人質小説一覧
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私の名前は、ラルティ・ウォーラム。ウォーラム王国の第一王女である。
ある時、私は隣国であるグリフスト王国に人質として送られることになった。泥沼化している戦争を休戦するために、お互いの王国は第一子を人質として送り合うことに決めたからだ。
という訳で、私は隣国のグリフスト王国で暮らすことになった。
人質といっても、そこまで制限はなく、私は祖国と同じような生活を送ることができた。
そんな私は、グリフスト王国の第二王子であるロムグスと仲良くなっていた。年もそこまで離れていない彼は、私にとってかけがえのない友人となったのである。
共同生活を送っていく内に、私達はお互いに惹かれ合っていった。
しかし、争い合っていた国の王女と王子が結ばれることは難しい。そのように考えていた私達だったが、意外なことにそこまで反対されず、普通に婚約を結ぶことができた。
なんでも、二つの王国の関係は良好になっているので、お互いの王族で婚約を結ぶのはそこまで問題ないことらしい。
程なくして、私に妹のララリアから便りが届いた。
どうやら、ララリアは、ウォーラム王国に送られたロンディ様と恋に落ちて、婚約者となったようだ。
驚くべきことに、二つの王国の第一子と第二子がそれぞれ結ばれたのである。
そのこともあったため、二つの王国の仲はかなり良くなっていた。
そこで、二つの王国は重大な決断を下した。いっそのこと、二つの王国を一つにしようと。
文字数 11,267
最終更新日 2021.01.12
登録日 2021.01.07
先の戦争で傷を負った王女ミシェルは顔に大きな痣が残ってしまい、ベールで隠し人目から隠れて過ごしていた。
数年後、隣国の裏切りで亡国の危機が訪れる。
それを救ったのは、今まで国交のなかった強大国ヒューブレイン。
両国の国交正常化まで、ミシェルを人質としてヒューブレインで預かることになる。
聡明で清楚なミシェルに、国王アスランは惹かれていく。ミシェルも誠実で美しいアスランに惹かれていくが、顔の痣がアスランへの想いを止める。
傷を持つ王女と一途な国王の恋の話。
文字数 133,831
最終更新日 2020.02.10
登録日 2019.12.17
高校生の櫻田真は
起きたら見知らぬ教室で目を覚ます
見回すと八人の男女が教室に
集められていた
するとテレビが映り出す
映ったのは家族や友人などが人質として
映し出される。
見知らない人も人質として映し出している
それを見て全員がパニックになると、
画面をつけた何者かが映し出され、
恐怖の、椅子取りゲームが始まる
文字数 1,659
最終更新日 2020.12.03
登録日 2020.11.30
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