呪術小説一覧
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件
ガルアード・ゼノン。
この名は、数日前。
交易都市として栄えた都市ローグデールを阿鼻叫喚の地獄絵図へと叩き落とし、更には支配した新たなる王の名である。
圧倒的な力と、支配者としての器も持ち合わせるガルアードは、敵対するもの、その全てを悉く征服していく。
自身に逆らう事は許さない。
傲慢を貫く王による、征服譚がここに幕を上げる――
文字数 20,286
最終更新日 2022.05.06
登録日 2022.04.28
軍人だった夫が戦地で呪いを受け傷病兵として帰還したのは、奇しくも我が国が勝利宣言をした日だった。
かけられた呪いは夫の体を蝕み、姿は醜く変貌して、彼はもはや生きる希望を失っていた。
私は絶望の淵にいる夫を救うため、私は呪いを解ける呪術師を探しだす。
呪術師は『呪いを解く事はできないが、お前にそれを移すことができる』と教えてくれたが、その方法を教える代わりにある事を提案してきた。
『――俺とひとつ賭けをしよう。この賭けに乗るならば教えてやってもいい』
***
注:昔別サイトで投稿したことのある作品の修正版です。11/8続編として夫視点を投稿開始します。
文字数 54,647
最終更新日 2021.11.18
登録日 2021.06.24
家に帰ると、自分の部屋が火事で無くなった。身寄りもなく、一人暮らしをしていた木花 佐久夜(このはな さくや) は、大家に突然の退去を言い渡される。
同情した消防士におにぎり二個渡され、当てもなく彷徨っていると、招き猫の面を被った小さな神さまが現れた。
小さな神さまは、廃神社の神様で、名もなく人々に忘れられた存在だった。
衣食住の住だけは保証してくれると言われ、取り敢えず落ちこぼれの神さまの神使となった佐久夜。
受けた御恩?に報いる為、神さまと一緒に、神社復興を目指します。
文字数 112,652
最終更新日 2022.03.23
登録日 2021.12.29
まだ空にドラゴンが飛んでいた頃のお話。
世界は魔王に支配されていた。
「生まれた子が王子なら即殺し、姫なら16年後嫁に寄越す」という約束を承諾してしまったとある国の国王がいた。
生まれたのは王子だったが、大変見目麗しく可愛らしかったため、姫だと偽ることでなんとかその場をしのいだ...が。
16年後。
約束通り魔王は姫を嫁に貰いにやってきた。
当の姫...ではなく、王子は、見目麗しく愛くるしいのはそのままに、とて勇猛果敢な感じに育っていた。
魔王を騙した事がばれたら、王子どころか国の存亡の危機!
唯一魔王を倒せる方法は「魔王が肌身離さず身に付けている『魔石』に触れる事」。
他の妃たちの邪魔に屈せず、王子は魔王を倒す事ができるのか...?
文字数 21,070
最終更新日 2022.04.02
登録日 2022.03.28
神秘と悪霊と人間が共存する街『京都』。そこで日々悪霊や人々を傷つける脅威との激闘が繰り広げられている。
夢原礼《ゆめはら れい》は、窮地の誰かを救える正義の存在になりたい男の子。だが彼は弱い、弱すぎた。そんな夢はあきらめろと言われるくらいに才能がなかった。
そんな彼が出会ったのが『助けて』と懇願する女の子。頭からは角が生えている鬼! 鬼は悪霊の仲間で本来人間の敵なのに、自分の正義のまま彼女を助けてしまったのだ。そして彼は鬼と契約して巫女になった!
2人は、京都を救うヒロイ……ヒーローに覚醒す――「ヒロインいうな!」
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更新は前話更新から2日以内を心がけています。Twitterで本作の更新情報や限定小説をはじめ、各種最新情報を掲載しています。「#鬼娘の巫女」をつけてます。
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(作品について)
メインストーリー:鬼娘の秘密を求め、人間との共存を目指し主人公、礼が戦う物語。
キャラストーリー:主人公と縁を結ぶ仲間や、時には敵に焦点を当てたストーリー。
サブストーリー:日常回です。礼ちゃんが仲間と遊んだり、新鮮な体験をするパート。
文字数 75,395
最終更新日 2022.03.09
登録日 2022.01.05
目の前で幼馴染みが冷たくなっていく。
共に戦った仲間たちさえも、今にも息絶えようとしている。
何も守れない。力がなければ、奪われるだけ。
力が欲しかった。
何者にも奪わせず、何者にも屈しない、全てを蹂躙するほどの力が。
そのためなら、たとえバケモノと呼ばれようとも構わない。
――だから少年は、バケモノになった。
『緋眼のアクマ』と恐れられる、禁忌の存在に――
※ 他サイト同時掲載
文字数 177,349
最終更新日 2022.03.21
登録日 2021.12.08
この世界に当たり前のように体現し、しかしほとんどの人間には視えない”霊”と呼ばれる存在。
生前の怨みや未練、その強い念から生まれた霊がもたらす災厄に対処する術が呪術であり、それを扱う人間を《術師》と呼ぶ。
時には悪霊を祓い成仏させ、時には相手を呪い、時には増益や息災のまじないをかける。
それが術師の仕事であり、存在意義となる。
そんな非科学的な力と存在を相手取る術師でありながら。
大学生でもあり、骨董品店の店主でもある叶堂千景は、視える人間、視えない人間、様々な人と関わりながら今日も平和な非日常を過ごしていくのであった──。
「ふふ、雑魚め。私に呪ってもらえることにせいぜい感謝しながら死ねよ」
◇ ◇ ◇
※本作はあくまでもフィクションです。
※安易に真似しないことをお勧めします。
文字数 239,595
最終更新日 2022.03.20
登録日 2021.08.07
呪術師たちが住まう森には、主という存在が立てられていた。
主が持っていた一冊の書。そこには、精霊の力を得る方法と、数百年生きる男の存在が書き記されていた。
その男は、心臓に宿し力を持った者……宿した力は『精霊』の力だ。
その存在に気づいた時、医術に呪術を組み合わせて病を治すという『呪術医』が、大きな権力者となっていた。
人々の命と、呪術医を集約するかのように建った『塔』
塔に属さない呪術医の弾圧が始まり、死者が増えて行く。
その塔の主は、書物に記されていた男だった。
『望む事、全て、思いのままに』
主が書き込んだその一文が、主の死後、呪いのように動き出し始めた。
そして、精霊を宿す『宿』が現れる。
呪術師たちの力を奪うように、後継者である行嘉貴桐の前に塔の主、来贅が現れ、『主』対『主』の闘いが始まる。
望む事、全て、思いのままに……その力を手にするのは『選ばれた者』だけ。
だが、その言葉の始まりには、深い思いが込められていた。
『僕の事を知ってはいけない』クライマックスに重ねる為の、主人公違いの過去編であり、並走する物語です。
文字数 233,081
最終更新日 2021.10.11
登録日 2021.06.08
神に異常と言わしめた精神性の男。
望むは世界の平和ただ一つ。
異世界に転移した彼はアルバートとして生き、呪われた遺跡で神代の王の力を手に入れる。
時は来たりと彼は世界に号砲する。
世界に平和を強要しよう。
従わぬならば駆逐し、滅殺するのみと。
世界よ、平和を享受せよ。
男は魔道を歩み、世界は彼を知る。
逆らうは愚者の極みと哄笑しながら。
文字数 322,257
最終更新日 2022.01.21
登録日 2021.03.29
ある王国に16歳の美少女がいました。名前はアリエルといいます。この国では珍しい長い黒髪です。美しい容姿と珍しい黒髪、そして、不思議な魅力でアリエルは街の人気者です。そんなアリエルの元にいつものように求婚を申し込む人がやって来ました。今回の相手は伯爵様です。
いつものように求婚を断ろうとしますが、伯爵は身分を盾にアリエルを強引に馬車に連れ込もうとします。そんな彼女のピンチに白馬に乗った王子様(本物)が現れました。
王子は乱暴な伯爵からアリエルを助け出しました。けれども、アリエルのピンチは終わりません。王子に気に入られて、城に使用人として連れて行かれてしまいました。
文字数 266,619
最終更新日 2021.03.03
登録日 2021.01.29
『望まないものの方が容易に掴めるなんて……あんまりだ』
比較的おとなしく、真面目でそのうち最強になる予定の主人公(呪術医)。態度も口も悪いが頼れる男(最強呪術師)と呑気で自由気ままで何処かズレてる男(天才呪術師)と馬鹿で短気な勘違い男(多分呪術師)が出て来ます。どの辺りで登場するか、是非ご一読ください。
死を回避する中で、医術が及ばない絶望的状況の中、ブリコルールが行なったものは、呪術だった。
人々はこれを呪術医と呼んだ。
呪術医が増えていくとその思想は分かれ、派閥を生み、明確になっていく権力に、いつしか人の体は実験物のようになっていった。
一夜の幼馴染みの圭は、権力を象徴する『塔』に入ってしまう。戻って来るという圭の言葉を信じながらも、中々戻って来ない圭を心配する一夜は、様子を見に塔に向かった。
塔の下層階のコウとタカに連れられ、向かった先で一夜は、不思議な存在の『彼』の能力で圭と会い、『約束』を交わす。
圭は『印』といってあるものを一夜に渡すと、一夜の前から消えてしまう。
それは、圭が一夜に託したものだった。
『それを持っていてくれれば、必ず俺は戻るから』
一夜の中に託されたものは、圭の心臓だった。
『僕の中に……圭の心臓がある』
塔の支配者に奪われたものを取り戻す為、一夜たちは塔に向かう。
文字数 236,482
最終更新日 2021.10.15
登録日 2020.11.26
二十一世紀、『科学万能』が謳われる時代。
現役高校生である土御門護は、非科学的として存在を否定される妖怪や怨霊に立ち向かう術を持つ、見習い陰陽師である。
二年生への進級を控えた春休みに、幼馴染の風森月美に夢で誘われた護は、出雲へとむかう。
「神の国」と呼ばれたかの地で、護は自分の信条を曲げて立ち向かわなければならない事件に遭遇する。
果たして、その事件の全貌と黒幕の目的は?護は無事に事件を解決できるのか?!
※表紙絵作者 もけもけこけこ様
※「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアップ+」にも掲載しております
※「カクヨム」にて『第2回ファミ通文庫大賞』最終選考対象作品となりました!
文字数 639,673
最終更新日 2022.04.10
登録日 2020.08.07
平安時代にその名を轟かせた陰陽師、安倍晴明。
その子孫である土御門護は東京に住む高校二年生である。
ある日、護は自分が通う学校でいじめが起きている現場を目撃した。
いじめられている女子生徒を助けた護だったが、その出会いが、護を先祖からつながる因縁の相手へと導くことになる。
※「陰陽高校生 呪怨劇」の内容を一部変更したものになります
文字数 105,127
最終更新日 2020.03.18
登録日 2020.03.18
怪力を持ち空を飛べる「飛天」と呼ばれる生き物であるエミは、人間として学校に通い友人もいる中学生。彼女がこの世で退治されることなく生きるため、幼いとき契約を結んだ同い年の少年・鉄哉とは兄妹同然に暮らしてきた。
しかし異能の持ち主である鉄哉がかつてした「エミは十七歳でこの世から消える」という予言、そして人間ではないことへのエミ自身の諦めと苛立ち、異世界からエミのもとに通ってくる謎の男『改源』の存在などから、二人の仲は次第にうまくいかなくなっていく。
やがて二人は成長して十七歳になり、エミは「その日」を迎えるのだが――。
同じ世界に生きるはずのなかった男女の、二十七年の物語。
文字数 206,762
最終更新日 2021.03.27
登録日 2020.02.27
霧が周囲を囲む里。その里は1年に1度しか開かない。
初夏に行われる《霧開きの儀式》
その直後、ニナギは1人の記憶喪失の少年を発見する。
それは里に始まった、変化の前触れだった。
曇天が空を覆う。
文字数 99,751
最終更新日 2019.09.07
登録日 2019.08.14
一ノ瀬和哉は普通の高校生だった。
ある日、突然現れた少女とであり、魔導師として現世と魔導師の世界を行き来することになる。
現世×ファンタジー×魔法 物語
文字数 24,641
最終更新日 2018.11.30
登録日 2018.11.10
日本の首都が東京から千葉に移動してから約70年。現在は第二新東京市と呼ばれている。日本には、おかしな現象が昔から続いていた。それがすべて第二新東京市に集まりつつあり、そして、少しずつ危険が近づいていた。京都で修行していた一条春佳は不信感を抱き、すぐにその場所に向かう。そして、彼女は京都から千葉の第二新東京市・神代町にやってきた。
春佳はそこで八嶋正寿と出会う。彼の苗字は元八嶋家の一族であった。彼は普段の霊力がのどれくらいの物か分かっておらず。彼と出会った春佳は、正寿を巻き込みながら、世界を相手に日々戦い続けるのであった。
文字数 14,204
最終更新日 2018.08.25
登録日 2018.08.24
魔人(ディーヴァ)と呼ばれる強大な種族が存在し、特殊な力を秘めた生物達が跋扈(ばっこ)する世界……あてもなく旅を続ける青年ガラルドは、一夜の宿を求めて訪れた村で、瀕死の女性と出会う。彼女には、まだ幼い娘がいた。その出会いは、彼に人生最大の災厄をもたらすこととなる。女性は呪術師で、その呪いにより、ガラルドは彼女の娘と生命を結ばれてしまったのだ。呪いを解く為には、遥か彼方の魔法都市アヴェリアに赴くしかない。ガラルドと、幼い少女フユラの奇妙な旅が始まった……。
やむにやまれぬ事情で否応なしに少女を庇護する立場に追い込まれた素行の悪い青年と、彼を慕ういわくつきの少女、二人の成長と関係の変化を綴った物語。
文字数 219,006
最終更新日 2019.01.21
登録日 2017.01.14
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