ちょっぴりシリアス小説一覧

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 見上げた大学の掲示板に、俺の望んだ数字は載っていなかった。  受験失敗。転落。落ちこぼれ。  様々な負の感情が浮かんでは消え、俺の心を蝕んでいく。  どうしても行きたい学校だった。少し特殊な学科で、そこでしか学べないことがあった。  だからこの学校一本に絞りこみ、滑り込みも受けずに必死に勉強を重ね、受験日を迎えた。  十分に、十二分に勉強したつもりだった。いや、現に俺は頭が良かった。  学内では成績一番だったし、模試の判定だって良かったから、落ちる訳なんか無いと思ってた。…自分の力を、過信していた。  だから、こんな結果を招いたのかもしれない。  高校三年を終えた三月。少年の運勢は最悪だった。  大学受験には失敗し、アルバイトはクビになり、挙句の果てに、付き合っていた彼女には振られてしまったのだから。 「おつかれ、ですかー?」  そんな少年の目の前に現れたのは、可愛らしい幼稚園児。自らのことを「マコ」と呼ぶ、幼い女の子だった。 「げんきをだすにはね、まず、笑うといいんだって!」  えがおのまほう。それは、人を「笑顔」にする「魔法」のことではない。 「アキも一緒に! ほら、にこって!」  女の子の「笑顔」が起こした、ひとつの「魔法」のことである。  その日、少年は確かに、僅か五歳の女の子に救われたのだ。  それはまだ二人の知らない、明日へと、「未来」へと繋がる物語。
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小説 10,942 位 / 57,620件 ライト文芸 238 位 / 2,347件
文字数 15,305 最終更新日 2017.11.13 登録日 2017.11.07
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BL 連載中 短編 R18
俺の名前は一ノ瀬 有紀(いちのせ ゆうき)、他人からはよく「ゆき」と間違えられる。からかい好きの男共達には「ゆきちゃ~ん」と呼ばれる。幼馴染の一朗には放っておけと諭される、俺よりマシだと。 鈴木一朗こと、イチローは野球部所属の熱い男だ。高身長の爽やかBOY、だがいかんせん、三振王と呼ばれている。あのイチローとは大違いでリトルリーグの監督でもある父親やスポーツ推薦で大学の野球部に所属している兄に比べ、非常に肩身の狭い思いをしている。 しかしながら、肩身の狭い思いは右に同じ。日々、女共に囲まれ姦しい。ガタイがいい、幼馴染が羨ましい。 幼馴染の目付きが疎ましい。そして、自分の異能が憎らしい。 *女子との絡み有
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小説 57,620 位 / 57,620件 BL 4,764 位 / 4,764件
文字数 7,933 最終更新日 2018.12.01 登録日 2018.10.27
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