軍記小説一覧
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魔導士が魔法の研究成果を書き残した書物、魔導書――そこに書かれる専属魔法は驚異的な能力を発揮し、《所有者(ホルダー)》に莫大な地位と財産を保証した。
ダクライア公国のグラーデン騎士学校に通うラスタ=オキシマは騎士科の中で最高の魔力を持ちながら、《所有者》でないために卒業後の進路も定まらない日々を送る。
そんなラスタはある日、三年前に他界した祖父の家で『チート魔法の魔導書』と題された書物を発見する。自らを異世界の出身と語っていた風変わりな祖父が書き残した魔法とは何なのか? 半信半疑で書物を持ち帰るラスタだが、彼を待ち受けていたのは・・・・・・
文字数 73,527
最終更新日 2018.08.12
登録日 2018.06.16
新興国・ハッサー王国は列強国・ザルス帝国に唐突な宣戦布告を受ける。
ザルス帝国の侵略を食い止めるべく送られた軍団の中にいたガルー・デンギュラントス。
戦友が次々と死んでゆく最中、彼女だけは笑みを浮かべていた。
狂っているのは世界なのか、それとも彼女なのか。
対ザルス帝国編始動
文字数 38,616
最終更新日 2021.10.17
登録日 2021.07.08
世に暴君姫と恐れられたラキエ=アレクサンドラが追放されて七年。ラキエのいなくなったグラウツ王国は西のデオロクス帝国から大規模な侵攻の脅威にさらされていた。国力十倍以上の大国を前に、グラウツ国王は苦渋の決断としてエレベナウス三号勅令を発令する。それはデオロクス皇帝を倒した功労者には身分と国籍を問わず第二王女、セルマ=アレクサンドラを嫁がせるというもの。事実上、グラウツ王国の玉座を譲るに等しい勅令だった。
エレベナウス三号勅令を受け、グラウツ王国の傀儡政権を目論む周辺各国は相次いでデオロクス帝国に宣戦を布告する。一方でグラウツ国王は王国の独立を維持するため、国内の軍備も拡張し大規模な募兵政策を強行する。成功を夢見る者達が名乗りを上げる中、かつてラキエが愛用した妖剣エルキュリエを携えた一人の青年がグラウツ王国軍の門戸を叩こうとしていた。彼の名前はニール=サレン。功績を挙げるべく前衛部隊に志願したニールだったが、不本意ながら投石兵に編入され、エルキュリエは同時期に入隊した少女、フェミア=ケルセイスの手に渡ってしまう。
文字数 77,319
最終更新日 2019.09.12
登録日 2019.06.14
文字数 45,365
最終更新日 2021.08.27
登録日 2021.07.22
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