青春小説一覧
【ド田舎育ちの少年が特待生につられた全寮制私立高校は、超カネ持ち子息子女の通う特殊な学校だった】
藤日々希(ふじひびき)は、自然のなかで育った以外は平凡だと思っているド田舎育ちの15才。
全寮制の大和薫英学院に、特待生として入学することに。
その学校は、政界、財閥、経済界を仕切る、一大派閥の源氏一族の子息子女たちが通う、隔絶されたお坊っちゃんお嬢ちゃん学校だった。
彼らのトップには王様のごとく北条和寿らが君臨していて。
目立たず騒がず、当たり障りなく高校生活を満喫したい日々希。
だが願い空しく、彼らの権力争いや愛憎に、巻き込まれるのだった。
1部完結。
その後、番外編をいくつかあげます。
2020.6.23 1部完結
2020.6.29~7/2 エブリスタ ジャンル別日間及び完結 1位
【重要】
2021年10月から2話まで公開。
その後は、別サイトでの独占契約を結びました。
dreameになります。2021年中に日本上陸するそうです。
こちら時間が許す限り、手直しして投稿しております。
すみませんが、どうぞよろしくお願いいたします!!
■R18には※をタイトルにつけています。
■主人公、日々希のうだうだ展開あります。あきれながらもついてきてくださると嬉しいです。
■ご感想はどんなタイミングでもうれしいです♪
■表紙の画像は以下で作ったのを借りております♪ありがとうございます!!
Picrewの「Euphälmäuge[少年の館]」でつくったよ! https://picrew.me/share?cd=NpOvzWPkGy #Picrew #Euphälmäuge少年の館
文字数 33,525
最終更新日 2019.04.10
登録日 2019.04.03
転入生を見て思い出した。大好きだった乙女ゲームのモブ姉として私は転生してしまったのだと。だけどモブって何すりゃいいの?
特等席でイベント見れるチャンスだからまぁいいか!2度目のJKライフ、楽しまなきゃ損でしょ!
(本編は全81話)
◇◆◇
小説家になろう・カクヨム・個人サイトにも掲載しております。
文章の転載・転用などは禁止致しております。Do not repost.
文字数 1,128,182
最終更新日 2022.10.05
登録日 2021.12.10
都の城塞の司令官であるアルベルト・グラムーン伯爵の息子シーンは生来読み書きも出来ず、話すこともままならない。
家督であるシーンをどうにか盛り立てるため後ろ楯となる公爵や侯爵のご令嬢と婚姻を結びたいものの、あちらはどうしても首を立てにふらない。
そればかりか貴族学校ではシーンは虐められる最下層の扱いを受けていた。
そんなおり、アルベルトの旧知であるパイソーン伯爵の娘エイミーが都見物にきたはいいものの、家来に裏切られグラムーン家を頼ってきた。
アルベルトはこのエイミーをシーンの嫁にしようと画策する。そしてエイミーのほうもまんざらではないようだった。
文字数 28,556
最終更新日 2024.04.23
登録日 2024.04.18
独身貴族のおっさんが逆行転生してしまった。結婚願望がなかったわけじゃない、むしろ強く思っていた。今度こそ人並みのささやかな夢を叶えるために彼女を作るのだ。
だけど結婚どころか彼女すらできたことのないような日陰ものの自分にそんなことができるのだろうか? 軟派なことをできる自信がない。ならば幼馴染の女の子を作ってそのままゴールインすればいい。という考えのもと始まる元おっさんの幼馴染育成計画。
※この作品は小説家になろうにも掲載しています。
※【挿絵あり】の話にはいただいたイラストを載せています。表紙はチャーコさんが依頼して、まるぶち銀河さんに描いていただきました。
文字数 783,262
最終更新日 2024.04.22
登録日 2021.05.25
俺、八神誠は平凡な少年、脇役だったはずなのに何故三角関係に巻き込まれてしまう。
何故、こんな事に。
文字数 64,896
最終更新日 2023.08.01
登録日 2022.09.24
我が美絵留学園、幼稚園から大学までのエスカレーター式のセレブ男子校である。全寮制であり、里帰りは長期休みでしか出来ず、敷地内にショップはある為外出の必要は無い。その為、学生は19年間をもむさ苦しい男共と青春を謳歌しなければならないのだ。そして、彼等は恋に落ちる。誰に?男に。
中学生になり1度貞操の危機に陥った名家の令息、神代流華は、これはヤバいと男共に女という恋愛対象の選択肢を与えようと、美少女ブロマイドを校内にばらまき女装同好会を開き少女漫画を宣伝し──。こうして流華は学園内で人気&有名な美少女となった。
そして流華は着々とお見合いを進める中、転入生が来るらしくて──?
これは、女装女好き美男子のコメディーBL学園生活ストーリー。
※ネタバレになりますが、主人公は隠していますが反同性愛主義者なので、苦手な人はご注意ください。
※主人公が固定の誰かとくっつく予定はありません。
文字数 16,953
最終更新日 2024.04.23
登録日 2024.04.12
戦国から現代まで九重の一族に伝わってきた拳法・八陣拳。現代の直系継承者の3人の子らが東京へ出て来た事から起こる様々な事件
正直此処でのジャンルが不明ですが、学校日常+現代格闘物なので一応青春辺りに入れてます
文字数 260,052
最終更新日 2024.01.07
登録日 2023.12.15
侯爵令息のオリヴァーは代わり映えのしない毎日に飽きていた。
飽和した毎日の中、鮮烈な印象を残したのはブリュンヒルデ・フォン・クルーガー伯爵令嬢。
妹の親友だと紹介された伯爵令嬢の生態を観察するうちに、自分の心がどこを向いているのかに気が付く。
彼女はいつの間にか、自分の心を掴んでいた。
彼女が欲しい! けれど今の自分では彼女に釣り合わない。
どうしよう、どうしたらいい? 今自分が為すべきことはなんだ? オリヴァーは生まれて初めて全力を尽くす決心をした。
これは、ひとりの少女に愛を乞うために、本気を出して自分の人生に向き合い始めた少年がちょっとだけマシな人間になるまでのお話。
※シャティエル王国シリーズ、5作目。
※シリーズ4『お姉さまは酷いずるいと言い続け、王子様に引き取られた自称・妹なんて知らない』でちょい役だったオリヴァー視点のお話です。
※このお話は小説家になろうにも掲載しております。
文字数 107,801
最終更新日 2021.12.05
登録日 2021.10.31
日本時間の十月十四日午前十一時四十八分、三時間後に世界が終わることが発表された。後たった三時間で世界は終わる。そんな終わる世界の物語。
ただこの世界には,大きな秘密がある。
一話完結の連作形式。すべての物語は最終話に収束する。
文字数 20,233
最終更新日 2024.04.23
登録日 2024.04.23
高校一年生の優恵は、四年前の事故で幼馴染の龍臣を亡くした。
自分のせいだと悔やみ続け死にたいと願いつつも死にきれなかった優恵。そんな無気力で生きてきた彼女の前に、ある日突然"俺は龍臣の心臓を持っている"と言う男、直哉が現れる。直哉は心臓移植を受けたことにより、龍臣の記憶が転移したと言い始めて──?
文字数 7,671
最終更新日 2024.04.23
登録日 2024.04.11
――「あの子が迎えにくるのよ。私を殺しにね」
音楽教師である美音茜の母は、十年前から入退院を繰り返していた。ある日彼女が母を訪ねると、自分が死んだあとは何も遺さないで、と娘に告げた。突然告げられた妙な「遺言」を不思議に思いながらもその日一日を過ごしていると、病院から一本の電話が。それは母が死んだという連絡だった。
不意にカレンダーが目に留まる。その日は、茜の双子の姉・雫が死んだ日だった。
遺品整理をするために、母の教え子だった七葉郁が雫の遺品の楽譜『パッサカリア』を持って美音家に訪れる。徐々に思い出されていく、家族の記憶。その過去に触れていくと、茜と郁の前に十年前に死んだはずの雫が現れた――。
これは、ある家族をめぐる不思議な二日間の物語。
文字数 35,347
最終更新日 2024.04.23
登録日 2024.04.01
前世、妹から聞いていたBL世界に転生してしまった主人公。
まだ転生したのはいいとして、何故よりにもよって悪役である弟に転生してしまったのか…!?
悪役の弟が抱えていたであろう嫉妬に抗いつつ転生生活を過ごす物語。
文字数 18,985
最終更新日 2024.04.13
登録日 2024.04.09
俺に青春など必要ない。
新高校1年生の俺、由良久志はたまたま隣の席になった有田さんと、なんだかんだで同居することに!?
絶対に他には言えない俺の秘密を知ってしまった彼女は、勿論秘密にすることはなく…
本当の思いは自分の奥底に隠して繰り広げる青春ラブコメ!
なろう、カクヨムでも連載中!
カクヨム→https://kakuyomu.jp/works/16817330647702492601
なろう→https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n5319hy/
文字数 547,314
最終更新日 2024.04.23
登録日 2023.01.07
サッカーでスポーツ推薦をもらうため、志望高校が開催しているセレクションに参加した中学三年生の樹生(たつき)は、セレクションの帰りに交通事故に遭ってしまう。
右足を切断され、サッカーどころか歩くことすらできなくなって、唯一の取柄を失った喪失感と将来への不安と絶望に苛まれていた。
そんな樹生の前に現れたのは樹生の義足作製を担当する義肢装具士の古谷。両親や医師など樹生がこれまで関わってきた周囲の大人とは異なる、豪放磊落で傍若無人な男だった。
古谷は身体障害者になった現実を受け入れられずに欝々とする樹生に下手な慰めはしない。容赦ない現実を突きつけながらも克服の仕方、そして義足を履く意義を樹生に教えてくれるのだった。
どこか型破りな古谷を信頼し始め、また樹生と同じく大腿義足を履く女の子・紡(つむぎ)との出会いを通して、樹生は少しずつ現実と義足を受け入れていくが、樹生に数々の心強い言葉をくれた古谷にも樹生と同じような苦しみがあった。
*表紙イラストはイラストAC様より
文字数 62,538
最終更新日 2024.04.23
登録日 2024.04.18
高校時代までを勉強漬けで犠牲にしてきた友之は、サークル勧誘のお姉さんがタイプだったという理由だけで、現役部員はそのお姉さんひとりというサイクリングサークルに入部してしまう。
基礎体力のトレーニング、自転車整備、テント設営・・・そんな日常のレッスンの末に迎えた、ゴールデンウィークの長距離サイクリング。そこで、お姉さん部長からの特別レッスンが・・・?
※作者は自転車系はもちろん、サークルや部活動とは無縁に過ごしてきました(中・高時代に図書委員をしていたくらい)。だからサークル内の描写について「?」と思われる方もいるかも知れませんが、「こういうサークルもあるんだ」と目をつむってください。多様性の時代だから。
文字数 14,818
最終更新日 2024.04.20
登録日 2024.04.17
高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。
とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。
ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。
お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!
※最新作がスタートしました!(2024.3.11)
※1日1話ずつ公開していく予定です。
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想などお待ちしております。
文字数 215,421
最終更新日 2024.04.23
登録日 2024.03.11
クラス全員が異世界に召喚された。
どうやらこの国は、俺たちを軍事利用するつもりらしい。
戦争なんて嫌だ!
かくして俺たちは、国から逃げ出し森で暮らし始める。
べんりな加護で助けあいながらの共同生活。
そこに、肉体関係を公表するクラスメイトがあらわれた。
触発される高校生たち。
恋愛事情がからみ合い事件がおきる。
それはさておき、俺が得た加護はネトラレ。
ばれたら社会的に死ぬ!
なので俺は、存在感を消しながらネトラレライフを満喫するのだ。
日常系異世界青春群像ラブサスペンス。
過激な性描写や残酷描写あります。
文字数 199,512
最終更新日 2024.04.23
登録日 2024.04.02
高校2年生の戸塚誠《トツカセイ》が同級生の梶原れもんに告白すると、「ごめんなさい。私、愛人志望だから彼女のいない人とは付き合えない。」という理由で振られてしまう。
それでも梶原れもんのことを諦めきれなかった戸塚誠は、何とかして梶原れもんを振り向かせようと努力するが、一向に振り向いてもらえなかった。
そのため、戸塚誠は梶原れもんと付き合うために、形だけの彼女を作るというしてはいけない決断をしてしまう。
文字数 144,797
最終更新日 2024.04.23
登録日 2024.03.21
踏ん張らずに生きよう〜きっと、その方が心は壊れずに済む〜
密かに死を切望している貴方を救い出したい
高校二年生の長間風哉(ちょうまふうや)は同級生たちから虐めを受けている。
自分に対する認識が変化することを恐れて、今まで誰にも打ち明けたり助けを求めたりしなかった。
ところが、お盆休み中に友人の浜崎海結(はまざきみゆ)に虐められているところを目撃されてしまう。
風哉は海結を巻き込まないために、嘘を吐いて誤魔化したうえで逃げて欲しいと懇願する。
だが、海結は逃げないと拒否してさらには風哉を救けるまでは逃げないと一歩も引かない。
そうこうする内に、風哉は虐めの首謀者の一人に羽交い締めにされて、海結も別の男子に腕を掴まれてしまった。
絶体絶命の状況の中、風哉はある驚きの行動に出て──!?
「本当に今すぐ逃げて欲しかった。海結だけでも助かって欲しかった」
文字数 30,302
最終更新日 2024.04.23
登録日 2024.04.13
高校教師の咲夜は風呂で石鹸に足を取られ滑って気づけば若返って十五歳の姿に。
生徒達の葛藤に彼らの目線から答えていきます!
文字数 2,584
最終更新日 2024.04.23
登録日 2024.03.30
学校の成績は悪くない。運動も好きだし自信あるよ。親友と呼べる友達もいるし、憧れている男子もいる。
そして大好きな家族。特に弟の岳人は可愛すぎるし、優しいしめちゃくちゃ愛している。
とても恵まれたあたしだけど、ある晩に悪夢を見てしまった。
夢のに中に白い数字が現れて、一秒毎に数字が減っていく。
意味分かんないけど、気味が悪いでしょう⁉️
なにかをカウントダウンしていることはすぐに飲み込めたし、実はすぐになにを数えているのか察知したの。
あたしの寿命を指折り数えているんだ……
その日から常に死ぬことを意識して過ごしている。
不思議なもんで、天寿の終幕が明らかになってしまうと、その日にたどり着くまでのあたしの時間が無駄なものだと感じられる。
だから、将来の夢を持って努力をするなんてくだらない。
そういう前向きなひとが嫌いだ。
それを強要する男の大人はもっと怨めしい。
ほんの僅かな値打ちは、友達や想いびとや岳人の温かさが、より一層身に染みるようになった。一緒にいることがますます感動的になった。
その分死ぬことが怖くなり、余計にうんざりするんだけどね。
それから皮肉な生活が続いた。大切なものを失くしてたくさん泣いた。
別のかけがえのないものを得た。
大好きだとおもえるものを得た。
もっと長く生きたいと欲しがるようになった。
それでも、カウントダウンは休まない。
本当にあたしは死ぬの⁉️
思い過ごしじゃないの⁉️
数字がゼロになっても、まだ生き続けるんじゃないの⁉️
ああ、あたまがおかしくなる……
文字数 123,932
最終更新日 2024.04.23
登録日 2024.03.18
西野葵(にしのあおい)。2016年8月20日時点で18歳の大学1年生だ。
「へそから血脈(ちみゃく)を辿って毛細血管の最先端まで行くために、オートバイの免許を取った」と理解不能宣言をした。
聞いていたのは、清水悠真(しみずゆうま)。小林巧(こばやしたくみ)、小松清太郎(こまつ)(せいたろう)。西田文一(にしだぶんいち)。「十王輪友会(じゅうおうりんゆうかい)」というライダーズクラブのメンバーだ。
葵が言う「へそ」とは、上田市にある「生島足島神社(いくしまたらしまじんじゃ)」のことだ。別名「日本のへそ」と言われている。
上田市には「真田幸村」の居城がある。「十王」とは「真田十勇士」から取ったものだった。
「十王」になれるだけのテクニック。オートバイを御せるだけの精神力。ゆるぎない信念。どんなに辛いことにも屈しないで立ち上がる。絶対に諦めない。「やさしさ」は心の余裕の部分に住んでいる。その場所を持ち続けられるもの。それが、彼らが目指す「十王」だった。
葵はどかっと大地に足を付けた、重たい奴らの背中を追いながら、「十王」になっていった。
文字数 51,621
最終更新日 2024.04.23
登録日 2024.04.08
スリップなどのランジェリーフェチに目覚めてしまった少年が様々な恋愛を体験して喜び悩み苦しみを経験していきます。ちょっとエッチな性的描写もあるし、変態もありますが、感動もあります。最初は小学生から中学生にかけて、大好きな若くて綺麗なおばさんとの物語で、少年がランジェリーフェチとなったいきさつや、おばさんとの辛い別れを経験しました。少年はその経験や性向を引きずったなか、新たに同級生との恋愛に踏み出します。しかし、高校の2年間、愛を深めあい絆を確かめあったふたりに突然の破局が訪れ、少年は深く傷つきます。その後、そんな少年の前に相次いでふたりの少女が現れ、新たな展開が始まります。
文字数 293,984
最終更新日 2023.11.22
登録日 2020.10.24
あたし、朝日詩苑(あさひしおん)は勝気な性格とギャルのような見た目のせいで人から遠ざけられる事が多かった。
だけど高校入学の際に心を入れ替える。
今度こそ、皆と同じように大人しく友達を作ろうと。
そして隣の席になったのは氷乃朱音(ひのあかね)という学年主席の才女だった。
あたしは友好的に関わろうと声を掛けたら、まさかの全シカトされる。
うざぁ……。
とある日の放課後。
一冊のノートを手にするが、それは氷乃朱音の秘密だった。
そして、それを知ってしまったあたしは彼女に服従するはめに……。
ああ、思い描いていた学校生活が遠のいていく。
※他サイトでも掲載中です。
文字数 85,112
最終更新日 2024.04.22
登録日 2023.06.24
――「両角さん、起きて」だんだんと彼女の顔が近くなっていく。その綺麗な寝顔に少し鼓動が高鳴る。
「起きないと、いたずらしちゃいますよ」
唇が、彼女の耳に触れるか触れないか…そんな距離で、私は囁いた。耳にかけた髪が、弧を描いて落ちかけている。普段の私だったら、こんなこと誰にも言えない。でも、こんなことで彼女が起きないことを知っているからこそできる――
真面目で、他人にも自分にも厳しい女子高生の空井 穂。いつも学校で寝ているのに、不思議と周りに人が集まってくる両角 永那。寝ている永那を起こそうとしたことをきっかけに、穂は初めての恋をする。
淡々と毎日をやり過ごしていた2人の日々が、目まぐるしく変わっていく。心を許せる友達ができ、感情が豊かになっていく。見てみぬフリしてきた暗い過去も、少しずつ、受け入れられていく。…ひとりじゃないなら、乗り越えられる。
いたずらから始まる女子高生の恋愛物語。
※この物語はフィクションです。
■■■で視点切り替え。
カクヨムでも投稿中。
『執筆徒然日記』にて、『いたずらはため息と共に』に関連したりしなかったりする雑談を書いています。興味のある方は見てみてください。
文字数 1,187,534
最終更新日 2024.03.26
登録日 2023.04.13