現代文学 純文学小説一覧
「あの頃私はどうしようもなくゼロだった。ゼロだということが直視できるので、私はとにかくなにものかに染まりたかった。なにものかに染まって、もう行き着くところまで染まりきってしまって、それまでの私のことなんて思い出せないところまで行きたかった。」
高校生だった私は、偶然出会って恋人になったアミを通して、それまでとは全く別の自分を見出していく。
近づこうとすればするほど遠ざかっていくようなアミの存在と、アミのことを意識すればするほど分からなくなっていく私自身のこと。
私とアミが一緒にいた、遠い昔のようなあの頃のこと。
文字数 4,680
最終更新日 2024.09.17
登録日 2024.09.17
正夢になってほしくない夢から始まる。
あの日、感じたこと、起きたこと。
※生々しい物語なので苦手な方はご遠慮ください。
この作品は下記サイトにも投稿しております。
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文字数 2,566
最終更新日 2024.09.17
登録日 2024.09.17
生きるため思う終わりもある――。
とある町中に、その喫茶店はある。
物静かなマスターのご自慢は、真っ白なカップに淹れた真っ黒なこだわりのコーヒー。
そして、生きるために敢えて〈死〉を見つめること……。
文字数 3,064
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.09.15
短い物語の中に現実と想像の断片を混在させています。とある庶民が不定期的に描き出す空想の産物、または寝言のような章である可能性もあります。
(著者近影→)◦<(¦3[▓▓]
文字数 12,763
最終更新日 2024.09.14
登録日 2024.08.02
文字数 153,483
最終更新日 2024.09.14
登録日 2023.04.16
僕がショックを感じたのは、母が〝認知症〟になったことではない。
僕がショックだったのは、母にこう感じてしまったことだーー。
老人ホームで暮らす母の奇異な行動の数々と、それを目の当たりにした息子の心情を描く。認知症になった母を受け入れられない息子に、認知症専門医がある言葉を告げる。それによって、認知症になった母の奇異行動の理由が明らかになる……。
その時、息子は思わずポロリと言葉をもらす。
母と子がつむいできた長い長い年月をたどる、心あたたまるストーリー。
文字数 10,293
最終更新日 2024.09.13
登録日 2024.09.13
文字数 54,378
最終更新日 2024.09.13
登録日 2021.05.29
文字数 4,477
最終更新日 2024.09.10
登録日 2024.07.18
1000文字前後で書いた一話完結の短いお話。恋あり、SF風あり、ファンタジーあり、散文詩的なものもありとバラエティ豊かな物語の数々です。すぐ読めるので、何か少しでも心に残れば幸い。いわゆるショートショート的なオチはあまりないので悪しからず。
文字数 55,910
最終更新日 2024.09.10
登録日 2022.05.14
工場街に住む、一人の男。ある日、普段通りに銭湯に向かうが、その帰り道、とんでもない瞬間を目にしてしまう。その男がとった行動とは__。
文字数 2,495
最終更新日 2024.09.08
登録日 2024.09.08
左手を失い、憂鬱とした気持ちを抱いていた。
けれど、ふと病院のベッドから見たラーメン屋さんへ行きたいという欲求により心を救われる……。
文字数 2,954
最終更新日 2024.09.05
登録日 2024.09.05
夏の夕暮れのなかで思い出すのは決まって、一枚の水彩画だ。青い色で繋がれたはずの縁を、わたしはずっと待っている。
文字数 14,607
最終更新日 2024.08.31
登録日 2024.08.31
両親が養育機能不全で、施設と自宅をいったりきたりして育った少女リコは、
愛着障害と気分障害を抱える。
何度も自傷を繰り返し、入院したリコは、病棟でレンという同じ境遇の男の子に出会い、恋や生きる意味を初めて見つける。
しかし、レンは……。
人生の苦しみを描きながらも、はかない恋の美しさを描いた物語。
※エロ、グロ、ありません。
文字数 44,178
最終更新日 2024.08.22
登録日 2024.05.23
主人公の未瀬川永久(みせがわとわ)には、とある能力があったがその代償は永久にとって辛いものだった。
文字数 1,879
最終更新日 2024.08.11
登録日 2024.08.11
文字数 27,453
最終更新日 2024.08.09
登録日 2024.04.28
2020年、世界中を襲った感染症。主人公が営む居酒屋も大打撃を受けた。だが、家族のため、従業員のため仕事を守らなければならない。全力を挙げ経営維持に努める中、主人公が体調を壊す。感染が疑われる症状が出たが、幸いにも陰性だった。その直後、今度は腰を痛める。2度続いて経験した体調不良に健康の大切さを肌で感じた。その経験から主人公は一大決心をする。その内容とは・・・。責任者としての心の苦悩をリアルな時代背景の下、克明に綴っていく。
文字数 241,673
最終更新日 2024.08.08
登録日 2024.06.06
“彼のひとの うせにし時を しい問われ さくらのはやしの 満開のした”
右の歌は、深大寺の叔父が亡くなった後、時期は不明だが、残された叔母が書いたものだ、と聞いた。――今日は、この叔父と叔母のことについて、書いておこうと思う。
*「小説家になろう」「ノベルアップ+」「魔法のiらんど」「カクヨム」重複投稿作品。
文字数 3,392
最終更新日 2024.07.29
登録日 2024.07.29
ガラス工芸職人の師匠を亡くした亮介は失意の中にいたが、職場見学にきていた小学生たちの熱と師匠と交わした最後の言葉から作品制作を再開する。立ち止まっていた人間の新たな一歩を描いた物語。
文字数 3,786
最終更新日 2024.07.20
登録日 2024.07.20
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