珈琲小説一覧
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件
文字数 827,768
最終更新日 2022.05.25
登録日 2020.12.15
カフェの殿様と呼ばれるコーヒー商社のオーナーの下で修行したサカムラとカミヤは独立してそれぞれ、ヤマイヌカフェとカフェ・リュビという店を営みます。カミヤの店で働く演劇志望のリサは女優に抜擢されて映画で平清盛の愛人の身を捨てた白拍子(しらびょうし、当時の踊り子のこと)の役をもらいますが監督とのトラブルで失踪し、結局カミヤの店に戻ります。そして、大手電鉄新本社の目玉としてオフィス内にカフェを作ることを企画するテンドウはカミヤの店の常連になり、やがてコンペで選ばれたサカムラと企画を進めることになります。テンドウは映画の動画をきっかけにリサが元女優と知ります。リサはマスコミに所在が知られてしまいますがテンドウは彼女をスキャンダルからある奇抜な方法で救います。
コーヒーのお供に、どこからでも読めるエンタメ、最後はハッピーエンド。
第一章 転職
第二章 ヤマイヌカフェ
第三章 カフェ・リュビ
第四章 白拍子
第五章 エスプレッソの客
第六章 プレゼンテーション
第七章 動画の人
第八章 守る
文字数 109,372
最終更新日 2022.02.09
登録日 2022.02.08
「ずいぶんとお疲れのようで」
優しいがゆえに周りからの悪意に晒され、疲れ果てた天野祥子は週末の帰り道に見た事もない店を見つける。
看板にはリサイクルショップとあるが、店内にはなぜか物がほとんどない。
そして変わった店の様子に驚く祥子の前に現れた店主、その姿は彼女に更なる驚きを叩きつけた。
※この作品はカクヨムにも掲載しています
※この作品はエブリスタにも掲載しています
文字数 9,965
最終更新日 2021.12.15
登録日 2021.12.15
時は明治。文明開化の波は、日本を飲み込んでいった。
しかし田舎には十年、二十年と経っても文明開化はやって来ない。
寒村で生まれ育った藤崎四郎は、尋常小学校を卒業した後も地元で農業をしながら小銭を稼いでいた。
働けども未来の見えない毎日に嫌気がさす。そんなある日、先に上京した友人から東京府にある西洋料理店での職を紹介される。寒村を出るまたとない機会、東京での未来を手にすべく、四郎は東京行きを決意する。
初めての文明開化を肌で感じ取った四郎は、目の回るような忙しい生活を送る。一休みのために訪れた、東京の片隅にある珈琲屋『月と宝石』で生まれて初めて美味しいと感じる珈琲を口にした。
四郎はその珈琲をずっと忘れることができなかった。仕事が終わってから同じ珈琲を再現できないかと夜な夜な珈琲豆を挽くことも。
珈琲屋『月と宝石』は洋風漂う店内に存在感を残す和が特徴的で、静かに佇む『月と宝石』の女主人・三笠景子は、着物を着こなして珈琲を淹れる。店を訪れる人のために一杯の珈琲を丁寧に淹れるのだ。
これは彼女の淹れる一杯の珈琲に魅了された人々の、優しくて時には苦い明治東京珈琲譚。
文字数 41,187
最終更新日 2022.01.28
登録日 2021.12.10
彼女には大切な恋人がいた。
恋人はただ眠り続けるだけ。
次第に起きている時間が少なくなっていく中で恋人から貰った言葉を思い出す彼女の話。
※処女作です
小説家になろうで投稿したものです。
文字数 3,431
最終更新日 2021.09.28
登録日 2021.09.28
ある男が本の中で出会ったクジラ、そのクジラは、彼の心情と共に変わって行く。
初めて書くので日本語などおかしいところがあると思います。ご指摘頂けると嬉しいです。
文字数 3,076
最終更新日 2020.07.18
登録日 2020.07.18
文字数 8,785
最終更新日 2020.06.24
登録日 2020.05.05
※端的に言おう、この小説はくたびれた店主のおっさんが嫌々仕事をする短編お仕事小説である※
……忘れたいと思う記憶や思い出を消せるという不思議な珈琲の噂があった。
これは忘れたい記憶を持つ人間に忘却という救いを与える珈琲と、その珈琲を提供する店主のお話である。
文字数 8,444
最終更新日 2020.01.14
登録日 2019.12.30
高校の同級生である彼と千流は高校の卒業式で初めて会話をした。
「僕と同棲しませんか。」
唐突な彼の質問に驚く千流は「はい。」と返事をしてしまう。
西宮和門。彼が言ったその言葉に隠される意味と目的は何なのか。同棲を続けていくうちに、彼を知るうちに段々と惹かれていく千流。
あくまで千流の○○○…。
そんな二人の物語の結末を知ったとき、あなたは何を思うでしょう。
彼らの甘く、切ない物語は何よりも美しい
文字数 13,196
最終更新日 2020.01.10
登録日 2019.05.31
珈琲杯の憂鬱 (こーひーかっぷのゆううつ)
《カツフエエ・パリス》の常連客「私」は、他の二人組の常連客“K”と“N”を離れた席から観察していた。二人はいつも文学か労働者たちの過酷な現状についてを語り合っていた。そんなある日、ひょんなことから「私」と“K”、“N”は友好関係を築いてゆくが、、、
※ 本作品では、舞台背景の雰囲気を演出するため、わざと一昔前のような表記にしている箇所があります。
例)「いった」→「いつた」
「ような」→「やうな」
「しょう」→「しやう」
「いた」→「ゐた」
「いそいそ」→「いそ/\」etc.
※ 「×××」のように表記した箇所は、自主規制です。
※ 本作品は、あくまでフィクションです。登場するモノは、背景と時代が倒錯していることもあります。
読みにくいかもしれませんが、ご了承ください。
☆本作品は縦書き向けに書いています。アプリ版の縦書きのほうが読みやすいと思いますので、できればアプリ版で読んでいただけると幸いです。
文字数 4,296
最終更新日 2019.03.16
登録日 2019.02.21
『煙草わかば』は地域情報誌の編集社で頑張る女の子。仕事もそろそろこなせるようになり楽しくなっていた時期。そんな彼女の最大の悩みはこの『煙草』という苗字。
嫌煙家の彼女にとって、この名前は苦痛でしかない。この馬鹿げた苗字『煙草』の名からサヨナラする方法はただ一つ!結婚する事。
そんな煙草さんに接近してきたのは、鈴木さんでも佐藤さんでもなく清酒という珍苗字を持つ男性。
気が付けば、恋人としてお付き合いをすることに!?
仕事と恋に頑張る煙草さんの未来は? そして珍名人生に終止符を無事打つ事が出来るのか?
珍名の人間が織りなすラブコメディー?
下戸だけど有能営業マンの清酒正秀の恋と仕事を描いた【スモークキャットは懐かない】、無自覚で天性の人タラシ相方友寄の社会人生活を描いた【相方募集中!】と同じ世界が舞台の物語。この二つを読まなくてもまったく問題なく楽しめます。しかし併せて読むと裏の事情が色々分かるかもしれません。
文字数 93,813
最終更新日 2019.03.11
登録日 2019.01.31
【cafe本】は、cafeで出合えるcafe本シリーズとして
姉妹作品の【こころDiary】と共に、公開させて頂いております☆
誰しも気付かれたくない「こころ」があると思います
でも誰かに気付いて欲しいと思うのも「こころ」なんですよね
その「こころ」に、Cafeでしか出合えない「Cafe本」が、
そっと話しかけてくれるように綴った「こころメッセージ」です☆
姉妹作品の【こころDiary】は、その【cafe本】の店内の奥のテーブルに置かれた
【こころに虹が架かるような「こころメッセージ」】が綴られた日記ですので
合わせてお読み頂けると嬉しい限りです(#^^#)
そして、第4回絵本出版賞「絵本のストーリー部門」最優秀賞
受賞作の絵本【大みそかに、じかんがじゃんけん大会?】は
全国の書店&Amazonなどで発売されていて、大変感激しております☆
YouTubeチャンネル「こころ和み庵」を検索して頂きますと
「プロフィール動画」「作者による読み聞かせ」
「絵本でカウントダウン」「本屋さんに感謝」動画を
無料公開していますので、良かったらご視聴下さいね(#^^#)
最後までお読み下さり有難うございます☆彡
こころ和み庵
文字数 7,468
最終更新日 2018.10.31
登録日 2018.10.04
文字数 1,817
最終更新日 2018.02.28
登録日 2018.02.27
『ここには“何でもない日常”がある――』
世界の片隅にポツンとある一軒のログハウス。
そこには、ある日突如として引退し、行方知れずになっていたはずの勇者がいる。
生きる伝説、笑顔の勇者。
魔族の娘と共に、彼女が出すのはコーヒー、そしてとびきりの笑顔。
――喫茶店『小道』
少しばかり不便なところにあるけれど、勇者がコーヒーを淹れて、魔族の娘が給仕するだけの、なんてことは無い普通の喫茶店。
勇者と魔族の娘、そして個性豊かな客が織り成す、何気ない日常。そして最高の笑顔がそこにある。
ようこそ、喫茶店『小道』へ。
笑顔の溢れる穏やかな時間を、どうぞ、ごゆっくりとお過ごしください。
文字数 246,806
最終更新日 2019.09.15
登録日 2018.01.27
清酒正秀、二十六歳。仕事も順調、年上恋人ともラブラブの良い関係。幸せか不幸かと聞かれたら間違いなく幸せいっぱいの生活。
何も悩む事はない生活のはずだが、言葉にならない苛立ちと不安を抱えていた。
一見平穏な清酒正秀の生活をかき乱すのは、灰色の猫と、猫のような女性? 本編は完結しています。
【私はコレで煙草を辞めました?】と【相方募集中】と同じ世界が舞台の物語。そちらを知らなくても全く問題ないですが、読むとより楽しめるかも知れません。
他の二作品よりも三年ほど前の時代から始まる物語。
小説家なろうでも公開しています。
文字数 377,407
最終更新日 2019.02.20
登録日 2018.01.06
24
件