和風小説一覧
転入生を見て思い出した。大好きだった乙女ゲームのモブ姉として私は転生してしまったのだと。だけどモブって何すりゃいいの?
特等席でイベント見れるチャンスだからまぁいいか!2度目のJKライフ、楽しまなきゃ損でしょ!
(本編全81話で完結済)
◇◆◇
小説家になろう・カクヨム・個人サイトにも掲載しております。
文章の転載・転用などは禁止致しております。Do not repost.
文字数 763,813
最終更新日 2022.07.02
登録日 2021.12.10
【7月中旬アルファポリス文庫より書籍発売予定】
──その男、探偵の癖に真実を語らず。本業は小説家なり。
地獄の沙汰も口八丁。嘘と本当のニ枚舌。でっちあげの事件簿で、今日も難事件を解決するのだ!
大正時代末期、関東大震災後の東京・銀座。
生活費とネタ探しのために探偵業を営むウソつきな小説家・兎田谷。
顔は怖いが真面目でひたむきな書生・烏丸。
彼らと、前向きに生きようとする銀座周辺の人々との交流を書いた大正浪漫×ミステリー連作です。
※表紙イラストは漫画家の神風銀先生にいただきました
※第4回ホラー・ミステリー小説大賞で大賞を受賞しました
文字数 149,183
最終更新日 2021.06.13
登録日 2021.02.28
運悪く遭遇した通り魔の凶刃から、人質の女の子を咄嗟に守った私はこの世に未練を残したまま、短すぎる17年の人生を……終えたはずなのに、次に目覚めた私はあの女の子になっていた。意味がわからないよ。
婚約破棄だとか学校でボッチだったとか…完全アウェイ状態で学校に通うことになった私。
そもそも私、お嬢様って柄じゃないんだよね! とりあえず大好きなバレーをしようかな!
彼女に身体を返すその時まで、私は私らしく生きる!
命や夢や希望を奪われた少女は、他人の身体でどう生きるか。彼女はどんな選択をするか。
※
個人サイト・小説家になろう・カクヨムでも投稿しております。
著作権は放棄しておりません。無断転載は禁止です。Do not repost.
文字数 867,555
最終更新日 2022.07.02
登録日 2021.12.11
永遠(とわ)姫は貴族・九条家に生まれたお姫様。大好きな父上と母上との楽しい日常を守るために小さな体で今日も奮闘中。
全5話。
文字数 23,341
最終更新日 2022.03.02
登録日 2022.03.01
「報酬は姫さんの純潔ではどうだろうか」
竜宮島に流れ着き命を助けられた剣客、竜之助は島の守護の報酬として乙姫に純潔を要求する。
男たちが南北に別れた大戦で出払った竜宮島。
守護を任されたのは成人したばかりの当主の長女、竜宮乙姫。
島の占い師くじらは男たちが戻ってこないうちに海坊主が上陸すると予言し、島全体に波紋を呼んでいた。
乙姫は命を賭けても島を守る覚悟は出来ていたが、果たして自分に島を守り切れるか不安も心に秘めていた。
そこに流れ着いたのが竜之助だった。彼は剣の腕前は確かでおまけに仙術が使える。用心棒として雇えば必ずや戦力になる。しかし本当に仲間として信頼していいのだろうか。
果たして乙姫の答えは。
そして竜之助は島にとって味方か、はたまた敵か。
気に入ってくれた方はぜひ感想、お気に入り登録よろしくお願いします。
また、こちらはファンタジー大賞応募作品です。
よろしければ投票もよろしくお願いします。
文字数 88,410
最終更新日 2022.07.02
登録日 2021.08.31
仕事は選べ――。
そう思った時期が俺にもありました。
田舎受領を養父に持つ菖蒲黒鵰(あやめくろたか)は、粗暴だが美女に間違えられる程には美しい。
ある日「入内を控えた女たちが立て続けに殺された事件は知っているであろう、囮の皇后となって入内せよ」と養父に言われ、有無を言わさず女の振りをする羽目に。
絶対ばれるだろ!無理!
そう思った筈なのに。
何故か帝が妙に付きまとってくるんですけど!?!?
男勝りな皇后(♂)と、食えない帝のドタバタコメディ。
前半はコメディ多め、中盤から後半にかけて親密度上昇、後半は糖度が増します。
別所で完結済みですがこちらは改稿版かつ、後半の展開が異なります。
※この小説はフィクションです。実在の人物や地名、その他もろもろ全てにおいて一切関係ありません。
文字数 131,162
最終更新日 2022.06.25
登録日 2022.05.31
あやかし狐の身代わり花嫁
レンタル有り第4回キャラ文芸大賞あやかし賞受賞作。
2022年4月13日刊行しました!
親を亡くしたばかりの小春は、ある日、迷い込んだ黒松の林で美しい狐の嫁入りを目撃する。ところが、人間の小春を見咎めた花嫁が怒りだし、突如破談になってしまった。慌てて逃げ帰った小春だけれど、そこには厄介な親戚と――狐の花婿がいて? 尾崎玄湖と名乗った男は、借金を盾に身売りを迫る親戚から助ける代わりに、三ヶ月だけ小春に玄湖の妻のフリをするよう提案してくるが……!? 妖だらけの不思議な屋敷で、かりそめ夫婦が紡ぎ合う優しくて切ない想いの行方とは――
文字数 148,011
最終更新日 2022.04.13
登録日 2020.12.28
物心が付く前に両親を亡くした『秋風 花梨』は、過度な食べ歩きにより全財産が底を尽き、途方に暮れていた。
そんな中、とある小柄な老人と出会い、温泉旅館で働かないかと勧められる。
怪しく思うも、温泉旅館のご飯がタダで食べられると知るや否や、花梨は快諾をしてしまう。
そして、その小柄な老人に着いて行くと―――
着いた先は、妖怪しかいない永遠の秋に囲まれた温泉街であった。
そこで花梨は仕事の手伝いをしつつ、人間味のある妖怪達と仲良く過ごしていく。
ほんの少しずれた日常を、あなたにも。
文字数 1,159,022
最終更新日 2022.07.01
登録日 2019.04.13
神様に捧げられた少女と、その生け贄を喰らわなかった神様の話。
※ムーンライトノベルズにも投稿しています
文字数 2,217
最終更新日 2020.10.30
登録日 2020.10.30
食人鬼と、その妻人間のお話。
非業→報われない、相容れない、すれ違い編
昇華→ハッピーエンド編
それぞれ別物語として独立させましたので、バッドエンド嫌いな方は昇華のみお読み頂ければ幸いです。
※ifルートではございません。
※閲覧注意(グロ、食人あり)
人外 /鬼 /ダーク /シリアス/ 和風/ バッドエンド?/ 食人/ グロ/ 報われない切ない/ 処女/ すれ違い/ 絶倫 /無理矢理
文字数 32,891
最終更新日 2020.11.25
登録日 2020.11.25
※ベッドシーン多めで複数プレイなどありますのでご注意ください。
蛇神様の巫女になった美鎖(ミサ)は、同時に三人の蛇神様と結婚することに。
優しくて頼りになる雪影(ユキカゲ)。
ぶっきらぼうで照れ屋な暗夜(アンヤ)。
神様になりたてで好奇心旺盛な穂波(ホナミ)。
三人の花嫁として、美鎖の新しい暮らしが始まる。
※大人のケータイ官能小説さんに過去置いてあったものの修正版です
※ムーンライトノベルスさんでも公開しています
文字数 100,950
最終更新日 2019.03.21
登録日 2019.02.28
神様は、この世界を生きる人々に特別な力を与えました。
それは魔法と呼ばれていたり、魔術と呼ばれていたり、異能と呼ばれていたり。
場所によって、呼び名は様々。
神様は人間たちに平等に何かしらの力を与えることを決めたのです。
でも、神様はどうしてそんな決定を下してしまったのかなって思う。
そんな不思議な力を人に与えなければ、そっちの方が意外と生きやすい世界だったかもしれない。
特別な力を持つのは、神様だけで十分だったのに。
神様は余計なことをした。
神様は人間たちを苦しめるために、人間に力を与えた。
神様に、復讐したい。
今日も、生まれてくる子どもたちには何かしらの力が神様から授けられている。
それが不幸の始まりとも知らず、今日も子どもたちはこの世界で命を授かる。
【「小説家になろう」を始め、他サイトでも掲載している重複作品】
文字数 3,436
最終更新日 2022.06.21
登録日 2022.06.21
鬼神と名乗る武将・木曽義仲 × 彼の正室になったワケあり姫君
悲劇的な運命を、愛のちからで切り開く!
ときは平安末期、京都。
親しくなるとそのひとは死んでしまう――そんな鬼に呪われた姫君としておそれられていた少女を見初めたのは、自ら「鬼神」と名乗る男、木曽義仲だった。
彼にさらわれるように幽閉されていた邸を抜けた彼女は彼から新たに「小子(ちいさこ)」という名前をもらうが、その名を呼んでいいのは義仲ただひとり。
仲間たちからは款冬姫と呼ばれるように。
大切にされているのは理解できる。
けれど、なぜ義仲はそこまでして自分を求めるの?
おまけに、反逆者として追われている身の上だった?
これもまた、小子の持つ呪いのせい?
戸惑いながらも小さき姫君は呪いの真相に挑んでいく。
恋しい義仲とその仲間たちに見守られながら。
これは、鬼神とおそれられた木曽義仲に愛された呪われた姫君が、ふたりで絶望の先にあるしあわせを手にいれるまでの物語。
匂款冬(においかんとう、ヘリオトロープ)の花言葉は「献身的な愛」
鬼神にとっての唯一の白き花である少女との運命的な恋を、楽しんでいただけると幸いです。
文字数 30,955
最終更新日 2022.06.20
登録日 2022.05.26
大正の時代、華の帝都はある怪事件に揺れていた。
其の名も「血花事件」。
体中の血を抜き取られ、全身に血の様に紅い花を咲かせた遺体が相次いで見つかり大騒ぎとなっていた。
警察の捜査は後手に回り、人々は怯えながら日々を過ごしていた。
そんな帝都の一角にある見城診療所で働く看護婦の歌那(かな)は、優しい女医と先輩看護婦と、忙しくも充実した日々を送っていた。
目新しい事も、特別な事も必要ない。得る事が出来た穏やかで変わらぬ日常をこそ愛する日々。
けれど、歌那は思わぬ形で「血花事件」に関わる事になってしまう。
運命の夜、出会ったのは紅の髪と琥珀の瞳を持つ美しい青年。
それを契機に、歌那の日常は変わり始める。
美しいあやかし達との出会いを経て、帝都を揺るがす大事件へと繋がる運命の糸車は静かに回り始める――。
※時代設定的に、現代では女性蔑視や差別など不適切とされる表現等がありますが、差別や偏見を肯定する意図はありません。
文字数 216,031
最終更新日 2022.04.23
登録日 2022.04.23
気づいたらここにいたけど、自分って乙女ゲームの攻略対象の地味で影の薄いモブ姉だったよね?
…前提が覆ってるけどどうしたらいいの?
本編完結済の【攻略対象の地味な姉になったけど、モブってなにしたらいの?】の設定を少し変えたパラレルワールドのお話です。
本編の設定を活用したりしなかったりの完全な誰得話なので本編とは全く関係ないお話です。
著作権は放棄しておりません。無断転載禁止です。Do not repost.
文字数 125,823
最終更新日 2022.04.08
登録日 2022.03.03
美しい異母妹を可愛がる家族から、一方的に差別されてきた主人公。名家の令嬢として生まれながら、跡取りからも外され寂しく暮らしていた。もちろん、縁談が持ち込まれることはない。
孤独な彼女は、ある日実業家風の麗しい異国の青年に出会う。珍しいお菓子をともに食べるうちに、少しずつ近づいていくふたり。地味な彼女も彼の前では幸せそうだ。
やがて少女は青年に求婚されるが、少女のことを疎ましく思っているはずの母親が、少女が自由になることを阻んできて……。
名前と力を奪われ不当に虐げられていたヒロインが、土地神であるヒーローの花嫁として溺愛されるようになるまでのお話。ハッピーエンドです。
この作品は、小説家になろう及びエブリスタにも投稿しております。
扉絵は、写真ACさまよりYX2Kさまの作品をお借りしています。
文字数 8,708
最終更新日 2022.06.12
登録日 2022.06.12
婿養子に入った家で、妻が妊娠した夜に現れたのは……。
入婿× 男体に女性器がついた両性具有の幽霊
【注意事項】
*人外受け
*おっぱい・女性器描写有り
*攻め視点
*不貞行為
文字数 951
最終更新日 2021.07.25
登録日 2021.07.25
古今東西、あらゆる少年たちの軌跡をまとめた短編集。江戸時代から中世世界まで、様々な分野でのストーリーが描かれていく。
ある者は愛に溺れ、ある者は性に溺れ。そして、それぞれの終わりを迎える。ただ一つだけ彼らに共通しているのは、彼らは全員、”男”に抱かれていたということ。
彼らは最後に、何を思っていたのだろうか? その答えは、誰にもわからないのかもしれない。
文字数 8,442
最終更新日 2022.07.01
登録日 2022.06.24
【奥州動乱編】
木村吉清に転生した主人公。小田原征伐ののち、彼に与えられた領地は旧葛西大崎領だった。のちに葛西大崎一揆により改易されることを知り、吉清は一揆回避のために奔走することとなる。
【豊家斜陽編】
「明へ攻め込むぞ」そんな秀吉の号令から端を発した文禄の役。吉清に与えられた役割は、高山国(現代の台湾)への派兵だった。瞬く間に沿岸部を制圧すると、現地の倭寇を従え、明の沿岸部で経済活動(略奪)を始めるのだった。世はまさに、大海賊時代!!
完結保証は自分を追い込むためにあえて残しておこうと思ってます。
文字数 418,778
最終更新日 2022.02.09
登録日 2021.07.16
【一章完結】狐の妖である露珠は、一族の安寧と引換に鬼の元へと嫁ぐ。想像していたような酷い扱いは受けなかったけれど、婚姻を決めた義父が亡くなった途端、夫は家に帰らなくなり、ある日夫の従者が離縁を告げに来る。離縁を喜べないほどに夫に好意を抱いていた露珠は、せめて夫から理由を聞こうとするが、夫は既に別の女と生活を共にしているようで……
【二章】ようやく想いを通じ合わせた露珠と凍牙。義父の死後から続いていた得体の知れない妖からの攻撃の頻度が増す中、夫の留守中に鬼に擬態した訪問者が現れる。その後も「凍牙の子供が欲しい」と押しかけてくる女の鬼もいて……
【三章】半妖の巫女、として都で暮らすようになった真白は、半妖の少年と親交を深めていた。
一方、都に遣わした露珠の眷族<管狐>からは、都で『鬼毒酒』が製造されているという報告が入る。その後、怪我をした狐を屋敷で匿っていた露珠が姿を消し――
文字数 126,003
最終更新日 2022.06.21
登録日 2021.07.11
なんちゃって時代物
隠密衆っていう忍者たちのおはなし連作
・花標
蔓かずら×辛夷こぶし
キーワード:記憶喪失
・花乞
槐えんじゅ×清白すずしろ
キーワード:歳の差、両片思い
のんびり更新中
まだまだ続きます
文字数 31,279
最終更新日 2021.07.23
登録日 2021.07.13
迷路のような町本防で、通り魔事件発生。有料道案内「送り提灯」の空也(そらや)は事件に巻き込まれる。 通り魔の正体は? 空也は想い人の真菜(まな)を守ることができるのか。
言霊をテーマにした和風ワンタジー。
文字数 53,354
最終更新日 2022.06.24
登録日 2022.03.23
※オリジナル要素を取り入れたオメガバース作品です。
※流血、暴力表現あり。
***
鬼より人の方が鬼ではないか。
一千年生きる鬼へ嫁いだ人の物語。
容姿端麗、凛乎とした鬼と幼い頃に出会った佐加江(さかえ)。佐加江がΩと分かっていた鬼は、村での神事を危惧し、一生に一度しか使えない、人には見えない鬼の番(つがい)の証である仮紋をそのうなじへ刻んだ。
仮紋には大病から守り、Ωにとっては発情を抑制する効果がある。
Ωが成熟して再会すると仮紋は消え、番となるために発情が起こり、本紋を刻む事となる。
再会しなければ仮紋のまま、発情とは無縁に生きて行ける。
鬼は、後者を佐加江の幸せと思っていた。自分はいずれ忘れ去られる存在だと思っていた。が、二人は再会してしまった。
表紙は菊花さんに描いて頂きました。
文字数 126,751
最終更新日 2021.11.21
登録日 2021.11.16
腕は一流、だがくノ一としては三流の紅羽(くれは)。
里を裏切った佐武(さたけ)を始末するように長に言われ、ある屋敷に向かうが……。
ヤッてるだけです。
ノクターンノベルズ様にも掲載しています。
文字数 6,590
最終更新日 2021.07.21
登録日 2021.07.21
戦国時代をモチーフにした和風の異世界ファンタジー!
平凡なサラリーマンだった男は、若き日の武田信玄――十四歳の少年、武田太郎に転生した。戦国最強の騎馬軍団を率いる武田家は、織田信長や徳川家康ですら恐れた大名家だ。だが、武田信玄の死後、武田家は滅亡する運命にある。
武田太郎は、転生時神様に貰ったチートスキル『ネット通販風林火山』を使って、現代日本のアイテムを戦国時代に持ち込む。通販アイテムを、内政、戦争に生かすうちに、少しずつ歴史が変わり出す。
武田家の運命を変えられるのか?
史実の武田信玄が夢見た上洛を果すのか?
タイトル変更しました!
旧タイトル:転生! 風林火山!~武田信玄に転生したので、ネット通販と現代知識でチート!
※この小説はフィクションです。
本作はモデルとして天文三年初夏からの戦国時代を題材にしておりますが、日本とは別の異世界の話しとして書き進めています。
史実と違う点がありますが、ご了承下さい。
文字数 223,037
最終更新日 2022.04.18
登録日 2019.08.22
現代を生きる女子高生、葦原穂花(あしはらほのか)は、日本における最高神・アマテラスの孫、ニニギノミコトの生まれ変わりである。
──乙女のからだに刻まれし花が咲くとき、寵を得ることができる。
──非なる者を待つは、ことごとく、死のみである。
ニニギを取り巻く三柱の神らによって、天孫の寵愛をめぐる命懸けの誓約(うけい)は執り行われた。
紅(べに)──真名は、不老長生を司るイワナガヒメ。花は、胸もとに赤の蕾。
真知(まち)──真名は、知恵を司るオモイカネ。花は、背中に白の蕾。
朔馬(さくま)──真名は、生命と繁栄を司るコノハナサクヤヒメ。花は、右足の甲に青の蕾。
高天原の一件を経て、穂花のからだに、紅蓮の椿と純白の菊が花ひらいた。しかし残る青き蕾は、半端なまま、咲きほこるさまを見せない。
朔馬を案じる穂花だが、そんな頃、長らく登校していなかったクラスメイト・綺羅(きら)が現れたことで、事態は思わぬ展開を見せる。
さらに紅の使い魔、蒼(あお)の様子もおかしくなり──
日本神話×男女逆転×現代ファンタジー第二弾
(『たまゆらの花篝り』の続編となります)
文字数 22,503
最終更新日 2022.06.27
登録日 2022.06.19