切ない小説(外部サイト)一覧
闇の一族といわれる公爵家令嬢のリゼルは、漆黒の髪、緑色の瞳を持つ美しい令嬢。漆黒の宝石と謳われている。
光の神の末裔といわれるエルミナール帝国の光の皇子カイルから溺愛されるが、ある日、リゼルは人身売買組織に攫われてしまい、その事でカイル皇子は、隣国の王女と結婚する事になってしまって・・・・。
隣国の陰謀に翻弄され、リゼルとカイルは別れを余儀なくされ、なかなか結ばれることのできない、甘く切ない恋の物語。じれじれです。※プロローグからR18描写あります。
★<初恋編>は完結しました。
★番外編「カイルとリゼルの姫初め♡」公開中。
★番外編~あの夜を忘れない~ランスロット&フィオナをゆるゆると更新中。
登録日 2016.10.07
マヤール王国の病弱な王子は、ある日目覚めると見たこともない豪華な部屋に寝かされていた。ここは先進医療で有名なバルテレミー国の王宮で、天使のような風貌を持つ従者フェルナンは彼の新しい世話係だと言う。ここでは食べる物も着る物も、外から見える景色も、すべて王子にとってとまどう物ばかりだった。なぜなら王子の自国での生活は……病弱で無自覚薄幸な王子と、そんな彼をかいがいしく世話する従者?の、ほのぼのBLファンタジーです。【書籍化2017/12/20 一迅社様より書籍化】
登録日 2014.03.23
王宮の守衛ランスロットは、魔方陣の権威で恩師でもある伯爵と知り合いだ。会えば向こうから気安く声を掛けてくるし、行きつけの食堂でランチだって食べる事もある。だがある日いつもの食堂で、守衛の仕事を辞めて故郷へ帰る事を告げた途端、伯爵の様子がおかしくなった。周囲は「伯爵はお前に気がある」と言うが、生まれも育ちも違うし、そもそも同性だし……。身分差ほのぼのストーリーです。
登録日 2016.10.21
過去の恋愛に傷つけられ、恋に臆病になっている茉理の元に、突然訪れた恋。戸惑いながらも、彼の優しさに少しずつ心を開いていく。本編完結。要の記憶喪失後のお話「恋の絆」完結しました。不定期で番外編をアップしています。
登録日 2018.08.31
傾国の美女ソ・ホンファ。
貧しいながらも名家出身の彼女は、後宮内での熾烈な戦いに勝ち抜き、王の寵愛を得て、妃にまで上りつめる。しかし美しい反面、移り気で気性が激しく、後宮では贅沢三昧、自己中心的で公務中の王を私用で呼び出すこともしばしば――やがて彼女は「国を滅ぼす悪女」として民に処刑されてしまう。
って、ちょっと待って。
贅沢三昧って、散財してたのは王様本人です。ホンファはいらないって拒否ってたのに、高価な宝石とか衣類だとか、無理矢理送りつけてきたのはあっち。さらに言えば、私用で呼び出して公務を邪魔したことなんて、一度もないからね。注意されるべきは、公務をさぼってホンファに会いに来てた王様のほう。
でももう関係ないか。あれから百年も経ってるんだし。それに今のあたしは傾国の美女でもなんでもない、ただの平凡な田舎娘だ。もっとも愛する家族がいて、夢もあるから、ものすごく恵まれているとは思うけど。
王様に見初められて、寵愛されるなんて経験は一度でじゅうぶん。前世の記憶を思い出した時、あたしは決めたのだ。村娘シ・セイとして生まれ変わった今、自分のために生きよう――好きなことをしようって。
登録日 2020.12.20
奉公先の家宝の器を盗んだ濡れ衣を着せられた弟を助ける為、雨音(あまね)は代わりになる器を求めて神々が住まう山へと向かった。だが悪天候に見舞われ、精も根も尽き果てた後に辿り着いたのは、誰もいない小さな山小屋だった。気を失うように眠りに着き、やがて目が覚めると食事が用意されており、部屋の様子も辺りの景色も変貌を遂げていた。目の前には人間の域を超えた気を纏った、美しい男が雨音を見つめていて……山に住む神様と、彼が愛でる貧しくとも健気で真面目な奉公人の和風ファンタジーです。※江戸時代頃の日本をベースにした和風ファンタジーなので国や人物その他出てくる様々な物には架空の物や事柄、創作物が混ざっている事をご了承ください。※2020/7/20より第三部開始。
登録日 2019.01.09
世界には地上に住む人間の他に、天上に住む『月の民』と呼ばれる不思議な力を持つ人々が存在した。地上の民であるユズは、湖のほとりで月の民の将軍シヴァルと出会う。だがシヴァルと出会ったことからユズは囚われの身になってしまう……軍神と呼ばれる将軍と、他人の痛みを感じる力を持つ青年ユズの物語。
登録日 2018.10.12
冷たい雨の夜。私は走った。姉と別れたあの人を探すために――。
ずっと『姉の恋人』である弘樹を好きだった夕花は、姉に振られ自暴自棄になっていた彼を自分のアパートへと連れ帰る。そのまま弘樹と関係を持ってしまった夕花だったが、朝起きた時弘樹はその事を覚えていなかった――。
最後の雨の夜。それを胸に抱いたまま、夕花は弘樹から離れるが……?
一途に姉の恋人を想い続けた妹と、彼女の想いに気が付かなかった姉の恋人。そんな二人の切ない雨の夜の物語。
登録日 2015.09.30
私は大国リオールの王女シリア・リオール。
隣国であるマートラスとの政略結婚のため婚約者を選ぶように言われ護衛騎士のロミルと共に隣国に渡りましたが、
ーーー 一番大切な披露会で前から身体関係を強要されていたマートラスの王子に婚約破棄されました。
え?愛しのセリーナを傷つけたてなんのことですか?私、となりの明らかに愛人の女の人とは初対面なんですが………
そもそも自分は浮気とかしながら、婚約破棄とかよく臆面もなくいえますね………
いやその前に私は貴方となんて婚約した覚えもするきも一切ないんですが!
というかこの王子忘れていませんか?マートラスが大国でいられるのはリオールのおかげであることを………
登録日 2017.10.04
『ひとりぼっちのソユーズ』は『宇宙飛行士』と『月』をテーマにした連作短編です。少し泣ける切ない恋愛物語なので、よろしかったら一話だけでも読んでみてください!!
全二部で構成されています。
『ひとりぼっちのソユーズ』
幼いころに出会った外国の女の子ユーリヤ。
彼女は僕にとって特別な女の子で、僕の女王様だった。
彼女は僕のことを『スプートニク』と呼び、僕に色々なことを教えてくれた。宇宙のこと、月のこと、アームストロングっていう嘘っぱちのこと。彼女はいつも『北方四島』を賭けた。いつしか僕たちはばらばらになり、彼女を一人ぼっちにしてしまった。
だから、あの月の綺麗な夜――僕は思ったんだ。
僕は月向うんだって。君を月に連れて行くために。君をひとりぼっちにしないために。
『月のプリンセス』
月で生まれた最初の女の子ソーネチカ。
彼女は人類初の『ルナリアン』で、生まれながらに特別で――そして、とても複雑な女の子だった。
ソーネチカは月のお姫さまであり、いずれ月の女王になることを運命づけられていた。
月の彼女の庭であり城。
そして彼女の海だった。
そんなソーネチカは、いつしか月から見える青い星を焦がれるようになった。手を伸ばし、その場所に辿りつきたいと思うにようになっていた。
その頃から、僕たちは少しずつ離れて行ってしまった。
離さないと誓ったはずのソーネチカが、僕の中で美しく輝いていたはずの月が、少しずつ翳りはじめていたことに、僕は気がつくことができなかった。
僕は月を見上げて手を伸ばす――
そこにいないソーネチカを迎えに行くように。
どちらも、少し泣ける切ないSFです。
登録日 2016.05.31
日本最大級の暴力団・鳳凰組の元組長の娘で、凄腕の殺し屋だった25歳の美冬。「ふつうの生活がしたい」と2年前に殺し屋を引退し、カフェで働いていたが、かつて殺しを教わった鳳凰組の若頭・巽が現れ、「久々に"仕事"をしませんか」と殺しを依頼されてしまう。美しくも凶暴な巽に恋心を抱いてはいるものの、「ある理由」により巽から逃げたい美冬は、なんとか依頼を断ろうとするが……。
登録日 2020.11.06
BL【父×息子】高校生の永滝楓は家事と弟たちの面倒を一手に引き受ける主夫。若く美しい父、静馬との関係に悩む楓は、ある時父と血の繋がりがないことを知ってしまう。父の冷たい態度と束縛の理由を知り絶望する楓。そのうち楓の本当の父を名乗る男が現れて……。息子を愛し過ぎた父と、そんな父に秘めやかな恋心を抱く息子の甘く切ないラブストーリー。心優しい人たちに囲まれて、17歳の春、楓の苦しい恋がはじまる。★★★シリアス溺愛からのちょっとだけエッチな激甘。めちゃハッピーエンドです、悲劇じゃ終わりません。完結まで毎週金曜日の夜7時に更新予定です。ご意見、ご感想お待ちしております。皆様どうか応援よろしくお願いいたします。
登録日 2020.08.15
三浦遥香 22歳、
子供の頃から慣れ親しんできた生け花の世界。
不思議な縁に導かれ、その世界に本格的に足を踏み入れる事となった遥香。
華やかな世界とは無縁だった田舎娘の奮闘と、一途で切ない恋の行方は?
登録日 2016.01.30
ハルジャン王国王立陸軍学校に入学したヴァルテルは、少年の日に王宮で出会った憧れの美少年エシュテファーンと再会する。日々エシュテファーンに一途な恋慕を募らせてゆく斜陽男爵家の三男ヴァルテルと、公爵家を後見とする裕福な伯爵家の嫡男エシュテファーンは、身分差という高く厚い壁に隔てられていた。
登録日 2015.12.28
「身体で払ってもらおうか」。汚したシャツの代償に告げられたセリフを「労働の対価としてなら」と受けた大学生の聖(せい)。相手は、聖が密かに憧れていた青年実業家の神栖 輝(くるす じん)だった。他人を自分に踏み込ませない自己完結型の聖と自己中心的な自信家の輝。出会いは偶然、再会は突然、惹かれあうは必然の二人が織りなす切ないラブストーリー。
登録日 2015.12.12
「わ、私と結婚してください。」と、身分違いの上に女性側からのプロポーズ。
公爵アークフリードにプロポーズをしてしまったミーナ。だがアークフリードには辛い初恋の思い出があった。それは13年前、守りたいと思っていた金色の髪に紫の瞳をもつエリザベスを目の前で攫われたのだ。そんなアークフリードの前に現れたのは、赤い髪に緑の瞳をもつミーナ。13年前のアークフリードの辛い初恋の影に隠された、切ない恋とそして陰謀…。そして、ミーナにも・・言えない秘密があった。
登録日 2015.10.14
長く片思いを続けてきた。そろそろ諦めてお見合いでもしようかと思っていたのに。「結婚を考えています」と私の家族に挨拶をしているのは何故?
強く否定することもできない弱い私は振り回されてばかり……。
*別サイトで公開中の作品を加筆修正しています。
登録日 2014.04.23
トウマには死者が見える。
難儀な《能力》ゆえに森の中に隠れて暮らすトウマの前に、可憐な美少女が現れた。もちろん、死者だ。名はローサシアといい、彼女の焼死にうちひしがれ、酒場で荒れ狂っている恋人を助けて欲しいとトウマに懇願する。
恋人の名はデラールフ。その「火」の《能力》で世界を救ったとされる、最強の英雄戦士だった。
溺愛なのにジレジレのすれ違いで「年の差」「体格差」「兄と妹っぽい幼なじみ」「嫉妬」「ヒーロー側のツンデレ」などがお好きできたらぜひ。
登録日 2020.03.14
登録日 2008.01.28
空手家(ヘテロ・天然・実直温厚攻め)
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書道家(真性ゲイ・ツンデレ・狡猾誘い受け)
「おまえ、阿豆那比之罪って知ってるか」
「聞いたことないけど。古典っぽいな」
「日本書紀だよ」
「どういう意味」
16歳で出会ったふたりの、60年以上におよぶ情愛と盲目と葛藤の日々。基本シリアス、稀にほのぼの。濡れ場や隠語の古めかしさは仕様です。激痛と激甘の振り幅大きめですが、最終的には【着衣状態で普通の会話してるのに、全裸で営んでるふうにしか見えない】レベルにまで、ふたりにエロスを染み込ませたい。
話の並びが年齢順でないのには意味があります。前半で散りばめた事柄が読み進めていくうちに回収されていき、最終話の仕掛けに繋がります。時系列にそって読んでも問題ない作りですが、投稿順に追ってくださったほうが、より深く内容を味わえるかと。
登録日 2020.09.01
「殺して」そう言う清比古がすでに死んでいるように思えた。
「僕は不出来で役立たず。箱の中に押し込められた人形だ。一度バラバラになってまた君に組み立てられたい。そうしたら少しはマシな人間になれるような気がするよ」
清比古の過去が、高校卒業直前の俺たちの関係を変えた。
大正時代〜昭和初期
登録日 2018.10.15
振り向いてほしいたった一人の大人の彼は、どんなに願っても何時も私をみてくれない。
だから最後に一度だけ、深く愛し合える夜を。
稀有な美しさをもつ令嬢と、その幼い日の彼女を命がけで守った青年との、切なくてロマンティックな年の差純愛ラブロマンス。
登録日 2018.10.08