吹奏楽小説一覧
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「英雄なんてみんな情けない。だから誰もが誰かの英雄になれるんだ」
赤岩中学校吹奏楽部には先輩たちから代々受け継がれている楽曲がある。
それが『吹奏楽の為のシンフォニエッタ』。部活内でのいじめに悩むチューバ担当の楠本拓海の元に新入部員の蓮見が配属された。一時期は部活を辞めようとしていた楠本だが、約二十年前に卒業し今は陸上自衛隊で一等陸尉を務める大先輩の上岡宗太郎やチューバの師匠である高校生の菱川たちに支えられ、楠本は蓮見のためにも部活を続けようと決意する。先輩から何を引き継いできたか、何を後輩に伝えていきたいか。それを『シンフォニエッタ』に込めて次の世代へと繋ぐため、楠本はラストステージである定期演奏会に臨む。
文字数 157,916
最終更新日 2021.01.03
登録日 2021.01.03
高校三年生の智春(ちはる)は、弱小吹奏楽部の貴重な男子部員。翔鳳(しょうほう)高校吹奏楽部は、ここ十年間、県大会に出たことがないくらいの衰退ぶりだった。
同級生と四人でバンドを組んだり、ふわふわと高校生活を過ごしていた智春。
そんなある日、吹奏楽部が廃部になると知らされる。存続の条件は、県大会に出場することだった。
文字数 8,864
最終更新日 2020.07.14
登録日 2020.07.10
高校に進学した水瀬奏汰は、中学時代と同じように吹奏楽部に入部を決める。
一見オタクとは無縁の存在に見える奏汰、実は重度のアニメオタクなのであった!?
クラスや部活での地位を損なわないために、オタクであることを隠し続けているのである。
しかし同じ部活、しかも同じ楽器の同級生、玉井結奈に携帯を見られてしまったのであった!
奏汰の3年間はどうなってしまうのか、、、
文字数 808
最終更新日 2020.06.17
登録日 2020.06.14
この春から県内の高校に通うことになった今宮小鳥。彼女の両親はプロのトランペット奏者という事もあり、当然彼女も幼い頃からトランペットを両親から習っており実力はかなりのものである。
そんな彼女は両親の母校でもある県立西城高校に入学した。高校生になってまず最初に決めること。それは部活動決めだ。高校生活が充実したものになるかどうかは部活動にかかってると言っても過言ではない。高校一年の春、そんな大事な事を決めるために皆悩んでいる時期である。が、小鳥は違った。小鳥はこの学校に入学した瞬間、いやもっと前から決めていた。その部活は『吹奏楽部』。両親が青春時代を過ごした場所に小鳥も立ってみたかったのだ。しかしいざ入部してみると部員20名程度の言わば弱小の部類に入るほどだった。小鳥は失望したが自分が決めたことだと腹をくくって部に入ることを決断。果たしてこの決断は正しかったのか、それとも間違いだったのか。これは今宮小鳥が真っ白な青春時代のページに色を加えていく過程の物語です。
文字数 2,196
最終更新日 2019.08.20
登録日 2019.08.20
※カクヨムにて、バレンタインSS(内容はバレンタイン要素皆無ですが……)として投稿した企画~投稿まで3時間で行った即興SSです。
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【STORY】
――赤は、非難。
――青は、嫉妬。
――黒は、殺意。
…………
……
私には、他人の感情が”色”になって視える。
日常は色に塗れて――それは、周りに渦巻く様々な醜い感情が私にはわかってしまうということでもあって。
あの日を境に、私は人との関わりを避けるようになった。
でも、そんな私の前に「彼」は現れたんだ。
色を持たない男の子は、私に微笑んで言う。
さあ、顔をあげてごらん。
セカイは、キミが望むほど優しくはないかもしれないけれど。
それでもきっと、キミが思う以上には楽しいものだから――。
文字数 5,799
最終更新日 2019.02.21
登録日 2019.02.15
小学校のブラスバンド部、
“MUSIC TRAIN”に所属している、
幼なじみ、凜桜、颯季、音、奏ら4人。
テナーサックス、トランペット、
トロンボーン、フルート。
それぞれが自分と葛藤し、
成長していき、
遂に最高学年、6年生となった4人。
3月いっぱいで先輩達が引退、
凜桜達の代が部長となる日がやってきた。
そんな中、転校してきた、
アルトサックスを吹く少年、涼。
とても美しい音を吹く少年だった。
沢山の悩みを抱えながらも、
その壁を乗り越え、成長して行く。
『音楽って何だろう?』
『自分だけの音って何だろう?』
音楽が好きって気持ちは誰にも負けない。
そんな凜桜たちの1年が始まる…
文字数 11,515
最終更新日 2019.07.08
登録日 2019.01.12
「環菜先輩、もう、遅いですか」
*
雅環菜《みやび かんな》は吹奏楽部でチューバを吹く、高校二年。
しかし、高校入学から一年が経った最中、新入部員の中に、中学の頃すれ違ってしまった嶌梓《しま あずさ》を見つけてしまった。
好きのタイミングが違い、空回りに終わった環菜と梓。
中学の頃はバスケ部だったのに、どうして梓君は吹奏楽に入部したのだろう。
もう、気まずい思いはしたくないんだけれどな……。
*
小柄なチューバ奏者×年下フルート男子
一人ではできない、皆がいるからこそできる演奏って、ありますね。
一人だけの“音”が、様々な音色が重なって初めて、“音楽”に変わる。
そんな瞬間を、丁寧に描けたら、と思い執筆しました。
執筆期間 2017.09.16~09.26
表紙イラスト:Yuu様
文字数 78,150
最終更新日 2018.12.31
登録日 2018.12.31
時々、言葉を失う瞬間がある。
それでも、いや寧ろそんな時ほど、真っ白な世界は色付くんだ。
色褪せない青春を、かけがえのない思い出を、忘れられない過去を、その身に刻み込むために。
溢れ出す奔流を止める術を僕は知らない。だから流れの中を、ゆっくりと...
音楽が、喜びが、悲しみが、苦しみが、怒りが、願いが、交錯する。
救いを求め彷徨う青年達の物語。
その先に、何が聴こえる…?
現実世界との平行世界だと思って読んでいただければと思います。
時系列はある程度現実と被らせていますが、実際の出来事とは関係ございません。
不定期連載です。感想お待ちしております。
文字数 25,340
最終更新日 2018.10.23
登録日 2018.09.22
高校生だけど、音楽家だし、クリエイターだし、チームだ。
もう一度部活をしたいすべての人におすすめ。叶えたかった思い、全部詰めました。吹奏楽部の裏側、青春群像劇
今回は定期演奏会にスポットを当てて、吹奏楽の裏側にお連れいたします♪ 金賞よりも輝くのは、吹奏楽の青春!
吹奏楽初心者も大丈夫。サチスイMemoで吹奏楽のイロハを徹底解説。痒いところに手が届く仕様です。
♪メンバー紹介♪
方梓野 光希 (Fl) ピーターパン役
伊藤 羽佳子 (Cl) 学指揮
桐島 爽加 (Bass Cl) 部長、ピーターパン声
宍戸 清香 (A. Sax) 司会係
片倉 志麻 (Fg) 振付け係
秋田 美波 (Hr) マーチング統括
淀川 里湖 (Euph) 通称サト。学指揮
湯元 日向 (Cb)小道具係、フック船長役
東 京(Cb)とうきょう、フック船長声
槲 夕海 (Tp) パートリーダ、衣装係
槙 ゆりか (Tb) パートリーダ、大道具係
西 礼奈 (Tb)初代マーチング統括
玉名 万祐子(Perc.) ウェンディ声
斎藤 栄 (元Hr) 指揮者、サチスイOB
文字数 115,163
最終更新日 2018.08.21
登録日 2018.05.30
「ハーレム」
この言葉が示すものは「女子に囲まれし男子」ではなく、「女子にチヤホヤされる男子」でもなく、ただの「奴隷」である。
文字数 15,795
最終更新日 2018.06.02
登録日 2018.05.28
地方都市、空の宮市に位置する中高一貫の女子校『星花女子学園』で繰り広げられる恋模様。
自分に自信がない主人公、君嶋知代はある満月の夜に同じ寮に住む先輩である蓮園緋咲と出会う。
王子様然とした立ち振る舞いをする彼女と出会い、同じ時間を過ごすうちに、知代は自分自身を見つめ直すようになっていた。
この物語は私が主催する同一世界観企画『星花女子プロジェクト』の参加作品です。
文字数 9,434
最終更新日 2018.05.11
登録日 2017.10.31
タイトルの通り、吹奏楽部の話です。
へっぽこ吹奏楽部長がちぐはぐ吹奏楽部で大奮闘します。
スポ根もの(?)とかだとありがちな話かな?
何が違うかって、部長はそんなに頑張らない。
吹奏楽部は一人が頑張ってなんとかなるもんじゃない。一人一人が頑張って、それが一つになって、やっと一つのものになるから。そういうのが伝えたい、そんなお話です。
誤字脱字の指摘、アドバイス、感想など、どんどんお願いします!
文字数 38,118
最終更新日 2017.11.14
登録日 2017.05.07
「咲崎高校吹奏楽部へようこそ!!」
その一言から、物語は始まる。
放課後、音楽室から聴こえてくるのは笑っている「音」・話している「音」・そして楽器の「音」。
そんな青春の「音」が沢山詰まった、そんな物語の始まり始まり
文字数 6,399
最終更新日 2018.06.02
登録日 2017.03.24
中2の女の子、夏。
夏が出会ったのは、誰にも見えない葉っぱの精たち。
彼らに導かれてたどり着いた先にも不思議な生き物がいて……
夏休みに訪れた、青春ファンタジー。
文字数 14,119
最終更新日 2020.09.30
登録日 2016.05.09
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