ホラー サスペンス 小説一覧
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1
夫は毎晩、若い秘書を抱いて「寒い」と震えていた。壁に埋められた私が、ずっと背中に張りついているとも知らずに
夫の若い秘書が、社内チャットに一枚の自撮り写真を誤って投稿した。本当は若手社員だけで作った私的なLINEグループに送るつもりだったのだろう。けれど彼女は、うっかり会社のLINE WORKSの雑談チャンネルに投稿してしまった。写真の背景は、私と怜司の寝室だった。彼女は私のシルクのナイトウェアを着て、私が使っていたドレッサーの前に立っている。胸元は大きく開いていた。
添えられていた言葉は、たった二行だった。
【怜司さんが、奥さんは今いないって】
【今夜、この寝室は私のもの】
チャンネルは数秒だけ静まり返り、それから既読の数が一気に増えていった。誰かが意味ありげなスタンプを送り、別の誰かが冗談めかして、とうとう奥さんの座に収まったのかと聞いた。彼女が着ているナイトウェアが高価なものだと気づき、もう高梨家の主寝室に入り込んだのかと茶化す者もいた。
桐谷莉奈は、すぐにもう一言付け加えた。
【怜司さん、今夜はずいぶん元気。でもずっと寒いって言ってて、私を抱いて離してくれない】
私は黙って、そのメッセージが一つずつ浮かび上がるのを見ていた。怜司が寒がるのは当然だった。だって、私はずっと彼の背中に張りついているのだから。私の遺体は、彼によって主寝室のウォークインクローゼットの奥に作られた壁の中へ封じ込められて、もう三ヶ月になる。
そこは、世田谷区にあるリフォーム済みの一戸建てだった。結婚後、怜司が購入した家だ。ここなら静かで、人目も少なく、私たちはやり直せる。そう言っていた。隣家とは塀と庭を挟んでいて、主寝室は二階にある。深夜の作業音も、水漏れの修繕だと言えば、誰も深くは聞かなかった。だから彼は私を殺したあと、ウォークインクローゼットの奥を石膏ボードで塞ぎ、継ぎ目をパテで埋め、その上から新しい壁紙を貼った。
壁紙の糊とパテの匂いは、まだ完全には抜けていない。壁の内側は冷たく、息苦しい。私は毎晩、彼の首筋にぴたりと貼りついて息を吹きかけていた。寒くないはずがなかった。
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文字数 14,928
最終更新日 2026.07.13
登録日 2026.07.13
2
五年前に埋めた夫から、午前三時に電話がかかってきた
午前三時、知らない番号から電話がかかってきた。受話口から聞こえてきたのは、低く掠れた男の声だった。私が一生忘れられない、あの声だった。
「英子、会いに来てくれよ。俺たち、ずいぶん会ってないだろ」
その瞬間、全身の血が冷たくなった。あれは夫、森川蓮司の声だった。けれど蓮司は、五年前に死んでいる。彼は私を終わりのないDVの地獄へ引きずり込んだ。ある夜、限界を迎えた私は包丁を彼の胸に突き立て、遺体を家の裏にある杉林へ運び、土の中に埋めた。
翌日、私は村の人たちに、蓮司は遠くの建設現場へ働きに行ったと告げた。
電話を切ったあと、私は一睡もできなかった。けれど翌朝、蓮司は足を引きずりながら、血だらけの顔で玄関先に現れた。冷えきった目で、じっと私を見ていた。
「どうして会いに来なかった?」
彼の手が私の首にかかった。私は必死にもがいたが、やがて完全に息ができなくなった。次に目を開けたとき、私はまた午前三時に戻っていた。手の中では、スマートフォンがまだ震えていた。
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文字数 16,469
最終更新日 2026.07.17
登録日 2026.07.17
3
LAST COUPLE STANDING
十二人の男女が集まったのは、南国にある絶海の孤島。七日間の滞在期間中にカップル成立し、賞金を獲得するためだ。用意された数々の恋愛ミッション。最終日までに相手を決めて告白、失敗すれば島を去る──だけのはずだった。
『みなさんの中に人殺しがいます』
届いた最悪なメッセージに参加者たちは恐怖し、疑心暗鬼に陥る。
芽生えるのは恋心? それとも狂気?
命を賭けた恋愛リアリティーショー、ここに開幕!
※この物語はフィクションであり、実在の人物、団体、地名、事件などとは一切関係ありません。無断転載禁止。
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文字数 14,335
最終更新日 2026.07.20
登録日 2026.06.21
4
まばたきの罪
「三時間以上、瞬きをせずに画面を注視できる方」
――その奇妙な求人条件が、すべての絶望の始まりだった。
派遣切りに遭い、生活に窮していた青年・志村悠人は、破格の報酬に惹かれて「モニター監視業務」のアルバイトに応募する。
監視を続けるうち、悠人は恐るべき事実に気づく。
そして、限界を超えて瞬きを我慢し続けた悠人は、やがて意識を失ってしまう。
次に目を覚ました時、悠人は瓦礫の下に倒れていた。
境界を覆う霧によって脱出を絶たれたその村には、光の届かない死角から這い寄る異形の怪異たちと、村人を縛る絶対の掟があった。
「まばたきは罪」
村の安寧を祈る美しき灯守の少女・灯や、過酷な運命に抗う転移者たちとの出会い。
だが、彼はまだ知らなかった。
空に浮かぶ「■■様」が震えるたびに降り注ぐ絶望の正体を。
頭の奥で、規則的な音が鳴り響く。
ぱち……ぱち……。
次なる瞬きがもたらす村史上最大の災厄が迫る中、悠人の封じられた記憶の扉が開く時、物語は予測不能の結末へと加速する。
彼がすべてを思い出した時、最後に選ぶのは絶望か、それとも――。
あなたが今、無意識にまばたきをしたその瞬間。
どこかの世界を壊しているのかもしれない。
※本作は「とある村の奇妙な求人広告」に登場する特殊な求人条件から着想を得た派生作品ですが、本作単独でお楽しみいただけるダークサバイバルファンタジーです。
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文字数 17,222
最終更新日 2026.07.20
登録日 2026.07.11
5
異世界病棟 ~淫夢迷宮~
夜になると世界の”相”が遷移する黒十字病院で、昼間は見習い看護師、深夜は”漆黒の堕天使(ブラックナース)”として異界から湧き出る”淀滓”を駆除する伊能乙都と副士蓮月。二人の前に現れたオルガノイド由井颯太は果たして世界を破滅に導く災厄なのか、あるいは謎の疫病で不能に陥った人類最後の希望なのか。謎めいた病院を舞台に展開する究極の人体損壊エロチック・ホラーがここに貝幕。
感想数 9
文字数 519,513
最終更新日 2026.07.20
登録日 2025.02.27
6
その呪物、回収してもいいですか?
謎の呪物「三鳴村の杭」の存在を知った私は、所有者たちの異常な変貌を目の当たりにする。私はこの呪いを終わらせるため、日本各地に散らばった五本の杭を回収し、村へ返還する危険な旅へ踏み出そうと決意した。しかし、その先に待つのは、呪いの終焉か、それとも新たな始まりか…。もうあとには引き返せないところまで来てしまったみたいです。
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文字数 33,806
最終更新日 2026.07.20
登録日 2026.07.15
7
黒猫館 〜愛欲の狂宴〜
第二次世界大戦の最中、書生を求むという謎の求人広告を見つけた主人公、松下直樹は、雪深い山の中にある謎の洋館『黒猫館』へと向かっていた。月給は当時としては破格の一月300万円もの大金。戦争の徴兵を免れる為に書生(大学生)へとなった彼は、不思議と思いつつ、その求人元へ機関車で向かう。彼を待ち受ける一家は鮎川家。有名な資産家一族である。
既に夫を亡くした鮎川家は歴史の表舞台から消えて、そして『黒猫館』にて暮らしている。
鮎川家には、女主人の鮎川直美と娘の雪菜、メイドの芹沢亜美がいる。彼女らはこの人里離れた洋館にて密かにとある『宴』を開いていた。
それは見目麗しい男性を呼び、自らの愛欲を埋める為に行われる性の饗宴だった。
松下直樹はそこでかつてない程に、性の饗宴の生贄として『黒猫館』にて囚われてしまう。
レトロな雰囲気の作品を思いついたので、形にして小説にしてみました。中編小説になる予定です。
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文字数 106,660
最終更新日 2023.05.05
登録日 2023.03.23
8
ファムファタールの函庭
都市伝説「ファムファタールの函庭」。最近ネットでなにかと噂になっている館の噂だ。
男性七人に女性がひとり。全員に指令書が配られ、書かれた指令をクリアしないと出られないという。
そして重要なのは、女性の心を勝ち取らないと、どの指令もクリアできないということ。
そんな都市伝説を右から左に受け流していた今時女子高生の美羽は、彼氏の翔太と一緒に噂のファムファタールの函庭に閉じ込められた挙げ句、見せしめに翔太を殺されてしまう。
残された六人の見知らぬ男性と一緒に閉じ込められた美羽に課せられた指令は──ゲームの主催者からの刺客を探し出すこと。
誰が味方か。誰が敵か。
逃げ出すことは不可能、七日間以内に指令をクリアしなくては死亡。
美羽はファムファタールとなってゲームをコントロールできるのか、はたまた誰かに利用されてしまうのか。
ゲームスタート。
*サイトより転載になります。
*各種残酷描写、反社会描写があります。それらを増長推奨する意図は一切ございませんので、自己責任でお願いします。
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文字数 100,655
最終更新日 2023.05.07
登録日 2023.04.13
9
中霧山の悪夢
1年E組の生徒たち25名は、1日遠足で中霧山を訪れる。クラス内の親睦を深めるため、互いに協力し合って登山をする予定だった。無事に山頂へたどり着き、山を降りる生徒たちであったが、担任の真田の滑落事故によりすべてが狂い始める。
※この物語はフィクションであり、実在の人物、団体、地名、事件などとは一切関係ありません。無断転載禁止。
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文字数 64,069
最終更新日 2025.11.30
登録日 2025.10.17
10
隣人が有名ゲーム実況者なんだけど、最近様子がおかしい ~ネット配信者にガチ恋した少女の末路~
柊木美玖は、隣人である諸麦春斗がストーカー被害に悩まされているのを目の当たりにしながらも、なかなか声をかけられず歯がゆい思いをしていた。
ある日、美玖は今を時めく人気ゲーム実況者・むぎはるの正体が春斗であることを知ってしまう。
そのうえ、配信中の彼の背後に怪しい人影を見てしまった。美玖は春斗を助けるためにコンタクトを取ろうと決意する。
だが、どうも美玖の行動はストーカーに筒抜けらしく、春斗を助けようとすると犯人と思しき少女・MiraiのSNSアカウントに釘を刺すようなツイートが投稿されるのだった。
平穏な生活を送っていた美玖は、知らず知らずのうちにSNSと現実が交差する奇妙な事件に巻き込まれていく──。
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文字数 27,836
最終更新日 2024.02.01
登録日 2024.02.01
11
【閲覧注意】深海4000メートル、残り酸素2時間。命の引き算。――仲間を削減する医師の喉を、艦長はナイフで狙っている
深海4000メートル。
そこは、太陽の光が一粒も届かない闇。
浸水、酸素欠乏、そして救助まで24時間。
残された酸素は、全員を地上へ戻すにはあまりに少なすぎた。
極限状態の潜水艦で、船医の九条は冷徹に酸素消費を抑える方法を告げた。
だが、観測員のハルキは見てしまった。
――船医は初めから救おうとしていなかった。
「正しい殺人」と「間違った救済」。
どちらを選びますか?
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文字数 8,090
最終更新日 2026.07.18
登録日 2026.06.22
12
【完結】庭に迷い込んだ猫を探していたら、絶縁した白ロリ美少女に捕まった【再投稿】
半分の月が照らすのは、秋の虫が鳴き交わす草深い庭。
明かりの消えた居間で、猫の鳴き声に惹かれてカーテンの隙間から覗いてみれば、
半年前に関係を絶った白ロリ美少女――雪子が、自分を見上げていた。
「どうして、私と別の高校に行ったの?」
忘れようのない、ぞくぞくするような甘くかすれた声。
雪子の真綿のような呪縛に耐えかねて這々の体で逃げ出したなどと、
どの面下げていえるだろうか。
行き掛かり上、庭に迷い込んだ子猫を一緒に探すことになったのだが――
今しも捕らえられようとしているのは、
猫か、自分――司(つかさ)か。
※一度、女性向けで投稿しましたが大爆死。どうやら男性向けの作品(百合ホラー)のようなのでジャンルを選択し直し再投稿する運びになりました。
※本文に変更はありません。以前お読み頂いた方、誠にありがとうございました。(-人-)
旧題【絶縁したはずの白ロリ美少女の元同級生に襲われたんだけど、いま草深い庭で迷い猫を探している最中なんですが⁉】(非公開)
表紙絵は荒川図像さんよりお借りしました。(-人-)
https://x.com/Arkw_image No.23『立ち昇る執着』
※白ロリとはホワイトロリータ(ファッション)の略です。
※この話はフィクションです。参考にした類似、または特定の事件等はありません。
※R15指定に従い、残虐表現や性的な仄めかしがある話には*を付けてあります。宜しくご検討ください。
※毎年ホラー・ミステリー小説大賞にエントリーしています。
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原題『何かが、庭で。』40枚(16000字)2009/10 PNイマダ名義
※某小説投稿サイトのお題企画で書いた作品を改稿したものです。
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本作品は生成AI不使用です。
本作品は小説家になろうにも掲載しています。
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文字数 20,203
最終更新日 2026.06.24
登録日 2026.06.24
13
白き疑似餌に耽溺す
不幸な生い立ちの青年に降って湧いた巨万な相続話。
莫大な資産に広大な土地、山々、森林、沼、家……。
これまでの苦労が嘘のように、青年の暮らしぶりは一変する。
ただし、遺産を相続するにあたってひとつだけ奇妙な条件を課せられる。
それは『家の裏山の社を祀ること』というものであった。
山間部の奥、陸の孤島のような場所にある一軒家。
心身ともに疲れ果てていた青年は、お世話になった弁護士の勧めもあって、
大学を休学し、世俗から距離を置き、受け継いだ家でのんびり過ごすことにする。
しかし、そんな青年の周りで次々と不可解な現象が起き始めた。
綺麗にリフォームされて快適なのに、どこかおかしい家の中、
周辺に蠢く何ものかの気配や痕跡、
そして蔵の中で見つけたアレ……。
さらには捨ててきたはずの因縁が追い縋り、青年を悩ませる。
精神的に追い詰められた青年は、ついに――
妄執と因習、人の業が複雑に絡み合う戦慄のサスペンスホラー。
ようこそ、狂人たちの楽園、毒花の園へ。
さぁ、ごいっしょにどこまでも堕ちていきましょう。
感想数 0
文字数 91,834
最終更新日 2023.04.03
登録日 2023.02.27
14
エリス
9月 新学期。
ふとした噂から、酷いイジメが始まった。
主人公の親友が、万引きの噂が流れているクラスメートに対するイジメを始める。
イジメが続いていく中、ある日教室の真ん中でイジメに加担していた生徒が首吊り死体で発見され、物語は徐々に暗闇へと向かっていきます。
感想数 0
文字数 114,262
最終更新日 2018.12.24
登録日 2017.04.18
15
はい。【完結済み】第9回ホラー・ミステリー小説大賞奨金賞受賞
⚠️表紙はフォロワー様に頂きました。
静岡県のとある町には黄色い公衆電話がある。その電話はこちらから掛けることが出来ないという、不思議なものだった。
ある日、大雨の中で迎えの車を待っていた巻科優斗(まきしなゆうと)は、とある噂を思い出していた。
《駅にある、黄色い公衆電話を取り、名乗ると死ぬ。「はい」と答えても、すべてが終わる》という噂だった。
信じていたものが嘘となり、日常が闇へと落ちていく。公衆電話という身近にありながら、今は懐かしさのあるものを中心に、何もかもが崩れ落ちていく。
*冒頭にファンアート画像貼ってあります(^-^)
ミステリー強めな軽いホラーとなっています。ジャンルはミステリーの方がよかったかも??
感想数 7
文字数 91,304
最終更新日 2026.03.09
登録日 2026.02.21
16
【完結】探さないでください
ある日、母親が、『探さないでください』と書き置きをして家出した。
3ヶ月後帰ってきた母親は、何かが少しだけ変わっていた。
その変化が、当たり前になった頃、事件が起きる。
感想数 0
文字数 10,659
最終更新日 2025.09.24
登録日 2025.09.24
17
夜蝶
月の光だけが、私を見つめていた。
孤独な少女が出会ったのは、名前も顔も知らない「誰か」。
夜ごと交わされる言葉。
揺れていく心。
そして、静かに壊れていく世界――。
ベトナム発・幻想的ゴシック心理恋愛小説。
感想数 0
文字数 99,716
最終更新日 2026.06.26
登録日 2026.05.28
18
悪魔と過ごした一週間
引きこもりの少年が、強靭な肉体と天才的な頭脳を持つ殺人鬼に目を付けられ……そこから始まる恐怖の日々を描いた物語です。幽霊やゾンビや奇妙な現象はありませんが、グロい描写や不快な描写、残虐な描写はあります。苦手な人はご注意ください。
感想数 1
文字数 112,142
最終更新日 2021.02.11
登録日 2021.01.18
19
午前2時の巡回記録には、居ないはずの入居者がいる。
【あらすじ】
「ワンオペ夜勤は確率と期待値のコントロールだ」――そう豪語する合理主義の介護職員・大内は、深夜2時の巡回中、存在しないはずの『305号室』と、そこに生きているかのように処理された不審なレ点を発見する。
時を同じくして鳴り響く、305号室からのあり得ないナースコール。
施設の黒い歴史、隠蔽された過去の事故報告書、そして深夜の館内放送から聞こえる、欠勤したはずの後輩の悲痛な叫び。
日常の業務記録がじわじわと怪異に侵食されていく、恐怖のロジカル・モキュメンタリーホラー。
【本作の魅力】
介護現場のリアルすぎる日常描写から生まれる、圧倒的な臨場感と生々しい恐怖。
ただ怯えるのではなく、「期待値」や「生存確率」を冷徹に計算して怪異のルールに立ち向かう、知的で尖った主人公のキャラクターが読者を魅了します。
張り巡らされた伏線がすべて「書類」を通じて回収されていく、青年誌コミカライズに最適な極上のサスペンスです!
感想数 0
文字数 34,739
最終更新日 2026.07.18
登録日 2026.07.16
20
クラスに裏切られ、彼は今、美しい吸血鬼に導かれている
ヘンはただの平凡な学生だった。祖母のために、少しでも明るい未来を掴もうとしていただけ。
しかし――あの夜、すべてが崩れ去った。
信じていたクラスメイトに裏切られ、残酷な「生贄」として差し出されたヘンは、人間を超えた存在の真実を知る。
それは、数千年を生き、命を弄ぶ吸血鬼たち。
死ぬはずだった彼に与えられたのは、絶望ではなく“選択”。
紅い瞳の吸血鬼メアリーは、彼を自らの「賭け」として選んだのだ。
最後に生き残れるのは七人だけ――。
拳銃一丁と、吸血鬼の導き。
命のカウントダウンが進む中、ヘンは抗うのか、それとも飲み込まれるのか。
感想数 0
文字数 35,898
最終更新日 2025.10.21
登録日 2025.09.01
21
冥穴のはっぴいえんど
冥王の穴。決して上へは戻れない底無し穴に「冥王」の生贄の花嫁として落とされた女が、危険な侵入者やかつての生贄の子孫らと邂逅しながら、下へ底へと降りて落ちていく。ただし女の身体と鋼の精神は簡単には壊れない。「冥王」は女の心を堕とせるか? あるいは女はハッピーエンドを掴むのか?
ホラー要素は穏やかめ、途中から恋愛駆け引き要素あり。R-15エログロ暴力、極限状態での死生観及び倫理の欠如注意。
感想数 0
文字数 77,124
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.02.29
22
【R18】神守島の生贄少女は遅すぎた
神守島、それは男子高生と女子高生は今まで一度も交流したことが無い、一人の巫女の野望によって作られた島。16歳を迎えた選別された少女達は、生贄として選ばれる。閉じ込められた学校で、人生で一度も見たことが無い男子生徒との邂逅。邂逅と呼ぶには余りにも暴力的で、遭遇に近い少年達との出会いは、血と精液の匂いに塗れることとなる。
文字数 15,950
最終更新日 2025.02.17
登録日 2024.09.26
23
肖像
とある主婦が殺害された。彼女を取り巻く被疑者たちの尋問はしかし謎ばかりが深まっていくのである。隣人の男、ママ友、夫、息子、娘。犯人はいったいだれであったのか。主婦はどうして殺されねばならなかったのか。その真相は『藪の中』のごとく、謎のヴェールで覆われていて――
様々な人の様々な人生の恐怖を描いたオムニバス短編。
感想数 0
文字数 94,508
最終更新日 2023.03.28
登録日 2023.02.27
24
夫の浮気を突き止めたら監禁された
感想数 0
文字数 19,007
最終更新日 2023.12.25
登録日 2023.12.13
25
狂おしいほど愛おしい
殺人犯たちを追っていた。
証拠が揃い、やっと捕まれられるところまできた矢先に攫われる。
目が覚めた時、地獄を知る。
狂おしいほどに愛されるスズ。
それぞれが欲しいものを奪う3人。
ハッピーエンド? バッドエンド?
決めるのはあなた次第。
監禁、誘拐、血抜き、一部解剖、プチ暴力、薬などの狂愛があります。
感想数 0
文字数 9,500
最終更新日 2021.07.15
登録日 2021.04.25
26
殺人鬼です。これから監禁した美少女をいたぶります。
感想数 1
文字数 16,118
最終更新日 2021.09.02
登録日 2021.08.22
27
深淵のバラッド —あやかし捜査官 朝美楪の怪異事件ファイル—
夕暮れの公園で襲われた朝美 楪(あさみ ゆずりは)。彼女を救ったのは、赤い髪と奇妙な眼を持つ與 代籠(あたえ よる)という男だった。
奔放で口が悪く、どこか危険な雰囲気をまとう與との出会いをきっかけに、楪は怪異事件へと巻き込まれていく。
捜査官としての才能を見出された楪は、警察から勧誘を受けるが……。
「バケモノ殺し——それが、俺の仕事」
鬼の青年、年寄りぶる吸血鬼、未熟な狼少年。
ヒロインが人あらざる者たちと共に怪異事件を捜査していく、ライトホラーミステリー。
……あるいは、鬼に恋する物語。
※ホラミス小説大賞にて2位および激励賞を頂きました。応援ありがとうございました。
感想数 4
文字数 225,147
最終更新日 2026.01.13
登録日 2025.02.28
28
黒庭 ~閉ざされた真実~
未解決の迷宮入りした”ある事件”に対して異常な執着を示した若い刑事が
担当を願い出たまでは良かったが調べていく内に、とんでもない事実が
発覚して危険に身を投じる事となる。閉ざされた真実とは一体何なのか?
事件は無事に解決できるのか!?
そこも見所となっておりますので完結までお付き合い下さる事を願って
おります。ヒリヒリ感を増していく展開と毒素を含む内容となっており
ますので苦手な方は御遠慮ください。
2022年12月1~31日までTwitterと連動企画します!
詳しくは近況ボードにて確認下さい。
皆様、今年も後1ヶ月と少しですが宜しくお願いします!
お気に入り登録&感想(短くてもOKです)も、お待ちしております♪
*毎年(節目)、読み返してみると好きなキャラが変わったり、感じ方
や受け取り方も違ってくる内容となっております。
感想数 3
文字数 164,351
最終更新日 2018.06.29
登録日 2017.03.19
29
僕を裏切ったら必ずあなたを刺し殺します
大学に入学した僕は、一人の女性に恋をした。その恋の炎は次第に大きくなり、抑え切れない情動へと変化した。
僕の情動は留まることを知らなかった。僕は彼女のために色々やってあげた。内緒で部屋に入ったり、生理ナプキンをプレゼントしたり。
それでもあなたは僕に振り向かなかった。だから僕はある『決意』をした。
感想数 0
文字数 78,902
最終更新日 2025.08.08
登録日 2025.08.02
30
【完結】優等生の幼なじみは私をねらう異常者でした。
「すべては、君のために」
高校生の水嶋史郎は優等生を演じていたが、幼なじみの柿崎笑香に異常な執着を抱いていた。クラスメイトに笑香との交際の橋渡しを依頼され、あたためていた計画を実行する。
「離れる日が来るくらいなら、嫌われてもいい、縛りつける」
それは八年前に起こったある事件がきっかけだった。
2022.5.2本編完結。番外編を不定期更新。
性描写場面には※がついています。
感想数 0
文字数 310,073
最終更新日 2022.07.06
登録日 2022.02.22
31
午前2時のリプレイス
自分の人生を奪われ、他人の「補充品」として生きる恐怖を描く現代都市伝説ホラー
〝午前2時に特定の番号へ電話をかけると、失くした物が見つかる〟という噂を信じ
タクミは亡き恋人の指輪を取り戻すために電話をかける。
翌日、指輪は手に入ったが、代償として彼の日常は少しずつ「他人の記憶」へと侵食されていく。
忘れ物センターの正体は、不要になった人間を捨て別の誰かと入れ替える場所だった。
感想数 0
文字数 12,160
最終更新日 2026.07.17
登録日 2026.07.17
32
勉強になるサスペンス・ホラー集(6話)
短いホラー、ミステリー、サスペンスものですが、基本、何かが学べるような内容を心がけています。
不人気らしいジャンルではございますが、懐かしいと思いながら読んで頂けると幸いです。
★以前、公開していた拙作になりますが、中編になって独立させたりで三篇しか残っておりません。不出来な不人気作として削除していましたが、近況ボードの過去にホラーのこれが最初にランキングに入り喜んでいる私がいます。
感想数 0
文字数 41,895
最終更新日 2026.06.29
登録日 2026.06.06
33
彼女は特殊清掃業
四国愛媛の山奥から、女子大生隠善(いんぜん)陽菜乃は街の大学に出る。かつて愛媛を、四国一帯を支配していたという隠神刑部狸(いぬがみぎょうぶだぬき)を祀る実家を離れ、彼女はボロアパートともいえる「犬上アパート」に入居した。そしてその大家は、彼女が思うより遥かによほど、「ワケアリ」な女性で――「狸なんて食わないよ。犬だってそんな時代じゃないんだから」。
感想数 1
文字数 120,999
最終更新日 2023.03.30
登録日 2023.03.11
34
恐怖!雪山小屋でのバーベキュー
雪山で遭難しかけたカップルである大学生二人。山奥で避難小屋を見つけた。ところが避難小屋に見えたものの立派な一軒家ほどもある大きさだった。
家に飛び込むと何と彼女の元彼が先に避難してきており、三人で夜を過ごすことになる。部屋は三つ、シャワールーム、各部屋にベッドまで設置されている山奥とは思えない設備(山小屋)だった。
その代わり巻き起こるNTR危機。恋人の元カレが焼肉を出してきて赤ワインでバーベキューをしようというではないか。
遭難事件だったのが、いつの間にかNTR危機に。しかし、その結末は……
★ホラーより寧ろお笑いだろうと、カテゴリーがホラーから変わる可能性があります。
★やきにく企画参加作品プレイバックパート2
感想数 0
文字数 3,756
最終更新日 2026.07.11
登録日 2026.07.11
35
シルバークリーク
アメリカの都市を舞台に、ゾンビ禍が「発生」したタイミングを多様な登場人物の視点から描いたオムニバス・ストーリー。
シニカルかつユーモラスな群像劇。
感想数 0
文字数 61,472
最終更新日 2026.07.05
登録日 2026.07.05
36
赫き蠢きの廃村①-贄子の夢、胎主の詩-
……この村は、最初から何かがおかしい。
ある日、各地の伝承や都市伝説を追う大学生・斉藤涼《さいとう りょう》と仲間たちは、現在の地図には載らない廃村「神伏《かんぶく》村」に足を踏み入れる。
廃れた家々。荒れ果てた道。
その村には、決して目を合わせてはならない『何か』が棲んでいた。
突如現れる異形の存在――
皮膚がなく歪な骨で歩く者、驚異的な速度と力で襲う黒い者。
それぞれに異様な姿と力、そして悲しき過去を背負っていた。
逃げ惑う涼たちは、やがて朽ちた古城へと辿り着く。
しかしそれは偶然ではなかった。その城は、かつて異形の存在を生み出した「人為の研究施設」だったのだ。
人体実験、禁忌の融合、失敗作たちの怨嗟――
果たして彼らは「一度はいると出られない」と噂されるこの村から、抜け出すことはできるのだろうか――
興味と生死、人の欲望が渦巻く神伏村へようこそ。
《この作品は、三部作を予定したの中の第一部です。単体でも読むことができます。》
※
これは優しくない話です。
※
・一部、暴力、残酷表現が含まれます。
・倫理観に問題のある表現があるかもしれません。
擁護、推奨するわけではなく演出上の表現となりますのでご留意ください。
・この話は、別サイトでも公開しています。
※
【更新について】
毎週日曜1話、時間固定20:00の更新予定で、最終回まで進めていきます。
感想数 0
文字数 112,495
最終更新日 2025.10.26
登録日 2025.08.01
37
復讐のネメシス
死刑囚の娘による最も醜い復讐劇────
母を死刑囚に仕立てた仇・美月。
10年後、弁護士となった娘の凛は正体を隠し、毒殺事件の容疑者となった美月の弁護を引き受ける。
「救済」を装い、司法の仕組みを完璧に利用して美月の嘘と醜悪な過去を法廷で暴いていく。
実母との絆も破壊し、無罪放免のまま「殺人犯以上の悪女」として社会的私刑に放り出す。
感想数 0
文字数 13,069
最終更新日 2026.07.17
登録日 2026.07.17
38
私の肉を食べないで
これは人の肉しか口にできない女性の物語
近内朱里は、人の肉しか食べることができない女性だった。自らの美貌と策略を活かし、獲物を狩り続ける日々。
そのような中、邪魔者が現れる。朱里の獲物を先んじて殺し、肉を奪う者が。姿の見えない犯人。目的も不明だった。
朱里は人の肉しか口にできないため、このまま肉を奪われ続ければ、自分は餓死してしまう。そこで朱里は、自分が生きるために、犯人を探し始める。
感想数 0
文字数 151,745
最終更新日 2025.09.20
登録日 2025.09.11
39
DEAD END 13
※すでにnolaノベルで完結済みの作品のリメイクバージョンとなります。DUST RAINが主軸となりますので、のんびり投稿ですがお許しください。
《あらすじ》
霊障と呼ばれる異常存在による被害が深刻化し、行政が本格的な対策へ乗り出した2027年の日本。
内閣府直属の対霊障機関「霊障局」に所属する局員たちは、人々の生活に紛れ込む怪異を排除するため、日々発生する霊障事案へ駆り出されていた。
国家公務員試験に合格し、霊障局への採用が決まった犀川成美、22歳。新卒局員として迎えた初出勤の日、彼女が配属されたのは、危険な霊障との直接戦闘を担う第13課だった。
人間の姿を借りる異形。常識の通用しない現場。何も知らないまま足を踏み入れた成美は、初日から対霊障戦闘の洗礼を受けることになる。
現代社会の裏側に潜む怪異と、それに立ち向かう者たちを描くサスペンスホラーアクション。
–––☆–––☆–––
⚠️本作品はフィクションです。実在する人物、組織、宗教、団体、事件などとは一切関係ありません。
作中には残酷な描写、暴力表現、流血表現などが含まれています。閲覧の際は十分にご注意ください。
–––☆–––☆–––
感想数 0
文字数 3,703
最終更新日 2026.07.15
登録日 2026.07.10
40
幻葬奇譚-mein unsterblich Alchimist-
高校生活も始まった矢先、青柳美香の不運はふとした事から始まった
万事に於いてやる気の無い態度を覗かせる教師と関わる中で、
少女の運命もまたこれまでとは異なる方向へ転がり出す。
世の陰に、或いは歴史の動乱の陰に蠢く『もの』達の狭間へと。
感想数 0
文字数 782,588
最終更新日 2024.04.02
登録日 2023.03.21