人間賛歌小説一覧

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シヴァリー(Chivalry)、それは主に騎士道を指し、時に武士道としても使われる言葉である。騎士道と武士道、両者はどこか似ている。強い精神をその根底に感じる。だが、士道は魔法使いが支配する世界でも通用するのだろうか? これは魔法というものが絶対的な価値を持つ理不尽な世界で、士道を歩んだ者達の物語であり、その中でもアランという男の生き様に主眼を置いた大器晩成なる物語である。(他サイトとの重複投稿です。また、画像は全て配布サイトの規約に従って使用しています)
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小説 35,263 位 / 183,702件 ファンタジー 5,539 位 / 42,159件
文字数 1,352,061 最終更新日 2019.04.25 登録日 2017.02.06
☆おしらせ☆  一部を除き非公開状態としました。今後は近日公開予定のnote版(URL:https://note.com/soufu3414/m/m37f065b7491d)をご覧ください。 □作品紹介□  むかしむかしってほどじゃない、ほんのちょっと前。あるところに一人の女の子がいたんだ。  彼女は優しくて、賢くて、強い子だったけど、ひとつだけ大きな問題があった。そのお陰で、彼女にはずっと、友達といえる友達がいなかった。  ある日のことだった。隣の家の前に、一人の男の子が立ちつくしていた。いつもは見かけないから、多分、お父さんお母さんが家にいなかったか、鍵を忘れちゃったか、あるいはその両方なんだと思う。  迷った。話しかけてどうするんだ、とも思った。そんなことをしたってどうせ、とも思った。  それでも、彼女は話しかけた。手を差し伸べた。少年は今にも泣きそうな顔を必死に崩さないようにする。きっと相当心細かったんだろう。話しかけてよかった、そう思った。  それから彼女には一人の友達が出来た。なんの問題も起きない、幸せな関係。だけど、そんな時間はすぐに音を立てて壊れていった。  むかしむかしってほどじゃない、ほんのちょっと前。あるところに一人の女の子がいたんだ。  彼女は優しくて、賢くて、強い子だったけど、ひとつだけ大きな問題があった。そのお陰で、彼女にはずっと、友達といえる友達がいなかった。  だけど、そんなひとりぼっちの時も過ぎて、彼女は今、ちょっとだけ人とは違う、けれど大半はごく普通の人生を送っている。あの日のことは忘れて。これからもずっと。そのはずだった。  ある日、誰かが言ったんだ。世界を変えるのは意思の力だって。  これは、そんな意思の力で、どこにでも広がっている醜いセカイが、美しくなる。そんな御伽噺。 □更新について ・現在更新停止中です。 □参考URL 『されど美しき僕らのセカイ』note版:https://note.com/soufu3414/m/m37f065b7491d (最終更新日:2022/11/04)
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小説 183,702 位 / 183,702件 キャラ文芸 4,377 位 / 4,377件
文字数 20,445 最終更新日 2020.03.10 登録日 2020.02.09
その世界は様々な不思議で満ちていた。 手から光の球や炎などを生み出せる、魔法使いと呼ばれる者達がいた。 その魔法を体内でエネルギーとし、常人よりも力強く、そして速く動ける者達もいた。 それらのエネルギーが発する波を感知し、相手の位置や考えを読むことが出来る者達もいた。 さらに一部の人間は魂と呼ばれる神秘まで感知し、使役していた。死を乗り越えた者すらいた。 我々の世界よりも頑丈で強い人間達が住む世界。 だがそれらの神秘が生み出したものは幸福だけでは無かった。 強い者は弱い者を従えた。 その関係の中には残酷なものもあった。 その関係を変えたいと思った一人の男がいた。 男は長い旅路の末、一つの武器を生み出した。 それは銃。 男はある女にそれを託した。 すなわち、この物語で語られるのは銃と魔法の戦いのお話である。 だがそれだけでは無い。 いずれの神秘よりも、その女は奇妙な存在だった。 後に「鉄の女王」や「誰よりも鉄を愛した女性」などと呼ばれる女。 だが、いずれも正確に彼女を表した呼び方では無い。 近いものが一つある。 それは「鉄の処女(アイアンメイデン:Iron Maiden)」 それは拷問器具。女性の形を模した人形。 中は空洞になっているが、その内側は棘だらけであり、閉じ込めた者をそれで傷付ける。 彼女はまさにそれだ。 彼女の中身は苦悶の声を上げ続けていた。 だが、彼女自身はその声に気付けない。表の顔は人形のように表情を崩さない。 これから語るのはそんな奇妙な女のお話でもある。 (本作はChivalry - 異国のサムライ達 -の続編にあたるものです。ですが、これ単品で読めるように描写してあります。また、画像は全て配布サイトの規約に従って使用しています)
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小説 183,702 位 / 183,702件 ファンタジー 42,159 位 / 42,159件
文字数 836,795 最終更新日 2021.11.03 登録日 2019.03.16
「わたしはかれを殺し、かれはわたしを救う。これより半年後のことだ」。 誰とも馴れ合わず、無味乾燥なキャンパスライフを送る十九歳の女子大生、朝野聖子。 聖子の計画は遡ること二年前、父親が宴席帰りの列車内で死亡し、鉄道会社が巨額の賠償金を遺族である聖子の母に請求したことに始まる。 それはクリスチャンである聖子の信仰を打ち砕くに十分すぎるほどであった。 神など存在しない。もしくは、驚くほどの怠け者なのだ。 聖子は工学部に入学し、ふつふつとたぎる怒りを込めて成績を上げてゆく。わたしは——ヒトクローンを造る。   神の業を人間の手によって行なえば、神は神ではなくなる。もし反対に神の逆鱗に触れたのちに裁きが下り死したとしても、なんら価値も意味もないこの世に未練など残すまい。これにより神の存在を、その意義を問えよう——そう思っていた。平松高志に心奪われ、なにもかもを絆されるまでは。   当初、平松は聖子の人生に関わるような人種ではなかった。しかし時間をかけて平松の愛情と、大学オーケストラでの友情が凍りついた聖子の心を溶かしてゆく。   平松との愛は、出会ってたった半年間だけの命だった。その愛に今のわたしがあえて名前をつけるなら——「奇跡」だ。   亡くなった平松高志をこの胸に宿し、聖子は死へと近づこうとしていた。
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小説 183,702 位 / 183,702件 現代文学 7,791 位 / 7,791件
文字数 193,250 最終更新日 2024.03.21 登録日 2024.01.25
 完結済み。  どこかの世界にある島国・レチア王国。  ある日、太古の昔に在った災厄の化身・魔王を封印した宝玉『憎悪の泪』が盗賊により盗み出されてしまった。  窮した王国は、武勇と叡智の誉れ高き勇者・ラルフ=フィルハートに、宝玉奪還の勅命を下す――――  『魔王』とは何か。  『勇者』とは何か。  『人間』とは――――何か。  カラフルな個性を持つ仲間たちと共に、盗賊の潜む遺跡を目指す。  その中で見えてくる人生模様。  人の為に生き、人の為に死す。総ては己の為。  誰かと共に生きることを描いた冒険活劇です。
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小説 183,702 位 / 183,702件 ファンタジー 42,159 位 / 42,159件
文字数 190,858 最終更新日 2019.06.19 登録日 2019.04.18
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