たまに切ない小説一覧
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遺伝子操作技術を施したデザイナーベビー、通称「ソア」。
実験体であると同時に研究の手伝いもしているソアたちは、みんな頭脳明晰な偏屈&変人ぞろい。
……のはずだったが、なぜか第一班『秘書』のヒナトはひとりだけ平凡なドジっ娘だ。
ついでに俺様系班長・ソーヤに妙に執着されていること、そして自分が彼に恋していることにも気づいていないほど鈍感でもある。
そんなヒナトの、周りの天才児たちの拗らせた人間関係に振り回され、笑って泣いて、はしゃいで凹んで、大騒ぎして、たまにときめきもある、楽しい日々の物語。
次第に明らかになる研究所の秘密と悲しい事実。
確かにある悲劇の前触れ。
死の宿命を負った花たちの未来は、なんやかんやでヒナトの肩にかかっているのかもしれない。
●本作は小説家になろうでも連載しています
◆マークのある話には挿絵があります
文字数 320,065
最終更新日 2021.03.06
登録日 2020.08.14
※ほっこりじんわり大賞エントリー中です。
榎本力也は、「私」山崎かなの幼なじみ兼同級生の小学六年生。
いつも軽口ばかり叩いて人を傷つける「露悪的」な彼に、「私」もみんなも呆れている。
けれど、幼い頃は優しかったはずの彼には、今でもちょっとはいい所が残っている。
誰に対しても平等(にいじわる)だし、友だちがいじめられていたら本気で怒る。
それにワクワクすることを考えつくのが得意だ。
根っからの悪い奴ではないのに、彼はどうしてこんなに「露悪的」になったのだろう?
疑問に思った「私」は、彼の家庭のある変化に気がつく。
文字数 110,045
最終更新日 2020.08.01
登録日 2020.07.01
ボクの名は「伊郷火雄也」。そう、このテの話にはよくある、ヒジョウ~~に平凡などこにでもいる高校生だ。ただ一つまわりと違うのは、ボクには罪の如き美しさを誇る恋人がいた。そう、彼女の名は「黑石麻衣」。ある日彼女と、ついにファーストキッスをしたボクは、その唇の味に・・・
・・・気を失ったボクが再び目を開けた時、そこは遥かなる異世界の大国「ズリオネ」だった。そしてボクはその国で、国家級重大猥罪を犯した大罪人として、何故か追わる身となっていたのだ。その罪は「最高級接吻罪」。罪の如き美しさを誇るズリオネの王女「シラマイ」の唇を、何と僕は奪ってしまった・・・らしいのだ。
これはボクと同じく、大猥罪を犯した六人の、強き強き仲間達との逃亡と激闘を描いた、凄まじくもブッ飛びにブッ飛んだ、バトルコメディー・・・なのだ。
文字数 4,458
最終更新日 2020.03.22
登録日 2020.03.22
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