震災小説(外部サイト)一覧

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BL 完結 短編
拝啓、お父さん。あなたは、とんでもない置き土産をしていきましたね――。 本作品は、一人称複数視点の群像劇スタイルです。 津波で父親を亡くした風太は母と復興住宅に住む高校三年生。 震災後、不眠症になった彼を支えてくれたのは、秘かに想いを寄せる親戚の青年だった。『宝さんの弟分でいい』そう思っていたけれど、両親の離婚届を発見してしまい……。 両親と宝の秘密、そして風太の恋心が明かされていく先に、何が待っているのか――? 仙台が舞台のBL小説。 表紙 ましろぷに様
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小説 21,265 位 / 21,265件 BL 957 位 / 957件
登録日 2024.04.04
主人公の「私」はが7年前に体験した奇妙な体験を追憶する物語。 7年前、当時28歳だった「私」はキャリアウーマンとして働いていたが、その前の年に女手一つで「私」を育ててくれた母をクモ膜下出血の後遺症で亡くした。原因は、一人娘を大学まで出すために必死で働いたことであろうと「私」は感じており、晩年は介護疲れのようなものもあり、母が割とあっけなく亡くなったことに対し安堵の気持ちも抱いていた。そういう薄情な自身の一面にも気がつき自暴自棄になってしまい生きる希望を失くしていた。 そんな時インターネット上にあった「自殺掲示板」というサイトで「Kさん」という女性と出会う。 一時期二人はその掲示板上で親睦を深めることになるが、3月のある日を境に「Kさん」とは連絡が取れなくなった。 しかし、ある日突然Kからの書留郵便が届く。不思議に思い封筒の裏を見ると、そこには知らない名前が書いてあり、郵送元は東北の田舎町だった。封を切ると中には 「私に会いに来てほしい」という一文が書かれた便箋と仙台行の新幹線の乗車券が入っていた。手紙の最後には「K」とだけ書かれていた。 「Kさんからの手紙だ」と確信した「私」は「Kさん」を訪ねるために、奇妙な3日間の東北旅行を始めた。
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小説 21,265 位 / 21,265件 現代文学 637 位 / 637件
登録日 2020.05.06
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