生きる希望小説一覧

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BL 完結 長編 R18
長編/あらすじ/純夜(じゅんや)はジュエリーデザイナーで得意なのはクマさんがついてるような可愛いらしいジュエリーだった。しかしアトリエに男性がひとりしかいないという理由だけで彼はメンズに回されてしまう。純夜の上司は社長の風我(ふうが)とその弟の優我(ゆうが)だった。純夜は優我に半ば強制的に性関係を強いられていた。しかし優我は本気で純夜のことが好きになり彼に交際を申し込む。優我の私生活を知るにつれ、純夜は次第に彼の奇妙な死への憧れに気付かされる。優我は沖雅也という俳優の死に深く囚われている。沖雅也は優我と同じ双極性障害という病を抱え、彼がまだ31才の時、1983年の6月28日に新宿の京王プラザホテルの47階から飛び降り自殺をしてしまった。優我は憑かれたように毎月28にそのホテルの最上階のバーに行き、俳優の最期に泊まった部屋に泊まるという儀式めいたことを続けていた。純夜はもし優我が変わらないなら自分が優我のいる所まで堕ちて行くしかない、と奇妙な心中願望に目覚め過度な飲酒を始める。純夜の会社には風我兄弟がヨーロッパの古い工房で買い取った珍しいアンティークビーズがあって、純夜は貴重な赤いガラスのビーズを使ってネックレスを創る。その赤色は、ビクトリア朝の頃、技術が失われて二度と創ることができない色だった。しかしそのネックレスはあるファッションショーに貸し出した際、紛失してしまう。優我の誕生日に会社から早く帰った純夜は、優我が男とベッドにいるのを見て、家を飛び出してしまう。優我はそれは全くの誤解で、純夜に愛している、と告げるが純夜にはそれを受け入れることができない。そこへある人が紛失した赤いネックレスを持って現れる。ある店で偶然見つけて苦労の末、創った人を発見したという。彼はパリの有名ブランドのデザイナーで、ぜひ純夜にアクセサリーを担当してくれと頼み込む。仕事や私生活のストレスで大スランプに陥って、もうなにも創れないと会社に辞表を提出した純夜に、優我からたくさんの写真が送られて来る。それは純夜の知らない間に撮られていた、今までに創った作品の制作過程の写真だった。それを見て今まで自分がなにを考えて創作活動をしてきたかを思い出し、また作品を創れるようになる。優我も純夜と一緒に生きて行く決心をし、命日の儀式もストップし、ふたりは一緒に楽しい未来を思い描くようになっていく。
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文字数 70,801 最終更新日 2018.10.15 登録日 2018.10.15
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