魔女狩り小説一覧
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時代設定としては中世ヨーロッパなファンタジー、魔女狩りと傭兵団の略奪がある地獄です。
一人の少女から始まります。
作者としては、10年前にプロット出して放置していた物です、ボツ供養の類ですが、今更書いたら意外と繋がりました。
短い予定ですが、よろしかったらお付き合いください。
文字数 23,764
最終更新日 2020.06.05
登録日 2020.01.16
魔女狩り――忌まわしい響きの病魔は、確実に王国を侵していた。
カルヴィン伯爵領から始まったといわれる疫病や飢饉、その他自然災害。
それらには「魔女」が関係しているのだとどこからともなく声が上がり、王都の異端審問官たちも動き出し、それに乗っかるようにしてそこらの人間も手当たりしだいに「あやしい女」を狩るようになってしまった、そんな時代。
とはいえ、今の俺は、温泉地を転々としているだけの、しがない旅の剣士だ。魔女狩りという奔流に抗えるはずもなく、しかし幸運にもそんな現場には遭遇することもなく、このド田舎の温泉街に辿り着いた。……のだが、残念なことにここで「魔女狩り」に遭遇してしまう。それを成り行き上助ける事になった俺と、「魔女は引退した」と言い張るタナさん。俺たちは逃げるようにしてその街を後にするのだが、タナさんは「カルヴィン伯爵に会いに行く」とか言い出す始末。そいつは現代の魔女狩りの源泉だぞ、と。
しかし、タナさんは言い出したら聞かない性格だ。そして俺も、まぁ、いいかなんて思ってしまう性格だ。
残念なコンビである。
そんな旅の途上で、俺たちはハーフエルフの幼女や、竜族の末裔の娘たちと出会う。
そしてだんだんと見えてくる真の敵の姿。
……は、いいのだけど、長旅は腰に来る。困ったものだ。
さて、そんな俺と、魔法を使ってくれない魔女の旅の行く末は?
文字数 198,229
最終更新日 2020.09.15
登録日 2020.08.31
辺境の村に住むレダは、五歳の女の子。
優しい両親と村人たちに囲まれて、何不自由なく暮らすレダには、ちょっとした秘密がありました。
実はレダは、魔女だったのです。
やがて魔女狩りがやってきて、レダは捕まってしまいました。
判決は火炙りの刑。
でも大丈夫。
本物の魔女が、火炙りごときで死ぬわけありませんから。
文字数 109,130
最終更新日 2020.09.29
登録日 2020.08.26
約三百年も森の奥深くの荒ら屋に引きこもる魔女・セレナ。彼女を探し、王宮へと招いた王女陛下に「夜空に月を取り戻して欲しい」と依頼される。
文字数 15,162
最終更新日 2021.01.16
登録日 2019.12.01
〈草食系吸血鬼×口の悪い女王様〉
吸血鬼でありながらそれを隠し牧師を生業とする異端の青年、ヴァーニスは、その正体を知る女性異端審問官、エメラルドによって半ば脅迫されるような形で巷を騒がす「吸血鬼狩り」に参加する羽目に。
だがそこには、彼を狙う大きな闇が待ち構えていた。
※※※※※※※
足元を見よ。
暗がりはすぐそこに有り。
あぁ、月を見よ。
光はあれほどまで遠く、闇は己のすぐそばに。
哀れなる神の狗どもよ。
日に焼け焦げて闇へ沈め。
文字数 98,507
最終更新日 2018.08.08
登録日 2018.08.01
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