被害者:高橋一郎(45歳、IT企業社長)
- 容疑者:中村美咲(30歳、高橋の秘書)
あらすじ
東京の繁華街で起きた連続殺人事件。被害者たちの間に一見つながりはなく、捜査は難航する。ベテラン刑事の三島由紀子と新人の佐藤健太郎が捜査にあたるが、次々と浮かび上がる不可解な証拠に翻弄される。そんな中、三島の親友が事件に巻き込まれ命を落とす。真相に迫るにつれ、三島の過去と事件の関連性が明らかになっていく。最後に明かされる衝撃の真実とは―
文字数 8,519
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.09.28
白雪姫、シンデレラ、赤ずきん……誰しも一度はおとぎ話の夢を見たことがあるのではないだろうか。
しかし、木村結衣の夢は一味違う。死んでしまう主人公、現実に存在する人々の顔を持つ登場人物たち、そして原作には存在しない意味深な行動……それら『違和感』は全て現実の事件を解く鍵となるのだ。
一見ただの女子大生である結衣が何故このような夢を見るのか、それは本人にもわからない。しかし、結衣はこの力を使って数々の事件を解決していくこととなる……。
文字数 7,620
最終更新日 2024.09.20
登録日 2024.07.24
それは一人の映画コレクターの死から始まった――
高名な映画コレクターの佐山義之氏が亡くなった。日比野恵の働く国立映画資料館の元にその一報が入ったのは、彼のコレクションを極秘に保全してほしいという依頼が死去当日に届いたから。彼の死を周りに悟られないようにと遺族に厳命を受け、ひっそり向かった佐山邸。貴重な映画資料に溢れたコレクションハウスと化したそこは厳重なセキュリティがかけられていたはずなのに、何故か無人の邸の地下に別の映画コレクターの他殺体が見つかる――。手に入れられる訳がないと思われていた幻のコレクションの存在とその行方は? カルト映画『夜を殺めた姉妹』との関連性とは? 残された資料を元に調査に乗り出すうちに、日比野達はコレクター達の欲と闇に巻き込まれて行く。
※この作品はフィクションです。実在の場所、人物、映画とは一切関係ありません。
※残酷描写、暴力描写、流血描写があります。
文字数 135,663
最終更新日 2024.08.01
登録日 2024.04.28
再開発が進む赤羽駅東口界隈に、時代から取り残された古いライブハウスがある。
ある日の夕刻、そこで奇妙なコンサートが行われた。
全身を動物のキグルミに包んだ「ザ・中の人」というパンク・バンドの公演で、パンダ役とウサギ役を演じる二人が夫婦関係にあり、互いの浮気が発覚した為、ステージ中に「離婚式」をやりたいと言うのだ。
クライマックスでは二人の結婚指輪をハンマーで叩き潰す事になっており、ネットの話題を呼んで、会場は若い客層で溢れる。
その中に一人、潜り込む場違いなアラフォー・須藤 史子。
演歌以外の音楽に興味が無い彼女の狙いは指輪を奪う事にあるのだが、ライブの最中にメンバーの対立が表面化、事態は史子が思いもしない方向へ流れていく……
エブリスタ、小説家になろう、ノベルアップ+にも投稿しております。
文字数 27,425
最終更新日 2024.07.21
登録日 2024.07.08
現代の日本には闇が蔓延っている。
職場でも、日常生活でも、学校でも。
この物語の舞台となっている、福秀中学校でもそうだ。
その学校中にもう1つ、闇が濃いクラスがある。
3階の一番端。どのクラスからも離され、半ば隔離のような状態になっているあのクラス。
2年D組。平和なクラスの奥底にはどす黒い闇が漂っている。入学してから2ヶ月経った今、担任が4回変わったほどだ。
もう幾度もなく行われた職員会議。頭を抱えながら1人の教師が口を開けた。
「学級委員を探偵と兼任させて、闇を暴いてもらったらどうですかね?」
大人達の手ではもうむりですし…
なんて続けて言おうとした口が止まる。それだ、と言わんばかりに校長が立ち上がった。
どす黒くて、ほんのり甘酸っぱくて、どろっとしてる。
そんな闇にまみれた青春を終わらせよう。
文字数 7,438
最終更新日 2024.07.14
登録日 2024.07.14
病床で目覚めた大学生の火神(かがみ)セレナは不治の病と思われた、自身の下半身不随がある日完治していることに驚く。退院前に漆黒のマントと漆黒のスーツを纏った恒河沙(ごうがしゃ)カズヤや闇の犯罪組織ダークスフィアがセレナを陰から執拗に狙う…それに対して幼馴染の大学助手の霧谷(きりたに)アキラが得意の呪符を使った魔術や武器防具屋の主人の黒鉄(くろがね)アギトが身体を張っては手助けする。またセレナの大学に通う親友の翠月(すいげつ)カエデ・鳳(おおとり)ナツミ・御宮寺(おんぐうじ)カケルの3人も魔術や得意の武芸を使い襲い来るファンタジー系の数々の魔物を撃退するが、父親殺しの真相を恒河沙カズヤから知り、確信を得たセレナは本来持つ凄まじい闇の力が発動し、一時闇落ちしてしまう。そこへカズヤが付け狙い、闇の組織への誘惑を促すが、飼い猫のライムが割って入る。そしてその溢れ出てしまった黒い闇を魔術で浄化するも、深い睡眠に入ってなかなか目覚めなくなってしまう。その後待ち望んだ大学の学園祭が開催される。そのクライマックスとも言えるアーティスト七瀬(ななせ)マリナの歌う盛り上がるライブイベントの最中に、ダークスフィアからの襲撃を受けてしまう。襲撃者の阿僧祇(あそうぎ)ガントは四神獣【玄武】と契約して強固な身体と特殊な能力を得ていた。ガントその能力を発揮し、大規模儀式魔術でセレナ達を未知の異世界に転移させてしまう。異世界へと転移させられてしまったセレナ達は、野生の狼との初めての異世界での戦闘や、樹木の精霊トレントやドライアード達に出会い、ミノタウロスの討伐依頼を受ける。死闘を潜り抜け、無事に現世に戻ってきたセレナ達はアキラの所属する秘密結社の八咫烏(やたがらす)へ所属することになる。直後セレナは【白虎】の名を冠する那由他(なゆた)ミフユに拉致される。果たして無事アキラ達は救出することは出来るのか?
★累計ポイントが14000ptを超えました!
またミステリー部門24h.ポイントで日間ランキング11位まで入りました!
ありがとうございます★
★【小説家になろう様にて祝3000PV突破!感謝】ありがとうございます!
現代と近未来技術を交えたファンタジーとミステリー系のスピリチュアルな成長ものの物語となっています。全体として3人称視点で執筆しています。また文章内の()は登場人物の心の声としています。
1話当たり約3000~6000文字程で執筆しています。節見出しの最期に◆があるものは挿絵があります。
本編更新は不定期ですが、基本的に1週間単位(土日)で投稿しています。適宜加筆修正や挿絵追加なども行っています。※R15は念の為の保険です。※本作品はカクヨム様・小説家になろう様にも投稿中です。
文字数 154,368
最終更新日 2024.07.05
登録日 2023.06.19
二条華深はごく普通の女子中学生。インドア派な彼女は、家ではなるべく頭を働かせない生活をしていた……
しかし、そんな彼女に事件と言うほどでもない『謎』が襲い掛かる!
これは、時間つぶしに真実を追い求める少女の、少しだけ非日常な日常。
二条華深:顔はいいのにインドア派。全体的に中性的。13歳。
(問題編の時点で手がかりは全て提示しています。華深より先に、真相を暴いてみてください)
文字数 4,011
最終更新日 2024.06.29
登録日 2024.06.29
現役恋愛小説家の勇利愛華は、万年ネタ切れで頭を抱えている。
いつも通っている馴染の海の見えるおしゃれカフェ。
……の一番奥の日の当たらない端の席が彼女の指定席。
勇利愛華はいつもそこに腰を掛けて、執筆に励むが、気がつけばやって来るお客さんの会話に聞き耳を立ててネタになるような話はないか邪推を繰り返す。
ひょんな事から、自身も通っていた腰越高校の文化祭実行委員に送りつけられた脅迫状の犯人を探す事になってしまう。
しまいには親友である奏汐音によって何でも屋『スギウラ』で探偵の真似事の様な事をさせられてしまうことに……
人の死なないミステリーをテーマにした作品となっております。
カクヨム様、ノベルアップ+様、小説家になろう様でも連載させていただいております。
文字数 91,171
最終更新日 2024.06.24
登録日 2024.01.09
クラス一のミステリーオタク・東雲(しののめ)舞。僕は日常の謎の解決を東雲に依頼する。彼女に解けない謎はないと信じて。
文字数 9,605
最終更新日 2024.06.19
登録日 2024.05.11