現代文学 ほのぼの小説一覧

「桜香る故郷」は、桜エビ加工場を営む家族の葛藤と再生の物語です。主人公の奈緒子は、保育園で娘の咲良を迎えに行った際、作業着姿を恥じていましたが、娘の友達・愛子に「香ばしい匂いがするね」と言われた記憶が彼女の心に残っています。
時は流れ、奈緒子は家業を継いだものの、経営難から加工場をたたみ、朝霞市へ移住。20年間、故郷の桜浦町に後ろめたさから戻ることができませんでした。
ある日、娘の咲良から、愛子が桜浦町にUターンしてゲストハウス「サクラエビハウス」を始めたと知らされます。奈緒子と咲良は故郷を訪れ、愛子のゲストハウスが奈緒子の元加工場を改装したものだと知ります。
文字数 6,289
最終更新日 2025.05.07
登録日 2025.05.07
文字数 5,383
最終更新日 2025.03.07
登録日 2024.06.07
平凡な人生を歩む康夫と美代子は、取引先での偶然の出会いをきっかけに、自然と惹かれ合い夫婦となる。派手さはないが、お互いを受け入れる心地よい関係が続く中、二人は子育てや仕事、病気など数々の困難を乗り越え、絆を深めていく。孫に囲まれる老年期を迎えた二人は、出会いではなく、その後の関係こそが運命を決めることを実感する。縁側で詩を読み交わす彼らの姿は、人生の豊かさと愛の本質を静かに物語っている。
文字数 4,806
最終更新日 2025.02.13
登録日 2025.02.13
隆介と菜緒子は、駅ロータリーで待ち合わせをし、隠れ家的なイタリアンでランチを共にする。二人の関係は長年の信頼と穏やかな愛情に満ちているが、言葉にはしない距離感がある。何気ない会話の中で、隆介は菜緒子の好きなパンダを見るために和歌山のアドベンチャーワールドへの旅行を提案する。彼女は遠慮しつつも感謝し、微笑む。その表情を見た隆介は、自分にできることをし続けたいと心に決める。静かで温かい関係が、言葉を超えて描かれている物語。
文字数 3,537
最終更新日 2025.02.03
登録日 2025.02.03
文字数 4,201
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.02.02
※ホラー要素はありません
中学生の壮真はある日、「コックリさん」という霊を召喚し、占いをする儀式をしようと、同級生の蓮から誘われる。
そこに、霊が視える祐樹と、コックリさんの儀式は本来3人でやることを知らない寛太が加わり、4人で儀式を行うことになった。
無事、コックリさんを召喚することはできたものの、占いの答えはやけに親身で......
本当にそのコックリさんはコックリさんなの?
文字数 3,904
最終更新日 2025.02.01
登録日 2025.02.01
文字数 155,676
最終更新日 2025.01.30
登録日 2023.04.16
三題噺の短編集です。かつて小説家になろうさんに投稿していたものを含め、改めてこちらにアップし直します。コメディから、ファンタジーやホラー要素を含んだものまで、多彩な自家製スパイスをお楽しみあれ。
文字数 7,835
最終更新日 2025.01.03
登録日 2025.01.02
今回は、年末に向けた地元門真の「こども食堂応援企画」に乗っかっての参加です!
「稀世ちゃん」みたいに「ドーン!」と大きな寄付をしてくれる人は「小説」の中だけなので、ボランティアはみんなコツコツ頑張ってます!
この3年の「物価高」、「水光熱費高」に加えて、今年の夏前からの「米不足」&「価格高騰」で「こども食堂」&「高齢者配食」は「大ピンチ!」です。
大きなことはできませんが、今年の春の「頑張ろう石川!」メンバーを中心に、「SAVE the CHILDREN 頑張ろう「こども食堂」!」キャンペーンに参加しています!
私に出来ることという事で、「なつ&陽菜「悪魔飯!」」に寄せられた投稿インセンティブをこども食堂に寄付します。
赤井翼先生の「偽りのチャンピオン~アナザー・ストーリー」と共に「エール」で応援いただきましたら幸いです!
皆さんの善意を「子供達」に届けさせてください!
では、「稀世ちゃんシリーズ」、「なつ&陽菜犯科帳」、「なつ&陽菜勉強会」でおなじみの「なっちゃん」&「陽菜ちゃん」が「予算」の無い「こども食堂」&「高齢者配食」で知恵を絞って頑張ります!
「金をかけずに旨いもの!」をテーマに頑張る2人を応援してください!
それではよーろーひーこー!
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
文字数 30,247
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.10
『正義』と書いてマサヨシと読む。
人間なら6歳児くらいの頭脳を持ったワンコ。
そんなワンコが私たちの父親である。
ワンコとしては優秀で、人懐っこくて、優しくて……
でもそれが人の親なら、これほど迷惑な男もいなくって。
文字数 1,023
最終更新日 2024.11.09
登録日 2024.11.09
それはじいちゃんが亡くなって、暫くのことだった。
仲が悪いわけでは無かったが、特別に情熱があるわけでも無かった息子達と孫に向けての話。
文字数 8,181
最終更新日 2024.06.28
登録日 2024.06.28
かわらないために……。とか、。
おたがいに、気付いても、、気付かない振りを続けましょうって、いい。
文字数 149
最終更新日 2024.06.15
登録日 2024.06.15
川辺で過ごす夏の日々。
主人公とその友達四人で川遊びをしていた。
しかし主人公は川遊びがそんなに好きではない。
川遊びをしている最中、主人公はお気に入りのサンダルを失くしてしまい、派手に落ち込んでしまう。
明日みんなで探すことにするが――。
文字数 2,758
最終更新日 2024.06.11
登録日 2024.06.11
☆☆☆☆☆
「愛に形があるのなら……。きっと、それは、美しいものなのだろう。」
「微笑とは、優しさの力がこもった、愛の形なのだろう。」
「つらくて、涙を流す時、わたしやあなたの心はそこにあるでしょう。」
「愛に形があるのなら……。きっとそれは、ほほえましい。」
☆☆☆☆☆
「潤う瞳。長い睫毛をたなびかせ、うるうると涙を流す時……。」
「それはきっと、美しい、愛の形をしていることだろう。」
「心をかきみだされるとき。大切にその心は、保管されて、あなたのもとへと返却されるだろう。」
「踏みにじられた心が、泣いている……。愛に形は無いというではないか……。」
「わたくしは悲しみ、あなたを思い、伝(つて)はわたくしの悲しみをあなたへと伝えた。」
「それは、割れた、愛の形となるだろう……。」
☆☆☆☆☆
「壊れた愛の形がある。割れて、罅が入った、愛の形がそこにある。」
「愛に形があるならば……。愛に形があるのなら……。」
「きっとその形とは、無数にちりばめられた、きっと、優しい形をしているのだろう。」
☆☆☆☆☆
文字数 442
最終更新日 2024.06.05
登録日 2024.06.05
文字数 1,028
最終更新日 2024.05.28
登録日 2024.05.28
かつては最年少大賞受賞、コミカライズ、アニメ化まで決めた人気作家「だった」黒林亮太は、デビュー作が終了してからというもの、次の企画が全く通らず、デビュー作の印税だけでカツカツの生活のままどうにか食いつないでいた。
さらに区画整理に巻き込まれて、このままだと職なし住所なしにまで転がっていってしまう危機のさなかで偶然見つけた、大学寮の管理人の仕事。三食住居付きの夢のような仕事だが、条件は「夫婦住み込み」の文字。
困り果てていたところで、面接に行きたい白羽素子もまた、リストラに住居なしの危機に陥って困り果てていた。
利害が一致したふたりは、結婚して大学寮の管理人としてリスタートをはじめるのだった。
しかし初めての男女同棲に、個性的な寮生たちに、舞い込んでくるトラブル。
この状況で亮太は新作を書くことができるのか。そして素子との偽装結婚の行方は。
文字数 101,410
最終更新日 2024.05.24
登録日 2024.04.28
とある日の日記。
徒然なるままに日暮らし、硯に向いて、、、。
本当に理解できないことが不惑近くでも発生する、というかしてしまった、という身近などこにでもいる会社員の日記。
残念ながら、当方、既に若さもなければ、さりとて、不惑近くでも人生は数奇なもの。
どこかから、いなくなる側からみた時間。
そう、残酷なまでに時の流れは早いもの。
閑話休題
さて、そろそろ幕が上がります。どうぞ、お静かに。
さあ、よろしくお願い致します。
文字数 20,647
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.30
赤井です。今回は、シリーズ物で無く書き下ろしの完全新作です。脚本家のクライアントさんから「今回ははっちゃけていいですよ~!」って言われたので「はっちゃけ」させていただきました。
今回のヒロインは「浮遊霊」です!「おばけ」ですよー!(*´▽`*)
「浮遊霊」の女の子が主人公なんで「ホラー・ミステリー大賞」にエントリーしようかとも思いましたが、ここは「現代文学カテゴリーで(笑)!
30歳までにデビューできなければ実家に戻らないといけない「崖っぷち漫画家志望のアシスタント」の「崖淵羅須斗《がけふち・らすと》」君とその部屋で不慮の死を遂げた浮遊霊の「浦方礼《うらかた・れい》」ちゃんの漫画出版までの「ゆるーい話」です。(ちょっとラブコメ(笑)!)
礼ちゃんは、私と同じ「ゴーストライター」です(笑)。「幽霊のゴーストライター」って書いてみたかったんですよね(笑)。
作中で「余命半年~」来た後でノベル化の依頼が無かった「稀世ちゃんスピンオフ」にちょっと触れます。昔からの読者さんに忖度です(笑)。
今回は、「難しい話」も「複雑なギミック」もありませんので「ほのぼの」読んでいただけましたら幸いです。ただ、フラグはいっぱい立ててるので「フラグ探し」を楽しんでください。
それでは3月31日完結予定ですので、月末まで「俺のマンガの原作者はかわいい浮遊霊小説家《ゴーストライター》」を「よーろーひーこー」!(⋈◍>◡<◍)。✧
文字数 156,155
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.02.29
文字数 21,465
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.19
迫り来る「2025問題」ーー超高齢化社会。いろいろと複雑な事情が絡んでくるようです。
ここまで生きてきた・・・・・・こんな感慨に耽るとき、決まって遠い昔のこと、子供のころの情景が頭に浮かんできます。
戦後の昭和時代を「少年」として歩んできた事実。あれから何十年も過ぎているのに、その時々のシーンを昨日のことのように思い出せる不思議。
これは一風変わった少年記です。
団塊世代あたりの人たちに、その懐かしさを共鳴・共感してもらいたい。
令和をいく若い人には貧しさ豊かさの、今の時代との違いを嗅ぎ取ってもらえれば、の思いです。
文字数 41,513
最終更新日 2024.04.08
登録日 2024.02.10
行きつけの喫茶店は既に閉店済み? 通りで客がいないわけだ……
雰囲気のある古い喫茶店、なんとなく話を聞いてくれる店主。
大学卒業を間近に控えた俺は、いきつけのカフェが実は閉店していたことを知る。
なぜ喫茶店は開いていたのか、この出会いがなければ俺はどうしていただろう。別れから冬が終わりはじめる。いつかの春を目指す物語。
※カクヨムとノベルアップにも投稿しています。
文字数 1,935
最終更新日 2024.03.23
登録日 2024.03.23
アルファポリスの現代文学小説のご紹介
アルファポリスの現代文学小説の一覧ページです。
ヒューマンドラマや純文学を中心とした現代文学が満載です。
人気のタグからお気に入りの小説を探すこともできます。ぜひお気に入りの小説を見つけてください。