ヒューマン小説一覧
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2017年9月、11年ぶりに大規模は太陽フレアが発生した。幸い地球には大きな被害はなかったが、バーストは7日間に及び、第24期太陽活動期中、最大級とされた。
同じころ、NASAの、若い宇宙物理学者ロジャーは、自身が開発したシミレーションプログラムの完成を急いでいた。2018年、新型のスパコン「エイトケン」が導入されテストプログラムが実行された。その結果は、2021年の夏に、黒点が合体成長し超巨大黒点となり、人類史上最大級の「フレア・バースト」が発生するとの結果を出した。このバーストは、地球に正対し発生し、地球の生物を滅ぼし地球の大気と水を宇宙空間へ持ち去ってしまう。地球の存続に係る重大な問題だった。
アメリカ政府は、人工衛星の打ち上げコストを削減する為、老朽化した衛星の回収にスペースシャトルを利用するとして、2018年の年の暮れに、アメリカ各地で展示していた「スペースシャトル」4機を搬出した。ロシアは、旧ソ連時代に開発し中断していた、ソ連版シャトル「ブラン」を再整備し、ISSへの大型資材の運搬に使用すると発表した。中国は、自国の宇宙ステイションの建設の為シャトル「天空」を打ち上げると発表した。
2020年の春から夏にかけ、シャトル七機が次々と打ち上げられた。実は、無人シャトル六機には核弾頭が搭載され、太陽黒点にシャトルごと打ち込み、黒点の成長を阻止しようとするミッションだった。そして、このミッションを成功させる為には、誰かが太陽まで行かなければならなかった。選ばれたのは、身寄りの無い、60歳代の元アメリカ空軍パイロット。もう一人が30歳代の日本人自衛官だった。この、二人が搭乗した「エンデバー号」が2020年7月4日に打ち上げられたのだ。
この物語はフィクションです。実際に起きた事象や、現代の技術を、参考に創作した物語です。登場する人物・団体・名称等は、実在のものとは関係ありません。
文字数 155,534
最終更新日 2021.01.25
登録日 2021.01.25
103歳のQちゃん。毎週土日は神奈川県及び近県の観光地やイベント会場におでかけ。感激屋のQちゃん。夢見る少女は変わらない。矢部太郎氏が漫画化してくれないかなあ。
文字数 24,566
最終更新日 2021.01.22
登録日 2019.11.26
ネタバレにならぬよう少しずつ触れて紹介しますが、大事な部分を強調するのはあらすじまでです!
読者様には是非考察しながら読み進めて頂けたら幸いです。
冒頭から死刑宣告をされる元皇妃の主人公ですが、『転生描写もなし』に十五年後の世界で魔王として君臨。
主人公の敵は自身を死刑に追いやった皇帝率いる帝国だけと思いきや、勇者が転生してきた!? 魔王軍VS帝国軍と勇者一行の図が完成。
さてさて敵の多い魔王様はどう対処していくのだろうか。
気になるのはそれだけではない。元皇妃様が魔王になるまでの過程になにがあったのか。なぜ死刑宣告されたのか。気になるところは増えるばかり……。
疑問点ばかり増やしてないでモヤモヤをスッキリさせて~! と急かしたいところを我慢して粘り強く読んで下さい。
~この物語を通して改めて考えて欲しい筆者の願いを添えます。読み終わった後、読み途中に是非命題について思考してみて下さい。
ここでは表社会を白い世界。裏社会を黒い世界と表記して命題を明かしていきます。
白い世界に住む者が本当に正義だろうか。黒い世界に住む者が本当に悪なのだろうか。
目に見える白い世界の頂点に立つ人が純粋で正しいとは限らないように、偏見の目で見つめる黒い世界には決して悪といえない人もいるのではないだろうか。
見るべきものは世界ではなく個々である。蛙の子は蛙ではなく、子にも意思があり同じではない。誰かがそう考えることで、救えるなにかがあるのではないだろうか。
今作の主人公は先程から述べているように魔王である。
誰もが悪と呼ぶその地位に君臨する主人公は、誠に悪なのだろうか。
主人公の宿敵の皇帝率いる帝国軍は? 魔王を倒すために転生させられた勇者は? 彼らは本当に善良と言えるのだろうか。
各々の目で見て、各々の思考で辿り着いた答えが決して筆者と同じとは思わない。ただ、考える機会になればいい。そう願うばかりです。
※無断転載は禁止します
※二次創作に置いても断りもなく書くことを禁じます
※この物語はフィクションです。実在する団体名や人物名などとは一切関係ございません
文字数 111,790
最終更新日 2020.11.05
登録日 2020.05.11
主にショートショートの短編で構成されています。
各話の繋がりはなし。
お題を元に小説を書いているので、落語の三題噺のような形式をとっていますので、コメント(感想)でお題を頂けると有難いです。
ジャンルが様々なので、現代文学で登録しています。
作品の一部を『ボイスロイド結月ゆかり』の朗読でYouTubeにて公開中。
文字数 25,336
最終更新日 2020.04.14
登録日 2020.04.09
サラ・レベッカ・ベルは、伯爵家に生まれる。
とても可愛いらしく、皆に可愛がられていたが
幼い頃、母を亡くすと、義母から酷い扱い受けるようになる。14才になり、父が亡くなると、その扱いはますますエスカレートしていく。
そして、17才になり、使い物にならなくなると
満月の夜、森に捨てられる。
そこで、一匹の犬、ヒューと出会うのだが
その犬は、呪いにかけられていた、第一皇太子ラッセルだった。
偶然森に来ていた、パン屋のステラとロビンに拾われ、そこで暮らし始める。
果たして、ラッセルは?サラの運命は?
サラとラッセルの物語が幕を開ける。
文字数 92,701
最終更新日 2020.03.28
登録日 2020.02.22
文字数 6,324
最終更新日 2019.10.23
登録日 2019.10.18
人間が人間以外の生き物に育てられたという話はたまに聞くことがある。狼、犬、猿、豹など、様々な動物たちが人間を育ててきた。また、鶏や鸚哥などと一緒にそれらの鳥と同じ扱いを受けて育てられたために、人間との接し方を知らずに育ったという人間たちもいる。
全ては、すでに大人になっていた人間たちの勝手な都合だった。
そんな環境で育った子供たちを後から人間の世界に戻そうとしたとしても、まわりの人間は彼らの行動を理解することができず受け入れられない、同時に本人たちも人間の世界を嫌う。
レイは、生まれた時からロボットに育てられた。
まわりも、ロボットしかいない環境で育っていった。
十六年が経ったある日、レイの幸せな日々が突然終わりを告げた。
人間たちが、レイを人間の世界に戻すことを決め、迎えに来たのだった。本来生きるべき世界と言われた人間が住む世界は――。
文字数 19,177
最終更新日 2018.11.13
登録日 2018.11.03
舞台は【神奈川県横浜市】。
『横浜相席居酒屋ハッピーチョイス』のリア充(リアルに充実)している店長は、求人面接で、一人の男を馬鹿にして殴られる。
その男は、42歳になるまで、『富士の樹海』の奥で猿達と生活していた、樹海男であった。
樹海男は馬鹿にされたことにプライドが傷付き、「謝ってオラのことを雇うまで帰らない」と言う。
店長は警察に連絡して、樹海男を追い出すが、樹海男のしつこさに何かを感じ、ある条件をクリアすれば、謝って雇うことを考えてもいいと言い放つ。
条件は『閉店時間までに、新規の女性客三人を連れて来ること。ただし、美女で十八歳以上であること、北海道出身と京都出身と沖縄出身であること、A型と0型とB型であること、そして最後に処女であること』であった。
樹海男は即答する。
しかし、今までこの条件をクリアできた者はいなく、不可能な条件であった。
さらに『横浜』の人間達による数々の試練が、樹海男に襲い掛かるのであった。
※他サイトでも投稿されている重複投稿作品です。
文字数 36,165
最終更新日 2019.07.03
登録日 2018.09.22
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