仇討ち小説一覧

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歴史・時代 連載中 長編 R18
御家の高石垣に、そびえ立つ櫓。 晴天の空に続くような 長い石階段を 手を繋ぎ歩く、飯田家の美夜姫と、その親戚筋の小藤三は 幼い頃からの許嫁だった。 『まだ 決まっていません!』 『つれないことを言うな、 美夜の山吹の小袖は お前の家の旗指物の色だろう?』 人に指摘されて 美夜の恋心に気付いた。 『小藤三様は 私の旦那様です。』 意地っ張りの 小藤三と それを無邪気に恋慕う 美夜。 『美夜は 可愛い』 婚礼を直前に控え、ハッキリと自覚した小藤三に 告げられたのは 『美夜が 柳田家の嫡男、久晴の妾になった。』という言葉。 連れ拐われ、敵の妾にされた美夜と、交渉の為に 赴いた父を騙し討ちにされ殺された小藤三。 御家の威信をかけた城攻めから 落ち延びてきたのは 山吹の小袖の美夜だった。 敵の妾、敵と通じている? 疑心暗鬼になる 『あれは 久晴の妾だ。』 恋慕う気持ちと 憎しみ、 どちらも 捨てきれない、小藤三と 今も 昔も 『山吹色』をまとう 美夜の恋。 『あの晴天へ続く 石階段を共に 登りたいのは 山吹色のあなた。』 ※和風、仮想国の物語。 ※別の所に掲載していたものに 加筆して こちらに。
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小説 5,704 位 / 84,638件 歴史・時代 42 位 / 1,066件
文字数 187,798 最終更新日 2020.10.22 登録日 2020.08.21
彦根藩井伊家の藩士五名に、一年前父の首を落とされ斬殺された鷹木豪介は、報復を誓っていた。 まず江戸井伊家藩邸下屋敷詰め大槻主水の後をつけ、死闘の末に斬り首を落とした。あと四名である。 全て首を落とすまでやめない。すでに姓名も居場所も全て調べ上げている。四人は井伊家江戸上屋敷、中屋敷、下屋敷かのいずれかにいる。必ず四人の首を挙げて父の恨みを晴らす。 五人に共通しているのは、北辰一刀流伝馬道場の高弟であることだった。いずれ凄まじい反撃が始まる。 それでも一人づつ斃して行くのだ。同じ井伊家の連れがいたらそれもやる。。それが豪介のやり方だった。 結果十人以上斬ることになるだろう。それは彦根藩三十五万石と一戦交えることを意味している。 信州上田藩の江戸屋敷勘定方を、高齢で退き余生を上田で過ごそうとしていた矢先であった。 豪介は父の後を継がず、浪人となった。父の仇を討つためである。 豪介には人に言えない秘密があった。知っているのは、恋人八重だけである。 そちらが彼の本業である。料理を一口、口にするだけでその料理の素材が全て分かる他人には真似のできない稀有な才能を持っていた。依頼は八重が持ってきた。それだけで生活して行くのに不自由ない金を得た。 まずい料理も簡単に極上の料理にする、それが豪介の生きがいでもあった。 今にも潰れそうな不味い料理をだす店を、客が行列を作る店にすることができる。これ以上のことはない! すでに、そうした店が江戸市中に五十店以上もある。 八重にとってはそれが自慢の種だった。 彼女は井伊家と豪介のいきさつを全く知らない。いずれ彼と所帯を持つのが夢だった。 江戸の今にも潰れそうな店にとって、豪介はまさに救いの菩薩、味菩薩だった。 一年後には豪介は刀を捨て、故郷上田へ戻って町人になるつもりだつた。八重も大賛成だった。 だが、大藩井伊家の名にかけて、強力な豪介包囲網の網がジリジリと彼を押し包んで行く。
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小説 84,638 位 / 84,638件 歴史・時代 1,066 位 / 1,066件
文字数 3,955 最終更新日 2020.05.21 登録日 2020.05.21
仇討ちに燃える浪人と、百鬼夜行において行かれた妖怪「袖引き」が共に長屋で暮らす時代物、疑似家族小説です。 連載小説ですが、春夏秋冬、その季節ごとにアップし、正月~暮れの一年間を描きました。 完結済み。 なろうでも同じ小説をアップしています。
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小説 84,638 位 / 84,638件 歴史・時代 1,066 位 / 1,066件
文字数 56,644 最終更新日 2019.04.13 登録日 2019.04.13
水戸藩の北、丁度獅子の背にチョコンと乗っている小鳥のような小さな方山藩。殿様は無類の剣術好き。毎年国許の手練を江戸へ呼び試合をさせている。この藩の、西野村で暮らす郷士の三木惣介は作事方の仕事をしながら紙漉きをして暮らしている。  三木惣介は細々と続いている西野和紙の普及と剣術の試合を託されて江戸へ行くことになった。そんな中、父親から家に代々伝わる秘剣の話しを聞かされ、その技を伝授される。  江戸では中々和紙は売れず苦労したが、ひょんな事から表具師と知り合い、段々売れるようになってきた。ある日、酔っぱらいに絡まれている女を助けてみれば紙問屋の娘、しかも方山藩主に仕える侍女で名は香乃という。数日後、藩のお偉方に、その香乃を嫁にせよと言われ仰天する。  惣介は試合には負けたが香乃を伴い国許へ帰り、紙漉きをしながら幸せに暮らす。ひとり娘のかえでもすくすくと育ち、剣術を習い始め腕を上げる。  そんな中、次席家老が暗躍し始めた。城代家老を失脚させ西野和紙を搾取しようと蠢く。秘剣を求めて奥村左門という剣士も現れた。惣介は秘剣をかえでに伝授する。かえでは国許の実情を訴えるため、密書を江戸へ届けることになった。その後を追手が迫る。  追手を振り切り、江戸へ辿り着いたかえでだが、すでに国許は次席家老一派の手に落ちていた。しかも、方山藩総目付の松本清十郎から、奥村左門に父母を殺された事を聞かされかえでは愕然とする。その奥村左門は秘剣を我がものとするため、かえでを追って江戸へ来たという。  かえでは決意する。父母の仇を討つと。
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小説 84,638 位 / 84,638件 歴史・時代 1,066 位 / 1,066件
文字数 162,246 最終更新日 2020.09.21 登録日 2019.03.25
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