切ない小説一覧
しがない伯爵令嬢のエーファには、三つ歳の離れた姉がいる。姉のブリュンヒルデは、女神と比喩される程美しく完璧な女性だった。端麗な顔立ちに陶器の様に白い肌。ミルクティー色のふわふわな長い髪。立ち居振る舞い、勉学、ダンスから演奏と全てが完璧で、非の打ち所がない。正に淑女の鑑と呼ぶに相応しく誰もが憧れ一目置くそんな人だ。
一方で妹のエーファは、一言で言えば普通。容姿も頭も、芸術的センスもなく秀でたものはない。無論両親は、エーファが物心ついた時から姉を溺愛しエーファには全く関心はなかった。周囲も姉とエーファを比較しては笑いの種にしていた。
そんな姉は公爵令息であるマンフレットと結婚をした。彼もまた姉と同様眉目秀麗、文武両道と完璧な人物だった。また周囲からは冷笑の貴公子などとも呼ばれているが、令嬢等からはかなり人気がある。かく言うエーファも彼が初恋の人だった。ただ姉と婚約し結婚した事で彼への想いは断念をした。だが、姉が結婚して二年後。姉が事故に遭い急死をした。社交界ではおしどり夫婦、愛妻家として有名だった夫のマンフレットは憔悴しているらしくーーその僅か半年後、何故か妹のエーファが後妻としてマンフレットに嫁ぐ事が決まってしまう。そして迎えた初夜、彼からは「私は君を愛さない」と冷たく突き放され、彼が家督を継ぐ一年後に離縁すると告げられた。
文字数 107,389
最終更新日 2023.05.24
登録日 2023.03.26
魔王討伐後。魔王討伐パーティーの一人にして、弓使い(アーチャー)であるフェリシアは、旅の最中ずっと思いを寄せていた勇者・ユリウスに告白しようとしていた……のだが、呼び出そうと探している最中に彼が結婚するという話と共に、プロポーズ用の指輪を持っているところを目撃してしまう。
「彼女さんの色の指輪でプロポーズだなんて、ロマンチストですね~」
その言葉と共に彼が受け取っていたのは妹・イリスの髪の色とそっくりな翠色の綺麗な石があしらわれた指輪だった――――。
失恋が確定してしまったフェリシアは気持ちを告げることなく、勇者と妹の前から姿を消すことを決意した。
***
・話毎に長さが違ったりするのはご愛嬌で……(;´Д`)
・元々は個人的にAVGゲームを作ろうかと思って書いていたプロットを小説にしているので(時間がなくて諦めましたが)、途中でルート分岐風に話を分ける可能性があります。
・タイプミスがそれなりにある可能性が高いので、途中で改稿することがあります。
文字数 68,819
最終更新日 2022.11.05
登録日 2019.11.11
【あらすじ】
α至上主義なリュカシオン公国でΩと判定されたルネは継母からの罵倒、婚約破棄、異母兄弟の酷い仕打ちに耐えるも一族から追放される。その後更に異母姉夫婦から過酷な目に遭わされ妊娠。
それでもなんとか苦難に耐えた末、デーア大公グスタフと出会ったことからルネの新たな人生が始まる。
生きる目標を見つけ子育てをしながら忙しい日々を送っていたルネだったが、数年後突然継母からの手紙が届き公国に戻って欲しいと要請され……?
狂った一族の愛欲と公位継承争いに翻弄されながらもΩ公子が幸せを掴もうと奮闘するお話。
【攻】グスタフ・レーヴェニヒ(α)…デーア大公(24歳)。各国を渡り歩くのが好きな美丈夫。
【受】ルネ・バラデュール(Ω)…リュカシオン公国の第三公子(18歳)。優しく控え目な性格。
1章→ヤンデレ異母兄×主人公
2章→姉の夫×主人公
3章以降→王弟(大公)×主人公
主人公総受け(前半2人は無理矢理)ですが本命は1人のハッピーエンド。ざまあは最後です。
※後半は溺愛ですが、前半はかなり胸糞展開ですのでご注意下さい。不憫受け大丈夫な方向け。
(17話目で本命の大公様が出ます)
※設定ゆるゆるのなんちゃって西洋風。オメガバースの独自設定有り。
文字数 115,742
最終更新日 2022.11.01
登録日 2021.10.22
高校二年生の死にたがり、丸井 恵那(まるい えな)は、授業中に遺書を書き上げた。
この授業が終わったら、恵那は自殺しようと計画していたのだった。
闇サイトに載っていた自殺スポット『一ノ瀬山の断崖絶壁』へと向かった恵那は、その場所で不思議な山小屋を発見する。
中から出てきたのは、ホストのような風貌をした背の高い男で、藤沢 椋野(ふじさわ りょうの)と名乗った。
最初は恵那のことを邪険に扱うも、ひょんなことから、恵那はこのお店を手伝わなければいけなくなってしまう。
この山小屋は、浮遊霊が行き着く不思議な山カフェで、藤沢は浮遊霊に対して、アロマの香りとハーブティーの力で成仏させてあげるという、謎の霊能者だったのだ。
浮遊霊と交流することによって、心が変化していく恵那。
そして、全く謎に包まれている藤沢の、衝撃的な過去。
アロマとハーブティーが、浮遊霊と人を支える、心温まる現代ファンタジー。
文字数 69,050
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.02.10
「……すまない」
初夜の床で、彼は言いました。
「君ではない。私が欲しかった辺境伯令嬢のアンリエット殿は君ではなかったんだ」
悲しげに俯く姿を見て、私の心は二度目の死を迎えたのです。
なろう様でも公開中です。
文字数 32,423
最終更新日 2020.03.01
登録日 2020.02.16
辺境の片田舎にある育った村を離れ、王都へやって来たリトは、これまで知らなかった獣人という存在に魅せられる。
自分の住む国が獣人の国であることも知らなかったほど世情に疎いリト。
獣人には本能で惹き合う番(つがい)という伴侶がいると知る。
番を深く愛する獣人は人族よりもずっと愛情深く優しい存在だ。
国王陛下の生誕祭か近づいた頃、リトは王族獣人は生まれながらにして番が決まっているのだと初めて知った。
しかし二十年前に当時、王太子であった陛下に番が存在する証し〝番紋(つがいもん)〟が現れたと国中にお触れが出されるものの、いまもまだ名乗り出る者がいない。
陛下の番は獣人否定派の血縁ではないかと想像する国民は多い。
そんな中、友好国の王女との婚姻話が持ち上がっており、獣人の番への愛情深さを知る民は誰しも心を曇らせている。
国や国王の存在を身近に感じ始めていたリトはある日、王宮の騎士に追われているとおぼしき人物と出会う。
黄金色の瞳が美しい青年で、ローブで身を隠し姿形ははっきりとわからないものの、優しい黄金色にすっかり魅了されてしまった。
またいつか会えたらと約束してからそわそわとするほどに。
二度の邂逅をしてリトはますます彼に心惹かれるが、自身が国王陛下の番である事実を知ってしまう。
青年への未練、まったく知らない場所に身を置く不安を抱え、リトは王宮を訊ねることとなった。
自分という存在、国が抱える負の部分、国王陛下の孤独を知り、リトは自分の未来を選び取っていく。
スパダリ獅子獣人×雑草根性な純真青年
僕はもう貴方を独りぼっちにはしない。貴方を世界で一番幸せな王様にしてみせる
本編全30話
番外編4話
個人サイトそのほかにも掲載されています。
文字数 130,427
最終更新日 2024.02.03
登録日 2024.01.01
影の薄い僕と、7人の個性的、異能力な美少女たちとの間に繰り広げられる恋物語。
影の薄い僕はある日透明化した。
それは勉強中や授業中だったり、またデート中だったり、いつも突然だった。
原因が何なのか・・透明化できるのは僕だけなのか?
そして、僕の姿が見える人間と、見えない人間がいることを知る。その中間・・僕の姿が半透明に見える人間も・・その理由は?
もう一人の透明化できる人間の悲しく、切ない秘密を知った時、僕は・・
文芸サークルに入部した僕は、三角関係・・七角関係へと・・恋物語の渦中に入っていく。
時々、透明化する少女。
時々、人の思念が見える少女。
時々、人格乖離する少女。
ラブコメ的要素もありますが、
回想シーン等では暗く、挫折、鬱屈した青春に、
圧倒的な初恋、重い愛が描かれます。
(登場人物)
鈴木道雄・・主人公の男子高校生(2年2組)
鈴木ナミ・・妹(中学2年生)
水沢純子・・教室の窓際に座る初恋の女の子
加藤ゆかり・・左横に座るスポーツ万能女子
速水沙織・・後ろの席に座る眼鏡の文学女子 文芸サークル部長
小清水沙希・・最後尾に座る女の子 文芸サークル部員
青山灯里・・文芸サークル部員、孤高の高校3年生
石上純子・・中学3年の時の女子生徒
池永かおり・・文芸サークルの顧問、マドンナ先生
「本山中学」
文字数 614,641
最終更新日 2024.03.19
登録日 2019.04.17
R部分に*を入れています。
大人しく目立たない、自分に自信のない大学生──川口果穂(19)。
同じ大学のサークル仲間であり、よく自分をダシにする大山美紀子に誘われ、とあるホストクラブに足を踏み入れた。
そこで出会ったのは、新人ホストの美麗。
同郷である上、初恋の相手でもある彼の話を聞くうちに、幼い頃の記憶が蘇り……
彼の為に貢ぐ決意をする。
しかし、複雑な家庭環境で育ち孤立無援の果穂は、今のバイトだけではそれが叶わないと悟り……
足を踏み入れたのは、『援交』という道だった──
◇◇
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在の人物・団体・名称等とは一切関係ありません。
また法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
文字数 48,690
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.01.22
かつて私を妻として番として乞い願ってくれたのは、宝石の様に美しい青い目をし冒険者に扮した、美しき竜人の王様でした。
番に選ばれたものの、一度は辛くて彼の元を去ったレーアが、番であるエーヴェルトラーシュと再び結ばれるまでのお話です。
ヒーローは普段穏やかですが、スイッチ入るとややドS。
そして安定のヤンデレさん☆
ちょっぴり切ない、でもちょっとした剣と魔法の冒険ありの(私とヒロイン的には)ハッピーエンド(執着心むき出しのヒーローに囚われてしまったので、見ようによってはメリバ?)のお話です。
別サイトに公開済の小説を編集し直して掲載しています。
文字数 55,989
最終更新日 2023.04.12
登録日 2023.04.09
ある日突然『魅了』の罪で捕らえられてしまった。でも誤解はすぐに解けるはずと思っていた、だって私は魅了なんて使っていないのだから…。
それなのに真実は闇に葬り去られ、残ったのは周囲からの冷たい眼差しだけ。
もう誰も私を信じてはくれない。
昨日までは『絶対に君を信じている』と言っていた婚約者さえも憎悪を向けてくる。
まるで人が変わったかのように…。
*設定はゆるいです。
文字数 100,313
最終更新日 2022.01.21
登録日 2021.12.02
リヴィエ国の若き国王の妹であるベルティーユは、十二歳の時に敵国であるブルマリウス国に人質として行く事になった。長い戦を終わらせる為の和平条約を結ぶまで、互いに人質交換を取り決めた。リヴィエ国からは王妹であるベルティーユが、ブルマリウス国からは第一王女であるブランシェが人質と選抜された。
それから六年後、ベルティーユは人質の身ではあるがブルマリウス国の第二王子等から温かく迎え入れられ何事もなく平穏に過ごしていた。そして六年の協議の末、間も無く和平条約が結ばれるーー筈だった。その直前、もう一人の人質であるブランシェの訃報が届き事態は急変する。ブランシェの死因は、リヴィエ国王からの陵辱であり、その事に嘆いたブランシェは自ら命を絶ったというものだった。
これまで優しくしてくれていた第二王子のクロヴィスは人が変わったように豹変し、妹の死を嘆き怒り、報復としてベルティーユを陵辱する。更にその後、心身共に衰弱したベルティーユは、今は使われていない古い塔に幽閉された。そこにやはり以前まで優しかった筈の第三王子ロランが現れ、ベルティーユの処刑が決まった事を告げる。それから数日後の処刑執行の朝、ベルティーユを迎えに来たのは……冷酷非道と名高いブルマリウス国の王太子のレアンドルだった。そして彼は「これより君は俺の妾だ」そうベルティーユに告げた。
文字数 178,174
最終更新日 2023.09.06
登録日 2023.06.10
■ストーリー■
アリーセ・プラームは伯爵令嬢であり、現在侯爵家の嫡男であるルシアノと婚約をしている。
しかし、ルシアノが妹であるニコルに思いを寄せている事には気付いていた。
ルシアノは普段からアリーセにも優しく接していたので、いつか自分に気持ちが向いてくれるのではないかと信じていた。
そんなある日、ルシアノはニコルを抱きしめ「好きだ」と言っている所を偶然見てしまう。
ショックを受けたアリーセは、元同級生であり現在仕えている王太子のヴィムに相談する。
するとヴィムは「婚約解消の手伝いをしてやるから、俺の婚約者のフリをして欲しい」と取引を持ち掛けて来る。
アリーセは軽い気持ちでその取引を受け入れてしまうが……。
*2022.08.31 全101話にて完結しました*
思いつきで書き始めた短編だったはずなのに、別視点をあれこれ書いてたら長くなってしまいました。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!
※ムーンライトノベルズさんにも掲載しています。
**補足説明**
R18作品になりますのでご注意ください。
基本的に前戯~本番に※(キスや軽いスキンシップには入れていません)
文字数 252,817
最終更新日 2022.08.31
登録日 2022.05.21
数年前、世界を闇から救った聖女サクラは、共に旅をした末に王となったヴィクトールと結ばれた。
心優しき夫を愛し、また彼からも深く愛されていたサクラだったが、数年経っても子宝には恵まれず。ヴィクトールが側室を迎えたことをきっかけに彼女の心を何かが蝕み始める。
心身ともに窶れていく中、目に飛び込むのは側室との間に生まれた子とヴィクトールが幸せそうに過ごす姿ばかり。
限界を迎えたサクラは、とある出来事を引き金にとうとうヴィクトールに「私を元の世界に帰して」と告げてしまう。
その言葉を聞いたヴィクトールは──
※ムーンライトノベルズ様でも公開中です。
※第14回恋愛小説大賞にて奨励賞いただきました。応援ありがとうございました。
文字数 125,543
最終更新日 2021.02.10
登録日 2020.12.15
主人公、雪野 日和が、幼馴染で彼氏の佑人に黙って背徳の行為に耽る話。短編の練習で書いています。
文字数 15,000
最終更新日 2024.02.01
登録日 2024.01.09
文字数 173,569
最終更新日 2022.05.09
登録日 2022.01.16
そう、没落寸前の実家を助けて頂く代わりに、跡継ぎを産む事を条件にした契約結婚だったのです。
無事跡継ぎを妊娠したフィリス。夫であるバルモント公爵との契約達成は出産までの約9か月となった。
筈だったのです······が?
◆◇◆
「この結婚は契約結婚だ。貴女の実家の財の工面はする。代わりに、貴女には私の跡継ぎを産んでもらおう」
拝啓、公爵様。財政に悩んでいた私の家を助ける代わりに、跡継ぎを産むという一時的な契約結婚でございましたよね・・・?ええ、跡継ぎは産みました。なぜ、まだ契約が完了しないんでしょうか?
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってくださいませええ!この契約!あと・・・、一体あと、何人子供を産めば契約が満了になるのですッ!!?」
溺愛と、悪阻(ツワリ)ルートは二人がお互いに想いを通じ合わせても終わらない?
◆◇◆
安心保障のR15設定。
描写の直接的な表現はありませんが、”匂わせ”も気になる吐き悪阻体質の方はご注意ください。
ゆるゆる設定のコメディ要素あり。
つわりに付随する嘔吐表現などが多く含まれます。
※妊娠に関する内容を含みます。
【2023/07/15/9:00〜07/17/15:00, HOTランキング1位ありがとうございます!】
こちらは小説家になろうでも完結掲載しております(詳細はあとがきにて、)
文字数 195,192
最終更新日 2023.07.24
登録日 2023.07.13
今日は、彼女が死んでから6年目である。
彼女は、しがない男爵令嬢だった。薄い桃色でサラサラの髪、端正な顔にある2つのアーモンド色のキラキラと光る瞳には誰もが惹かれ、それは私も例外では無かった。
彼女の墓の前で、一通り遺書を読んで立ち上がる。
「今日で貴方が死んでから6年が経ったの。遺書に何を書いたか忘れたのかもしれないから、読み上げるわ。悪く思わないで」
何回も読んで覚えてしまった遺書の最後を一息で言う。
「「必ず、貴方に会いに帰るから。1人にしないって約束、私は破らない。」」
突然、私の声と共に知らない誰かの声がした。驚いて声の方を振り向く。そこには、見たことのない男性が立っていた。
※ガールズラブの要素は殆どありませんが、念の為入れています。最終的には男女です!
※なろう様にも掲載
文字数 4,316
最終更新日 2024.01.31
登録日 2024.01.31
世界で唯一魔法が使える国エルフィールドは他国の侵略により滅ぼされた。魔法使いをこの世から消そうと残党狩りを行った結果、国のほとんどが命を落としてしまう。
そんな中生き残ってしまった王女ロゼルヴィア。
数年の葛藤を経てシュイナ・アトリスタとして第二の人生を送ることを決意する。
平穏な日々に慣れていく中、自分以外にも生き残りがいることを知る。だが、どうやらもう一人の生き残りである女性は、元婚約者の新たな恋路を邪魔しているようで───。
これは、お世話になった上に恩がある元婚約者の幸せを叶えるために、シュイナが魔法を駆使して尽力する話。
本編完結。番外編更新中。
※溺愛までがかなり長いです。
※誤字脱字のご指摘や感想をよろしければお願いします。
文字数 173,401
最終更新日 2021.09.13
登録日 2021.08.02
文字数 8,957
最終更新日 2024.03.17
登録日 2024.03.13
相思相愛で結ばれた二人がある日、分かれることになった。夫を愛しているサラは別れを拒んだが、夫であるマキタは非情な手段でサラとの婚姻関係そのものをなかったことにしてしまった。
だがそれは男の本意ではなかった…。
魅了の呪縛から解き放たれた男が我に返った時、そこに幸せはなかった。
最愛の人を失った男が必死に幸せを取り戻そうとするが…。
文字数 17,807
最終更新日 2020.07.28
登録日 2020.07.15
・R18・無理矢理?・監禁×孕ませ
・ハピエン
※レイプや陵辱などの表現があります!苦手な方は御遠慮下さい。
〜ストーリー〜
裕福ではないが、父と母と私の三人平凡で幸せな日々を過ごしていた。
素敵な婚約者もいて、学園を卒業したらすぐに結婚するはずだった。
それなのに、どうしてこんな事になってしまったんだろう⋯?
◇人物の表現が『彼』『彼女』『ヤツ』などで、殆ど名前が出てきません。なるべく表現する人は統一してますが、途中分からなくても多分コイツだろう?と温かい目で見守って下さい。
◇後半やっと彼の目的が分かります。
◇切ないけれど、ハッピーエンドを目指しました。
◇全8話+その後で完結
文字数 13,126
最終更新日 2021.07.27
登録日 2021.07.19
【次期皇帝×次期皇帝の五番目の婚約者】
(受けへの執着が激しい攻め×攻めのことが嫌いな受け)
◆ 序盤は無理矢理な描写あり
◆ 序盤は受けが不憫
◆ 「攻→受←受の従者」の三角関係
《予告無くR18表現が出てくるので、18歳以下の方は閲覧をお控え下さい》
19世紀のヨーロッパ風世界観。遊牧民の族長の息子であるノウェは、友好関係維持のため、帝国の次期皇帝ヴィルヘルムの五番目の婚約者となる。ヴィルヘルムが皇帝へと即位すれば、五番目の婚約者である自分は不要となり故郷へ帰れると思っていた。だが、そんなノウェをヴィルヘルムは自身の配偶者にすると言う。
文字数 349,359
最終更新日 2021.01.11
登録日 2021.01.08
子供の時に両親が死に、その後孤児院で育ったクルト。大人になったクルトは孤児院時代からの友人である、パン屋の息子のフリッツと結婚した。
平民だが宰相補佐官付きの官吏として働くクルトは、私生活も仕事も充実していて幸せを満喫していた。
だが地方へと出張で出かけ、家に帰ると夫と親友が同じベッドにいて――。
⚫︎全10話です。
⚫︎浮気・寝取られの話です。地雷の方はお気をつけ下さい。
⚫︎エロの所は※印付けてます。
文字数 46,854
最終更新日 2023.04.07
登録日 2023.04.03
君に愛されたくて苦しかった。目が合うと、そっぽを向かれて辛かった。
結婚した2人がすれ違う話。
文字数 5,137
最終更新日 2023.12.14
登録日 2023.07.03
──みんな、ぼくを捨てていく。
母に捨てられたトラウマを抱える青年、アルバ。
彼は半神半人という生まれの特殊さからサーカスに拾われ、そこで初めて恋をする。
しかしその相手は、ひどく身勝手な男だった。
初恋を散らし失意に落ちたアルバを見そめたのは、国の重鎮の一人息子であるラス。
アルバと同じ半神半人だが、ラスの育ちは彼とはうって変わって裕福で愛に満たされたものだ。
彼のまぶしいほどの明るさに戸惑いながらも、アルバは心を開いていく。
困難を乗り越え、運命めいた繋がりで結ばれるアルバとラス。
しかし、その運命は悲劇そのものだった。
因縁に翻弄され、愛憎の中を生きる男の一生を描く物語。
全6章の予定です。
2025.3.18
お知らせ:ややこしいのでカテゴリをBLにしました。
※暴力、残酷描写あり
※男女カプあり
※ストーリー重視です
文字数 151,974
最終更新日 2024.03.19
登録日 2023.06.25
子爵家には二人の娘がいる。
一人は天使のような妹。
もう一人は悪女の姉。
本当は、二人とも義妹だ。
義妹が、私に変装して夜会に出ては男を捕まえる。
私は社交の場に出ることはない。父に疎まれ使用人として扱われているから。
ある時、義妹の妊娠が発覚する。
義妹が領地で出産している間、今度は私が義妹のフリをして舞踏会へ行くことに……。そこで出会ったのは
……。
ハッピーエンド!
文字数 121,022
最終更新日 2023.08.18
登録日 2023.08.02
あなたの発言はいつも正しくて、迷いがなくて、ぶれない。
曲がったことが嫌いなあなたはいつも綺麗で。
その正しさで、二度と子供が産めない私を週に二度、定期的に抱く。
義務のように――
*R18
*ムーンライトノベルズにも掲載しています。
文字数 21,130
最終更新日 2023.11.05
登録日 2023.11.01
生活の為にαを騙してお金を稼いでいた処女ビッチの夏姫が揉め事に巻き込まれてヤクザの若頭と形だけの番になることに。
早速偽の新婚生活を始める2人だが最初は反発するものの少しずつ絆されていく夏姫。
そこに賢士の恋人が現れて?!
2人は無事に本物の番になることが出来るのか!
切なく甘いコメディ調のラブストーリー。
元気で気が強く計算高いと見せかけて天然純情Ωの夏姫(なつき)18歳
若くして組を任されている育ちのいいインテリヤクザの賢士(けんし)28歳α
金に生活にだらしない組長の1人息子。
チョロくて人のいい浩二(こうじ)β
文字数 72,378
最終更新日 2024.03.09
登録日 2022.02.14
☆2024/1/10規約変更に伴い、青春カテゴリーと思われる作品をショートショート・短編集に纏めました。すべて中高生主人公で、いろんなタイプのお話が入ってます。どれか、お口に合えば宜しいのですが。
★甘いハナシは甘くない【恋愛】【逆ざまぁ?】【果物ナイフ】
(付き合いだして半年位の高校生カップルのお話です。いまにして思うと、ざまぁ系正ヒロインみたいな立ち位置の主人公でした。でも悪いのは彼氏の方だと思うので、とにかく顔だけは良いから強く生きて欲しい。このあとの人生、チートモードで頑張って!)
★オヤジの背中【じんわり】【家族】【少し不思議】【小人】
(いろいろと不器用な中学生の娘と父親のお話です。小さな頃はお父さんが大好きだった主人公だと思います。それはさておき、煙草を買うお金はあるのに靴履いて無いとかお金の使い方が(ry(競馬場とかに居る歯の無いおっさん達みたいだなと(ry)
★サンタクロースの弟子~ミニスカサンタがお手伝いのご褒美に貰ったものは~【ほっこり】【初恋】【クリスマス】
(急なバイトで寒さに凍えるクリスマスケーキ売りの女子高生のお話です。スカートの下に体操ジャージを履かせてやりたかった。以前、単体でお読み頂いた方、ありがとうございました。SS・短編集として、こちらで纏めさせて頂きました。ご了承ください)
★冬の日のたんぽぽ【男子高校生】【お人好し】【少し不思議】【切ない】【拙い】
(お人好しな男子高校生が通学中に遭遇した不思議な出来事です。データも残っていないくらい古い処女作で、とにかく拙いです。冗長過ぎて書き直したいのですが、そうすると跡形も無くなるので、このままアップします。ホント、ごめんなさい。m(_ _:)m)
※その昔、電撃掌編王やコバルトSSに出してかすりもしなかったショートショート達です。お読み頂き、ありがとうございます。良い供養になりました(違うかー(たんぽぽは除く)
文字数 11,524
最終更新日 2024.03.16
登録日 2024.03.11
成沢 綾芽(なるさわ あやめ)は八歳の時にホテルの屋上庭園で、幼馴染の七歳年上の久我咲 透也(くがさき とうや)からプロポーズされた。
子どもだった綾芽は事の重大さも分からず、両親に結婚のことを話して驚かせる。
透也の父はホテル業界トップクラスの久我咲グループを経営しており、息子である透也は後継者だ。ホテルに勤務していた綾芽の父は透也を補佐し、秘書をしている。その関係で二人は親しい間柄だったのだ。
綾芽の父は透也を恋愛対象として考えてはいけないときつく叱る。
そうして綾芽は、自らの感情を押し殺したまま大人へと成長した。
綾芽は大学を卒業し、久我咲グループの主要ホテルであるアリシアンホテルKYOTOのカフェテリアに栄養士として就職する。
二十四歳になったある日、綾芽の前に意外な人が現れて……。
恋愛に不慣れで、自分の本心が分からない綾芽。
綾芽に執着して、彼女との約束を果たしたい透也。
二人が交わした結婚の約束はどうなってしまうのか……。
幼い頃のプロポーズから始まる、年上幼馴染からの溺愛ストーリーです。
★R18の文章と、それなりの表現のある文章には*が付けてあります。
★途中シリアス展開もございますのでご了承ください。
★気を付けて投稿していますが、誤字脱字がありましたらお知らせください(>_<)
★他サイトにも作品がありますが、内容を多少変更して加筆修正しています。
文字数 115,849
最終更新日 2024.02.12
登録日 2024.01.11
ラーズヘルム王国の王弟リューウェイクは親兄弟から放任され、自らの力で第三騎士団の副団長まで上り詰めた。
王家や城の中枢から軽んじられながらも、騎士や国の民と信頼を築きながら日々を過ごしている。
国王は在位11年目を迎える前に、自身の治世が加護者である女神に護られていると安心を得るため、古くから伝承のある聖女を求め、異世界からの召喚を決行した。
異世界人の召喚をずっと反対していたリューウェイクは遠征に出たあと伝令が届き、慌てて帰還するが時すでに遅く召喚が終わっていた。
召喚陣の上に現れたのは男女――兄妹2人だった。
皆、女性を聖女と崇め男性を蔑ろに扱うが、リューウェイクは女神が二人を選んだことに意味があると、聖者である雪兎を手厚く歓迎する。
威風堂々とした雪兎は為政者の風格があるものの、根っこの部分は好奇心旺盛で世話焼きでもあり、不遇なリューウェイクを気にかけいたわってくれる。
なぜ今回の召喚されし者が二人だったのか、その理由を知ったリューウェイクは苦悩の選択に迫られる。
召喚されたスパダリ×生真面目な不憫男前
全38話
こちらは個人サイトにも掲載されています。
文字数 142,276
最終更新日 2023.11.18
登録日 2023.10.31
【BL】年下イケメン×年上美人
大学生『三上蓮』は同棲中の恋人『瀬野晶』がいても女の子との浮気を繰り返していた。
浮気を黙認する晶にいつしか隠す気もなくなり、その日も晶の目の前でセフレとホテルへ……
それでも笑顔でおかえりと迎える晶に謝ることもなく眠った蓮
翌朝彼のもとに残っていたのは、一通の手紙とーーー
* * * * *
こちらは【恋をしたから終わりにしよう】の姉妹作です。
似通ったキャラ設定で2つの話を思い付いたので……笑
なんとなく(?)似てるけど別のお話として読んで頂ければと思います^ ^
2020.05.29
完結しました!
読んでくださった皆さま、反応くださった皆さま
本当にありがとうございます^ ^
2020.06.27
『SS・ふたりの世界』追加
Twitter↓
@rurunovel
文字数 40,522
最終更新日 2020.06.27
登録日 2020.05.22
ルイーゼ=アーベントロートはとある国の末の王女。複雑な呪いにかかっており、訳あって離宮で暮らしている。
ある日、彼女は不思議な夢を見る。それは、とても美しい男が女を抱いている夢だった。その夜、夢で見た通りの男はルイーゼの目の前に現れ、自分は魔術師のハーディだと名乗る。咄嗟に呪いを解いてと頼むルイーゼだったが、魔術師はタダでは願いを叶えてはくれない。当然のようにハーディは対価を要求してくるのだった。
解呪の過程でハーディに恋心を抱くルイーゼだったが、呪いが解けてしまえばもう彼に会うことはできないかもしれないと思い悩み……。
「君は、おれに、一体何をくれる?」
呪いを解く代わりにハーディが求める対価とは?
強情な王女とちょっと性悪な魔術師のお話。
※ほぼ同じ内容で別タイトルのものをムーンライトノベルズにも掲載しています※
文字数 104,289
最終更新日 2024.02.20
登録日 2024.01.29