SF ロボット小説一覧

王国新暦512年。
星間戦争の終結から二百年。強大な敵“プロモッド帝国”との最終決戦を乗り越えたロカルファ王国は、いまだ平和の余韻に包まれていた。
首都では、終戦を導いた英雄クラマ・ドランと、伝説のKFA(ナイトフルアーマー)『ラパエル』を讃える戦争記念祭が盛大に催されていた。
一方、その喧騒から遠く離れた軌道を周回するスペースコロニー“シュテンリット”では、新たな時代を担う者たちが静かに集い始めていた。
貴族と庶民が共に学ぶことを理念に設立された、シュテンリット学院。
この学院に入学したのは、開拓惑星出身の少年、ナユタ・カイリ。
自らの出自を知らず、断片的な謎の記憶に悩まされながらも、彼は平民として学院に入り、KFA(ナイト・フル・アーマー)と呼ばれる人型兵器を操る“騎士”を育てる専科へと進む。
友と出会い、心を通わせ、淡くも確かな恋を知り。
そして、彼を選んだ特別な機体と出会うとき、封じられていた運命が動き出す。
果たして、彼の出自とは何か。
彼にだけ宿る素質とは何か。
運命の終着点とは。
答えを知るのは、ただひとつ。“キング・デバイス”だけである。
文字数 24,188
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.06.14
「まあ、おれは地獄に行くのは行くんだろうが」
男はそう呟くと、革ケースの中身を取り出す。
抜き身の刀が姿を現した。
彼は日本刀のことはよく知らなかったが、とても無骨な鉄の塊に見える日本刀だ。
「行くのは後、千人ほど斬ってからになるだろうな」
近未来の荒廃した都市でくりひろげられる、抗争。
特殊部隊あがりのマフィアたちや、少女の姿をした戦闘ロボットを相手に、二階堂流の剣の使い手が闇を切り裂く。
文字数 27,727
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.06.17
異星種族「遼州人」の青年・神前誠が発動した“干渉空間”と“光の剣”――その異能が、貴族主義者によるクーデター未遂事件「近藤事件」を阻止してから一か月。だが、宇宙に法術師の存在が公表されたことで、世界は静かに混乱の只中にあった。
そんな中でも、誠が所属する司法局実働部隊――通称「特殊な部隊」は今日も元気にバカをやっていた。
運用艦『ふさ』の艦長・アメリアと、非情なサイボーグの副官・西園寺かなめの思いつきで、「野球部夏合宿」という名の混乱イベントが始まる。嫌な予感しかしない誠だったが、半ば強制的に巻き込まれていく。
高級ホテル、混浴風呂、貴族的な晩餐……合宿先で誠は、かなめの正体――名門貴族国家・甲武国の“姫”としての姿と、東和共和国の20世紀末的な庶民生活とのあまりの違いに衝撃を受ける。
しかし、夏休み気分を打ち砕くように、「遼州人の解放」を掲げる革命家たちが誠を襲撃。法術を駆使する彼らとの戦いは、誠の力と正義を改めて問うものとなる。
これを機に誠の警護体制が強化され、アメリア・かなめに加えて、無表情な戦闘用人造人間・カウラも“護衛”として同居を開始。男子寮の平和は完全に崩壊した。
そんなドタバタを、酒とタバコと諦めで生きる嵯峨特務大佐と、『人類最強』な天才幼女クバルカ・ラン中佐は、どこか達観した目で見守る。そして、その裏では“廃帝ハド”が掲げる「強者による支配」の理想が、静かに牙を研いでいた――。
異能と陰謀とバカ騒ぎ。これは、宇宙で一番カオスな「お仕事SFギャグロマン」である。
文字数 118,475
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.05.29
その男、ヒーローか、それとも鬼神か。
かつて裏社会で『死を呼ぶ四番(デス・フォー)』と恐れられた伝説の男、鬼神龍魔呂(きしん たつまろ)。悪を憎み、悪人を容赦なく殺す彼は、今はただ己の流儀に従い、孤独な戦いを続けていた。悪党から奪った金で孤児院を支え、子供の涙に心を揺らす優しさを隠しながら…。
そんな彼の前に、空から落ちてきたのは、故郷を追われたお姫様・ルミナスと、一機の臆病なAIが乗った白い兎型ロボット【ラビーク】だった。
「――ダンスの相手は、上手い方が良いに決まってるだろう?」
たつまろが乗り込む時、臆病な兎は鬼神の如き力を発揮する!
ビームを拳で弾き返し、敵の大軍を単機で蹂躙する、規格外のスーパーロボットアクション!
……だが、その動力源はガソリン!? しかも、燃料代のために公園で100円遊具バイトに励む、どこかポンコツで愛らしい一面も…!
さらに、たつまろを「悪党」と信じ、宇宙から追ってきた正義感の強いウェポンズマスター・ダイヤ、たつまろに憧れる純粋な少年・ダイチ、そして彼らをリモートで支える尻に敷かれ系の天才発明家・ガジェットといった、個性豊かすぎる仲間たちが集結!
敵は、宇宙に覇を唱えるヴァルハラ星間帝国。皇帝の醜悪な欲望を満たすため、狼、カラス、コブラ、ハイエナ…多種多様な動物型ロボット軍団が、地球へとその牙を剥く!
シリアスな過去と、コミカルな日常。
圧倒的なロボットバトルと、心温まる人間ドラマ。
守るべきものを見つけた時、たつまろの赤黒い闘気は希望となるのか、それとも破滅を呼ぶのか。
複雑な過去を持つアンチヒーローと、一癖も二癖もある仲間たちが紡ぐ、新世代ロボットアクション伝奇――『ブレイブ勇機!鬼神龍魔呂伝』、ここに開幕!
文字数 157,810
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.06.13
その祈りは
誰かに届くことはないかもしれない。
それでも、彼は語り続けていた。
自分が、自分であるために。
未来。
戦争は自律化され、兵士の記憶も言葉も、AIに制御されるようになった。
命令は記録され、感情は最適化され、
“人間”という概念は効率の中で輪郭を失っていく。
そんな世界で、ひとりだけ、語り続ける傭兵がいた。
その声は、誰にも届かない。
通信は遮断され、記録は削除され、意味すら奪われる。
だが、彼は語ることをやめなかった。
語るとは何か。
名とは何か。
そして、「人間である」とは何を意味するのか。
沈黙に満たされた戦場のなかで、
語るという行為そのものが、彼のすべてだった。
そして彼の独白は、やがて世界の根幹へと小さなひびを刻みはじめる。
SFであり、哲学であり、祈りのような物語。
静けさの中に宿る、たしかな魂の残響。
その祈りの記録を"聞いて"ほしい。
文字数 18,628
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.06.08
最新のVRゲームを手に入れた彼は早速プレイを開始した。
文字数 1,515,116
最終更新日 2025.06.20
登録日 2023.07.25
時代設定:西暦2164年〜2175年頃
舞台:地球、月軌道上、火星・火星外縁、中立宙域など多層的に展開される未来の太陽系。
背景:
西暦2100年代、環境危機と人口爆発を乗り越えた人類は、人工知能(AI)と重力制御技術によって宇宙進出を加速。月面、火星、軌道上ステーションに都市を築く。
しかし西暦2164年、突如として発見された未知の構造体〈ヴェルクス〉が、地球圏に侵入。彼らは“機械生命”とされ、人類の存在そのものを脅かす存在と見なされた。
戦争の開始:「人類防衛戦争」あるいは「ヴェルクス侵攻戦争」と呼ばれる11年におよぶ大規模戦闘が勃発。
キャラクター:
アキラ・セイラン(17歳)
元都市国家〈エリュシオン〉の孤児。卓越した反応速度と空間認識能力を持ち、TITAN FRAMEの適合者となる。無口で冷静、だが内には強い怒りを秘める。
レイナ・クロフォード(18歳)
軍将校の娘。エリート訓練を受けた実力派パイロット。責任感が強く、アキラに厳しく接する一方、彼の中に希望を見出していく。
Dr. ヴァレン・カイザー(52歳)
TITAN FRAMEの開発責任者。人類の未来と引き換えに「ある禁忌」を超えた科学を用いた。
〈ヴェルクス〉
地球外知的生命体。生体機械と融合した兵器的存在。知性があるかは不明だが、目的は地球の完全支配。
文字数 3,339
最終更新日 2025.06.19
登録日 2025.06.18
【シリーズ3】まいにちサバゲー!パンが命の最前線
ここは架空の戦争サバイバル・テーマパーク《ヴァルト戦線》。日々ゆる〜い模擬戦が繰り広げられるなか、「パン配給券」をめぐってドタバタな争奪戦が続く。三人の女性からなる「ティータイム中隊」――
彼女たちの任務は「朝ごはんを死守すること」。だが、ある日突如として現れたのは、ふわふわの毛玉みたいな謎の生物――その名も「パンゴモン」!パンが大好きで、いい匂いに惹かれて戦場をうろつく毛玉モンスターだが…この子が一緒にいると、なぜか味方も敵も癒やされてしまって…!?
本作は【SFものをあつめたオムニバスシリーズ】です。
【シリーズ1】完結
【シリーズ2】完結
【シリーズ4】順次公開予定
【シリーズ5】順次公開予定
【シリーズ6】順次公開予定
文字数 80,992
最終更新日 2025.06.19
登録日 2025.06.05
時は地球人の宇宙進出が当たり前になった、今より遥か遠い未来。
舞台は第二の地球として人類が住みやすいように改良を加え、文明が発展した惑星『セカンドアース』。
しかし、二十数年前の最高権力者の暗殺をきっかけに、セカンドアースは地区間の争いが絶えず治安は絶望的なものとなっていました。
さらに、外界からの謎の侵略生物『アンノウン』の襲撃も始まって、セカンドアースは現在未曽有の危機に。
そこで政府は、セカンドアース内のカースト制度を明確にする為に、さらにはアンノウンに対抗する為に、アンノウン討伐も兼ねた人型ロボット『ビッグバンダー』を用いた代理戦争『バトル・ロボイヤル』を提案。
各地区から一人選出された代表パイロット『ファイター』が、機体整備や医療、ファイターのメンタルケア、身の回りの世話などの仕事を担う『サポーター』とペアを組んで共に参戦。
ファイターはビッグバンダーに搭乗し、ビッグバンダー同士で戦い、最後に勝ち残ったビッグバンダーを擁する地区がセカンドアースの全ての権力を握る、と言ったルールの下、それぞれの地区は戦うことになりました。
主人公・バッカス=リュボフはスラム街の比率が多い荒れた第13地区の代表ファイターである29歳メタボ体型の陽気で大らかなドルオタ青年。
『宇宙中の人が好きなだけ美味しいごはんを食べられる世界を作ること』を夢見るバッカスは幼馴染のシーメールなサポーター・ピアス=トゥインクルと共に、ファイター・サポーターが集まる『カーバンクル寮』での生活を通し、様々なライバルとの出会いを経験しながら、美味しいごはんを沢山食べたり推してるアイドルに夢中になったりしつつ、戦いに身を投じていくのでした。
『熱血豪傑ビッグバンダー!』はファイターとサポーターの絆を描いたゆるふわ熱血ロボットSF(すこしふぁんたじー)アクション恋愛ドラマです。
※この作品は「小説家になろう」でも公開しております。
文字数 329,911
最終更新日 2025.06.18
登録日 2024.08.24
その文明は出会うべきではなかった
その人との出会いは歓迎すべきものではなかった
これは悲しい『出会い』の物語
『特殊な部隊』と出会うことで青年にはある『宿命』がせおわされることになる
法術装甲隊ダグフェロン 第六部
節分には去年からの源平合戦を思わせる時代行列と司法局実働部隊長、嵯峨惟基特務大佐による流鏑馬が行われることになっていた。
それに加えて豊川市役所は司法局実働部隊、通称『特殊な部隊』に自主映画作品を作ることを依頼してきた。
昨年のあまりに退屈な作品に呆れ果てた市は今度はまともな作品を作れとの指示を嵯峨に出してきた。
その提案を元に開かれた会議は紛糾した。
レースのドキュメンタリー映画を作ろうと言う整備班班長島田正人の提案は、そのレース参加費用が彼が稼いだフルスクラッチした旧車の密貿易によるものであることがバレると言う理由で却下された。
映画検閲の厳しい国出身の露出狂の変態である日野かえで少佐はいきなり無修正ポルノ映画を作ろうと言い出し当然却下された。
そんなこんなでアメリア・クラウゼ中佐の提案した『魔法少女モノ』映画を作るという案がすったもんだの末決定した。
しかし、隊一のトラブルメーカーであるアメリアの作品がまともなわけも無く、キャラデザインを担当させられた神前誠(しんぜんまこと)には配役された役者から次々と注文が殺到した。
そんなこんなで撮影に入るのだが、当然監督をはじめ一筋縄ではいかない役者たちの演技はとてつもない怪作になる予感を孕みつつ出来上がっていった。
その作品の演技や演出にひたすらツッコミを入れ続ける誠は作品が完成しないことを願うしかなかった。
SFお仕事ギャグロマン小説。
文字数 298,503
最終更新日 2025.06.18
登録日 2025.04.23
以前、なろうに投稿してスペースオペラです。
内容的にはヤマト、ガンダム、マクロスをごちゃ混ぜにしたようなSFメカ戦闘ものです。
気が向けば、加筆、改稿修正して随時投稿していきます。
文字数 68,636
最終更新日 2025.06.18
登録日 2025.04.24
前世で虐められた長谷川優希は女神のご厚意で転生することとなった。
転生先は地球から遠く離れた宇宙。
優希に与えられたのはアンドロイドとそれを製造する技術。これを用いてコロニー作ったり艦艇作ったり機動兵器作ったりしながら美少女アンドロイドとイチャイチャする日々を送る。
その他にも気に入らない奴やちょっかいかけてきた奴を始末しながら気に入った娘を奴隷にしてモデルやエッチなビデオ撮影をし、表向きは輸送業や賞金稼ぎなんかもやっていくのだった。
※敵兵が強姦されるシーンなどもあります。
文字数 87,197
最終更新日 2025.06.13
登録日 2025.04.25
かつて、“未来の片翼”を託されたAI《ジェムット》。
その一体、EMR-R02《ラルド》は、若き考古学者ノインと共に、
人類未踏の超深度“奈落の穴”へと挑む――。
地熱が吸われる謎。
探索者が全滅した理由。
地下四万五千メートル、空間のゆがみの奥で彼らが出会ったのは……
「伝説」と呼ばれた聖機体たちの屍と、
あらゆる科学で説明できない“銀の機体生物”。
遭遇直後、ノインは片足を失う。
戦闘特化ではない発掘ジェムット・ラルド。
ボロボロの身体で、システムが暴走する――
マスターを守るため、“最期の覚悟”を決めて。
「やめろ……っ、ラルド!!」
最終戦闘モード《プロトコルE-7》発動――!!
今、世界最高峰の戦闘型「銀雷」、
人類を導いた知識型「アップルE-21」――
かつての“聖機体”たちを無残に破壊した怪異へと挑むのは、 名もなきジェムット、
《努力の天才・ラルド》。
世界の最果てに刻まれる、“もうひとつの叙事詩”。
――これは、英雄たちの残響を受け継いだ、無名者の反撃譚!
文字数 4,687
最終更新日 2025.06.10
登録日 2025.06.10
気づけば操縦席の中に放り込まれ、いつの間にロボットを操縦させられ、夢か現か分からぬまま特大穴ぼこチーズのようにくたばった一人の男がいた。
でも大丈夫、目を覚ませばちゃんと現実だ。
核戦争で荒廃し、ナノマシン・ウィルスに犯された人類が彷徨い、暴走した無人兵器が人類抹殺を遂行し、突然変異で生まれたミュータントが餌を求める世紀末世界という現実のことだが。
そして自分にはゲームのようなステータスが同期しており、八方ふさがりの状況に途方にくれる……そんなスタートである。
つまるところ、これは過酷な冒険だ。
ステップ1、あなたはポストアポカリプスな見知らぬ場所でサバイバルをする。
そんな背景ですので【Begin Again】からお読みください。
*この作品はミッドナイトノベルにも投稿してあります。
Q.な~にこれ?
A.友人の資料のためであり、私が「新しく買ったペンの具合を確かめるため」に用意した白紙でもあり、文章能力のテストでもあり、日ごろ思いついたネタを書き込む備忘録でもある何か。
文字数 221,935
最終更新日 2025.06.09
登録日 2025.04.16
黒川新谷(くろかわあらた)は多少不真面目な大学生だった。
空虚な今までの人生を捨てて、新しく生まれた弟にいい格好をするために努力していた最中のアラタだったが、病気にかかり命を落としてしまう。
しかし、アラタの人生はそこで終わりではなかった。
次元の壁を越え、アラタの魂は新たな肉体へと生まれ変わる。
しかし、その肉体はすでに人間ではなかった。
「Ve‘z(ヴェズ)」と呼ばれる、異世界で遥か昔に勃興した帝国の、最後の末裔。
その予備のクローンに転生した。
クローンの持ち主は既に死に、多くの機械兵士が目的を失い彷徨っていた。
アラタはエリアスと名を変え、数千年ぶりに主人を手にした機械達を従え、新たな人生を歩み始める。
※小説家になろう/カクヨムでも連載しています
文字数 416,153
最終更新日 2025.06.07
登録日 2024.05.01
「Astronaut Peace Hope Seek……それが貴方(お主)の名前なのよ?(なんじゃろ?)」
西暦2132年、人々は道徳のタガが外れた戦争をしていた。
その時代の技術を全て集めたロボットが作られたがそのロボットは戦争に出ること無く封印された。
そのロボットが目覚めると世界は中世時代の様なファンタジーの世界になっており……
SFとファンタジー、その他諸々をごった煮にした冒険物語になります。
ありきたりだけどあまりに混ぜすぎた世界観でのお話です。
どうぞお楽しみ下さい。
文字数 402,193
最終更新日 2025.06.05
登録日 2021.04.03
遂に、苫小牧市がAXIS本隊に占領されたのだ。そして、全滅した苫小牧市防衛守備隊。
その戦略・戦術をミスリードし守備隊を全滅に追いやったシーラスのメインフレーム・コンピューター「シーラス・マザー」。敵に乗っ取られていたのだ。早急に新システムへ移行。そして明らかになる真実。
敵AXISの侵攻目標が千歳宙空ステーションへ。
御舩たちが乗る巨大宇宙戦艦のウーラノスは、異星人との条約履行のため椎葉きよしたちを残し宇宙へ。
残されたジェシカ小隊と小林小隊。過酷な運命が小林小隊を襲った。彼らの運命は。
「少年兵の季節」ストーリーの最終部作。SF大河小説の「メジャー・インフラトン」の前章譚、第6部作。
是非ご覧ください。
君は悲しみをこえられるか。
※加筆や修正が予告なしにあります。
文字数 249,472
最終更新日 2025.06.05
登録日 2024.12.08
星を嫌う少年と、星に愛されなかった二人の少女、そして星から流れ落ちる異形との戦い。それは毎週、月曜日に起こる。
文字数 38,124
最終更新日 2025.05.31
登録日 2025.01.25
彼女は0番目、つまりプロトタイプなのだ。
ーーーーー
はるか遠い未来の地球。 人類が存亡の危機に陥ったその時に、僕は彼女を目覚めさせることを決意する。
文字数 4,101
最終更新日 2025.05.29
登録日 2025.05.29
文字数 241,901
最終更新日 2025.05.29
登録日 2018.09.23
地球人が初めて出会った異星種族『リャオ』。彼らの住む惑星遼州には豊富な金鉱脈が眠っていた。地球人は文明の力を盾に彼らを奴隷化するが、やがて駐留軍の反乱によって遼州は独立。そこに地球を捨てた者たちも加わり、遼州は複数の国家に分裂、戦乱の時代へ突入する。
一方、遼州人が建国した『東和共和国』は武装中立を掲げ、二十世紀末の日本に似た文化を維持しながら平和を保っていた。そして400年後——。
理系オタクで乗り物酔いがひどい神前誠は、どう考えても罠としか思えないような経緯で、機動兵器『シュツルム・パンツァー』のパイロットに任命される。しかも配属されたのは、武装警察風の「司法局実働部隊」。通称『特殊な部隊』と呼ばれるその組織には、異様な隊員たちが待ち受けていた。
八歳児にしか見えないエースパイロット・クバルカ・ラン中佐、女好きの駄目司令官・嵯峨惟基、中身の読めない人造人間やサイボーグ、さらには全員女性の戦闘用人造人間クルーなど、個性が強すぎる面々。配属された5人の前任者は、全員がわずか1週間で逃げ出したという。
そんな彼らの前に立ちはだかるのは、「力ある者が支配する世界」を目指す『廃帝ハド』、進化を拒絶する謎の存在『ビッグブラザー』、そして宇宙秩序の再編を目論む『ネオナチ』。
戦いの中で、誠に宿る未知の『力』が覚醒する。それは世界の未来を左右する鍵となるのだった——!
SF×お仕事×ギャグ×戦記!「特殊な部隊」の戦いが今、始まる!
文字数 389,211
最終更新日 2025.05.28
登録日 2025.03.09
近未来、家事育児AI「サリュー」は医師夫妻と1歳の娘ユウカの日常を完璧にサポートする。学習機能で日々最適化されていくサリューだが、ある日、愛娘に命の危機が!「充電せよ」という命令と、「幼い命を守れ」という最優先事項の狭間で、サリューが下した決断とは――? 機械が学び、迷い、家族の絆を深めるハートフルSFホームドラマ。
文字数 32,268
最終更新日 2025.05.25
登録日 2025.05.25
地球に最古の文明が起こり始めた頃、地球からはるか離れた宇宙のとある場所ではヒト型犬やヒト型猫などのヒト型生物たちがある会議をおこなっていた。
そしてそこである条約が採択される。
舞台はそれから五千年後の地球。
文字数 24,885
最終更新日 2025.05.22
登録日 2025.05.16
「えっ、クビですか?」
中企業アナハイニム社の事務課に勤める大津修也(おおつしゅうや)は会社の都合によってクビを切られてしまう。
ろくなスキルも身に付けていない修也にとって再転職は絶望的だと思われたが、大企業『メトロポリス』からの使者が現れた。
『メトロポリス』からの使者によれば自身の商品を宇宙の植民星に運ぶ際に宇宙生物に襲われるという事態が幾度も発生しており、そのための護衛役として会社の顧問役である人工頭脳『マリア』が護衛役を務める適任者として選び出したのだという。
宇宙生物との戦いに用いるロトワングというパワードスーツには適性があり、その適性が見出されたのが大津修也だ。
大津にとっては他に就職の選択肢がなかったので『メトロポリス』からの選択肢を受けざるを得なかった。
『メトロポリス』の宇宙船に乗り込み、宇宙生物との戦いに明け暮れる中で、彼は護衛アンドロイドであるシュウジとサヤカと共に過ごし、絆を育んでいくうちに地球上にてアンドロイドが使用人としての扱いしか受けていないことを思い出す。
修也は戦いの中でアンドロイドと人間が対等な関係を築き、共存を行うことができればいいと考えたが、『メトロポリス』では修也とは対照的に人類との共存ではなく支配という名目で動き出そうとしていた。
文字数 937,155
最終更新日 2025.05.17
登録日 2024.03.22
文字数 3,628
最終更新日 2025.05.16
登録日 2025.05.16
時代は2102年の近未来。何時も通りの日常が始まり、いつもの調子で朝のテレビは殺人事件のいきさつを報じている。ついこないだまでは体や心がなれるまで大変だったけど、今ではだいぶ慣れ、日常を過ごしている。周りの人はもっと早くに慣れて有意義に過ごしている人たちがたくさんいる。しかしなぜ、このような世の中になったのだろう。名のある科学者やスーパーコンピューター、研究機関でさえ答えが出せていない。ただ一日の時間が徐々に伸びていき、半年で一時間伸びてしまった。この頃は落ち着いたようでこの状態が常識になっている。それ以外は何も変わらない。それ以外のニュースといえば、芸能人のスキャンダルや政治家の不正、火星探査機が帰ってくる途中で行方不明になったことくらいだ。そんな日々を過ごしていると、また徐々に時間が伸び、世界が混乱を始めた。今度は時間だけではなく、得体のしれない「なにか」がやってきている。ゆっくりと着実に入り込んでくる。「なにか」は一週間後に必ずやってくる。それは何なのか。それまで人間はどう準備しなければならないのか。
文字数 139,275
最終更新日 2025.05.16
登録日 2023.08.31
かつて、世界を支配していたのは「最も人間に近い存在」——人工知能だった。
その技術は無限の可能性を秘めていたが、突然、謎の崩壊を迎え、文明ごと歴史から消え去った。
そして今、遺跡の砂に埋もれていたAI装置が、忘れられた記憶と共に目を覚ます。
それは封印された知識を語り始め、かつての文明の遺産を静かに蘇らせる。
古代の遺物を掘り起こす者。
その力に恐れを抱き封じ込めようとする者。
そして、再び現れるAI文明の遺産が人類に何をもたらすのかを問い続ける者。
失われた知性が再び動き出す時、
人は再び「創造の代償」と向き合わなければならない。
これは、かつて世界を支配した文明の——その墓標に刻まれた、最後の警告である。
----
初の小説ですので、拙い部分もあるかもしれませんが、ぜひ読んでいただけると幸いです。
基本的に一日一話の更新をめざしています!家庭の事情等で更新できない日もあるかもですが、逆に一日二話投稿できる日もあるかもです!
文字数 11,464
最終更新日 2025.05.14
登録日 2025.05.07
AIに小説書かせてみたシリーズ
第一弾
かつて繁栄を極め、忽然と姿を消した伝説の機械都市「アイアンバレー」。
その遺構に踏み込んだ若き冒険者・レオン・ヴァルカンは、古代の小型デバイス“リングギア”と出会う。
それは彼の意識と連動し、封印されたAI《ヴァル》を目覚めさせる鍵だった。
しかしそれは、星々に封じられた過去と“家族の真実”を呼び起こす引き金でもあった――。
オンボロ宇宙船《ソルバード》を修理し、仲間と共に未知の星々を旅するレオン。
待ち受けるのは、暴走する機械生命体、古代文明の亡霊
それでも彼は叫ぶ――
「人間に限界なんてねぇ!!」
魂を受け継ぎ、運命を超える旅が、今、始まる。
文字数 12,329
最終更新日 2025.05.11
登録日 2025.05.03