中世ファンタジー小説一覧
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主人公のマリは徹夜でゲームをしたあと意識を失ってしまう。
目を覚ますとそこはゲームそっくりなファンタジー世界。どうやら聖女に転生したらしい。
そして、アンデッドの陰謀に巻きこまれながらも幼い竜に出会ってしまうのだ。
彼女のことを母親だと思いこんでいるその竜は信じられない力を持っていた。
あまりの破壊力に笑顔が引きつるマリだったが、その子の力を借りながら転生の謎を解き明かして行くのである。
聖女と竜のほのぼの異世界冒険譚! さぁ、開幕です!!
※この小説は『転生聖女と竜のエムブレム』のリメイク作品です。オリジナルで未収録だった第四部も書き加えました。
文字数 321,956
最終更新日 2021.02.28
登録日 2021.01.16
死んだ、綺麗に死んだ。
病床の中、待ちに待ったゲームの続編をクリアしてすべてのエンディングをを見た。もう思い残すことは無い、きっとこれが満足死と言う奴だろう。
ところが私は、何の因果かやっていたゲームに転生した。ただし私はヒロインではなくて婚約者を奪われた貴族令嬢の一人だった。
おまけに私が転生したのはゲームのエンディングの真っ最中、それも真エンディングの『逆ハーエンド』ルートだ。私の婚約者は、私がここに来た時にはとっくに取られていたらしい。
エンディングが流れればゲームはここでお終い。
だけど私の新しい人生は終わらないわ。そしてゲームが終われば逆ハーエンドなんてただの股がけ、ヒロインったら不誠実の塊じゃない?
のらりくらりと躱し、一向に煮え切らないヒロイン。
そんなの当たり前よね。だって王太子を含む名だたるメンバーですもの、下手に選ぶ方が火種になるに決まってるわ。
そんな煮え切らないヒロインの心を射止めるために、自らの元婚約者を含んだ逆ハー集団はお互いをけん制し合う醜い姿がチラホラと見え始めた。
周りは呆れ果て、彼らの発言力はどんどんと失われていく。
困り果てた彼らの親がついに相談しに来て……
『まずはお小遣いカットから始めてみてはいかがでしょう?』
文字数 99,675
最終更新日 2020.08.14
登録日 2020.05.11
家族を惨殺され、裏切りの末に殺された少女、ノア・レイリア。
薄れゆく視界の中、ノアはたった一つの願いを心に思う。
──殺してやる。
私を利用した全ての奴らを、最も残酷な方法で、確実に殺す。
そして、ノアの生涯は幕を閉じたかに思われた。
次に目を覚ましたノアは、十年前の過去に戻っていた。
「ああ、最っ高。これで殺せる、これで──復讐を果たせる。待っててね、絶対に許さないから」
全てが始まり、全てが終わった場所で、少女は二度目の舞台で復讐を誓う。
文字数 108,173
最終更新日 2020.06.09
登録日 2020.03.27
★他サイトの「神に仕えるキャラが登場するファンタジー小説」で佳作頂きましたm(_ _"m)
羊飼いの少女ジェードは、13歳の誕生日に理由もわからぬまま両親や村の牧師に国を追われ、今は滅んだ聖地へと逃れた。姉を魔女狩りで殺されたジェードは、姉の死後から【天使】の声が聞こえるようになっており、聖地で本物の【天使】と出会うことになる。
そして【天使】から「もうすぐここに来る少年を殺す」と言う自らの天命を告げられる。【天使】の言ったとおり、程なく聖地に現れたのは、異国の第二皇子ハリーファだった。しかし、ジェードは天命とはいえハリーファを殺すことはできず、ハリーファを連れ戻しに来た兵士によって異国の宮廷に捕らえられてしまう。
その後、ハリーファの計らいによって、ジェードはハリーファの奴隷として働くことで投獄を逃れる。天命を果たすまでは村に帰れないジェードは、奴隷として働きながら気づかれないようにハリーファを殺そうと何度も試みるがいつも失敗に終わる。
宮廷生活の中で起こる小さな事件に巻き込まれたり、ハリーファと交流を持つようになるうちに、ジェードはハリーファの持つ2つの秘密に気付いていく……。
一方、ジェードが村を追い出された後。ジェードの双子の弟のホープは、姉に続いてジェードにも魔女の疑惑がかかったことを知る。ジェードが村に戻ってこれるように魔女疑惑を撤回してほしいと領主ヴィンセントのもとを訪れたところ、王太子への陳情に同行することになる。
ヴィンセントと行動を共にするうちに、殺された姉とヴィンセントとの関係を知ることになり、ホープはやがて王位を巡る争いに巻き込まれていく。
『聖地を滅ぼした【王】の生まれ変わりである少年と、少年を殺すよう【神】に告げられた少女の、過去からの因縁の恋愛物語』(不定期更新中)
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この作品は2010~2012年まで外部リンクで投稿していたのですが、出産と子育てに時間を取られ更新が途絶えたものです。
今も子供2人に振り回される日々ですが「いい加減自分だけの時間を持とう!」と思い、古い部分を改稿し、続きを時々執筆しています。
書き貯め以降はまたのろのろ更新になりますが、ご理解お願い致します。
とにかくエンドマークを目指します!
2011年に参加したファンタジー大賞で、少しですが応援いただけてとても嬉しかったのを、今でも糧にしてますm(_ _"m) ありがとうございました。
藤井 紫
文字数 373,057
最終更新日 2021.02.15
登録日 2018.08.13
花の咲き誇る都では、お祭りが近づいていた。この街には、あるハレンチな言い伝えが残っている。
お祭りの日に下着を贈り、それを受け取ると恋人になる、という風習である。
メイティーラ伯爵令嬢は、銀色の流れるような髪に、グリーンと珍しい瞳の色をしている。見目麗しい彼女は、「緑碧玉の美女」と呼ばれていた。
彼女の婚約者は、無口で無表情、無駄なことをしない男性だった。これまで、気の利いた言葉も、プレゼントももらったことがない。
今年のお祭りで、もし彼が下着をプレゼントしてくれなければ、メイティーラの父親は婚約を破棄させるという。
婚約者であるグレンを好きなメイティーラは、何とかして今年のお祭りで彼からパンツを贈って欲しいと思い、あることを決心する。
グレンとメイティーラは、果たして婚約を継続できるのか?
文字数 11,132
最終更新日 2020.09.24
登録日 2020.09.24
大手プロセスチーズ会社で働く新野翔(ニイノショウ)は激務で過労死し、女神の思惑により異世界へ転生することとなる。
運よく牧場主のグレイタール家に保護されのんびり異世界生活を送っていると、この世界ではチーズが食べられていないことを知りショックを受ける翔。
グレイタール家と力を合わせチーズを広める冒険が今始まる!
☆感想等頂けると励みになります!
文字数 39,776
最終更新日 2020.08.27
登録日 2020.08.17
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