切ない小説一覧
★失った記憶編 ②です
夫のロレンスと結婚して2年。
夫は見ず知らずの赤ん坊を連れて帰ってきた。
ロレンスにそっくりな赤ん坊をみてショックを受けるミュゼ。
優しかった夫、浮気などしないと思っていたのに……
「誰も面倒はみない、君が面倒をみるんだ」
赤ん坊の母親は亡くなったらしい。わたしが育てなければ死んでしまう。
そう脅された。
わたしは周りに助言をしてもらいながらなんとか子どもの面倒をみる。
夜になると愛してもいないわたしの体を求めてくる夫。
ロレンスはわたしのことなどもう愛していないの?
わたしは彼にとっていったいなんなのだろう。
文字数 33,104
最終更新日 2023.04.06
登録日 2023.03.24
神託によって勇者に選ばれたのは私の夫だった。妻として誇らしかった、でもそれ以上に苦しかった。勇者と言う立場は常に死と隣り合わせだから。
『ルト、おめでとう。……でも無理しないで、絶対に帰ってきて』
『ああ、約束するよ。愛している、ミワエナ』
再会を誓いあった後、私は涙を流しながら彼の背を見送った。
そして一年後。立派に務めを果たした勇者一行は明日帰還するという。
王都は勇者一行の帰還を喜ぶ声と、真実の愛で結ばれた勇者と聖女への祝福の声で満ちていた。
――いつの間にか私との婚姻はなかったことになっていた。
明日、彼は私のところに帰ってくるかしら……。
私は彼を一人で待っている。『おかえりなさい』とただそれだけ言いたくて……。
※作者的にはバッドエンドではありません。
※お話が合わないと感じましたら、ブラウザバックでお願いします。
※感想欄のネタバレ配慮はありません(_ _)
※書籍化作品『一番になれなかった身代わり王女が見つけた幸せ』(旧題『一番になれなかった私が見つけた幸せ』)の前日譚でもありますが、そちらを読んでいなくとも大丈夫です。
文字数 21,567
最終更新日 2023.12.21
登録日 2023.12.14
幼少期からの虐待でボロボロになっていたところを武田組若頭に拾ってもらう千秋。
虐待や暴力により心を閉ざしてしまう。
そんな時に武田組で出会ったのは自分の生涯に大きく関わる1人の男の子。その男の子との出会いが千秋を大きく変える。千秋の心の傷を癒やし、千秋に笑顔を取り戻したその男の子は武田空。千秋を拾った武田組若頭の息子だった。
空への想いを自覚するも自分の過去や立場を考え悩む千秋、それとは対照的に自分の思いを曝け出し行動に起こす空。
そこで千秋が下した決断とは!?
年の差12歳 年下×年上
トラウマを抱えながらも必死に空を想う千秋、千秋のためなら周りがどうなってもいいって思うほどに千秋に執着する空。
ちーがいないと生きていけない。
空がいないと不安。
愛を知らなかった千秋が空から大きすぎる愛を注がれる話。
初作品です
完結しました。
2/9 BL 31位!!!!
文字数 232,490
最終更新日 2023.02.09
登録日 2022.06.23
わたしの余命はあと半年。
貴方のために出来ることをしてわたしは死んでいきたい。
ただそれだけ。
愛する婚約者には好きな人がいる。二人のためにわたしは悪女になりこの世を去ろうと思います。
◆病名がハッキリと出てしまいます。辛いと思われる方は読まないことをお勧めします
◆悲しい切ない話です。
文字数 26,155
最終更新日 2023.05.27
登録日 2023.05.08
国王様の命令で、王太子殿下ユノの婚約者に選ばれたアリス。しかしユノは嫌々婚約したらしくアリスに厳しい態度で接した。アリスはユノとの関係に苦悩しながらも、彼に認められるために必死に努力をする。しかしそんな二人のことを恨めしそうに見る秘書のドロシーという女性がいて……
文字数 10,941
最終更新日 2024.02.23
登録日 2024.02.22
――『偽聖女を処刑しろっ!』
民衆がそう叫ぶなか、私の目の前で大切な人達の命が奪われていく。必死で神に祈ったけれど奇跡は起きなかった。……聖女ではない私は無力だった。
何がいけなかったのだろうか。ただ困っている人達を救いたい一心だっただけなのに……。
人々の歓声に包まれながら私は処刑された。
そして、私は前世の記憶を持ったまま、親の顔も知らない孤児として生まれ変わった。周囲から見れば恵まれているとは言い難いその境遇に私はほっとした。大切なものを持つことがなによりも怖かったから。
――持たなければ、失うこともない。
だから森の奥深くでひっそりと暮らしていたのに、ある日二人の騎士が訪ねてきて……。
『黒き薬師と呼ばれている薬師はあなたでしょうか?』
基本はほのぼのですが、シリアスと切なさありのお話です。
※この作品の設定は架空のものです。
※一話目だけ残酷な描写がありますので苦手な方はご自衛くださいませ。
※感想欄のネタバレ配慮はありません(._.)
文字数 165,887
最終更新日 2023.07.29
登録日 2023.05.19
「オレのモノになるか?」
ある日、とんでもないところで知り合ったアルファは、そんなセリフを口にした。
意味が分からず、条件を飲んで頷いたベータは、自分がとんでもない申し出を受けたことに気づくけれど後の祭り。最初は半ば、無理やりからスタートです。
その内、溺愛に変わっていくはずですが、攻めが相当素直じゃないタイプです。
素直じゃない溺愛感を、楽しんでいただけたら……( *´艸`)
※オメガバースの世界観をお借りしてます。
ご存じなくても読めるようには書くつもりですが、あまり中では詳しく説明していません。
表紙絵:わかめちゃん(@fuesugiruwakame)
文字数 177,998
最終更新日 2023.07.28
登録日 2022.10.31
幼い頃から皇帝アルバートの「皇后」になるために妃教育を受けてきたリーティア。
しかし聖女が発見されたことでリーティアは皇后ではなく、皇妃として皇帝に嫁ぐ。
皇帝は皇妃を冷遇し、皇后を愛した。
そのうちにリーティアは病でこの世を去ってしまう。
この世を去った後に訳あってもう一度同じ人生を繰り返すことになった彼女は思う。
「今世は幸せになりたい」と
※小説家になろう様にも投稿しています
文字数 293,188
最終更新日 2023.12.31
登録日 2020.03.19
わたし、アザレア・ミノン伯爵令嬢には、2つ年上のビトイ・ノーマン伯爵令息という婚約者がいる。
彼は、昔からわたしのお姉様が好きだった。
お姉様が既婚者になった今でも…。
そんなある日、仕事の出張先で義兄が事故にあい、その地で入院する為、邸にしばらく帰れなくなってしまった。
その間、実家に帰ってきたお姉様を目当てに、ビトイはやって来た。
拒んでいるふりをしながらも、まんざらでもない、お姉様。
そして、わたしは見たくもないものを見てしまう――
※史実とは関係なく、設定もゆるく、ご都合主義です。ご了承ください。
文字数 84,095
最終更新日 2023.07.28
登録日 2023.07.13
【彼の瞳に映るのは】
の中のエレファのお話です。
番外編で書くと長くなりそうなので別作品の短編として書こうと思います。
愛するダニエルとの幸せな日々、そしてダイアナとの3人の幸せな暮らし。
病気で寝込み始めてから全てが変わった。
愛する夫の父親からの屈辱的な行為。夫の浮気。
エレファの死に行く辛い日々も出てきます。彼女は何を想い亡くなっていったのか。
そして、アニアとして生まれ変わり新たな人生を歩んでいた。6歳で高熱を出して前世の記憶が蘇る。
嫌な記憶に苦しみ、大切な娘のダイアナに会いたいと願う。それを叶えたのが両親。
何故か生まれ変わったのはジャスティアの7番目の娘としてだった。
アニアは元気で明るい家族に支えられて前世の記憶と向かい合います。
かなり読みたくない酷い描写や辛い日々も出てきます。
書いていて作者も心が痛くなりました。
苦手な方は読むのをおやめください。
出来れば【彼の瞳に映るのは】を読まれてからこのお話を読むことをお勧めします。
何故ハピエンにならないかわかると思います。
そして、最後の最後、エレファは……。
たぶん10話前後の話になると思います。
長くならないように頑張ります。
文字数 29,187
最終更新日 2023.09.18
登録日 2023.09.12
恋人であるエドワードの夢を応援するために、田舎を捨てて共に都会へ向かったノエル。
煌びやかな生活が待っていると思っていたのに、現実は厳しいものだった。
それでも稽古に励む恋人のために、ノエルは家事を受け持ち、仕事をどんどん増やしていき、四年間必死に支え続けていた。
大物の後援者を獲得したエドワード。
すれ違いの日々を送ることになり、ノエルは二人の関係が本当に恋人なのかと不安になっていた。
そこへ、劇団の看板俳優のユージーンがノエルに療養を勧めるが──。
ノエル視点は少し切ないです(><)
女性も登場しますが、恋愛には発展しません。
本人は気付いていませんが、愛され主人公です。
不憫な意地悪王子様 × 頑張り屋の魔法使い
感想欄の使い方をイマイチ把握しておらず、ネタバレしてしまっているので、ご注意ください(><)
大変申し訳ありませんm(_ _)m
その後に、※ R-18。
飛ばしても大丈夫です(>人<;)
文字数 191,603
最終更新日 2022.03.10
登録日 2022.01.22
不思議な桜が咲く島に住む主人公のもとに、主人公の娘と名乗る妙な女が現われた。その女のせいで主人公の生活はめちゃくちゃ、最初は最悪だったが、段々と主人公の気持ちが変わっていって…!?
そうして、紅葉が桜に変わる頃、物語の幕は閉じる。
文字数 85,912
最終更新日 2019.05.21
登録日 2018.06.20
婚約者だった夫と結婚して半年が経っても私に対する周りの評価は変わらない。
『愛し合う二人を無理矢理別れさせた悪女』
『身分を笠に着る嫌な女』
貴族社会では噂が真実かどうかは関係ない、信じたいことが真実になる。
誰も庇ってはくれない、夫でさえも…。だから私はあなたを嫌いになりたい。
文字数 31,094
最終更新日 2021.04.12
登録日 2021.04.02
「お前はとても優秀だそうだから、婚約者にしてやってもいい」
ある日の休日。家族に疎まれ、蔑まれながら育ったマイラに、第一王子であり、姉の婚約者であるはずのヘイデンがそう告げた。その隣で、姉のパメラが偉そうにふんぞりかえる。
「ぞんぶんに感謝してよ、マイラ。あたしがヘイデン殿下に口添えしたんだから!」
一方的に条件を押し付けられ、望まぬまま、第一王子の婚約者となったマイラは、それでもつかの間の安らぎを手に入れ、歓喜する。
だって。
──これ以上の幸せがあるなんて、知らなかったから。
文字数 53,361
最終更新日 2022.02.27
登録日 2022.01.04
本編は完結済みです。その後のお話を少しずつ連載中。
過酷ないじめにあっていた僕は、川で溺れて死にかける。
生と死の狭間を漂っていると、同じように漂っている美少年と目が合う。
「いいな、きれいな顔で」と僕。
「いいな、ブサイクな顔で」と美少年。
その時突然、少年が手を伸ばしてクルリと体の位置を入れ替えた。
「欲しいならあげるよ、きれいな顔」と……。
目が覚めると、僕は異世界にいた。
魔性の美少年と呼ばれる愛玩奴隷・リュカの体で。
最初は途惑って流されるだけだった主人公が、運命に翻弄されながらも、本当の恋を知っていく。
総受けですが、ラストは一人とハッピーエンドです。
主人公が恋心を自覚するのは、けっこう遅いです。
それぞれの攻めさまは、とにかく溺愛です。
切ないシーンもありますが、ラストはハッピーエンドです。
ムーンライトノベルズとエブリスタでは初稿のまま公開中。
アルファポリスだけ、年齢設定など手直ししてその後のお話を連載中。
文字数 605,455
最終更新日 2022.03.29
登録日 2020.11.12
偉大な竜王に待望の番が見つかったのは10年前のこと。
まだ幼かった番は王宮で真綿に包まれるように大切にされ、成人になる16歳の時に竜王と婚姻を結ぶことが決まっていた。幸せな未来は確定されていたはずだった…。
だが獣人の要素が薄い番の扱いを周りは間違えてしまう。…それは大切に想うがあまりのすれ違いだった。
竜王の番の心は少しづつ追いつめられ蝕まれていく。
※設定はゆるいです。
文字数 123,595
最終更新日 2021.02.26
登録日 2021.01.22
シークベルト公爵家に仕える侍女カリーナは、元侯爵令嬢。公爵リンドへ叶わぬ恋をしているが、リンドからは別の貴族との結婚を勧められる。それでもリンドへの想いを諦めきれないカリーナであったが、リンドの婚約話を耳にしてしまい叶わぬ恋を封印する事を決める。
ムーンライトノベルズ様にて、結末の異なるR18版を掲載しております(別タイトル)
7/8 本編完結しました。番外編更新中です。
※ムーンライト様の方でこちらのR-18版掲載開始しました!(同タイトル)
文字数 117,910
最終更新日 2023.07.22
登録日 2023.06.15
理不尽な理由を掲げて大国に攻め入った母国は、数カ月後には敗戦国となった。
王政を廃するか、それとも王妃を人質として差し出すかと大国は選択を迫ってくる。
『…本当にすまない、ジュンリヤ』
『謝らないで、覚悟はできています』
敗戦後、王位を継いだばかりの夫には私を守るだけの力はなかった。
――たった三年間の別れ…。
三年後に帰国した私を待っていたのは国王である夫の変わらない眼差し。……とその隣で微笑む側妃だった。
『王妃様、シャンナアンナと申します』
もう私の居場所はなくなっていた…。
※設定はゆるいです。
文字数 126,356
最終更新日 2023.02.02
登録日 2022.06.20
「アマリア・レガス伯爵令嬢!其方を王族に毒をもったとして処刑とする!」
いきなりの冤罪を突き立てられ、私の愛していた婚約者は、別の女性と一緒に居る。
貴族としての政略結婚だとしても、私は愛していた。
けれど、貴方は……別の女性といつも居た。
処刑されたと思ったら、何故か時間が巻き戻っている。
ならば……諦める。
前とは違う人生を送って、貴方を好きだという気持ちをも……。
……そう簡単に、消えないけれど。
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※こちらの作品はカクヨムにも掲載しています。
文字数 24,555
最終更新日 2022.12.31
登録日 2022.12.23
さよなら、サヨナラ……大切な人
怖い台詞も使っていますが……(妄想でございます)
実在の人物・団体とは一切関係ありません。(フィクション)
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・幼馴染みでもあり、従兄妹という繋がりもある
大好きな人との結婚を夢見ていた花。
その願いが一人の悪女によって 打ち砕かれてゆき、
花の心に大きな傷跡を残す。もがきながらも新しい
人生に船出をし、さまざまな人たちの狭間で揺れながら
幸せへの道に辿り着く、そんなstoryになっています。
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サブタイトル 3つ
❦汚い奴は許さねーよ。裏切り者には鉄槌を下ぁ~す。(仮)
『無双悪女と夢想善女』/ 無敵な女の言うことに『私は悪くない』
執筆期間
2023.9.8 ~ 2023.12.5
文字数 60,836
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.01.11
人気俳優の樫井秀孝は、複数の未成年に手を出していた事が発覚し、メディアで大きく騒がれ芸能活動を自粛。
その波紋は、被害者の一人である僕にもふりかかる。顔出しで被害者リストがネットに流れ、その挙げ句、暴漢に襲われてしまう。
そんな中出会ったのは、妖艶で色香の強い男性──若葉。
若葉との何気ない生活は、僕の求めていた家族そのもので。穏やかに過ごせる毎日を、幸せだと感じていた──筈だった。
初めて知る過去。
そして、若葉の本性と、アゲハの秘めた想いとは……
†††
『アゲハ舞い飛ぶさくら舞い散る』シリーズ第四作!
注:本作品は実際にあった事件をヒントにしている部分を含みます。
◇◇◇
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在の人物・団体・名称等とは一切関係ありません。
また法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
文字数 26,302
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.01.26
【2024年3月31日をもって引き下げいたします】※詳しくは近況ボードにて
三年前、付き合っていた彼からプロポーズされた私は、言葉にできないくらいの幸福を噛みしめながら、初めての甘い夜に溺れた。
どんなときもそばにいて支え合って、世界一幸せな家族になる。
そう誓ったはずのに――。
******
柚原 さやか(ゆずはら さやか)26歳
祖父が営む弁当屋で働きながら1歳10ヵ月の息子を育てるシングルマザー
×
結城 櫂人(ゆうき かいと)33歳
元恋人で優秀な外交官
******
「さやかは俺の大事な人だ」
「愛しすぎて我慢できなくなるだろ?」
「きみが笑っていてくれればそれでいい」
これがあの日の続きならいいのに。
▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
※Rシーンありのページには「***」マークをつけております。閲覧ご注意ください。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
※他サイトでも連載中。
※無断転載禁止。
2023 Start
文字数 79,637
最終更新日 2023.06.06
登録日 2023.05.21
セレンは15歳の時に16歳のスティーブ・ロセスと結婚した。いわゆる政略的な結婚で、幼馴染でいつも喧嘩ばかりの二人は歩み寄りもなく一年で離縁した。
その一年間をなかったものにするため、お互い全く別のところへ移り住んだ。
スティーブはアルク国に留学してしまった。
セレンは国の文官の試験を受けて働くことになった。配属は何故か騎士団の事務員。
本人は全く気がついていないが騎士団員の間では
『可愛い子兎』と呼ばれ、何かと理由をつけては事務室にみんな足を運ぶこととなる。
そんな騎士団に入隊してきたのが、スティーブ。
お互い結婚していたことはなかったことにしようと、話すこともなく目も合わせないで過ごした。
本当はお互い好き合っているのに素直になれない二人。
そして、少しずつお互いの誤解が解けてもう一度……
始めの数話は幼い頃の出会い。
そして結婚1年間の話。
再会と続きます。
文字数 105,790
最終更新日 2023.10.25
登録日 2023.09.19
相思相愛の婚約者と後半年で結婚という時、彼の浮気発覚。そして浮気相手が妊娠…。
婚約は破棄され、私は今日もいきつけの店で一人静かにお酒を飲む。
少し離れた席で、似たような酒の飲み方をする男。
そのうち話すようになり、徐々に距離が縮まる二人。
しかし、男には家庭があった…。
2024/02/03 短編から長編に変更しました。
文字数 191,602
最終更新日 2024.02.13
登録日 2023.10.12
男爵令嬢アリシアは、3歳の頃の記憶がない。彼女の過去は断片的に蘇り、知らないあの子の姿が何度も思い浮かぶ。パーティー会場で公爵令息オルグに伴われ、公爵令嬢ビアンカに突如として婚約破棄を告げる。その瞬間、ビアンカの顔が、かつて自分を助けようとした女の子の顔と重なった。果たしてあの子は……。彼女の苦悩の中で、男爵令嬢を中心とした婚約破棄の劇が幕を開ける。
文字数 18,387
最終更新日 2024.03.09
登録日 2024.03.09
父からも兄からも愛されないオメガのカミーユが魔王の妻になり幸せになる話。
夜になるとたまに悲しくて、辛くて、寂しくて、どうしようもなくなる時がある。
そんな日の夜はいつも、ずっと小さい頃から1冊だけ持っている絵本を読んで夜を明かす。
辛い思いをしている女の子のところに、王子様が現れて王子様の国に連れて行ってくれて、今まであった辛いこと、全部忘れて過ごせるくらい幸せになる女の子の話。
僕には王子様は現れたりはしないだろうけど、でも、いつか、僕の中に流れてる罪で汚れた汚い血が全部流れたら、僕はこの国を出て幸せに暮らすんだ。
感想コメントやエール本当にありがとうございます🙇
文字数 51,070
最終更新日 2023.04.01
登録日 2023.03.09
あの時、その手を取らなければ、今現在彼は幸せだったのかもしれない。
貴族子女達が通う学園に入り、他愛ないお喋りやランチを一緒に食べる友人達ができた頃、視線を感じて其方を見ると彼が此方を見ていた。
そして、その視線に気付いたのは友人のロザリーが私の隣に居るようになってからだった。
彼が見詰めているのは私ではなく、ロザリーだと自分に言い聞かせたけれど、彼に惹かれていくのを止める事ができなかった。
そして…その手を取ってしまったが故に…。
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*飽くまでも作者の頭の中の空想・妄想のご都合主義的な物語となっております。
なので、同じ名称・シチュエーションが有ったとしても現実世界とは何の関係もありません。
*R18は念の為、保険代わりです。
*虐め・残酷な表現等予告無く入る場合が有りますので御自衛下さい。(基本、予告を入れる予定ですが忘れる事があるかもしれません。)
*無断転載、無断引用、無断編集・コピー等お断りします。
*ムーンライトノベルズでも同タイトル、別のペンネームで公開されています。
文字数 25,624
最終更新日 2024.03.17
登録日 2023.09.23
鬼団長が統率する護衛専門の傭兵団の中で、主人公レネを中心に繰り広げられるお話です。この物語には『人』しか出てきませんが、多種多様な犬達の中に、一匹だけ猫が混じっている集団を想像してください。猫は自分を犬だと思い込んでいます。そして犬達も決してレネを猫扱いしません。無自覚な猫、試される犬達。そして猫にも容赦ない鬼団長。傭兵は危険なお仕事ですから猫は色々と大変な目に遭います(いつもギリギリの低空飛行)。章ごとに護衛対象が変わります。BLというよりはブロマンス的な要素が強めで甘味成分は少なめですが、暗い話でもありません。長編のシリーズものが好きな方におすすめ。こちらは他サイトの改訂版です。
文字数 493,893
最終更新日 2024.03.18
登録日 2023.10.17
ひょんなことから、奴隷を拾ってしまった気弱な青年(儚げ美少年)サンクチュアリと、その青年を守る奴隷(美形ガッチリ青年)ログのラブがキュンで、あれやこれがスタートします。
酷目のグロ描写もあるかもです。流血ありです。可哀想なシーンもあります。
ご注意下さい。
しかも、めちゃBLです。
ガンガンにR18なので、なんでもバッチコイ!な方のみ、よろしくお願いします。
以前、小説家になろう様で書いていたものを新たに修正したものになりますが、ほぼ別物です。
さあ、ヨーイドン、ドン、ドン、ドンキ♪
にじいろ♪
文字数 29,645
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.02.18
伯爵令嬢ヒルデガルドの婚約者ウィリスはソフィア王女の寵愛を受けヒルデガルドを捨てた。
更にヒルデガルドの父親ビズマーク伯爵はソフィア王女から莫大な手切れ金を受け取り、汚れ役を引き受けてしまう。
汚れ役。
それは「ヒルデガルドが男娼を買った汚れた令嬢」というもの。
だから婚約破棄されて当然であり、傷ついたウィリスと慰めたソフィア王女の美しい純愛は誰からも認められる。あまりにも酷い濡れ衣だった。
ソフィア王女の取り巻きたちによって貴族社会から実質的に追放されたヒルデガルドは復讐を決意する。
それが男娼レオンとの出会いであり、友情の始まりだった。
復讐という利害関係で結ばれた二人に身分を越えた絆が育まれ、「汚れた令嬢」と汚名を被せられたヒルデガルドの潔白が証明されたとき、彼女たちの選んだ生き方とは……
(※露骨な性描写はありませんが、男娼が登場する為R15とさせていただきます)
(※6月16日更新分より、若干の残酷描写が含まれる話数には「※」を付けました。苦手な方は自衛の程お願いいたします)
文字数 206,207
最終更新日 2023.07.16
登録日 2023.06.11
オメガのソニアは運命の番であるレイモンドに浮気された挙句、婚約破棄されてしまう。
その上、仕事で遠方に飛ばされたソニアは侯爵ヴォルフヒルデと出会う。
※オメガバース設定&ざまぁ展開あり
異世界転移者(現代人)はみなΩ(オメガ)&α(アルファ)は魔法が使えるということ以外は世間一般的なオメガバース設定を使用しております。
(魔法についてはそんなに出てきませんが…)
※R18的展開には*が付いています。
匂わせだと(*)です。
※ちまちま更新しています。
文字数 36,803
最終更新日 2024.01.06
登録日 2022.10.08
国一番の麗人と名高い侯爵令息─エリス。彼は貴族の子女達をその甘いルックスと男前な性格で無意識に垂らし込んでしまうことから「小悪魔令息」と呼ばれていた。
そんな彼の長年の片想いの相手は大国─オリシヲンの大将軍シモン・エリュクロイ。
彼は「1人で百の兵士に値する」実力者で、人柄も良く、顔立ちも男らしいことから、国中の誰からも人気があった。
けれど、そんな彼に対してエリスはなかなか素直になれず、彼と顔を合わせた社交界では毎回彼に冷たいもの言いをしてしまう。
(駄目だ、これは絶対嫌われてる)
落ち込むエリス。そんな彼にある日見合い話が舞い込み、流れでとある令嬢とお見合いすることに。
──あの小悪魔令息がついにお見合いをしたらしい
と貴族の間でも話題になってしまい戸惑うエリス。
そんな彼にいつも余裕綽々でいるシモンだったが、何故かその日のパーティーでは、余裕のない様子で、エリスの傍から離れようとせず──…。
エロ×コメディ×恋愛物語開幕!
文字数 137,608
最終更新日 2023.06.27
登録日 2022.09.13
たとえ、君が覚えていなくても。たとえ、僕がすべてを忘れてしまっても。それでもまた、君に会いに行こう。きっと、きっと……
帯刀を許された武士である弥生は宴の席で美しい面差しを持ちながら人形のようである〝ゆきや〟に出会い、彼を自分の屋敷へ引き取った。
生きる事、愛されること、あらゆる感情を教え込んだ時、雪也は弥生の屋敷から出て小さな庵に住まうことになる。
そこに集まったのは、雪也と同じ人の愛情に餓えた者たちだった。
そして彼らを見守る弥生たちにも、時代の変化は襲い掛かり……。
もう一度会いに行こう。時を超え、時代を超えて。
「男子大学生たちの愉快なルームシェア」に出てくる彼らの過去のお話です。詳しくはタグをご覧くださいませ!
文字数 228,142
最終更新日 2024.03.18
登録日 2022.12.31
可愛い系小悪魔の天才魔法使い × 心と体に傷を負った大剣士
『魔物退治に郵便、護衛、なんでもござれ』というギルド「ロベリア」に所属するセイランは、自分の背丈以上の大剣を振るう体躯でありながら、「嫌われること」を極端に恐れる弱さ故の優しさを持った青年だった。
そんなセイランはある日、仕事の途中で魔物に襲われている青年・ルピナスを助ける。
「攻撃魔法をうまく使えない」と話すルピナスを、セイランは持ち前の大剣裁きで難なく魔物を追い払うが、直後、セイランは急な熱に襲われ立っていられなくなる。
座り込んでしまうセイランの前に立ちはだかったルピナスは「ボク、お兄さんみたいなお人好しな男をぐちゃぐちゃにするのが大好きなんだよねぇ」と不敵に笑うのだった。
※剣と魔法のファンタジー世界、一部特殊設定あり
※受けの境遇が重め、かつとても自己肯定感が低い
※読み手によっては胸糞シーンがあるかと思われます。
(なお、オチはハッピーエンドになります)
※冒頭エロ多め→中盤からはストーリー重視
文字数 159,782
最終更新日 2024.03.15
登録日 2024.02.13
『裏切り』『DV』『死』。時を超えて全てにリベンジ!
泉大牙、30才。
美容室経営コンサルタント会社社長。
妻は元モデルで25歳。専業主婦。
仕事に忙殺されながらも、幸せで平凡な日々だった。
そんな平穏に暗雲が立ち込めたのは、今日【2024年3月20日】
妻梨々花の誕生日で僕たちの結婚記念日だった。
そして奇しくも初恋だった幼馴染の芙美が自殺した日である。
そして、その日、妻の不倫を知る事となる。
相手はよく知っている男。
なんと芙美の夫で親友だった男だ。
連絡をくれた友人によると、芙美は結婚後、悲惨な人生を歩んでいたらしく癌を患い病気を苦にした自殺だったという。
激情にかられ、自制心を失った僕は、親友だった芙美の夫を殺そうと襲い掛かるが返り討ちに遭い死んでしまったのだが――。
僕の人生はそこからがスタートだった。
文字数 42,880
最終更新日 2024.03.18
登録日 2024.02.26