SF小説一覧
学習塾の国語に時間に生徒さんから毎回キーワードを一つもらって次回までに私の宿題として短編小説を書いています。
今回のお題は
「パワハラ」
さすがに書きにきーぞ。。。
椎名誠さん、星新一さんの文体を借りて書いてみました。
文字数 1,381
最終更新日 2024.03.23
登録日 2024.03.23
彼女の脳を取り戻すため、俺は自分の脳兵器に詰め込む
「苦しいんです。ここから出たいんです。この狭い宇宙服の中から」
ケイスがドキリとする。生体材料とチタン、炭素繊維のハイブリッドに詰め込まれた脳と人工の内臓と筋肉。
ゴーグル型の瞳から見える世界。人工の心肺での呼吸。ケイスにとっては潜水服に詰め込まれた感覚。
「苦しいんです」
メイサが無造作に奪ったグロッグをへこんだこめかみの辺りに当てる。躊躇なく引き金を引いた。
ゴキンと痛々しい金属音。首が左に吹き飛ばされるが、上体は崩れていない。首を再び戻すと、もう一度引き金を引いた。
再度、重々しい金属音。ピシャリと何かが飛び散った。
あまりの光景にレイチェルが手で顔を覆う。
損傷した頭部から、青い液体が流れ出す。
「安定液が・・・」
ヴァレティナが口を手で覆った。
頭部を覆っているチタン製の槽が壊れ、内部の安定液、青色の液体が流れ出している。
メイサの上体がガクガクと震え左に傾いだ。それでもまだ、グロックを持った腕がゆっくりと上がっていく。
※小説家になろうをはじめ、複数のサイトへ作品を投稿しています。
※TW: @kulokulo_net
文字数 100,103
最終更新日 2019.11.09
登録日 2019.09.30
アプリの利用規定はちゃんと守りましょう……。
まぁ、そんな便利なモノは、大概、便利さと危険性が裏表な訳で……。
文字数 349
最終更新日 2020.05.15
登録日 2020.05.15
惑星オストメニアの北部に位置する冬国、ルンテシュタット王国。
中世時代では北方騎馬民族として北オストメニア大陸を駆け回り、遂には大国を築いた。
それから約1000年。
世界は技術革新に勤しみ、空は航空機が、陸は戦車が、海は戦艦や空母が発明され戦闘に投じられた。
時は南暦1936年。
ルンテ王国貴族であるアンカー・ラインは25歳の若さで第2艦隊の司令を務めていた。
彼は生粋の貴族でありながら貴族らしさを嫌い、ルンテ王国の伝統である奴隷制を忌み嫌っていた。
いつかは彼らを解放することがアンカーの野心だった。
文字数 134,879
最終更新日 2021.08.22
登録日 2020.08.13
遠くフランスの地で行われていた人工ブラックホールの生成実験がもたらしたものは。
それは異世界とを繋ぐ”穴”の出現だった。
"穴”は飛び火するかのごとく、世界のあちこちに出現する。
そして、”穴”の向こう側からやって来る異形の者たち。
彼らは人間を捕食しながらも人類が記憶する生物の概念を完全に無視した存在であった。
もはや彼らとは共存できない。
そこで人類が選択したのは彼らとの全面戦争であった。
彼らに対し、かろうじて強力な火器で対抗できるも、その出現場所は様々で、戦車や装甲車が立ち入れない場所から出現されたら被害は甚大なものとなるのは必至。
政府は厳しい選択を迫られ、やむなく名古屋工科大学で研究が進められていた人工筋肉を流用した特殊車両、険しい山岳地帯でも踏破可能な人型戦闘車両の開発に乗り出す。
ロックキャリバーと名付けられたその車両を何としてでも実用化させるべく、研究員の湊・楓と国防陸上隊士の寝住・岳たちの奮闘が始まる。
文字数 50,046
最終更新日 2020.03.03
登録日 2020.02.09
人がいいだけのお人よしの僕が、どういうわけか神様に言われて、人形を背中に背負いながら、滅びたという世界で、自分以外の願いを叶えて歩くことになったそんなお話。
文字数 7,982
最終更新日 2020.03.17
登録日 2020.03.13
柏木狛彦のバイトは猟人。
異形の怪物、赤目を駆除する職業だ。
偶然から出会ったのは、同業他社の美少女猟人である一之瀬鷲。
そして、その先には強大な怪物が待ち構えていた。
異形の怪物と戦う赤目シリーズ第二弾。
文字数 40,567
最終更新日 2020.03.03
登録日 2020.02.26
西暦2420年。
人類の発展は遂に最高潮に達した。
人工食物で食糧危機は回避され、医療機械が病を駆逐した。
ただし、それは『富裕国』だけの話だ。
人類は発展を極めてもなお、貧富の差を埋めることは叶わなかった。いや、埋めようとすらしていないのかもしれない。
『理想郷』の裏側、『貧困国』の青年達は死に臨み何を想うか……。
文字数 2,171
最終更新日 2020.04.04
登録日 2020.04.04
主人公・律は五年前に亡くなった恋人を忘れられずに日々を過ごしていた。そんなとき、夏の河川敷で、つばめという家出少女に出会う。
行く宛てのないつばめを見捨てられず、律とつばめ、そして野良猫と奇妙な同居生活が始まるが……。
八月の河川敷。俺は、神様が産み落としたツバメと出会った。
文字数 1,315
最終更新日 2024.04.22
登録日 2024.04.22
「隕石衝突の日(ジャイアント・インパクト)」
そう呼ばれた日から、世界は雲に覆われた。
明日は来る
誰もが、そう思っていた。
ごくありふれた日常の真後ろで、穏やかな陽に照らされた世界の輪郭を見るように。
風は時の流れに身を任せていた。
時は風の音の中に流れていた。
空は青く、どこまでも広かった。
それはまるで、雨の降る予感さえ、消し去るようで
世界が滅ぶのは、運命だった。
それは、偶然の産物に等しいものだったが、逃れられない「時間」でもあった。
未来。
——数えきれないほどの膨大な「明日」が、世界にはあった。
けれども、その「時間」は来なかった。
秒速12kmという隕石の落下が、成層圏を越え、地上へと降ってきた。
明日へと流れる「空」を、越えて。
あの日から、決して止むことがない雨が降った。
隕石衝突で大気中に巻き上げられた塵や煤が、巨大な雲になったからだ。
その雲は空を覆い、世界を暗闇に包んだ。
明けることのない夜を、もたらしたのだ。
もう、空を飛ぶ鳥はいない。
翼を広げられる場所はない。
「未来」は、手の届かないところまで消え去った。
ずっと遠く、光さえも追いつけない、距離の果てに。
…けれども「今日」は、まだ残されていた。
それは「明日」に届き得るものではなかったが、“そうなれるかもしれない可能性“を秘めていた。
1995年、——1月。
世界の運命が揺らいだ、あの場所で。
文字数 704,974
最終更新日 2023.02.11
登録日 2022.04.03
「くっくっく、ようやく透明人間の薬が完成したぞ!」
男は苦節20年の時をかけて試行錯誤を繰り返しながら、透明人間の薬を完成させるが……。ノベルアップ+にも投稿しています。
文字数 383
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.30
文字数 970
最終更新日 2020.03.15
登録日 2020.03.15
自分に自信が持てず、パッとしない人生を送っている男。
そんな男の前に、突然不思議な洋館が現れる。
そしてそこには、過去の自分と会話することが出来ると言う謎の美女が立っていた・・・
文字数 17,280
最終更新日 2020.03.27
登録日 2020.03.27
vrゲームの中に閉じ込められた男がいた。
男はバグを用いれば一度きりのチュートリアルでステータスをカンストさせることができることに気づいてしまう。
男がチュートリアルでステータスをカンストさせる短編ストーリー。
途中まで日記形式で進みます。チート無双系ではありません。
文字数 10,687
最終更新日 2020.06.10
登録日 2020.06.10
国際刑事機構ICPOのサイバー空間脅威対策の中枢を担うICGIに努めるセノフォンテ・コルデロ。彼はとある世界な大量虐殺を引き起こした驚異の生命体<ヴァンプール>を拿捕するためにヴァンプール発祥の地である驚異の孤島プログ・S島への派遣任務にあたることになった。世界規模の陰謀・策略・暴力・殺戮が繰り広げられるまさに地獄足りえる異界の地で彼らは世界を巻き込んだ戦いに挑むこととなる。
文字数 156,301
最終更新日 2021.10.24
登録日 2021.07.29
文字数 1,850
最終更新日 2022.07.19
登録日 2022.07.19
嬉しい、悲しい、楽しい、つまらない、好き、嫌い、様々なものがある
「感情」
人の思い、感情の強さは時さえ超える。
そして最も強く、美しく、輝きを放つ感情は…そう
「愛」である。
文字数 8,979
最終更新日 2019.06.18
登録日 2019.05.24
青年はささやく。現存世界に再現できないものは無いと。
男性は戦慄する。再現がもたらす悪夢のような未来図に。
この作品はノベルアップplus様、カクヨム様にも
投稿しています。
文字数 4,485
最終更新日 2020.10.30
登録日 2020.10.30
帰宅途中だった俺〈清木源磨〉は、電車内で起こった事故に巻き込まれ、意識不明に…………。
目覚めると、そこは別世界だった。
AIの妹と出会い、現実世界に戻るため、俺たちは旅に出る!!!!!!!!!!!
文字数 2,368
最終更新日 2021.04.29
登録日 2021.04.29
ある日突然、自分の部屋に出現したパソコン。それはどんな事柄でも検索すれば答えを教えてくれるものだった。
全知全能。隣の家の晩御飯から地球が滅亡する日まで……何もかもを知っている魔法のようなそのパソコン。しかし、検索できるのは1日に1度だけ。
それを手にした高校生の男が色々と利用し振り回されながらも、あんなことやこんなことを知っていく日常のお話。
基本的に1話か2話で完結する短編でゆるいお話です。
【なろうで120万PV カクヨムで50万PV】
文字数 186,415
最終更新日 2023.05.14
登録日 2021.05.29
新興国・ハッサー王国は列強国・ザルス帝国に唐突な宣戦布告を受ける。
ザルス帝国の侵略を食い止めるべく送られた軍団の中にいたガルー・デンギュラントス。
戦友が次々と死んでゆく最中、彼女だけは笑みを浮かべていた。
狂っているのは世界なのか、それとも彼女なのか。
対ザルス帝国編始動
文字数 38,616
最終更新日 2021.10.17
登録日 2021.07.08
大学院博士課程に在籍する神経科学者の仁豊野は、記憶を取り出す方法について研究し、さらに世界的プロジェクトであるコネクトームの研究にも参加している優秀な研究者である。
仁豊野はこうしたニューロン(神経細胞)の研究を進めていくにつれ、ここ最近の宇宙の異変について思わぬ危機が近づいていることに気がつく。
果たして、宇宙では一体何が起こっているのか!
そして、無限に広がる宇宙の真実とは!?
文字数 32,439
最終更新日 2019.06.26
登録日 2019.06.26
全世界同時配信から早1年まだまだ人口・世界ともに拡大している仮想世界バベル.バベルでは同時通訳プログラムが備わっており、国も言語も異なる人々が時に語り合い、時に協力し、時に戦っている.
そこに広がるのはビル街に田舎にリゾート地、気候も地域性も様々な空間が存在し、その広大さは全ての空間に訪れたことがある人が1年経っても未だ現れないことが物語っている.
その世界では最近ある都市伝説が話題となっていた.
それこそ幽霊騒動.
現れる時間も姿も名前も不明.しかし確実な目撃情報があり、ネット空間に幽霊が入り込めるわけがないという否定もできない.文字通りに騒動が起こっていた.
目撃者の証言によるとその姿はとても白く霞んでいて、近くにも遠くにも見えた.つまり遠近感が狂ったらしい.
また別の人の証言ではその幽霊は2人いる.微かにシルエットの手足が2人分あるように見えた、なんてものもあった.
果たしてその幽霊は何者なのか、いや何者であったとしてなぜそんなことをしているのか?
どうぞよろしければ読んでみてください!
文字数 1,718
最終更新日 2021.08.04
登録日 2021.08.04
異なる世界へ行き来できる能力に目覚めた少女の冒険記。
これといって特徴のないごく普通の女子高生――照日天音(てるひあまね)は代わり映えのない日々に退屈し、毎日妄想や空想にふけっていた。
一学期の終業式の日、二学期の選択授業について友達の月永暦(つきながこよみ)に聞かれた天音は、今までと同じように暦と同じ道へ進もうとするが、万年平均点の天音と学年でトップクラスの暦では同じ道に進めないと拒絶される。
その事に納得しながらもショックを受けていた天音は気付かぬまま赤信号の交差点へ入り、車に轢かれそうになったところで意識が途切れる。
目覚めたのは天音が妄想していたようなファンタジー世界だった――。
カクヨムでも同時掲載してます。
文字数 102,356
最終更新日 2020.11.01
登録日 2020.10.18
全世界で極少数の特別な能力を持つ者。いわゆる能力者。
現代社会ではその者達に対する差別や迫害が絶えず、不満を持つ者は少なくなかった。
しかし、その能力を活かして社会に貢献しようとする者達がいた。
その者達の名はジャスターズ。
ジャスターズはクリミナルスクールという、犯罪の未遂又は犯した能力者達を収容し、矯正する施設と連携しており、日々能力者達の自立を目指して活動していた。
文字数 311,345
最終更新日 2022.05.14
登録日 2021.08.15
やりたいことがあったわけでもないし、夢があったわけでもない。オリンピックに出れるくらい身体能力に優れているわけでもなく、特技があるわけでもない。
もちろん、特別な人間でも何でもない。
ごく普通に生きてきて、明日からもいつも通りの毎日が続いていくと思っていた。
そんなどこにでもいる女子大生が、ある日突然、「君にはいつも通りの明日が来ないかもしれない」という残酷な現実を突きつけられたとしたら……。
選択肢①諦めて、自分の運命を受け入れる。
選択肢②いつも通りの明日が来る方法を探す。
→選択肢③怪しいイケメンたちと共に命をかけて正体不明の敵と戦い、自分の未来を取り戻す。
2021.08.18〜
バトルファンタジー風味の現代SF
絵:子兎。さま
文字数 79,509
最終更新日 2022.01.06
登録日 2021.08.18
ファンタジーは空想だけの世界だと思っていた。
絵や小説の中だけのものだと。
ある冒険家との出会いが、
主人公であるジュンの運命を変える。
ジュンはある出来事をきっかけに探検家として旅をする事を決意。
目的地は全ての異界の始まりの地と言われている、その名も始まりの異界
この地を求めて、ジュンは様々な出会いや戦いを通して冒険者として成長していく物語です。
果たして、始まりの異界とはどのような場所なのか
その場所を見つける事ができるのか?
文字数 154,684
最終更新日 2020.11.16
登録日 2019.04.24
300年前の戦争で文明が断絶した世界。
歌うことで奇械を従えることができる探掘屋の少女ムジカは、暴走する自律兵器に襲われる中、美しき『人型』青年兵器に救われる。
しかし「ラストナンバー」と名乗った彼はそれ以外の記憶を失っていたにもかかわらず、ムジカを主人に選んだという。世に存在しないはずの人型兵器が明るみに出れば、ムジカの平穏な日常は奪われてしまう。
主人登録が解除ができないことを知った彼女は、しかたなく彼にラスと名前付け「人間のふり」を命じて暮らし始めたのだった。
かたくなに一人を貫く少女と、心を知らぬ青年兵器の、想いを信じるための物語。
文字数 142,270
最終更新日 2019.08.10
登録日 2019.07.12
「今ね、テレビで、50年前の出来事っていう番組をやってたの」
と、おばあさんは、真剣な顔をしながら、続けてしゃべりかけた。
「97歳の男が、軽自動車を運転して、歩道を数十メートル走行してね、歩道にいた女の人をはねて死亡させてしまったんですって」
「あー、そうかい、大変だったねー、むかしは」
と、おじいさんは、新聞から目をはなして、おばあさんの顔を見て言った。
「今は、30年ほど前に自動運転車ができてから、運転免許証を持っている人で、自分の運転に自信がなくなってきたら、むかしからある運転免許証の返納というものの他に、自動運転車使用許可証に交換できるような制度になったから、ここの日光のような車がないと不便なところに住んでいる人は、みんな自動運転車使用許可証に交換して、自動運転車に乗るようになっているから、そのような事故は、起きないよね、おばあさん」
文字数 817
最終更新日 2022.11.22
登録日 2022.11.22
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【あらすじ】
自分では死ぬ事が出来ないサイボーグ、ノッドは、恋人を失い1人きりで生きてきた。だがある日、その恋人の名前を知るリタルド人ファイの存在を知り、接触する事にするが……
変わる過去。変わらない未来。
ノッドとファイの関係は……?
※BL描写があります。苦手な方はご遠慮下さい。
宇宙大作戦が大好きで、勢いで書きました。模倣作品のようですが、寛容な気持ちでご覧いただけたら幸いです。
文字数 23,122
最終更新日 2023.03.14
登録日 2023.03.11