没落貴族小説一覧
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お父様が亡くなり、広大な領地は持っているものの、利益はなく、とても貧乏貴族となりました。でも、運良く、お金持ちの男爵家から、お試し婚約者を半年するだけで、結納金が莫大な貰えます。これで、屋敷で働く皆に少しはお給金が払えます。いいんです。私なんて。私の身一つ差し出せば、それで、お金が貰えるなら。家は伯爵家ですけど、それって食べれませんよね?
まったりです。ざまあもありません。
文字数 11,326
最終更新日 2021.02.28
登録日 2021.02.26
互いの領土拡大と鉱物資源をめぐり、大陸を東と西とで二分して勃発した東西戦争。
貴族の名家であるシュヴァルツ家の長男デュラン・シュヴァルツは己の名誉と家名のため、その戦争へ参加することになった。
しかし運が悪いことにデュランは戦場で味方からの銃弾を胸に受けてしまい奇跡的にも生き残るのだが、今度はそのまま敵側である東の捕虜として捕まり、西側では彼のことは死んだものと扱われてしまっていた。
――それから1年後
戦争が終わると同時に捕虜であったデュランは解放され、急ぎ家に戻ってみると唯一の肉親であった父親は既に病で亡くなっており、幼馴染で将来を誓い合った仲の婚約者マーガレットはデュランの親友で従兄弟でもあるケイン・シュヴァルツの婚約者となっていた。
また父親が残してくれた財産そのほとんどをケインの父親である伯父ハイルに奪われてしまい、デュランに残された遺産は『廃鉱山』と『小さなレストラン』だけであった。
住む家に財産、そして大切にしていた幼馴染の婚約者までをも親友と伯父に奪われてしまい、大切なものすべてを失ってしまったデュラン。
たった一発の弾丸が、幸せになるはずだった彼の運命を大きく狂わせてしまう。
この物語は婚約者から婚約破棄され、貴族としても没落してしまい、すべてを失ってしまった彼が苦労の末に貴族最高の位である『公爵』になるまでの半生を描いた悲恋のお話。
文字数 593,439
最終更新日 2021.03.01
登録日 2020.10.20
僕の名前はレトゥール・クランシカ。幼いけど、これでもクランシカ王家の王子です。ある日、敵国の襲撃で王家は崩壊、両親や兵士達も命を奪われ、僕だけが逃げて生き延びた。失意のどん底にいた僕に声をかけたのはヴァンパイアの男性だった。血を吸われるかなと思ったけど、血じゃなくて精液を求められちゃったんだ。僕はどうなっちゃうんだろう?
2020.01.22に最新話を投稿しました。
文字数 10,728
最終更新日 2020.01.24
登録日 2019.11.15
「アンネリー、お前の家系は既に没落寸前だ……。私との婚約は破棄してもらおうか」
子爵令嬢のアンネリーは没落寸前の貴族出身であり、婚約者の伯爵令息タイクーンにも婚約を破棄される始末だった。
悲しみに暮れていた彼女だが、毎日の日課である教会でのお祈りは続けていく。
そんなある日、アンネリーのおかげで怪我や病気が治ったという者達が続出し始めた。
確かに彼女は、その者達の為に祈ったこともあったが……。
アンネリーは「聖女様」と呼ばれ、市民の間で人気が爆発……その波は没落寸前の我が家の立て直しにも大きく影響するようになっていくのだった。
さらに、毎日賢明に祈っている姿に惚れた侯爵様からの求婚話まで飛び込んできた──。
文字数 9,064
最終更新日 2020.06.29
登録日 2020.06.25
生まれた伯爵家が没落し、弟との暮らしのために必死に働くクレア。
しかしその職さえも失うことになった窮地のクレアのもとに、とある青年貴族のもとで「妻のふりをする」という仕事が舞い込んで――。
水曜日・土曜日に更新予定。
小説家になろうさまでも同時公開中です。
文字数 113,556
最終更新日 2020.07.22
登録日 2020.04.19
カトリーヌ・ミラッセは典型的な貴族の家に育ち婚約者もいて順風満帆な人生を歩もうとしていたが父親の凡ミスにより一気に転落人生に陥ってしまう。結果、彼女は夢も希望も持たない、超毒舌少女に変貌してしまう。『派手なドレスなんて普通に生活していくなら必要ありません。』、『社交界なんてただの自慢合戦の場所じゃありませんか。』これはそんな彼女が幸せを掴む迄の物語。
文字数 2,883
最終更新日 2018.11.27
登録日 2018.08.17
「はーはっはっは! こんなものか人間ども!」
かつては名門魔族の嫡子だった、ローランド・ベルシュタイン。
だが彼は、一夜を境に没落貴族へと落ちぶれてしまう。
家も、領土も失って、残ったものと言えば山のような借金と。
「ファイトですよー! 坊ちゃまー!」
とにかく陽気なクオーターエルフ、メイドのミラ。
「いけませんお坊ちゃま」
陰気で心配性なバンパイア、教育係のアシュラッド。
それでも自分に付いて来てくれた、ただ二人の忠臣のため、半竜人として磨きに磨き上げた魔剣を手に、いまひとりの少年が立ち上がる
「安心するがいい! 余がお前たちを守って見せる!」
これは、お家再興を天に誓った、ひとりの少年の物語である。
文字数 102,162
最終更新日 2019.12.03
登録日 2019.11.21
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