親子小説(外部サイト)一覧
14
件
登録日 2010.03.04
最強の力を持つ勇者は、魔王を倒した……しかし、その手柄は国に奪われ、あまつさえ反逆者の汚名を着せられてしまう。人生に絶望した勇者は己の命を断つ覚悟をするが……その時、一人の少女と出会う。少女は天涯孤独の身で、おまけに呪いをかけられていた。放っておくことはできず、彼女を助けると……少女は、太陽のような笑顔を浮かべながら「ありがとう」と言う。その笑顔に心を救われた勇者は少女を娘にして、彼女と気ままな二人旅をすることを決意する。二人で笑い、泣いて、時にケンカをして……今日も明日も仲良し父娘はのんびりと旅をする。
登録日 2019.04.08
晴香の両親は、晴香が幼い頃に離婚し、晴香は母に引き取られた。晴香にはその頃の記憶がほとんどなかったが、父は高収入の外科医で、母と晴香を見捨てていったのだと、母から聞かされていた。しかし、晴香は大学生になってから、両親の離婚調停の資料を偶然発見した。そこには、驚愕の事実が書かれていた。父が娘を守るために親権を求めて必死だったこと、母が多額の婚姻費用や養育費を得ていたこと、裁判官は調停の最初から親権は母のものと決めつけて、母が育児放棄をしていたという父の訴えをすべて聞き流していたこと。
現在の日本では、離婚に向けて突然子供を連れ去って別居することが認められています。そして、親権者を決めるとき、連れ去った側が圧倒的に有利になります。さらに、母親が親権者になることがほとんどです。仕事も家事も育児も全くしてこなかった母親でも、「これからきちんと育児をします」と口先だけ言っておけば、親権者になれるのです。
そうして父は娘と会えなくなりました。このような悲劇は、実は現在の日本ではよくあることですが、ほとんど話題にもなりません。皆さんに、日本の離婚、親権の制度について問題提起をしたくて、この小説を執筆しました。いろんなご意見があると思いますので、ぜひお聞きしたいです。
登録日 2019.12.09
母子家庭の夏季。両親の過度の愛情に困惑する俊。人より本が好きなフリーター、倫。祖父の死により孤児となってしまった哲。元いた世界から突然呼び寄せられた4人の男女。特別な力を持つ「使い」と呼ばれる兵士となり、異世界で出会う仲間たちと共に、史上最悪の魔女を打倒するべく立ち上がる。
行方不明となっていたシエ・ラートンが兵士のイルタと共にセボの城に帰還し、城下町は喜びに包まれる。しかし、魔女リカ・ルカとその一派は水面下でセボの国の転覆に向けて着々と力を増していた。さらに、夏季たちより先代の「使い」たちも集結しはじめ、様々な思惑が絡み始めるのだった。
登録日 2019.09.24
一人の老人は、街中で静かにその生の終わりを待っていた。
しかし、そんな彼のささやかな願望すら嘲笑うかのように事件は起こる。
年端もいかぬ少女の窮地に、彼は知らず知らず──鞘走る。
老剣士の末路は、安寧なるか。
剣客奇譚、開幕。
*この作品には、グロテスクなシーン。皮肉や暴力など、心証の宜しくない内容が含まれます。
*本作は、ダークファンタジーをリスペクトしています。
*亀更新(戦犯:如月 恭二)。
サイト、“小説家になろう”にも同一作品を掲載。
登録日 2018.05.01
14
件