ピアノ小説一覧
文字数 419,766
最終更新日 2024.04.25
登録日 2023.03.29
ある年の冬。かつて少年ピアニストとして世界を飛び回っていた高校生・天野冬彦は、缶コーヒーを落としたことがきっかけで、聾者の少女・星川あかりと出会う。
冬彦のピアノの音を『聴こえる』と笑ってくれる彼女との、聖夜のささやかな恋物語。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
※また、この作品には一般に差別用語とされる言葉が登場しますが、作品の性質によるもので、特定の個人や団体を誹謗中傷する目的は一切ございません。ご了承ください。
文字数 70,386
最終更新日 2024.04.25
登録日 2024.04.17
私には婚約者がいる―――そしてあなたにも。
母に捨てられ、父に引き取られた私は今までとはまったく違う環境で暮らすことになった。
でも、父には本妻とその子供がいた。
渋木家のお嬢様となった私は婚約者を決められてしまう。
けれど、私が好きになったのは婚約者とは別の人。
★6話まで1日2話更新
★7話から1日1話更新 朝5:00
★R-18には※R-18マークをつけます。飛ばして読むことも可能です。
★視点切り替えあり
文字数 92,333
最終更新日 2022.06.06
登録日 2022.05.06
舞台は神戸・異人館の街北野町。この物語はほっこり仕様になっております。
青春の真っただ中の子供達と青春の残像の中でうごめいている大人たちの物語です。
『高校生になった記念にどうだ?』という酒豪の母・雪乃の訳のわからん理由によって、両親の離婚により生き別れになっていた父・一平に生まれて初めて会う事になったピアノ好きの高校生亮平。
気が付いたら高校生になっていた……というような何も考えずにのほほんと生きてきた亮平が、父親やその周りの大人たちに感化されて成長していく物語。
ある日父親が若い頃は『ピアニストを目指していた』という事を知った亮平は『何故その夢を父親が諦めたのか?』という理由を知ろうとする。
それは亮平にも係わる藤崎家の因縁が原因だった。 それを知った亮平は自らもピアニストを目指すことを決意するが、流石に16年間も無駄飯を食ってきた高校生だけあって考えがヌルイ。脇がアマイ。なかなか前に進めない。
幼馴染の冴子や宏美などに振り回されながら、自分の道を模索する高校生活が始まる。 ピアノ・ヴァイオリン・チェロ・オーケストラそしてスコッチウィスキーや酒がやたらと出てくる小説でもある。主人公がヌルイだけあってなかなか音楽の話までたどり着けないが、8話あたりからそれなりに出てくる模様。若干ファンタージ要素もある模様だが、だからと言って異世界に転生したりすることは間違ってもないと思われる。
文字数 761,805
最終更新日 2024.01.12
登録日 2016.07.15
将来有望なピアニストだった花音は、世界的なコンクールを前にして事故に遭い、ピアニストとしての人生を諦めてしまった。地元で平凡な会社員として働いていた彼女は、事故からすれ違ってしまった祖母をも喪ってしまう。後悔にさいなまれる花音のもとに、祖母からの手紙が届く。手紙には、自宅にある練習室室Cのピアノを弾けば、女の子の霊が力を貸してくれるかもしれないとあった。やり直したいと思った花音は、トラウマを克服してピアノを弾き過去に戻る。やり直しの人生で秀真という男性に会い、恋をするが――。
※ 表紙はニジジャーニーで生成しました
文字数 122,750
最終更新日 2023.11.07
登録日 2023.10.05
世界的に成功した若いピアノ演奏者の彼と、年上のピアノ講師の女性のあまあまでちょっぴりエッチなお話です。
もし良ければ拙作、「バーレーンナイト」、「バンクーバーナイト」もお楽しみ頂ければ嬉しいです。
文字数 15,888
最終更新日 2024.02.12
登録日 2024.02.11
*大好きな札幌の街が、地震に見舞われ、心配でなりません。
札幌の街に一日も早く、日常が戻りますように。
***
札幌とミュンヘンが繋いだ想いは、時を経て花開く。
ミュンヘンと札幌。
姉妹都市である二つの街が繋いだ偶然の巡り合わせは、二つの出会いを生んだ。
少年だった彼らは、13年の時を経て、大人の男となってわたしの前に現れた。
諦めきれない夢を追い続ける崖っぷちの自称ピアニスト、
春樹咲希(はるきさき)33歳。
わたしの前に現れた二人の、年下男性。
青崎碧(あおさきあお)31歳
手塚玲(てづかれい)25歳
辿る過去の糸は、思いもよらない場所で絡まり、点となって繋がっていた事を知った時、わたし達の選んだ道とは。
絡まる想いは、過酷な選択を迫る未来へと向かう。
『愛してる』
その言葉は、誰の為に。
大人の男女が織り成す、大人ラブストーリーです。
*最後におまけのラブラブ編が入っています。
本編は知らなくても、激甘ラブのショートストーリーとしてお読みいただけると思います。
お楽しみいただけだら幸いです。
文字数 4,196
最終更新日 2018.03.25
登録日 2018.03.25
これは想い合う二人が再会を果たし、ピアノコンクールの舞台を目指し立ち上がっていく、この世界でただ一つの愛の物語です
(作品紹介)
ピアニスト×震災×ラブロマンス
”全てはあの日から始まったのだ。彼女の奏でるパッヘルベルのカノンの音色に引き寄せられるように出会った、あの日から”
高校生の若きピアニストである”佐藤隆之介”(さとうりゅうのすけ)と”四方晶子”(しほうあきこ)の二人を中心に描かれる切なくも繊細なラブストーリーです!
二人に巻き起こる”出会い”と”再会”と”別離”
震災の後遺症で声の出せなくなった四方晶子を支えようする佐藤隆之介
再会を経て、交流を深める二人は、ピアノコンクールの舞台へと向かっていく
一つ一つのエピソードに想いを込めた、小説として生まれ変わった”震災のピアニスト”の世界をお楽しみください!
*本作品は魔法使いと繋がる世界にて、劇中劇として紡がれた脚本を基に小説として大幅に加筆した形で再構成した現代小説です。
表紙イラスト:mia様
文字数 129,076
最終更新日 2024.03.01
登録日 2023.04.07
前世で音大生だった主人公はなんと、音ゲー要素が入った乙女ゲームに転生!?しかも、悪役令嬢になってる!?とりあえずピアノを弾かせてください。「まず初めはやっぱり王子様よね、アンダンテレント。第1王子よ。1言で言えば腹黒。確か王子ルートは、ヒロインが入学式に音楽室でエリー○のためにを弾いていた所を王子様が聞いてヒロインを好きになるっていうストーリーだったわ」「あーーーー」「うん?どうしたの?」私は体を縮こませてぬうっと手を上げる。「弾きました。弾きましたエリー○のために」「ばかなの?!」さて、楽しい楽しい私のピアノライフは無事に始まるのか?
※小説家になろう様でも掲載しています。
文字数 37,469
最終更新日 2023.11.15
登録日 2022.08.18
文字数 57,563
最終更新日 2023.07.10
登録日 2023.06.26
貴族の夏の山荘。アナイスは音程の外れたピアノを弾きこなす青年エヴァンと出会い、最初は反発するが、次第に心惹かれる。エヴァンは失恋の痛手からピアノを弾くのをやめていたが、アナイスのために再び演奏することを決意する。でもそれは、ある貴族の専属ピアニストである彼には契約違反の行為で……。 ※完結済み。※小説家になろうにも掲載
※「高慢と偏見」などの海外文学が好きな方におすすめ。ショパンのピアノ曲やシューベルトの歌曲が好きな方にもぜひ。
文字数 81,800
最終更新日 2021.07.31
登録日 2021.05.31
音楽の天才ではあるが、ピアノが大きらいな弓友正也は、普通科の学校に通う高校三年生。
ある日、ピアノのコンクールで悩む二年生の仲田萌美は、正也の妹のルミと出会う。
そして、ルミの兄である正也の存在が、自分の悩みを解決する糸口となると萌美は思う。
正也に会って話を聞いてもらおうとするのだが、正也は自分の理想とはかけ離れた男だった。
ピアノがきらいな正也なのに、萌美に限らず他校の女子生徒まで、スランプに陥った自分の状態をなんとかしたいと正也を巻き込んでゆく。
彼女の切実な願いを頑として断り、話に片をつけた正也だったが、正也には思わぬ天敵が存在した。
そして正也は、天敵の存在にふりまわされることになる。
スランプに見舞われた彼女たちは、自分を救ってくれた正也に恋心を抱く。
だが正也は、音楽が恋人のような男だった。
※簡単にいうと、音楽をめぐる高校生の物語。
文字数 103,004
最終更新日 2020.10.15
登録日 2020.09.26
『―――瑞葉、君のヴァイオリンの音色は僕にとっての初恋だ』
修也と瑞葉は西朋高校の音楽科に所属していた。
修也と瑞葉は幼馴染であり、ともに音楽を学んだ仲でもある。
だが、才能とは非情なもので、瑞葉は天才ヴァイオリニストとして名を馳せていたが、修也のピアノはいまいち伸びることがなかった。
だが、瑞葉は「自分の曲を弾きたい」という悩みから、修也はピアノをやめ、作曲を勉強するようになる。
高校2年生の梅雨が明けた夏の日、瑞葉は突然「ウユニ塩湖」に行きたいといい始めた。
高校生であった修也は「まだ無理だろう」と聞き流していた。
そして夏休みとなり、地元の夏祭り日。
瑞葉は交通事故に巻き込まれた。
車に同乗していた両親、そして弟は即死。彼女は右腕を失う大事故となってしまう。
修也は彼女を助けようとしたが、もはやそれが叶うことなく、彼女は術後すぐに病院の屋上から自殺してしまう。
修也はあまりのショックで、彼女のために書き上げた楽譜をすべてしまい込み、そして人生すらも塞ぎ込んでしまった。
それから3年が経ち、修也のアルバイトをするイタリアンレストランで、星宮という音大に通うピアニストと出会う―――
文字数 8,595
最終更新日 2021.01.04
登録日 2021.01.04
とある動画投稿サイトに投稿されていた、一本のピアノ演奏動画。
二人のピアニストが二台のピアノで、とあるゲームのBGMをピアノ用に編曲して演奏した様子を映した動画に、私は心の底から魅了された。
音に酔いしれ、演奏する手元を食い入るように見つめて、何度も再生して。
そうして私は、はるか遠い昔、子供の頃にピアノを習っていた過去を思い出す。
「もう一度弾いてみよう。少しでもあの人達の見た世界を見てみたい」
久方ぶりに本気でピアノを弾いてみよう、あの人達の弾いた曲を弾けるように頑張ろう。
鍵盤に向かい始めた私はある日、駅で「ある人」がストリートピアノを演奏する場面に出くわして――
※カクヨム様、ノベルアップ+様、小説家になろう様にも投稿しています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054918081146
https://novelup.plus/story/834957940
https://ncode.syosetu.com/n1996gl/
文字数 6,675
最終更新日 2020.08.17
登録日 2020.08.17
初めての彼氏に振られた湊は、あてもなく駅前を歩いていた。
するとどこからともなくピアノの音が。
すっかり落ち込んでいた湊を、その音が優しく包んで行く。
とうとう堪え切れなくなった湊は、泣き崩れてしまった・・・
文字数 46,330
最終更新日 2020.05.24
登録日 2019.08.08
文字数 5,212
最終更新日 2023.06.10
登録日 2023.06.10
文字数 4,864
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.12.10
余命宣告を受けた雛芥子(ひなげし)の前に、ある日突然ミズキと名乗る青年が現れる。
見ず知らずの彼と過ごす時間は何故か雛芥子の心を満たしていく。
しかし、ミズキと出会って2週間がたった日にミズキが亡くなってしまう。
ミズキの訃報に大きな衝撃を受ける雛芥子。
ミズキの死が受け入れられず、ミズキと初めて出会った病院のロビーへと向かうと、そこには亡くなったはずのミズキの姿があって…
文字数 13,156
最終更新日 2023.04.30
登録日 2023.04.30
町の小さなピアノ工房に勤める調律師兼ピアノ修理職人の飛石蔵人(とびいし くろうど)は、ある日突然異世界に飛ばされてしまう。
何もかもが元の世界と異なる場所に、なぜか世界的に有名なピアノメーカー『ROADSTONE(ロードストーン)』社製のピアノを見つけた蔵人は、導かれるように演奏し、ズレた調律を合わせ、さらには修理を行なうことにした。
ロードストーンのピアノが法律によって厳重に管理される世界でそれを修理したことにより、蔵人の運命は大きな変化を迎えることになる。
遙か昔に異世界勇者からもたらされた12音階を基準とする音楽文化とロードストーン社製のピアノを始めとする楽器類、それを元に作られる異世界産のピアノやその他楽器、木工技術に優れたエルフ、冶金技術に優れたドワーフ、細工の得意なヴィロノーム、オリハルコンのピアノ線、ミスリルのチューニングピン、ドライアドの祝福を受けた木材、スライムを溶かした塗料、冒険者との素材取引、異世界素材を使ったピアノの修理、風と水の魔法で再現されるスプレーガン、オリジナルな状態を頑なに守ろうとするロードストーン工房との軋轢、ロードストーンがロードストーンであらねばならない理由等々……。
こんな感じのことをうまいこと絡めていこうかなと思っておりますので、よろしければご一読を!!
※なろう、カクヨム、アルファポリスにて公開中
文字数 91,387
最終更新日 2019.02.17
登録日 2018.08.19
遥は小学校の頃にイジメに遭ってから、声を失った。
やがて中学2年生になった彼女は、ある時親友のアリサに誘われてとあるコンサートに出向く。それは、日本で注目を集め始めていた《坂本菜々美》というトッププロのピアニストのコンサートだった。
ピアノが正直好きではなかった遥だったが、彼女の演奏を聴いて、心を動かされる。アリサと共に坂本のピアノ教室に通いたいと思ったものの、残念ながら希望者が多すぎて通えない。
落胆していると、コンサート会場の前でとある男性に二人は声を掛けられる。
《和木修哉(わぎしゅうや)》というその男は、都内の私立音楽大学で講師をしている、ピアノの先生だった。「坂本菜々美まではいかないものの、ピアノの演奏はそこそこ上手い」と説得する彼を信じて、二人は彼の紹介するピアノ教室に通うことに決める。だが。
それは、《今井悟(いまいさとる)》という作曲家の一時的なピアノ教室だった。以前はヨーロッパで修業をしたこともあると言って和木は紹介したが、今井氏は全く売れていない作曲家で。
何か訳でもあるのか、レッスンにあまり乗り気ではなかった。
アリサは顔を引きつらせる。そうこうしていると、ある日、その原因が分かる。
何と、今井氏は難聴を患っていたのである―――。
今井氏の過去を知らない遥たちを利用して、彼の人生を変えようとする、和木修哉。
だがやがて、そんなこととは梅雨も知らない遥は、和木も、今井氏すらも気づかなかった才能を開花させていく…。
文字数 2,461
最終更新日 2018.03.24
登録日 2018.03.24
死の直前、老爺が願ったことは、あの子を虐待する父親と魂を取り換えてくれと言うものだった。叶うわけがない、そんな願い。だが、もしそれが叶ったのなら…。
※全3話の短編です。ラストはメデタシメデタシとなりますので気軽に読んで下されたらと思います。
文字数 15,767
最終更新日 2021.02.18
登録日 2021.02.18
事故によって両腕を失ったピアニスト、広瀬 亜夢の物語。
※ライト文芸大賞用に急遽作り始めて、ライト文芸というジャンルがよく分からずに書いたので好み分かれると思います。
文字数 11,267
最終更新日 2022.04.28
登録日 2022.04.28
文字数 1,726
最終更新日 2019.09.12
登録日 2019.09.12
文字数 14,257
最終更新日 2019.12.07
登録日 2019.12.07
音楽を捨て放浪する音大生「想」は冬の函館にフリーターとして身を置いていた。想は行きつけの居酒屋「冨久屋」で働く年上の従業員、すがちゃんに心温まるものを感じていた。
そんな中、駅に置かれているピアノを見つけた想。動揺しながらも、そこでとある女性が奏でるショパンの夜想曲第19番の表現力に激しい衝撃を受ける。それに挑発されるように、音楽を捨てたはずの想もまたベートーベンの月光ソナタ第三楽章を叩きつけるように弾く。すると夜想曲を奏でていた女性が、想の演奏を気に入った、と話しかけてきた。彼女の名は「藍」。
想はすがちゃんや藍たちとの交流を経て絶望的に深い挫折と新しい道の選択を迫られる。そしてついにはある重大な決断をすべき時がやってきた。
音楽に魅入られた人々の生きざまを描いた長編小説。
些か読みにくいのですが、登場人物たちは自分としてはそれなりに魅力的だと思っています。
男性向けか女性向けかというと、消去法的に女性向け、と言えなくもないでしょう……
文字数 186,060
最終更新日 2022.05.24
登録日 2022.04.01