誰にも負けない力小説一覧

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 主人公、内山悠一郎 アラフォー スケベ親父の俺は、脱サラして喫茶店サウスウィンドをオープンしたのだが、シャッターを開けると見知らぬ異世界だった。  ——力が欲しいか?  不意に襲われた頭痛と共に、しつこく迫るその声に負けて力が欲しいと願ってしまえば、その声の主は魔王ギルデガースと名乗った。  魔王ギルでガースに無理やり交わされた契約によって、俺は魔王の配下となり、力を得た。  しかし、誰にも負けない力が欲しいと願ったはずの力は、ステータスは初期値、スキルはすぐに使えないといったお粗末な代物だった。 「……あの魔王、力が欲しいか? なんて言って、全然チートじゃねぇじゃねぇか!」  そう、俺がスキルの使えなさに憤慨していると、お店のドアが大きな音を立てて開き、喫茶サウスウィンドの記念すべきお客様第一号がダイナミックに入店してきた。  そのお客様は、勇者パーティから追い出されてしまった自称大魔法使いを名乗る巨乳の女の子で、来店するなり俺に向かって啖呵を切る。 「見つけたわ魔王の手先!」  そう、指さされた俺は、この子に退治されてしまうらしい。  戦おうにもステータスは貧弱、スキルはポンコツといった状況で、元勇者パーティの大魔法使い様には勝てないと悟った俺は、はなから戦いを選ばなかった。  そして、なんだかんだでその子と仲良く牢屋に放り込まれた俺は、魔王を倒して次代の魔王になることを決意する!  なぜなら、ポンコツだと思っていたスキルはチート極まりない潜在能力を秘めており、配下の俺を魔王にしてみせると豪語した。  なんとも他人任せな下克上だが、目指すは異世界魔王喫茶のマスターだ!!
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文字数 166,033 最終更新日 2019.08.19 登録日 2019.04.26
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