伯爵小説一覧
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私の名前は、セレンティナ・ウォズエ。アルベニア王国の聖女である。
私は、伯爵家の三男であるドルバル・オルデニア様と婚約していた。しかし、ある時、平民だからという理由で、婚約破棄することになった。
それを特に気にすることもなく、私は聖女の仕事に戻っていた。元々、勝手に決められた婚約だったため、特に問題なかったのだ。
そんな時、公爵家の次男であるロクス・ヴァンデイン様が私を訪ねて来た。
そして私は、ロクス様から衝撃的なことを告げられる。なんでも、私は公爵家の人間の血を引いているらしいのだ。
という訳で、私は公爵家の人間になった。
そんな私に、ドルバル様が婚約破棄は間違いだったと言ってきた。私が公爵家の人間であるから復縁したいと思っているようだ。
しかし、今更そんなことを言われて復縁しようなどとは思えない。そんな勝手な論は、許されないのである。
※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載しています。
文字数 90,334
最終更新日 2021.02.18
登録日 2020.12.10
伯爵令嬢の下で仕えるメイドの私は、今日もお嬢様のドレス選びに付き合っていた。
しかし、いつも以上に我侭な態度を見せるお嬢様に、堪忍袋の緒も切れてしまった。
私は伯爵令嬢に対してどのようなことをしてやったのか。
復讐開始。
文字数 717
最終更新日 2021.02.27
登録日 2021.02.27
私の名前は、コルテナ・イリーズ。アミドネア王国の子爵令嬢である。
私は、伯爵家の三男であるロディン・アガッツ様と婚約していた。しかし、ある時、婚約破棄することになってしまった。
婚約破棄された私は、再婚約できる相手もいないため、公爵家の次男であるウィグス・ソルディノ様の元で働くことになった。
ただ、その公爵家で、私は男装して働かなければならなかった。なんでも、ウィグス様は女性恐怖症であるらしく、男として働いて正体を明かし、それを克服させようという計画があるようなのだ。
という訳で、私は男装して働いて、ウィグス様と関係を深めていった。
そんなある日、私はウィグス様に男でもいいと迫られてしまった。
一体、私はどうすればいいのだろうか。
文字数 17,204
最終更新日 2020.12.26
登録日 2020.12.17
「マリア、私との婚約はなかったことにしてくれ。私はお前の姉のユリカと婚約したのでな」
「マリア、そういうことだから。ごめんなさいね」
伯爵令嬢マリア・テオドアは婚約者のカンザス、姉のユリカの両方に裏切られた。突然の婚約破棄も含めて彼女は泣き崩れる。今後、屋敷でどんな顔をすればいいのかわからない……。
そこへ現れたのはなんと、王国の最高権力者であるヨハン・クラウド国王陛下であった。彼の救済を受け、マリアは元気づけられていく。そして、側室という話も出て来て……どうやらマリアの人生は幸せな方向へと進みそうだ。
文字数 49,582
最終更新日 2020.08.23
登録日 2020.06.05
文字数 99,819
最終更新日 2021.02.25
登録日 2020.12.17
公爵様は無垢な令嬢を溺愛する。のスピンオフです。
リアの過保護な兄ジルと、グリードの妹サーラのお話しです。
このお話だけでも読めるようになっています。
勝気な公爵令嬢とシスコンな伯爵様の、甘い恋愛話です。
文字数 2,966
最終更新日 2020.02.03
登録日 2019.08.30
私は今まで何をやっていたのだろうか?
やっと見つけた真実の愛。私の運命の人は君だったんだねローザ
だからさようならミラルダ。君との婚約は破棄させてもらうよ。
文字数 2,303
最終更新日 2020.12.24
登録日 2020.12.22
「ご主人様何で寝てばかりいるのですか?」
そう問いかけるように言ってくるのは獣人族でありながら、
メイドをしているメメリィ19歳です。
文字数 678
最終更新日 2021.02.11
登録日 2021.02.11
人妻が好きだった。
物心ついた頃にはもう、女の体を知り尽くしていた。
名声も、金も、酒も、飽きてきた。
すべてが手に入る。どんな女も口説けば落ちる。
だから君を選んだ。
君はありきたりで、面白みがなくて、意志が弱くて、年下で、美しくない。
君のつまらなさがすごく、心地よかった。
君は僕を裏切らない。
だから君を選んだ、はずだったのに……───
♡気怠い伯爵と健気な令嬢のしっとりラブストーリー♡
※男性主人公、男性視点
文字数 10,968
最終更新日 2020.10.11
登録日 2020.09.29
婚約破棄を望む姉シルヴィアが、首を縦に振らない父に手紙を残して消えた。
「家名に泥を塗るわけにはいかん。内々に始末しなくては」
「では秘密探偵を雇うのですね!?」
悪いけど、私はちょっとウキウキしちゃう。
あの内気でおっとりした姉がこんな強硬手段に打って出るなんて、本当にびっくり。
「いいや。こんな恥を他人に晒すわけにはいかんのだ」
「じゃあどうするのよ」
「お前が連れ戻しなさい」
え、なんて?
「お前ならできる。頼む、ペトラ」
というわけで、私は逃げた姉を探して旅に出た。
そして、寝台列車で彼と遭遇してしまったのだ。
姉の婚約者ヘルマン伯爵ベルノルト・ゲディケ──私の、初恋の人。
「令嬢の一人旅とは感心しないな。お供しよう」
「え……あ、ありがとう……」
どうしよう。
どうすればいいの……!?
文字数 9,378
最終更新日 2020.10.10
登録日 2020.09.29
とある世界に存在するユメシバ王国。子爵令嬢であるオフィーリア・ユグドラシルは、幼少の頃より美しく、勉学や家事、料理などにも精通するように努力を行って来た。
彼女が18歳になるころには、かなりの腕になっており、貴族街で開かれるパーティの料理も作れる程であった。なにかと貴族の間でも重宝されていた人物ではあるが……ある日、婚約者であったゴードン伯爵から婚約破棄を言い渡されてしまう。
理由は遊びを知らないから……彼女は美しかったが、同等以上レベルで話の面白いライバルは存在していたのだ。
しかし、オフィーリアの全てを愛してくれる愛しの君の存在も確かにあった。努力は決してその人物を裏切らない。それをわからせてくれる物語……。
文字数 8,056
最終更新日 2019.12.12
登録日 2019.12.07
私はペリーヌ・アドベンチャー
名門アドベンチャー家の長女として生を受け
令嬢としての教育を幼い頃からみっちりと受けて
ロドン伯爵と婚約したものの、何故か婚約破棄されました。
どうしてなのでしょうか?
この完璧な私が婚約破棄なんてありえません!
文字数 1,788
最終更新日 2020.12.06
登録日 2020.12.04
大好きだった恋人が、自殺した。知らない女への遺書を残して。
……そんなわけで傷心中の、成り上がりの貴族令嬢シャーロット。彼女の恋は公爵令息である相手との格差ゆえに、世間に隠していたため、そうとは知らない叔母の夜会に引きずり出されてしまう。
そこで名門伯爵家の当主・ヴィクターと出会うと一転、眉目秀麗な彼の立ち姿に、シャーロットの目は釘付けとなった。
――正しくは、彼が持つ、『シャーロットが亡き恋人に贈ったはずの懐中時計』に。
なぜ彼が持っているのか? そう考えたとき、シャーロットの頭は、恐ろしい結論にたどり着いてしまう。――伯爵が、死んだ彼から奪ったのだと。
「許せない……。誰も気がつかないと思ったら大間違いよヴィクター・ワーガス!」
怒りに任せて、シャーロットはその夜とんでもない行動に出たのであった。
◇
共通する目的のため、世間を欺き婚約したシャーロットとヴィクター。かたや向こう見ずですぐ手が出る成り上がり男爵の令嬢、かたや冷静で毒舌な名門の伯爵。家格も性格も何かと噛み合わないふたりが抱える、秘密と醜聞と、ままならなかった恋の傷。……ただ感傷に浸るには、彼らはちょっと喧嘩が多くて、騒がしい。
文字数 235,312
最終更新日 2020.10.02
登録日 2020.09.16
歌姫アルテミアは次が最後のステージで、王都に住むカスター伯レイモンドと婚約発表をして引退する予定だった。
しかし、そのことをライバルの歌姫オルタが知り、先に公表してしまう。それも、アルテミアが二度と王都に戻ってこられないよう、浮気疑惑も添えて。
これを知ったレイモンドはアルテミアとの婚約を破棄する。
アルテミアはすべての真実を知った上で、王都を去った。
歌姫アルテミアは放浪の歌姫として、各地の酒場や野外劇場で歌を歌い、人々の心を掴んでいく。
文字数 4,828
最終更新日 2020.06.30
登録日 2020.06.30
最強の魔女メレディアナは自らの大発明『魔法のランプ』を誤まって発送してしまう。無限に願いを叶えてくれる『魔法のランプ』が人間の手に渡ったら一大事。密かに回収しようと向かった先は伯爵家だが、ランプは既に使用済み。自信家で策士な伯爵オルフェとランプをめぐって三本勝負をすることになる。
旧・魔法のランプを作った結果
文字数 96,423
最終更新日 2020.03.31
登録日 2020.03.27
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
屋敷を抜け出した貴族の公子と公女が王都で出会った恋に落ちます。
文字数 44,195
最終更新日 2020.03.07
登録日 2020.01.21
※『エイミーと旦那さま』の第一部です。
父を10歳で亡くしたエイミーは、ボールドウィン伯爵家に引き取られた。お屋敷の旦那さま、セドリック付きのメイドとして働くようになったエイミー。旦那さまの困った行動にエイミーは時々眉をひそめるけれども、概ね平和に過ぎていく日々。けれど、兄と妹のようだった二人の関係は、やがてゆっくりと変化していく……
文字数 135,668
最終更新日 2018.11.11
登録日 2018.10.28
公爵とか、子爵とか、中世風なファンタジーではよく出てくる単語ですが、これっていったい何なのか、というのを徒然に書いていきます。
一区切りつきましたのでこのあたりで一度完結にします。
文字数 11,008
最終更新日 2020.06.08
登録日 2020.06.04
目を覚ますと、私は身体が重くなっていました。
「チャーリー、目覚めたかい?我が館へようこそ!」
えっ……あなたは一体誰ですか?
世界一麗しいと称賛されるが、本当は子供みたいにわがままな伯爵様に溺愛される令嬢の物語です。
文字数 1,360
最終更新日 2020.04.26
登録日 2020.04.25
中世ヨーロッパを舞台にしたある鍛冶屋の娘の物語。
十歳の時に、お母様が亡くなったと同時に家にやってきた二つ下の男の子。
私はその男の子を弟のように可愛がり、それから六年の月日が経ちました。
ですが、あの日あの男が現れ、私たちの全てを壊そうとします。
その時、私の傍にいてくれたのは二つ下の男の子、弱っちい私の王子様でした。
※残酷描写注意※
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この物語はフィクションです。登場する歴史上の人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません
文字数 19,696
最終更新日 2019.11.20
登録日 2019.11.20
ジユダ国軍騎士団長のキャラバン伯爵とローランド地方を震撼させた盗賊アレゾの娘、ミラルカの恋物語。
妖魔王ギルオンの力を手に入れるべく、ジユダ国王弟ダノンと共に臨める石を探すキース。
石の導きによりジユダ国へと歩を進めるミラルカと彼女を助ける冒険者達。
最悪の出会いをした二人、さらに身分違いの恋の行方は???
文字数 83,483
最終更新日 2019.12.15
登録日 2019.11.03
ノエル・コレットは引きこもりのもやし伯爵として、シャンポリオン国の屋敷にひっそりと暮らしている。しかしノエルは実は女の子で、その正体は世間を賑わせる乙女怪盗ジョゼフィーヌ。父の形見である「天空の星」という名の宝石を捜している。ところがある日、新任のアラン警部から特別国王憲兵隊として部下に任命され、乙女怪盗の捕縛に協力することになる。凄腕のアラン警部と完璧執事のフランソワ、うっとうしい刑事バルスバストルという愉快な仲間たちに囲まれて、ノエルは正体がバレずに父の形見の宝石を取り戻すことができるのか……!?
文字数 96,068
最終更新日 2019.08.15
登録日 2019.07.09
※『エイミーと旦那さま』の第二部です。
遠く離れていた旦那さまの2年ぶりの帰還。ようやくまたお世話をさせていただけると安堵するエイミーだったけれど、再会した旦那さまは突然彼女に求婚してくる。エイミーの戸惑いを意に介さず攻めるセドリック。理解不能な旦那さまの猛追に困惑するエイミー。『大事だから彼女が欲しい』『大事だから彼を拒む』――空回りし、すれ違う二人の想いの行く末は?
文字数 185,997
最終更新日 2018.11.24
登録日 2018.11.11
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