小説 一覧
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ループする世界で、何度も何度も悲惨な目に遭う悪役令嬢。
愛しの婚約者や仲の良かった弟や友人達に裏切られ、彼女は絶望して壊れてしまった。
何故、自分がこんな目に遇わなければならないのか。
「貴方が私を殺し続けるなら、私も貴方を殺し続ける事にするわ」
壊れてしまったが故に、悪役令嬢はヒロインを殺し続ける事にした。
全ては望んだ結末を迎える為に──
※主人公が闇落ち?してます。
※カクヨムやなろうでも連載しています作:皐月乃 彩月
文字数 20,459
最終更新日 2018.07.19
登録日 2018.07.15
数々の武功を立てた戦女神バルバラ。彼女はこの日、戦場を墓場にすると決めていたのだが、よりにもよって敵国の筆頭騎士ランベルトに助け出されてしまう。幾度も剣を交えてきた二人は、仇敵でありながらも互いに心を寄せていたという過去があった。それをバルバラは手酷く裏切り、ランベルトが憎しみを覚えていることは必然。反発する彼女に男は言った。ーーお前を簡単に死なせてたまるか、と。
※新作の短編です!のんびり更新になると思われます。
文字数 6,102
最終更新日 2018.06.11
登録日 2018.06.02
東シナ海にある異星人の巨大遺跡宇宙船が沈む人口島を中心としたラマナス海洋国家。この国には異母姉妹である二人の王女が居た。一人は後妻が生んだ品行方正で美しい17歳の妹で通称『花の姫君』のカタリナ。そしてもう一人は幼い時にテロで先王妃である母を失い、自身も顔半分と全身に醜い火傷と縫い傷の残る醜い体になった素行不良で実父であるラマナス王に王位継承権も剥奪された三十路近い姉、通称『狂犬王女』の静。この二人、見かけも性格の正反対しかもお互い相手を絶対に認めない、顔を合わせれば喧嘩ばかりの正に水と油の関係だった。この二人が珍しく一緒に参加する事になったパーティーでその事件は起こった。
注:この作品は『カクヨム』でも公開しております。
文字数 124,530
最終更新日 2017.12.27
登録日 2017.11.30
そう遠くない昔、私だって確かに持っていた。きらきら輝く七色の未来、微笑みかけてくる大好きな人たち。
今、目の前にあるのは、鳴り続けるアラーム音、疲れのとれない自分の顔ー。
既に失ってしまったかもしれない、でも私は覚えている、手に入らなかったもの、どうしても欲しかったも
の。忘れることなんてできやしないんだ。
文字数 4,619
最終更新日 2018.07.27
登録日 2018.07.25
文字数 20,990
最終更新日 2018.10.28
登録日 2018.10.19
文字数 2,643
最終更新日 2019.02.15
登録日 2019.01.23
美しい母だった。
常に鏡を見て、自分の美しさを保っていた。
優しい父だった。
自分の子供に対してだけでなく、どの子供に対しても優しかった。
私は王女だった。
美しい母と優しい父を両親に持つ、この国のお姫様だった。
私は白雪姫と呼ばれた。
白い雪のような美しさを褒めた呼び名か、白い雪のように何も知らない無知を貶した呼び名か、どちらかは知らない。
でも私は、林檎を食べた直後に、口から溢れ出す血の理由を知っていた。
白雪姫は誰に愛され誰を愛したのか?
その答えが出たとき、彼女は処女雪を鮮血に染める。
※表紙イラストはRedys様に描いていただきました。
※小説家になろうにも投稿してます。
文字数 81,704
最終更新日 2018.11.04
登録日 2018.11.03
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