キャラ文芸 日常小説一覧

獣医師を目指す女子大生、小宮紡生はかなりの猫好きだ。
けれど落雷のあった夜、飼い猫のコムギを脱走させてしまった。
どれだけ探しても見つけられずにいたとき、お参りすると迷子の猫を帰してくれるという神社――通称「猫社」の噂を聞きつけ、駆けつける。
藁にもすがる思いでお祈りをしているとどこからともなく美しい声が聞こえ、見上げるとなぜか一匹の三毛猫が降ってくるところだった。
受け止めようとするも足を滑らせて頭を打って気絶してしまう。
次に目が覚めたら武家屋敷のような場所で寝かされていて、目の前には二匹のしゃべる猫がいて……?
どうやら猫は「猫社」に祈られた願いを叶える実働部隊「あわせ屋」をしているらしい。
コムギを見つける代わりにあわせ屋の手伝いをしてほしいと頼まれた紡生は、様々な絆のありようを目にしていくことになる。
これは猫と人が織りなす色とりどりの絆の物語。
こちらはカクヨム様で掲載していた『「あわせ屋」ミケさんと猫社の管理人』を大幅に改稿したものです。
『第8回ほっこり・じんわり大賞』に挑戦中です!
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文字数 55,940
最終更新日 2025.07.17
登録日 2025.06.30
諸君は『ワナビ』という言葉をご存じだろうか。
所謂『ラノベ作家志望者』に対して使われるネットスラングである。
その語源は「私は~になりたい」という「I want to be~」から来ているという。
書籍化していないWeb作家に対して使われる言葉で『あまり良い意味を持たない』。
「ブ、ブクマが剥げやがった!」
そんな『ワナビ』がここにいた。
彼の名前は『阿久津川 (あくつがわ)龍太郎』という青年。
小説投稿サイト『ストーリーギルド』に作品を投稿するWeb小説家である。
ペンネーム『ギアドラゴン』で活動しているがパッとしない。
龍の作風は、ラノベ好みの転生も追放も悪役令嬢も出ない。
血と汗、涙が前面に押し出される熱い作風。
そんな作品が受けるはずもなく、低ポイント、ランキング外なのだ。
応募するコンテストも一次選考に通過したこともない。
そう、書籍化を夢見ながらも龍は結果を出していなかった。
「ここで終わるわけにはいかんのだッ!」
この物語は熱くも悲しい『底辺Web小説家(ワナビスト)』のブルースである。
イラスト:DELL-E3
文字数 218,293
最終更新日 2025.07.17
登録日 2025.06.28
ほっこり・じんわり大賞エントリー中。京都の山に住み、神様のお手伝いをしているタヌキのソラとキツネのハナは、食べ歩きが大好き。自分でも作ってみたくなったソラは、べっこう飴を作り、ハナに食べてもらう。
気に入ったハナは、飴屋さんをやろうと盛り上がる。夢を持ったことのないソラだけれど、ハナのお陰で挑戦する気になる。家族からは反対されてしまうが、キッチンカーで飴屋さんをオープンさせる。
好きなことにまっすぐに向かっていくお話。
文字数 18,903
最終更新日 2025.07.17
登録日 2025.06.30
ドイツ南部の田舎町。珍しい雷雨の日に先生と呼ばれる男の前に現れた、記憶喪失の青年。名前もどこから来たのかも、全てが不明であった。そんな彼を先生は放っておけず、訝しげに思いながらも青年は共に住むことになったのだった。
文字数 91,484
最終更新日 2025.07.17
登録日 2025.06.14
怪異×日常×ホームコメディ!
一文字家には五人の兄弟がいる。彼らはあくまで”普通”の日常を送っている──はずだった。
死んだはずの長男が、犬の姿で帰ってくるまでは。
パワー系の次男、唯一"視える"三男、元気な四男に、マイペースな末っ子。
個性的な五兄弟のもとには、怪異と騒ぎが次々やって来る。
さらには祖母を慕っていたと話す、人に化ける双子のイタチまで現れて…!?
果たして穏やかな日常は戻ってくるのか?
文字数 18,197
最終更新日 2025.07.17
登録日 2025.07.08
【アラサー皇子(武官) ✖ 弓使い(従者)、武人同士の純愛が紡ぐ和風婚姻譚 (+ やさしいヒューマンドラマ) です。】
深緑は《ふかみどり》ではなく、《しんりょく》と読みます。
古代後期?の日本風の世界が、お話の舞台になっています。
皇位継承はせず、武官として裏方で頑張っている第一皇子(29歳)と、大王家《おおきみけ》の新しい従者かつ衛士《えじ》として赴任してきた、弓使いの女の子(21歳)が、お話の中心人物です。
飛鳥・奈良時代について調べて、一部参考にしましたが、オリジナル設定も入っています!
また、優秀な武人が数人か居ますが、RPGのような内容ではない上、チートでもなく、武人たちが現実的に強くなった経緯(回想)が、話の中に書いてあります。……とはいえ日常系なので、アクションシーンは少なめです(多汗)
それから、神仏や精霊・呪術も全く出てきません。
あと、読者様の感じ方は様々なので、念のために『R15』にしてあります。
もし良かったら、読んでみてくださいね。
※ 表紙は、かんたん表紙メーカー2様を使用させて頂きました。
文字数 15,719
最終更新日 2025.07.17
登録日 2025.07.09
社会人五年目のサイトウは、自分が人付き合いが苦手なコミュ障だと信じている。しかし、なぜか周囲からは異常なまでに好かれ、コミュニケーション能力100%と診断されてしまう。この自己認識と外部評価の恐るべきギャップに困惑する彼が、無自覚な『人たらし力』で巻き起こす、誤解と共感(?)の日常コメディ!望まぬ人望が彼に新たなトラブルを呼び込む!?
文字数 137,597
最終更新日 2025.07.17
登録日 2025.05.25
都会の喧騒に疲れ、パティシエの夢を諦めかけた20代の花は、祖母が遺した山奥の古民家カフェ「月見草」を再建するため故郷へ戻る。
荒れ果てたカフェで花を待っていたのは、人間の言葉を理解する不思議な三毛猫「みたらし」と、祖母の残した「記憶のレシピ」だった。
亡き妻との思い出の味を求める初老の男性、親子の絆に悩むシングルマザー、失恋で傷ついた若者たち。
花は彼らのためにレシピを再現する中で、みたらしの助言と祖母の温かい記憶に触れ、少しずつ心を開いていく。
そして、かつて自分も口にした「忘れられた家族の味」に再会した時、花は自身の居場所と夢を再び見つける。
美味しいスイーツと温かい料理、心優しい人々との交流、そして愛らしいみたらしとの時間が織りなす、じんわりと心に染み入る再生の物語。
あなたも「月見草」で、忘れかけていた大切な記憶に出会いませんか?
文字数 72,702
最終更新日 2025.07.17
登録日 2025.06.28
女流ラノベ作家<蒼井霧雨>は、非常に好き嫌いの分かれる作品を書くことで『知る人ぞ知る』作家だった。
そんな彼女の作品は、基本的には年上の女性と少年のラブロマンス物が多かったものの、時流に乗っていわゆる<異世界物>も多く生み出してきた。
これは、彼女、蒼井霧雨が異世界物を書く理由である。
筆者より
「ショタパパ ミハエルくん」が当初想定していた内容からそれまくった挙句、いろいろとっ散らかって収拾つかなくなってしまったので、あちらはあちらでこのまま好き放題するとして、こちらは改めて少しテーマを絞って書こうと思います。
基本的には<創作者の本音>をメインにしていく予定です。
もっとも、また暴走する可能性が高いですが。
なろうとカクヨムでも同時連載します。
文字数 1,181,026
最終更新日 2025.07.17
登録日 2020.03.31
なろうで200万PV達成感謝!
俺は自他共に認める不良中学生。名前は言いたくない。気に入ってないんだ。
そんな事はどうでもいいが、どうやら俺は呪われているらしい。
副担任の教師の小泉いわく「童貞を捨てる度に強制的に過去に戻って相手の記憶も消える」呪いらしいのだが、それってメチャクチャすげぇ特殊スキルじゃね?
「やった!合法的にヤリ放題じゃねえか!」って喜んだのも束の間、なぜか俺は性的なトラブルばっかりに巻き込まれてしまう……※毎日更新中
※ちなみに、普通に読みたい場合はep1から読むといい。ep0は長い上に特に特殊スキル要素とかないから暇な奴だけにしとけ。
※なろうでも毎日更新中
Twitter ⇨@SORESUTE
文字数 1,294,297
最終更新日 2025.07.16
登録日 2022.03.01
大学一年の夏、英田ハルカは沖縄へ来ていた。祖父が亡くなり、幼なじみとの関係に思い悩む日々を送り、手元に残されたのは祖父の遺品である青い宝石のついた指輪。自暴自棄になったまま、大切な指輪ごと海へ沈もうかと、指輪を投げた瞬間だった。
いとも簡単に海へ飛び込み、指輪を拾おうとする男が現れた。落ちた男を助けようとハルカも海へ飛び込むが、結局は彼に助けられてしまう。
彼はフィンリーと名乗り、アンティーク・ディーラーとして仕事のために沖縄へきたと告げる。
フィンリーはハルカに対し「指輪を鑑定させてほしい」と頼んだ。探しているものがあるようで、何かの縁だとハルカも承諾する。
東京へ戻ってからも縁が重なり、ハルカはフィンリーの店で働くことになった。
アルバイトを始めてからまもなくの頃、大学で舞台の無料チケットをもらえたハルカは、ミュージカル『クレオパトラ』を観にいくことになった。ステージ上で苦しむクレオパトラ役に、何かがおかしいと気づく。亡くなる場面ではないはずなのにもがき苦しむ彼女に、事件が発生したと席を立つ。
そこにはなぜかフィンリーもいて、ふたりは事件に巻き込まれていく。
クレオパトラ役が身につけていたネックレスは、いわくつきのネックレスだという。いろんな劇団を渡り歩いてきては、まとう者の身に不幸が訪れる。
居合わせたフィンリーにアリバイはなく、警察からも疑われることになり、ハルカは無実を晴らすべく独りで動こうと心に誓う。
文字数 122,782
最終更新日 2025.07.16
登録日 2024.11.20
【毎日22時更新 7月26日まで】
過去のトラウマからどうしても部活動に所属したくない尾緒神くんは、平穏な学校生活を送ることを望んでいた。ところがそんな彼の日常の前に、突如として入部届を持った赤堂さんが立ち塞がる。
「トモダチなら、この紙にサインしてくれるよな。」
そんな脅迫めいた言葉から始まる、日常ミステリー?な物語。
文字数 115,413
最終更新日 2025.07.16
登録日 2024.12.31
あらすじ
私立探偵のサジ コウキは警視庁から捜査業務を委託された私立探偵である。
相棒の女刑事、マスタ ナオと共に事件を解決していくそんな物語。
第二話
コウキはある企業の内偵調査をナオから依頼される。
その企業は、新型ドラッグの製造を行っていると噂される企業であった。
コウキはその新型ドラッグの製造工場を見つけるという使命を帯びていた。
だが、その企業で相次いで起こる殺人事件。
犯人の目的、正体は如何に!?
そして、新型ドラッグの製造工場を叩く事が出来るのだろうか!?
息もつかせぬ面白さです。是非、お楽しみください。
文字数 36,935
最終更新日 2025.07.16
登録日 2025.06.14
由祐は大阪の新世界に自分の定食屋を持とうと、物件の内覧をしていた。
そのとき、鬼と出会う。理想の物件に住み着いているのだ。
お酒が苦手な由祐はお酒を扱わないお店にしたかったのだが、それは許さないと鬼は言う。
そもそも新世界で飲食業をするのに、お酒無しはあり得ないと。
由祐は鬼にお酒の美味しさを味わわせてもらい、友人の深雪ちゃんにも協力してもらって、お酒に馴染んでいく。
そして鬼の物件で無事自分のお店「お惣菜酒房 ゆうやけ」を開くことができたのだった。
メインのお客さまとなるあやかしの、なぜかの恋愛相談。
深雪ちゃんと婚約者さんの騒動。
由祐の生い立ちに関わるできごと。
そして、由祐と鬼の距離感。
「ゆうやけ」を切り盛りしながら、騒々しくも楽しい日々が流れていく。
文字数 79,807
最終更新日 2025.07.16
登録日 2025.06.14
文字数 8,316
最終更新日 2025.07.16
登録日 2025.07.10
【聖職者って、会社員!スパイは公務員!?】
ソフィア・グローリーは、世界でも有数の神学校であるエディンバラ大学神学部の1年生である。ソフィアは、成績優秀であることから「宣教師特待生派遣制度」によって、世界各地へと派遣される宣教師に選ばれる。
見習いではあるものの、宣教師として英国の隣国ノースアイランド共和国の首都・ベリオンへと派遣されることが決まったソフィアは、意気揚々とロンドンから出発する。
ソフィアは、ロンドンからの高速鉄道での旅の途中、かつてテロ事件に巻き込まれたことのある少女・ケイトと出会う。
ベリオンに到着し、別れた2人。ソフィアは大使館へ向かうと、そこには海外渡航課のザ・中間管理職のハーシーズ係長、優男で全然スパイらしくない秘密情報部・MI6からベリオン大使館へ出向してきたノエル、王妃なのに何故かアルバイトをしているサラ……など、個性派の面々が勢揃い。
その矢先に、「空港でテロ事件発生」との一報が大使館へともたらされる。
オリヴィアや係長達の制止を振り切って空港へ向かうソフィアだが、事件は既に解決に向かっていた。更にある男から、「お前が新しい聖公会の宣教師か。見たか。これがこの国の現実だ。お前もここへ来たら、神や聖書の言葉で誰かを救おうなどという考えは捨てるんだ。いいな?」と冷たい言葉を投げ掛けるのだった。
その男こそ、英国外務省からベリオンへ派遣された外交官で一等書記官の、ギルベルト・セリアズだった──。
宣教師、大使館で奮闘中!聖女さまと外交官・ギルベルトのコメディ!
文字数 23,732
最終更新日 2025.07.16
登録日 2024.07.22
【SOUL meeting ―あの人と、もう一度だけ―】
都市伝説のように囁かれるWebミーティングツール「SOUL meeting」。
それは、「死んだ人」とたった一度だけ、30分間だけ話せる、という奇跡の機能を持つという。
「SOUL meeting」の参加条件はただ一つ、故人との間に何らかの「心残り」を抱えていること。
未だ伝えられない「ごめんね」や「ありがとう」、そして別れ際に言えなかった「さようなら」。
これは、それぞれの「心残り」を抱えた人々が、たった一度きりの再会を通じて、過去と向き合い、未来へと歩み出すまでの「希望」に満ちた、切なくも温かい日常ファンタジー短編集です。
しかし、再会の時間はまるでバッテリー切れのように唐突に終わりを告げる。
限られた時間の中で、彼らは何を伝え、何を受け取るのか。そして、その先にある「光」とは――。
文字数 41,255
最終更新日 2025.07.16
登録日 2025.06.30
私の名前は『多々良葉 鈴蘭 ータタラバ スズランー』
漢字の圧が凄い。
もちろん本名じゃない。所謂『ペンネーム』ってやつだ。
職業は『作家』と言えば聞こえはいいが、正確には『の、端くれ』
一応、物書きをしている。
ヒット作ゼロ。ボツ作品は山のよう。
苦節およそ五年。いや嘘。十年くらい。
書いては悩み、捨てては悶え、通してはボツ。
泣きたい。
できれば嫁に行きたい。相手は未定。てか、居ない。でも嫁ぎたい。
そんな感じで地面を這うように日々を過ごしていた私に、この日、なんと! 実に約半年ぶりに担当の編集者から連絡が来た。
「あのぉ~多々良葉さん、実わぁ~、今年の秋から『ざまぁ創刊号(仮)』ってラノベ雑誌が出ることになりまして~。編集会議で、若手作家の登竜門? みたいな位置づけにしようということにぃ。……書けますぅ~?」
声のトーンが妙に鼻につく。これがうちの担当、桜庭。
通話してきたと思ったら、勝手に了承したことになっていて?
いやいや、私、受けてないよね?
勝手に了承したみたいに会話進めた挙句、話聞かずに通話切ったよね?
なんだよ桜庭。あいつ絶対、ざまぁされればいい。
そう思いつつも、感情任せで書き上げ、桜庭に送り付けた初稿。
なんとそれが採用に!? なんで?
打ち合わせと言う名目で、担当編集者の桜庭と待ち合わせ。
そして――
気付いたら、全く知らない世界で目を覚ます羽目に。
ここどこ!? 私、死んだ!?
挙句の果てに、なんで桜庭も一緒に居るの!?
一体この先、私はどうしたら?
なんて悩む暇もなく。一緒に着いて(?)来た桜庭と共に、この世界で右往左往。
無事に元の世界? に戻れるのか?
それとも、今いる世界で生き抜けるのか?
そんな感じのハートフル? な、物語になる……はず。
※舞台は、私の妄想・架空世界のお話です。
※気まぐれ更新ですが、お付き合くださいますと嬉しいです。
よろしく宜しくお願いします。
文字数 64,953
最終更新日 2025.07.16
登録日 2025.06.30
俺は20代の普通の社会人……だったんだが、最近仕事をクビになった。やることもなく、家でぼーっとニート生活を送っている。そんなある夜、突然体に衝撃が走った。これは金縛りってやつか。目を開けると、20代くらいの可愛い女の子が俺の前に立っていたんだ。驚いて確認すると、彼女はなんと幽霊だった。
幽霊の女の子は無邪気で明るく、幽霊のイメージとは真逆。俺が「可愛い彼女が欲しい」と呟いたのを聞きつけて現れたらしい。こうして、幽霊の女の子とのドタバタ生活が始まった。
彼女は毎日いろんな騒動を巻き起こす。俺はめんどくさがり屋で、どんなトラブルも避けたいのに、彼女の無邪気な性格と好奇心のおかげで巻き込まれてしまう。
でも、そんな彼女との掛け合いが毎日面白くて、気づけば笑いが絶えない日々が続いている。仕事を失って落ち込んでいた俺の日常は、彼女のおかげで少しずつ色づいてきた。
「普通の生活なんて、つまらないでしょ?」
そう言って笑う彼女と共に、俺の新しい日常が始まった。
初めて書くのでゆる〜い気持ちで優しく見てもらえると嬉しいです。
自分の書いてるジャンルがわからない初心者ですが皆さん優しく見てやってください。
文字数 11,962
最終更新日 2025.07.15
登録日 2025.07.14
公立中学校で成績最下位になってしまった主人公、二階堂きさらは母に促され学習塾の夏期講習を受けることになった。そこで出逢ったのは中高一貫のお嬢様学校に通い、塾でトップの成績を誇る一木愛夢。彼女に憧れ、惹かれ……学ぶ楽しさを知るきさらは、愛夢の通う星花女子学園の高等部を受験することを決意。これは二人の少女の感情が交差する物語。
文字数 12,728
最終更新日 2025.07.15
登録日 2020.08.19
40代サラリーマンの慎一は、サッカーの夢を諦めた過去に囚われ、小学生の息子・暖人に異常な期待を押し付けていた。
暖人は父の夢を背負い、サッカーを嫌いになっていく。
ある夜、慎一の前に現れたのは、彼が憧れた「幻のストライカー」の幽霊。
慎一にしか見えない幽霊は、時に優しく、時に辛辣に、彼の過去と暖人への接し方を問いかける。幽霊との交流を通じ、慎一は切ない未練と向き合い、本当の家族愛を見つめ直していく。
これは、父の葛藤と子の成長、そして幽霊が紡ぐ、ほろ苦くも心温まる日常ファンタジー。
「永遠の別れ」を経験した幻のストライカーが、父と子に「希望」のパスを出す物語。
果たして慎一は、本当に大切なものに気づけるのか。
文字数 44,768
最終更新日 2025.07.13
登録日 2025.06.30
楽観愉悦主義者がふらふらと生きていたら
面倒事に巻き込まれたり、周りを巻き込んだりしながら生きている
文字数 2,586
最終更新日 2025.07.13
登録日 2025.07.06
文字数 930
最終更新日 2025.07.12
登録日 2025.07.12
平凡を望んだ少年に、非日常は笑いながら手を引いた。
普通に生きて、普通に老いていく。
そんな普通を生きる普済皆人。
だが、ある日再会した幼馴染――求平強の行動が彼の全てをぶち壊す。
「七不思議を全部暴いてやるぜ」
そして彼の一言から始まった。
自由すぎる強の暴走とともに、学園に渦巻く【七不思議】の謎が動き出す。
放課後に響く哄笑、奇怪な乙女、学食に現れる黒渦、そして夕暮れに溶ける鬼――。
タガが外れた日常の中で、皆人の常識が変わっていく。
これは、正常に生きようとする少年と、異常を普通とする仲間たちが紡ぐ、日常の向こう側の物語。
文字数 200,741
最終更新日 2025.07.12
登録日 2025.06.11
進路の事で母親と大喧嘩した少年|姫川久遠《ひめかわくおん》家を飛び出した。
家に戻りたくない優紀は行く当てが無く長年疎遠になっていた叔父|綾乃永遠《あやのえいと》を頼り彼の家を訪れた。
玄関の呼び鈴を押すと美しいゴシックロリィタ服を着た女性が出て来たではないか。
だが久遠はその女性の正体に愕然とする、その女性こそ彼の……。
家出から大きく変わる久遠の人生、彼の明日はどっちだ?
文字数 21,880
最終更新日 2025.07.11
登録日 2025.06.02
「かぶちょ。オレはベントーランカー」――スーパーの閉店間際、お値引き弁当を巡る命がけの戦い「ベントーウォーズ」が、今、始まる!
主人公・かぶちょは、卓越した目利きと、店員を操る(?)得意技「ザ・マリオネット!」を武器に、日々、お値引き弁当をスマートに手に入れるベントーランカー。しかし、彼の前に、牛丼を1分で2杯「呑む」狂気のライバル「牛丼呑みのちく狼」や、お値引き弁当界に君臨する孤高の最強ランカー「王」が立ちはだかる!
さらに、自ら割引シールを貼り直す禁断の裏技「セルフ値引き」を使う無法者も現れ、戦場は混迷を極める。
個性豊かなランカーたちが、プライドと食への執念をかけて激突する、知略とスピードのお値引き弁当争奪戦、開幕!
文字数 44,879
最終更新日 2025.07.11
登録日 2025.06.06
あらすじ
小月名糸(おづきないと)は父親との出来事がきっかけで人との関わりを避けるようになってしまった高校1年生。そんなある日のこと、行き倒れていた灰色のぬいぐるみのような狐を発見する。その狐に自身の作ったいなり寿司を食べさせる。放課後、あの狐のことが気になりながら帰路につく名糸。そこにいたのは美形の狐、曇(くもり)。曇は名糸に感謝をしつつ、彼にあることを伝える。そこから名糸の生活は大きく変わっていき……。
寂しさを味わっていた男子高校生があやかし達と出会ってみんなで料理を食べたり、あやかしの森に行って美味しいものを食べたり部活のみんなと一緒に楽しく過ごして寂しさが癒やされそこから寂しさを癒やす側へと成長していく話。
※人の死に関する表現が出てきます
※まとめて更新する予定です。
文字数 11,457
最終更新日 2025.07.09
登録日 2025.06.30
こちら大阪ねこ神社 神様の使いはじめます
レンタル有り旧題:大阪高槻ねこ神社 神様の神使はじめます
唯一の家族だった祖母を亡くし、あげく祖母と二人で営んできた喫茶店すらも奪われそうになってしまった香澄は、藁にもすがる思いで猫神社を訪れた。
そこではなんとどんな願いも叶うらしい。
祖母の残した遺言さえあれば店を守ることができると聞いた香澄は
「おばあちゃんに会いたい」
と猫神社で願った。そんな香澄の目の前で一匹の猫が喋った。
「自分は猫宮司だ。信仰が薄れたので神様の力が弱まっている。願いを叶えて欲しければこの神社への信仰を取り戻せ」
香澄は祖母にもう一度会うため、街の人の願いを叶えるため奔走する。
文字数 124,908
最終更新日 2025.07.09
登録日 2024.04.28
文字数 75
最終更新日 2025.07.08
登録日 2025.07.08
倉敷紗々(30歳)、独身。両親に結婚をせがまれて、嫌気がさしていた。
仕方なく、結婚相談所で登録を行うことにした。
本当は、結婚なんてしたくない、子供なんてもってのほか、どうしたものかと考えた彼女が出した結論とは?
※BL(ボーイズラブ)という表現が出てきますが、BL好きには物足りないかもしれません。
主人公の独断と偏見がかなり多いです。そこのところを考慮に入れてお読みください。
※番外編に入り、百合についても語り始めました。
こちらも独断と偏見が多々あるかもしれないのでご注意ください。
※この作品はフィクションです。実際の人物、団体などとは関係ありません。
※番外編を随時更新中。
文字数 545,620
最終更新日 2025.07.07
登録日 2019.01.01
「わらわはおひいさまである!皆の者、わらわに従えー!」
6人兄弟の七橋家に、末っ子にして“長女”の赤ちゃんが誕生!
――しかもこの赤ちゃん、まさかの【おひいさま】!?
黒髪イケメンから双子、ツンデレや甘えん坊まで、個性豊かな6人の兄たちと、
ちょっぴり(?)不思議な赤ちゃんが織りなす、
笑ってほっこり、時々うるっとの新感覚ベビー×兄弟ギャグコメディ!!
おひいさまの賑やかで波乱万丈な日常を、とくとご覧あれ!
「いざ、出陣じゃーーー!!」
文字数 4,806
最終更新日 2025.07.07
登録日 2025.06.17
ある日、友人の渡利から「俺達の聖地が無くなるってよ」と連絡が来た。
最後に足を運んでから、一度も訪れなかった僕達の聖地。雪村がいない聖地に足を踏み入れるわけにはいかない僕は、「最後に行け」という友人の命令を勿論断ろうとした。しかしどうやらそれは渡利ではなく雪村の望みらしい。
文字数 5,912
最終更新日 2025.07.07
登録日 2025.06.29