海賊小説一覧
婚約者に殴られた衝撃で、突如前世の記憶を思い出したレジーナ。
前世と比べ、王妃候補としての生活がどれだけ窮屈なものだったか知ってしまった。
潔白の証明なんて面倒なことをするより、さっさと解放されたい!
追放宣告を承諾し、さぁ第二の人生スタート! と浮かれて海を目指したのも束の間、見知らぬイケメンに拉致されてしまった。
連れていかれた先はなんと海賊船。
このまま海賊たちの慰み者になってしまうのか――?
絶望するレジーナをよそに、海賊たちは陽気で親切。
手を出されることもなく、むしろ褒められ守られ大事にされるばかり。
王宮暮らしよりも伸び伸び暮らせて、その上無駄に鍛えた剣の腕も活かせそう。
これってもう海賊として生きた方が楽しいのでは?
そう気付いてレジーナは海賊として生きることにした。
※短編集に短編一本投稿しました。作者ページ作品リストからご覧いただけますので良かったら読んでみてください。
文字数 160,796
最終更新日 2020.09.21
登録日 2020.07.18
海に面したリヴィエール公国の男爵家に生まれたメルリーナは、元船乗りの祖父マクシムに教えてもらって以来、チェスに夢中だった。十歳の時、マクシムに連れられてリヴィエール公爵家の宮殿を訪れ、強引な上に乱暴だけれど、本当は優しい公爵家の跡取りであるディオンと出会う。負けたら何でもいうことをきくという賭けをして、定期的にディオンとチェスをすることになったメルリーナは、チェスの腕だけでなく、幼い恋をディオンと育むことに……。やがて、十六歳になったディオンは、未来の公爵となるべく経験と知識を得るため他国へ留学してしまう。メルリーナは、ディオンを信じ、寂しい思いをしながらも二年間、その帰りを待っていた。しかし、二年後、すっかり逞しく立派な青年となって帰国したディオンの傍らには、美しい王女様が。似合いの二人の様子を目の当たりにしたメルリーナは、二人が婚約すると知り、ディオンへの思いを諦める決意をするのだが……。完結済み・予約投稿。【※小説家になろう様サイト(R18)にも掲載しています】
文字数 387,550
最終更新日 2018.09.19
登録日 2018.06.04
航海士のアルテミシアは、港で出会った風変わりな女王にその腕っぷしと言語力を買われ、女王の通詞兼外交官として雇われる。その任務は、交渉役として国を跨いで暗躍する大海賊団の掃討作戦に加わること。
女王の計らいで当面の下宿先として海軍司令官サゲン・バルカ将軍の屋敷を世話されたものの、端正で精悍な海神を思わせる風貌のその男は、自由気儘なアルテミシアとは正反対の冷徹な堅物だった。
奔放で謎が多いアルテミシアを信用しないサゲンと、生来の負けん気を発揮して反発するアルテミシア――事あるごとにぶつかり合う二人だったが、危うい緊張感と戸惑いの中で次第に惹かれ合っていく。
そんな折、ある海賊を捕らえたことで思いもよらぬ事実が発覚し、周辺の国々をも巻き込む大事件に発展する。そしてそれは、アルテミシアの過去に起きた悲劇と深く関わっていた――。
架空の中世西洋世界を舞台に繰り広げられる歴史官能ロマンス。マルス大陸物語 第2弾。
文字数 692,748
最終更新日 2020.09.21
登録日 2019.09.02
文字数 255,367
最終更新日 2021.01.10
登録日 2019.04.12
躓いた拍子にそばにあった壺に頭突きをかまして壺を割った挙句、その衝撃で前世を思い出したヴィオレット・レールンス伯爵令嬢は気づいてしまう。
自分は乙女ゲームに出てくる、当て馬キャラだということに・・・ーー
けどそれがとうした!!来るならいらっしゃい!
全力で当て馬になってやんよ!!!
これは自分が当て馬だと分かった上で、優雅にティータイムを楽しみつつ主人公達が自分に関わるのを全力で待ち構える男気溢れる令嬢と、そんな令嬢に心奪われ虎視眈々と狙う攻略対象のお話。
※作者に専門知識はありません
※たまに挿絵が入ります。苦手な方はご注意ください。
文字数 23,989
最終更新日 2018.11.21
登録日 2018.11.10
大学に登校する途中でマンホール(たぶん)の穴に落ちた俺、斉藤一(さいとうはじめ)。このまま死ぬのかと思ったものの、落ちた先には赤い海が広っていた。見知らぬ場所でいきなり溺れかけるが、たまたま通りかかった海賊船ヴァルヴァンク号に拾われ、見習いとして生活することになる。俺、何でか船長に気に入られてんだよなあ。…普通の生活したいんだけど、降ろしてくれません?あ、びーえるじゃないんで。俺、ノーマルなんで、そこんとこよろしく。
/思い付いたのでアルファポリスさんで書かせてもらうことにしました。楽しんでもらえるよう頑張ります。更新は不定期で、1話1000字程度です。見習い時代書き終わりました。船の内部構造については、勉強した上で勝手に創作しております。船の構造と矛盾する部分もあるかもしれませんが、魔法のある世界なので、魔法によって可能になってる部分があります。ご了承ください。
文字数 99,150
最終更新日 2020.02.10
登録日 2015.02.18
ブラック企業で日夜働いていたものの、その過酷な労働環境に耐えきれず自らの命を絶ってしまう。
死後の世界で記憶を浄化して転生すると、女嫌いの女海賊、ロゼに運よく気に入られてそのまま拉致されてしまう。
ロゼの宝としてアルタイル海賊団に入団すれば、イケメンぞろいのクルー達がご褒美を求めてあの手この手でアプローチ♡
船長であるロゼに絶対の忠誠を誓っている彼らが宝の少女に抱く感情は、愛かロゼへの劣情か。
文字数 66,295
最終更新日 2020.12.30
登録日 2020.11.06
文字数 126,305
最終更新日 2020.02.03
登録日 2020.02.03
極悪の罪人が送られるという地獄の孤島、最果ての地から得体の知れない公爵にスカウトされた超絶美少女の元海賊、アデリアのアサシンと呼ばれた女エメラルド、通称エル。
自分の特異な気質を恨みながら悪しきものと戦い、公爵令嬢に成りすまし、色々やらかしてしまう話。
ご都合主義があるかもしれません。
残虐なシーンがあります為、R-18としております。でもR-15が適度かもしれませんが、暴走する作者を考えてR-18にしました。
軽めのダークラブファンタジー、たぶん。構想倒れにならないよう、頑張ります。
誤字脱字は、かなり見つけては直し、見つけては直しの作業の繰り返しで、スローペースで行っております。すいません。
9/20づけでファンタジーから恋愛に変更します。
付け加えですが、最初の五話程度はかなりヘビーな内容ですが、段々とかなり途中からはっちゃけてきております。初めの暗さを我慢していただくと、後からエルの暴走さに笑いがくっついてきます。多分ですが……。
ラッキースケベ多発なのは、作者の単なる趣味、いえいえ、違いますよー。
まだ本編が進行が遅いですが、表紙を描いてみました。
最近やっとデジタルのペイントに慣れてきました。
一応、エル、マティアス、ギデオンが表紙です。
ミハエル入れるはずだったけど、寝落ちしそうだったので、やめました。
ごめん!! ミハエル!!
文字数 89,389
最終更新日 2018.02.24
登録日 2017.09.14
女海賊エルフィーネは数年前、ひょんな事から陸出身の海上騎士団の男、リアネスと結婚し夫婦となった。
公式上では未だ生死不明となっているリアネスを探す海上騎士団の目を掻い潜り、海賊船の船長として過ごすエルフィーネとリアネスのささやかな幸せ。
文字数 13,513
最終更新日 2017.05.19
登録日 2017.05.19
人魚は誓いを交わした人間に、航海の安全と永遠の命を約束する。
そんな人魚である自分を奪うために、アリオンは海軍提督の父をならず者の海賊、ディアギレフに殺された。
男装し、復讐のために海賊船に乗り込んだアリオンは、そこで予想もしない歓迎を受ける。
男の命をつけ狙いながら海賊船で過ごすうち、徐々にアリオンはかつて自分がこの船に乗っていたことに気づいてしまった。
そして最も忌むべき男と、人魚の契約を交わそうとしたことを。
優しかった父の裏の顔、どうして自分は船を降りることになったのか。
ディアギレフの言う、「俺の人魚」とはいったい誰を意味するのか。
≪――――アリオンと、ディアギレフは、ずっと一緒にいるの≫
幼い過ちの記憶と復讐に板挟みになりながら、少女が漕ぎだす「航海」の果ては。
文字数 64,279
最終更新日 2020.12.09
登録日 2020.09.05
バトナ王国第二王女のエマ・ファナマール・バトラと第二王女側近兼バトナ王国衛兵騎士団長のノワ・ミケール。
「エマ、お前はノワと共に来る日に向けての準備に旅立つのだ。」
二人は国王の命で隣国との条約を結ぶ旅に出た。
「姫、私を信じてください。」
しかし、二人を乗せた船は国境を前に海賊船ノワールエデン号に襲われた……。
──
悪徳商人の密輸船の新人船員、ジオン。
「俺は、誰だ。」
商人に拾われ、酷い扱いに耐えながら過ごしていた。
自分とは何者なのか。
記憶を探しながら、ジオンは旅を続ける。
目的地の国境前。
海の覇者と呼ばれるノワールエデン号が、密輸船の後ろに現れたのだった──…。
今、自分の帰る場所を、生きる道を探す物語が動き出す。
文字数 35,831
最終更新日 2019.02.11
登録日 2018.01.20
若林日和(ワカバヤシ ヒヨリ)は、料理が少し得意な普通の女子中学生(15歳)。
変わった…珍しい所があるとしたら、飛芽島という島民で、先祖が海賊だったというぐらい。
買い物で訪れていた本土から、船で島に帰る途中で事件が!?
船が沈没して、何者かによって海底へと引きずり込まれてしまった。
命からがらに浮上して海面へと顔を出すと――帆船上で兵士と海賊たちが斬り合いをしている異様な光景が!
そして息つく暇もなく異形な生物が襲いかかってくる!
あきらかに現実世界(地球)とは違う世界――そう、ここは異世界(ミッドガルニア)。
危機の所を助けてくれたのが、若き海賊の頭目―ヴァイル―。
元の世界に戻るための交換条件にと、料理をご馳走したのが切っ掛けで彼に気に入られて求婚を!?
文字数 147,314
最終更新日 2018.02.28
登録日 2017.09.29
大人数で無人島漂流したけど、イケメンがもたついてるからハーレム奪ったった。
海外社畜系会社員山田のサバイバル術。
森が危ない?
「発展途上国の闇に比べれば問題ない!」
海にサメがでた?
「ソマリアで海賊に囲まれた時に比べれば問題ない!」
非モテ系おっさんは無人島ライフを満喫する!
※別作品もよろしくお願いします(^^)/
『俺が異世界でダンジョンマスターでゴブリン!?』
『終末世界の狩人』
※この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
サバイバルマニュアルでもございません。 空想の島でのみ通用するサバイバル風です。
良い子は真似しないでね! ダメ、絶対、ダメダメ。
文字数 125,628
最終更新日 2017.12.12
登録日 2017.08.31
「エリナベル、君との婚約を解消する」
マザコン無能のゴミ婚約者に婚約破棄を告げられました。
「お互い愛もないのに結婚なんてやはり辞めた方がいいだろう」
誰が貴方みたいなゴミを愛する事ができるんでしょうか。
「真実の愛に目覚めたんだ」
まぁ!貴方みないなゴミを愛する人がいるなんて親の顔が見てみたいわ。
あ、そいつの親の顔と私の親の顔は同じ顔でした。生まれた時からもう見てたわ。
慰謝料を払う気もないようなのでゴミ婚約者も自称病弱で男に媚を売るのは上手い妹も決闘で殺して財産を掴みとってきました。
まぁこのゴミ婚約者財産なんて呼べるような物は持っていないんですが、
これで勘弁してやります。
毒両親に無理矢理結婚させられたゴミ婚約者の首を落として実家に帰ると
「二度と近づくな悪魔め」と言われもない非難を受け勘当されました。
それが実の娘に言う言葉でしょうか。
こんなのが私の両親だと思うと悲しくなります。
勘当は有難いけれど毒両親の首を落としてから出て行きます。
毒家族も殆ど財産はありませんでした。
財産もないなんて本当に何の役にも立たない両親でした。
僅かな元婚約者と両親の財産を手にし、自由になった私は海賊になりました。
海賊になってみたら毎日ビール飲めるし。お金もいっぱい手に入るし毎日楽しー。
いつしかノルベルトと愛し合うようになり大山賊ノルベルト夫人になりました。
今更戻れと言われてももう遅い。
ちょっと待って。元婚約者も両親も妹の首も落としてきたし誰も私に戻れなんて言ってないわね。
文字数 1,274
最終更新日 2020.11.08
登録日 2020.11.08
革命後に亡命した元皇女と、それを追っていた水軍のオッサン~のその後の話~。
「皇帝の血を引く生き残りめ、妻子の仇め、殺してやる」⇒「ちょっと処刑は可哀想かな、マリアたんに罪はないし(ほだされてる)」⇒「よし、俺の肉便器にしよう(けっこうメロメロ)」(←今ココ)
ムーンさんでの企画に参加してできたものです。
※『輪姦された断罪の皇女と女海賊は海の英雄から逃れたい』の続編ですが、企画用なのでこれだけでも読めるはず。あなたならきっと読める。諦めないで。諦めない君が好き。
前回の結末「ハッピー肉便器ド」が納得いかない、もうちょっとどうにかならないの? という方もどうぞ!
文字数 36,341
最終更新日 2020.09.22
登録日 2020.09.17
魔法というものが『大体は何でも出来る便利なもの』と認識されている世界。
けれど魔法を使うには記憶を消費する事が必要で、魔法を使えば使うほど、魔法使いは人から忘れ去られて行く。
そんな魔法使いの一人である少女シュネーは、魔法を使う度に人の記憶から自分が消えて行く事が嫌だった。どんなに仲良くなったって、魔法を使えばあっという間に忘れられてしまう。
魔法は好きだが、魔法は使いたくない。そんな矛盾を抱きながらも、シュネーは今日も仕事で魔法を使って来た。
その帰り道、シュネーは一人の大男を拾う。自分を海賊だと言う大男は、呪いで石化してしまった腕を見せ、これを治せる魔法使いを探しているのだと言うのだが……。
※小説家になろうでも掲載しています。
文字数 43,409
最終更新日 2020.06.28
登録日 2020.06.20
文字数 10,456
最終更新日 2020.11.08
登録日 2020.02.24
あるところに、あるべき一対の翼が欠け、一枚しか持たずに生まれた天使の少女がいた。
またある所に、海の呪いと祝福を持った海賊の男がいた。
これは、二人の恋と冒険の記録である。
文字数 12,250
最終更新日 2020.04.26
登録日 2020.04.15
この物語は、大昔の別世界バルハラを舞台に、軍や特権階級から盗みを働き<三本傷>を残す、義賊紛いの盗賊の…復讐活劇。
そして、盗賊と出会い、様々な運命に翻弄されながらも真っ直ぐに生き、道を切り開いていく女海賊の話。
-----
今のところ一切復讐してませんが、大丈夫。
これは復讐を果たし、未来を掴むお話です。
ほそぼそと書いております。
各篇の登場人物は、途中途中で更新しています。
ネタバレとなる場合がありますので、ご注意ください。
すごく長い話もありますが、楽しんでもらえたら何よりです。
※<小説家になろう>にも掲載はじめました。メインはこちらになりそうです。
文字数 588,132
最終更新日 2021.01.15
登録日 2020.01.30
文字数 20,294
最終更新日 2020.02.02
登録日 2019.11.17
世界の最果て"外なる海“
そこを守り平和をもたらしていた一頭の魚は自らの役割に飽きてしまった。
退屈を解消すべく唯の魚は知恵を絞りだし方策を思いついた。
「そうだ。ニンゲンの世界に行こう!!」
世界はまさに大航海時代。
ニンゲンが全ての海を踏破し繁栄する時代。
その荒波を一頭の魚が航海を始めた。
文字数 2,800
最終更新日 2019.09.01
登録日 2019.08.30
「きみの呼吸を奪いたい」
それはボクが許される、最大級の愛の言葉。
女でありながら自国の誰よりも屈強な武士であった桜海は、都の宝石とまで呼ばれる美貌の青年雪愛と出会い、身分違いの愛をひっそり紡いでいた。しかし彼の美しさに目が眩んだ神の嫉妬から、ふたりはある呪いにかけられてしまう。
女にも男にもなってしまう「愛されない呪い」と、愛しいものに想いを伝えようとすると呼吸が止まってしまう「愛せない呪い」が、彼女たちを苦しめる。
朝起きると変わる性別、それに伴う思考の変化、好きなのに伝えられない、触れられない。それでも、あなたがいい。
呪いを解くため、ふたりは自由の海へと飛び出し、海賊として世界を駆け回る。
!女性優位のカップリングです(女船長、高身長、男前、紳士)
!メイン2人が性転換するため、日によってはGLもしくはBLのように見えますが、心はNLです
!女装キャラクター有
!獣耳有
文字数 71,712
最終更新日 2020.08.03
登録日 2019.04.11
雨華(ユイファ)は、姐の敵討ちのために世界へと飛び出した。
ひとり寂しい旅路の先で、拾われたのは天使の海賊団船長のエデゥアルド。「この船のクルー、俺様の女、またはペット――選ばせてやろう」傲慢で派手好き、新しいモノ好きな俺様野郎。なんだかんだすったもんだの末、仲間入りしてしまう。
傲慢だけど、心の内側に入れた者には優しいエディに惹かれていく心に気づかないふりをして、今日もまた、姐の敵討ちのために前を向く。
傲慢我が儘俺様船長と、お姉様大好きなシスコン病み魔女による敵討ちダークファンタジー珍道中!
文字数 10,132
最終更新日 2019.09.06
登録日 2019.04.06
数年前に突如現れた魔物は人々の生活に害を与えていた。
魔物が現れた原因は世界を見守るはずの女神側に有るので、女神は特別に魔物を倒せる潜在能力と言う希望を人々に与えた。
そんな潜在能力の中でも特に異質な能力を持った若者達が、魔物を殲滅すべく魔物ハンターとなった。
文字数 317,314
最終更新日 2020.11.11
登録日 2019.03.03
【誠に申し訳ございませんが、各方面で予告させていただきましたとおり、本稿は2019年8月をもって原則非公開とさせていただきました(ただし、ご参考のために各章の冒頭3話のみ引き続きお読みいただけます)。今後本稿をどのような形で世に出すべきか鋭意検討中です】
日本では川中島の合戦がおこなわれていたころ、上海近郊の海岸で倭寇軍と明軍とが激突した。勇猛な倭寇の大軍に対し連戦連敗を喫した明朝は中華一精強といわれる「狼兵」の投入を決める。狼兵を率いるのは「私もう決めたから。あとはやるだけ」が口癖の天真爛漫な美女将軍、花蓮。中国南部の覇者だった夫の不幸な死や、その後の激しい後継争い、知の巨人王陽明との出会いなど、波乱万丈の半生を生きてきた彼女は、無双の弓術と卓越した戦術、自ら鍛え上げた兵により、「胡蝶の陣」を駆使する日本人軍師を打ち破り明朝に初めての勝利をもたらす。
16世紀の広西壮族のスーパーヒロイン瓦氏夫人をモデルとして描く大河小説。リアル『ムーラン』。
◆単行本500ページ超の長編です。ウェブ掲載のためにかなり圧縮したのですが、主人公の人生があまりに波乱万丈で、どうしても長くなってしまいました。
◆全4章で、第1章は主に広西右江流域の覇者だった岑猛の視点で描かれます。第2章は岑猛死後の後継争いで、第3章でようやく主人公は海に出て、日本との関わりが始まります。タイトルにある倭寇との戦いは第4章なので掲載は4月後半ころからとなります。末長くお付き合いくださいませ。
◆登場人物、地図、明代の官職名等については、いつでも参照いただけるよう、各話の末尾に「登場人物」「関連地図」「単語の説明」ページへのリンクを付けてあります。
◆縦書きで読んでいただくことを想定し、数字は漢数字で表記し、改行ごとの一行空けを原則していません。なるべく縦書きの設定でお読みください。
文字数 49,915
最終更新日 2019.09.05
登録日 2019.02.28
叡山の少年法力僧・翡翠の右手はあの日から石のように固まったまま動かない。呪われたその右腕には、鬼と、切り捨てた過去が宿っている―――。翡翠はある夜、不吉な夢を見て目を覚ます。不安に駆られ僧院に向かうと、そこにはすでに恩師である大僧正をはじめ多くの高僧たちが異変を感じて集まっていた。叡山を覆う気に、邪悪な影を見る翡翠。皮肉にも、彼が予見する凶兆は一度も外れたことがなかったのだ。そして、それを裏付けるように彼の呪われた右腕が疼きだす。拳を握ったまま戒めに包まれ、固まったその腕には、世界を破滅に導く鬼神〈羅刹〉が封印されていた―――!
文字数 82,135
最終更新日 2019.02.18
登録日 2019.02.11
人間とウッドエルフの混血児として生まれた銀髪の少女・ルディコ。里ではハーフエルフは禁忌、「忌み子」だった。その事実は隠蔽され、健やかに成長したルディコは、ある日森の結界の外に出てしまう。そこには、人間と思しき青年がいた。彼が語るのは、ルディコの真実の運命だった――。
文字数 12,936
最終更新日 2018.11.01
登録日 2018.08.30
「俺はあんたのことが好きだ」「……え?」
女海賊が碌でもない父親の亡霊に振り回されながら生真面目な元軍人に出会う恋愛話。
この世界の海賊は海の義賊…海の傭兵団である。
新米船長として父親から譲り受けた船をルイシーナは任せられていた。そんなとき新たな仕事を引き受け、船員を集めていると海軍をクビにされたという生真面目そうな男に出会う。
文字数 8,613
最終更新日 2018.09.30
登録日 2018.08.25
豪胆な父と、優しい母と。
港町で穏やかに暮らす少女メルルの毎日は、決して裕福とは言えないけれど、とても幸せなものだった。ある日、両親がとまる決断をするまでは……
巻き込まれた運命にも負けずに、少女は今日も生きる……!
というお話を目指しています★
文字数 6,436
最終更新日 2018.04.01
登録日 2018.02.02
盗賊海賊集団であるアラクランにいたユリシロは、小さい頃にアラクランを抜け出し、王宮の衛兵の指導係となり様々な国を渡り歩いていた。20歳になったユリシロは母の願いを叶えるため、父を探すことにする。父を探す決意をしたユリシロは、慣れ親しんでいたキツルを離れ、自分が生まれ育つはずだったリランカを訪れた。その国でユリシロが見た景色はアラクランに荒らされた街並みだった。第二王子がアラクランの捕獲を試みたいると知ったユリシロは協力をかってでる。その褒美として、ユリシロは父の捜索を頼んだのだった。初恋の相手、父との再会を果たすユリシロであったが、それによりユリシロは自分のさだめを知ることになる。さだめと自分の想いに揺れるユリシロだが、ユリシロはある大きな決断をすることにする。
文字数 34,245
最終更新日 2018.08.20
登録日 2017.10.01