実は〇〇シリーズ小説一覧
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「僕は真実の愛を見つけた。だから君とは婚約を破棄する」
エルロンド伯爵令嬢ことわたくしウィーリア=エルロンドは晩餐会の催し中に婚約者であるミリアム王太子から婚約破棄を告げられました。
真実の愛なら殿下の心をお引き止めしてはいけませんわね、ここは理解のある淑女として潔く身を引きましょう。
ですが最後に元婚約者として、僭越ながら一つご忠告を。
「そちらのお方、○○でしてよ?」
今さら婚約破棄をなかったことにしたいとおっしゃられても困りますので、せいぜい末長くその真実の愛とやらをお貫きになさってくださいませ。
※『魔女と告発されて婚約破棄の危機に陥ったので、逆に相手を告発し返してやることにしました〜特製スープの材料はなんと〇〇です〜』という新作も公開しておりますので、そちらも併せてお読みいただければ幸いです。
文字数 3,154
最終更新日 2020.12.07
登録日 2020.11.29
「ミラッティ=ルブナ公爵令嬢、我が婚約者でありながら魔術の研鑽を厭うお前とは婚約破棄し、新たな王太子妃候補としてアイレン=シャルドワール伯爵令嬢と婚約する」
ミラッティは魔術の研鑽を厭う=才能がない無能という理由でブレント王太子から婚約破棄を告げられる。
だが彼が新たな婚約者として紹介したアイレンはミラッティよりも遥かに劣る最底辺の魔術士であり、娼婦みたいな彼女の容姿にどうみても騙されていた。
また本当に魔術の才能のないアイレンとは違いミラッティはわざと無能な魔術士を演じていたが、そう命じたのは他ならぬブレントだった。
「王太子である俺よりお前の方が魔術士として優れているのは困る、だから無能のフリをしろ」
しかしそのことをすっかり忘れ、あげくに「お前が悪い」と責任転嫁してくる元婚約者の姿に愛想の尽きたミラッティは、もはや無能であることをやめて真の力――国内最強の女魔術士としての実力を発揮する。
「僕らを助けてくれたあの時からずっと君が好きだったんだ、だから結婚してほしい」
その矢先、いきなり現れた第二王子イザリーがミラッティに突然プロポーズしてきて……⁉
※誤操作により本作を削除してしまったため、タイトル等を変更しもう一度掲載いたします。
文字数 7,105
最終更新日 2020.12.27
登録日 2020.12.24
「ルドニャーニャが言っていたけど君が魔女だというのは本当かい? もし真実だとしたら僕は君との婚約を破棄しなければならない」
エリュシュこと私は、学園一有名な尻軽女のルドニャーニャから魔女であると告発され、幼なじみのフラルクとの婚約解消の危機に陥ってしまう。
このままでは私は魔女裁判にかけられて激しい拷問ののちに処刑され、愛しい彼はルドニャーニャに寝取られてしまうことだろう。
だったら私も向こうを逆に魔女だと告発し返してあげる。
証拠? もちろんあるわよ。嘘つきの貴女と違ってね。
だから安心してこれまでの報いを受けるといいのよ。
無様に泣き叫び命乞いをする貴女の姿、今から楽しみだわ。
※本作には過激な内容、または気分を害する恐れのある表現が含まれますのでご注意ください。
文字数 2,073
最終更新日 2020.12.19
登録日 2020.12.13
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