引き籠り小説一覧
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主人公のセレスは、母に技術を叩きこまれた錬金術師である。錬金術師としては天才であり、採取の為の危険行動も苦と思わず、戦闘能力に関しても高い物を見せていた。
だが、セレスには致命的な欠点が有った。余りにもコミュ障だったのだ。
才能を腐らせ引き篭もる娘に母はとうとう切れて家を追い出し、セレスは途方に暮れながら街に向かう。コミュ障を全力で拗らせつつも才能を発揮して上手くいき、それと共に何故か勝手に街も発展していく。
本人は只々人に極力会わなくて済む選択を取っているだけ。だが結果を残せば周囲の目は変わり、セレスは有能な錬金術師として名を馳せて行く。これは引き籠ろうとするが結局引き籠れない日々を送る、優秀なのに残念な錬金術師の物語である。
目指すは完全なる引き籠りライフ。だが出来るかどうかは解らない。
※カクヨムで既に公開済みの話が有ります。
文字数 974,571
最終更新日 2019.12.04
登録日 2019.04.02
成人式を直前に控えた引き籠り喪女――御堂憧子(みどうあこ)は、目が覚めるとふわふわと浮いていた。
「本当にごめんなさい。貴女が生まれてくるときに担当した神様がね、当時忙しすぎて細かく設定しなきゃいけない項目をノータッチで通しちゃって……貴女、ものすごく生きづらい人生じゃなかった?」
どうやら私は死んだらしい。見るからに自称神様のその人が言うには、今世の私は各種ステータスが異常な程に下限値を下回っていたらしい。身体は弱いし頭も弱いし何をしてもダメダメだった私の人生は、つまりはそういう不始末が原因だったとのこと。
せめてもの罪滅ぼしにと次の人生ではうんとラクさせてくれるらしい。
ありったけの潜在能力と自由な容姿を無償で提供してくれて――心機一転、これから始まる私の異世界人生!
なんて思ってた時期もありました。
物心ついたころには既に病弱で部屋から出れない引き籠り。そのままずるずると学校にも行けず、二十年近くも家族以外とまともに会話したことがないような引き籠りを拗らせた私が突然、しかも異世界で、独りで、社会復帰出来る筈もない。
結局、力はあっても引き籠るしか能がない人間なんだと諦めて、世界の果てで最低限暮らしていける環境を整えて引き籠り。不老長寿のアビリティも付加されていたし寿命が続く限界まで自堕落な生活をしていこうと決めた。そうするつもりだった。
――だった。
何百年かして外を見たら国が出来ていて、ひょっこり顔を出したら角生えた人に見つかって、あーだこーだと扉の前で説明をされて状況を把握。
私――なんか魔王ってことになってるみたいです?
文字数 96,018
最終更新日 2018.07.15
登録日 2018.06.25
異世界への憧れを抱く青年、天上 流は引き籠っていた。
夏休みのある日、いつもどうり引き籠っていると異世界へ転移した。
異世界で出会った身元不明の少女に名前を与え、自分の妹にする。
当然ながら冒険者登録をする、そこで流は人外の魔力を有していることが判明。
自らの固有魔法『部位強化』で、城は破壊するは、生態系を変えるは、大暴れ!
大体の敵は某web漫画みたいにワンパンで終わってしまう。
そこで気分が変わり、魔王狩りをすることに。
そこで繰り広げられる激闘とは!?
文字数 4,500
最終更新日 2018.09.03
登録日 2018.08.27
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