皇子小説一覧
属国から皇国へ送られてきたのは、留学とは名目ばかりの人質王子。――祖国を離れ、いつ命を奪われても仕方のない国で、王子ははじめて安堵する。
不遇の人質王子が、愛され愛を知り、幸福な日々を送る物語。
注意:
・性表現のある場合は、※をつけます。苦手な方はご注意ください。
・基本※部分は読まなくても支障はありません。
文字数 311,693
最終更新日 2024.03.29
登録日 2023.12.13
公爵令嬢のアドリアーナは血筋だけは国一番であるが平凡な令嬢だった。
魔力はなく、スキルは縫合という地味な物だった。
優しい父に優しい兄がいて幸せだった。
ただ一つの悩みごとは婚約者には愛する人がいることを知らされる。
世間では二人のロマンスが涙を誘い、アドリア―ナは悪役令嬢として噂を流されてしまう。
婚約者で幼馴染でもあるエイミールには友人以上の感情はないので潔く身を引く事を宣言するも激怒した第一皇女が王宮に召し上げ傍付きに命じるようになる。
公爵令嬢が侍女をするなど前代未聞と思いきや、アドリア―ナにとっては楽園だった。
幼い頃から皇女殿下の侍女になるのが夢だったからだ。
皇女殿下の紹介で素敵な友人を紹介され幸せな日々を送る最中、婚約者のエイミールが乗り込んで来るのだったが…。
文字数 192,512
最終更新日 2021.11.16
登録日 2021.07.11
小さな国の王女として生まれたアーデルは警戒心が強く、人の輪に入っていくのが苦手。怒声や人の感情の起伏を見ていると心臓がおかしくなりそうなほど怖くなる。だから結婚相手は優しくて物静かな人で、結婚生活は静かで穏やかなものがいいと望んでいた。
そんなアーデルに突然結婚話が持ち上がる。ヒュドール帝国からの申し出があったと。相手は公務にもほとんど顔を出さない第七皇子ラビ。陰で根暗と呼ばれるほど暗い彼と会った事はないが、そう呼ばれている事を知っていたから結婚を許諾した。
顔の半分を仮面で覆ってはいたが、引っ込み思案ですぐに謝罪する人見知り。とても優しい人で結婚への不安などなかった。
望んだ穏やかな生活が手に入ったと喜ぶアーデルだが、そうもいかない事情が彼にはあって……それが穏やかな生活を脅かす影となり付きまとうことになるとはアーデルは想像もしていなかった。
文字数 216,939
最終更新日 2024.03.29
登録日 2024.02.01
日本に住む青年九条 翠 (くじょう すい)はナサニエル帝国第3皇子 ルーカスとして、第2の生を受ける。
前世は家族とも疎遠で、あまり良い思い出もない。そんな翠がルーカスとして生き、様々な人に愛され恋をして新しい人生を歩んでいく話。
恋愛はルーカスが学園に入ってから主に進めていこうと思います。
初めて書いたので語彙も少なく、拙いですが、暖かい目で見ていただけると嬉しいです。誤字脱字があれば教えて頂けると嬉しいです!定期的に投稿出来るように頑張ります。
※強姦表現や虐待表現があります。
⚠️注意⚠️ この世界の赤子が話し出すのは1歳程ですごく早く、現実とは異なります。
人物紹介の瞳の色の後ろにある( )は、宝石✨️の名前で️す。良ければ調べてみてください!色のイメージがつきやすくなるかも?しれないです!
文字数 764,596
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.03.21
アスラート帝国のカトル公爵家の長女リーナは、プラチナブロンドに青銀の瞳の美しく聡明な少女だったが、
母親と妹からの命令で、カツラを被り、肌を汚して生活していた。
そうしなければ暴力を振るわれたためである。
しかし、母親と妹はリーナの本当の姿も、自分たちが強制したことも忘れて、リーナを“醜い無能”と罵った。
自分の扱いに耐えられなくなったリーナは、ある決意をした。
─────
「お父様、今日より私は、カトルの姓を捨て、平民として生きたく思います」
リーナの18歳の誕生日、リーナは父親である公爵にそう切り出す。
─────
リーナが公爵家を出た時、公爵家の財政管理、領地管理、他家との関係の保持─── ほとんどの仕事はリーナがしていたのだが…………。
貴族としての身分を捨て、街の食堂で働き始めたリーナはそこで幸せになれるのか!?
密かなにリーナに想いを寄せていて、リーナを追いかけて街に下りた皇子との恋の行方は!?
話、設定、登場人物の口調etc.
色々とブレブレですが、ご容赦くださいm(__)m
本編は最後まで執筆、公開予約済みです。本編完結後、のんびりと番外編を更新していく予定です!
3/18 : Hotランキング
60位→30位→15位→10位→6位
3/19~21 : Hotランキング1位
ありがとうございます!!
文字数 165,351
最終更新日 2023.06.23
登録日 2022.03.12
『転生皇子の新生活』の続編です。日本に住む17歳の男子高校生、九条 翠(くじょう すい)がナサニエル帝国第3皇子ルーカスとして生を受ける。
前世では家族に虐げられ愛を知らず、前世の前世は消滅させられたはずの冬の神イヴェールだと告げられた。
翠は父親などから性的虐待を受けていた。そしてルーカスは幼い頃に未遂ではあるが暴漢に襲われた。
性行為に対し嫌悪感や恐怖心を持つルーカスが、今世では家族や友人に愛され、側近のリヴァイと恋人になり、幸せに過ごしていくお話。
ルーカスの幼少期編や中等部編もありますので気になる方は是非そちらも読んでいただけると嬉しいです✧*。
文字数 55,645
最終更新日 2024.03.27
登録日 2024.02.16
ハーララ帝国第四皇子であるエルネスティ・トゥーレ・タルヴィッキ・ニコ・ハーララはある日、高熱を出して倒れた。数日間悪夢に魘され、目が覚めた彼が口にした言葉は……
「皇帝なんて興味ねえ!俺は魔法陣究める!」
天使のような容姿に有るまじき口調で、これまでの人生を全否定するものだった。
* * * * * * * * *
母親である第二皇妃の傀儡だった皇子が前世を思い出して、我が道を行くようになるお話。主人公は研究者気質の変人皇子で、お相手は真面目な専属護衛騎士です。
○注意◯
・基本コメディ時折シリアス。
・健全なBL(予定)なので、R-15は保険。
・最初は恋愛要素が少なめ。
・主人公を筆頭に登場人物が変人ばっかり。
・本来の役割を見失ったルビ。
・おおまかな話の構成はしているが、基本的に行き当たりばったり。
エロエロだったり切なかったりとBLには重い話が多いなと思ったので、ライトなBLを自家供給しようと突発的に書いたお話です。行き当たりばったりの展開が作者にもわからないお話ですが、よろしくお願いします。
2020/09/05
内容紹介及びタグを一部修正しました。
文字数 549,005
最終更新日 2022.07.04
登録日 2020.06.14
わたしの通う学院では、近頃毎日のように喜劇が繰り広げられている。
第二皇子殿下を含む学院で人気の美形子息達がこぞって一人の子爵令嬢に愛を囁き、殿下の婚約者の公爵令嬢が諌めては返り討ちにあうという、わたしにはどこかで見覚えのある光景だ。
わたし以外の皆が口を揃えて言う。彼らはものすごい美形だと。
でもわたしは彼らが怖い。
わたしの目には彼らは同じ人間には見えない。
彼らはどこからどう見ても、女児向けアニメキャラクターショーの着ぐるみだった。
2020/02/23 IF追加
小説を読もう!にも掲載しています
文字数 197,160
最終更新日 2020.02.23
登録日 2018.10.25
妻有り、息子有りの、小児科医で55歳の普通のおじさんが、3歳の皇子に転生した!?
3歳はないぜ!やり過ぎだ!どーすんだよ!
マトモに喋れねーじゃねーか!
命を狙われたり、獣人を助けたり、悪人をやっつけたり、戸惑いながらも周りの力を借りながら、些細な事から大きな(?)事まで、問題を解決して行きます。
中身はおじさんなのに、「あらら…」と可愛らしく天然チートを発揮しますが、本人は全く気にしていてません。
時々、事件に巻き込まれながら、日々ほのぼのとりんごジュースが大好きな、中身はおっさん幼児の冒険が始まります。
実の姉に湖に突き落とされた事件で前世を思い出してから、辺境の地を救い、隣国まで救い、自国の馬鹿な貴族達を粛清します。
10歳の時に偶然、初代皇帝の残した物を見つけ、前世の自分の家族にも関係する事だったと知り衝撃を受けます。
3歳児始まりなんで、ラブロマンスもありません。
R指定もありません。魔王も出てきません。とんでもなく強い悪役やモンスターも全く出てきません。主人公よりも、兄皇子達の方がチートかも知れません。
日々ほのぼのと、りんごジュースをマジックバッグに大事に入れている小さな皇子の冒険のお話です。
※BLではありません!
設定もふんわりしています。
ですので、細かい事に拘らず、おおらかな気持ちで読んで頂けますよう、お願い致します。
読み終わった後に、ほんわかして頂けたら幸いです。
なろうで完結済みです。
少し手直しして投稿してます。
文字数 109
最終更新日 2022.05.01
登録日 2022.05.01
▫︎◇▫︎
「オリヴァー・スチュアート!わたくし、真実の愛に目覚めてしまいましたの!!よって今この瞬間をもって、婚約を破棄させていただきますわ」
第1王女にして王太子であるスカーレット・ロベロンの言葉に、秋の収穫を祝う舞踏会の最終日を楽しんでいた貴族たちは、涼しげな仮面を被ることも忘れて唖然とした。
そして、貴族たちはこの言葉を受け、もっと唖然とした。
「わたくしの愛おしいお方。ルカ・シャーリーさま………、」
———隣国の皇太子殿下の婚約者の“ご令嬢”に恋するバカがどこにいるッ!!
溺愛・熱愛されていると有名なご令嬢に真実の愛を目覚めさせてしまったというスカーレットの言葉を受けた隣国の皇太子ライノルト・グレンは、青筋を立てた顔でにっこりと微笑む。
「誰と誰が真実の愛に目覚めたって?」
▫︎◇▫︎
文字数 8,653
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.09
行方不明の父親の足跡を辿る旅をしている主人のアンバーと従者のサーシャは、この国の皇子と神兵隊長という身分を隠し、2人きりで旅をしていた。
その旅の途中、2人は立派な神殿が建つサリトールという大きな街に辿り着いたのだが、そこではノーマという美しく神秘的な神官が行う『特別な治癒』という裏の奉仕が存在し、それを目当てに様々な都市から貴族や金を持った者らが大勢列をなすほど訪れ、神殿に多額の寄付を落としていた。
多額の寄付を払うことで行われる『特別な治癒』という謎に包まれた奉仕活動。この街に漂う妙な雰囲気に、二人は違和感を覚え、好奇心から神殿や街の秘密を探り始める。
途中アンバーは、ディーと名乗る美しい少年神官と出会い心を奪われ、またサーシャは娼館で1人の男娼と出会い、そして2人は、神殿で行われる特別な奉仕の謎を知ることになる。
筋肉系褐色肌主人(皇子・弟)×美少年神官
筋肉系褐色肌巨根従者(神兵隊長・兄)×ちょっと年のいった美青年男娼
受けのモブレ表現あり。主人と従者の絡みやカップリング表現はありません。
2人は父親探しの旅をしていますが、物語の舞台である国は世襲王制ではないため、2人の父親は王族ではなく、兄である親兵隊長も王族ではありません。
※その他複数CPあり
※R18 予告なく性的表現が入ることがあります。
他サイトでも掲載中です。
文字数 218,206
最終更新日 2021.12.28
登録日 2021.08.08
後宮の女官である紅花(フォンファ)は、仕事の傍ら小説を書いている。
最近世間を賑わせている『帝子雲嵐伝』の作者だ。
それが皇帝と第六皇子雲嵐(うんらん)にバレてしまう。
執筆活動を許す代わりに命ぜられたのは、後宮妃に扮し第六皇子の手伝いをすることだった!!
第六皇子は後宮内の事件を調査しているところで――!?
文字数 16,784
最終更新日 2024.01.31
登録日 2023.12.30
ナターシャは公爵家の令嬢として産まれ、5歳の誕生日に、顔も名前も知らない、爵位も不明な男の許嫁にさせられた。
それからというものの、公爵令嬢として恥ずかしくないように育てられる。
14歳になった頃、お行儀見習いと称し、王宮に上がる事になったナターシャは、そこで4人の皇子と出会う。
皇太子リュカリオン【リュカ】、第二皇子トーマス、第三皇子タイタス、第四皇子コリン。
この4人の誰かと結婚をする事になったナターシャは誰と結婚するのか………。
※Hシーンは終盤しかありません。
※この話は4部作で予定しています。
【私が欲しいのはこの皇子】
【誰が叔父様の側室になんてなるもんか!】
【放浪の花嫁】
本編は99話迄です。
番外編1話アリ。
※全ての話を公開後、【私を奪いに来るんじゃない!】を一気公開する予定です。
文字数 146,253
最終更新日 2022.04.28
登録日 2022.02.13
小国クライン国に帝国から<妖精姫>と名高いマリエッタ王女を側妃として差し出すよう命令が来た。
マリエッタ王女の侍女兼護衛のミーティアは嘆く王女の監視を命ぜられるが、ある日王女は失踪してしまった。
義兄と婚約者に裏切られたと知ったミーティアに「マリエッタとして帝国に嫁ぐように」と国王に命じられた。母を人質にされて仕方なく受け入れたミーティアを帝国のベルクール第二皇子が迎えに来た。
二人の出会いが帝国の運命を変えていく。
ふわっとした世界観です。サクッと終わります。他サイトにも投稿。完結後にリカルドとベルクールの閑話を入れました、宜しくお願いします。
2024/01/19
閑話リカルド少し加筆しました。
文字数 15,525
最終更新日 2023.12.02
登録日 2023.09.21
フーゲンベルク大陸で、長く大陸の大半を治めていたバッハシュタイン王国で、最後の古龍への生贄となった第三王女のヴェンデルガルト。しかしそれ以降古龍が亡くなり王国は滅びバルシュミーデ皇国の治世になり二百年後。封印されていたヴェンデルガルトが目覚めると、魔法は滅びた世で「治癒魔法」を使えるのは彼女だけ。亡き王国の王女という事で城に客人として滞在する事になるのだが、治癒魔法を使える上「金髪」である事から「黄金の魔女」と恐れられてしまう。しかしそんな中。五人の美青年騎士団長たちに溺愛されて、愛され過ぎて困惑する毎日。彼女を生涯の伴侶として愛する古龍・コンスタンティンは生まれ変わり彼女と出逢う事が出来るのか。龍と薔薇に愛されたヴェンデルガルトは、誰と結ばれるのか。
この作品は、小説家になろうにも掲載しています。
文字数 239,602
最終更新日 2023.02.24
登録日 2022.12.23
闇の一族といわれる公爵家令嬢のリゼルは、漆黒の髪、緑色の瞳を持つ美しい令嬢。漆黒の宝石と謳われている。
光の神の末裔といわれるエルミナール帝国の光の皇子カイルから溺愛されるが、ある日、リゼルは人身売買組織に攫われてしまい、その事でカイル皇子は、隣国の王女と結婚する事になってしまって・・・・。
隣国の陰謀に翻弄され、リゼルとカイルは別れを余儀なくされ、なかなか結ばれることのできない、甘く切ない恋の物語。じれじれです。
※プロローグからR18描写あります。
R18描写のある回は、タイトル後に*を入れています。
★<初恋編>は完結しました(ムーンライトノベルズでも掲載中)
文字数 367,168
最終更新日 2017.03.12
登録日 2017.01.22
ミリアは小国の男爵家出身。
勉強だけはできたので、大国アーシェの学院で学ぶ優秀な学生だが、ある日偶然図書館で頭上から落ちてきた本を拾ったことが運の尽き。
その本の持ち主であるアーシェの第二皇子殿下に気にいられ、なぜか同志として認定される。
実は、この皇子様、人に大っぴらに言えない趣味の持ち主で、ミリアは都合のいい話相手になるのだった。
誰も助けてくれない皇子様の妄想と語りに立ち向かうミリアの味方はいるのか、いないのか。
そして、心の中で思うのはただ一つ。
あんた、皇子殿下の筆頭側近なのだから、なんとかしなさいよ!
と。
文字数 7,678
最終更新日 2021.06.19
登録日 2021.06.18
戦争で家庭の経済状況が悪くなり、帝国王城へ奉公に出ることになった子爵家の娘・ソミア。彼女はウニバーシタス帝国第三皇子・シレの身の回りの世話を担う事になった。
祖母の教えで感情を表に出さないようにしていたソミアに対し、笑顔か困り顔が通常運行のシレ。
ある日シレの仕事の書類を指摘したことで、ソミアが侍女にも関わらず文字も読め計算もできると知られてしまう。祖父母から教わった為だったが、ソミア本人は自身が優秀だと思っていない。ソミアに興味を持ったシレは下働きの環境の聞き取りから始まり、お茶を共にしたり書類仕事を手伝ってもらったりし、最終的には彼女を自分付きに指名する。真面目に仕事をする様、趣味の庭いじりをする時に変わる柔らかい表情や慌てて赤面する姿にシレは彼女を放っておけない。特別な感情を抱くのに時間はかからなかった。一方、気に入られた事も、それ以上の感情を向けられている事も気づいていなかったソミアにシレが告白する事で二人の関係が動き出す。
中の良い侍従と話していれば嫉妬され、自分だけの庭も贈られ、特別に扱われる関わりの中でソミアの押し殺した表情も変化していく。側付きで子爵家の人間という立場に遠慮して離れようとするソミアに対し、どうしてもソミアがよくて特別扱いしたいシレのもだもだ身分差なラブコメ。
【元ツンデレ現変態ストーカーと亡き公国の魔女】の登場キャラ、シレと側付きメイドさんのアナザーストーリー。
前回外伝のヴォックスとユツィの話よりは軽めな感じで、たまにコメディもあり。メインは日常ほのぼのと自負しています。
変態ストーカー本編とヴォックス&ユツィの外伝を読んでいると大変おいしいはず。本編44話完結、おまけ2本あり。
※小説家になろう、ノベルアップ+にも投稿しています。※R15は保険です。
文字数 100,112
最終更新日 2023.04.16
登録日 2023.03.11
生まれながらにして神より授かる神賜術(かみのたまもの)の優劣により爵位が定められる日輪(にちりん)の国。そこで蘭華は神賜術を持たず代わりに強大な魔力を持って生まれた。蘭華は魔術を極め導士となったが、神賜術を持たぬ為に爵位を貰えず迫害を受けていた。
そこへ、とある妖魔(あやかし)の事件を追ってきた第五皇子・刀夜との出会いに、蘭華の運命が大きく揺れ動く……
妖魔と霊獣、神賜術と魔術、爵位と差別……様々な問題を抱えた帝の治める日輪の国で、蘭華と刀夜、二人の想いが災厄や陰謀と絡み合い中華風恋愛ファンタジーを紡ぐ!
魑魅魍魎が跋扈する常夜の森――そこは月星の光も届かぬしんしんと更ける闇に支配された夜の世界。
今日も窓辺で蘭華は闇夜を眺めてひっそりと……
文字数 101,697
最終更新日 2024.03.09
登録日 2024.01.26
アリア・エルドラドは日々、王家に嫁ぐため、教育を受けていたが、婚約破棄を言い渡されてしまう。
はたして、彼女の運命とは……
文字数 3,148
最終更新日 2018.04.19
登録日 2018.04.19
カレスティア王国の侯爵令嬢エレナ・ディアスは、クルス王太子の婚約者候補を選ぶ夜会に参加していた。
美しく誰からも愛される双子の姉リアナといつも比べられ『じゃない方令嬢』と呼ばれて蔑まれているエレナ。ところがその晩、クルス王太子は一番にエレナにダンスを申し込んだ。夢のような心地のエレナ。
しかし、遅れて現れたリアナにクルスの心は奪われてしまう。リアナはその日のうちに婚約者に決まり、一方エレナは辺境の老男爵へ嫁ぐことを父から命じられる。
誰からも顧みられないエレナは、せめて辺境では嫌われないことだけを願って旅立った。
しかしその道中、エレナは命を狙われる。助けてくれたのは美しい黒髪の青年でーー。
文字数 62,037
最終更新日 2023.01.29
登録日 2023.01.21
前世で読んでいた小説の世界。
男主人公とヒロインを阻む、悪徳一族に転生してしまった。
第三皇子として新たな生を受けた主人公は、残虐な兄弟や、悪政を敷く皇帝から生き残る為に、残虐な人物を演じる。
そんな中、主人公は皇城に訪れた男主人公に遭遇する。
ガッツリBLでは無く、愛情よりも友情に近いかもしれません。
*残虐な描写があります。
文字数 8,221
最終更新日 2023.07.19
登録日 2023.07.07
――俺のお仕えする殿下のお身体を診てあげてほしい。
治癒師のじいちゃんの弟子として暮らしていたリュカ。そのじいちゃんの患者だったオッサンから、仕事の依頼が来た。なんでも、オッサンの仕える相手は、皇太子殿下で。体が弱ってるのに、治療を嫌がってるらしい。……ガキかよ。
――殿下と同い年のキミなら。キミにならきっと殿下もお心を開いてくれると思うんだ。
なんかさ。そう言われちゃったら、頑張るしかないじゃん? でも。
なんで、「治癒師、十三歳、男限定」なんだ???
疑問に思いつつも、治癒師として初仕事に胸踊らせながら皇宮を訪れたリュカ。
「天女みたいだ……」
皇宮の庭園。そこにたたずむ一人の少年。少年の目はとんでもなく青くて透き通ってて、湖面のようで、夏の空のようで宝石のようで……。見惚れるリュカ。だけど。
「必要ない」
少年、ルーシュン皇子は、取り付く島もない、島影すら見えないほど冷たくリュカを突き放す。
……なんだよ。こっちはせっかく、わざわざここまで来てやったのに!
リュカの負けず魂に火がつく。
こうなったら、なにが何でも診てやらあっ! たとえそれが茨の道でも、危険な道でも、女装の道でも……って、え? 女装ぉぉぉっ!? なんでオレ、皇子の「閨事指南の姫」なんかにされてるわけっ!?
「いやなら、治療を降りてもいいんだぞ?」
居丈高にフフンと鼻を鳴らす皇子。
ええい、ままよ! こうなったら、意地だ! ヤケだ! 皇子の面倒、とことん診てやらあっ!
素直になれない皇子と、感情一直線治癒師の中華(っぽいかもしれない)物語。
文字数 84,144
最終更新日 2023.11.13
登録日 2023.10.15
聖女アムールは、アズール帝国に奇跡を齎し高い評価を与えられていた。だが、突如現れた傾国の魔女がアムールの奇跡を奪った。家も財産も奪われ途方に暮れていると、赤髪の伯爵・ロイに目を付けられて、仕方なく婚約を交わす。一か月は幸せが続くが、ある日を境に暴力を振われるようになる。そして、婚約破棄さえされた。再び全てを失ったアムールは、絶望の淵で皇子に偶然拾われ、過去の栄光を再評価され――ようやく幸せを掴む。
文字数 2,474
最終更新日 2021.08.26
登録日 2021.08.26
公爵令嬢・ミランダは幼馴染の帝国諸侯・ウェイドを助けたかった。彼はサルビアという女性から執拗以上に好意を持たれ困り果てていた。
ウェイドは、サルビアを諦めさせる為、ミランダに一時的な婚約を頼み込む。ミランダは事情を汲み、三日後に婚約破棄するという条件付きで快諾。
しかし、それは惨劇の始まりだった――。
文字数 2,521
最終更新日 2021.10.09
登録日 2021.10.09
幼馴染から婚約破棄され半年後。
公爵令嬢であるソフィは複雑な毎日を送っていた。
ある日、帝国の皇子・クイルの優しさを知り、気にするようになっていた。何度か手紙を送るも返事はなかった。けれどその日、差出人不明の手紙を発見する。中身は一言書かれただけのもの。読み上げた瞬間には意識を失っていた――。
ふと目を覚ますとソフィは知らない場所にいた。そこは全く見覚えのない花の庭園。最低限の生活が保証されている空間があった。
助けを待ち、生活を送っていると男が現れた。
文字数 11,891
最終更新日 2021.10.17
登録日 2021.10.11
やっと就職してこれからは親に認められ親に褒められる事が有るかも知れないと初給料で親にプレゼントを買った、しかしその思いも叶わず階段から落ちて死んでしまった。
生まれ変わったのは良いのだが、その幼女も色々有るらしいが、初めての事で戸惑うばかりで有るけど、今は生きて幸せになれます用に思っています。
初投稿です
更新は気まぐれです。
文字数 164,638
最終更新日 2022.09.10
登録日 2019.11.29
ひとつになった鍵と鍵穴は、その夜、愛を施錠する――ほんのり腹黒いヒーローと、彼に尽くす健気なヒロインの和風ファンタジー。産後第一作のリハビリ短編です。
* * *
鍵の皇子と呼ばれる第三皇子、聖岳(きよたけ)との結婚を控えている公爵家の姫、撫子(なでしこ)。
だが、神官一族の末裔で、とある事件で血色(ちいろ)の撫子姫と畏怖されるようになった彼女に聖岳は距離を置いているようだ。
それでも一途に彼を想う撫子に、魔術師兼侍女の壱畝(ひとせ)は「真実の姿をさらけ出す薬」を差し出して……
※他サイトでも掲載中。
※こちらはTwitterにて先月末に開催された「#すなもり共プロ企画」に基づいて執筆しております。以下概要です。
王子と姫、ふたりは婚約者同士。
しかし、ふたりの仲はなかなか進展しない
王子のほんとうの気持ちが知りたいと願う姫は、ある日、「真の姿をさらけ出す薬」を入手する。
それをこっそり王子に飲ませたところ……
王子はなんと???に変身!
姫は変身した王子に***されちゃう
翌朝、元に戻った王子は……
文字数 9,550
最終更新日 2022.08.30
登録日 2022.08.22
リディア皇国第三皇子の俺の婚約相手シルリアは、あろうことか皇位継承戦の最中に俺を裏切り第一皇子のガイレンのもとに寝返る。
平民の出でありながら、父ナニアの商売における比類なき才覚を武器に皇子の婚約者にまで成り上がった小娘はどうやら俺では欲望を満たせなかったらしい。
シルリアの陰謀に巻き込まれた俺は皇位継承戦からの脱落だけでは済まず、命を奪われた。
次の瞬間、なぜか俺はマルデラ公爵令嬢、リリベルと向き合っていた。
「ハイン様、私を、信じてください」
前世、皇太子ガイレンの婚約者として、悪役令嬢として名を馳せた彼女から告げられた言葉を胸に、俺は二度目の生を得る。
これはループする世界で悪役令嬢、リリベルが初めて幸せになるためのピースが揃える、その一つ前の世界の出来事。
文字数 3,815
最終更新日 2020.05.05
登録日 2020.05.05
第三皇子ハーシェルと婚約していた公爵令嬢クリス。ある日、騙され婚約破棄させられてしまう。クリスは全てを奪われ蹂躙された。絶望の中、クリスは体内に飼っている怪物『ニーズヘッグ』を放つ。それは聖竜だった。
そして、国の運命は……。
文字数 1,381
最終更新日 2021.10.25
登録日 2021.10.25
恋愛シミュレーションゲーム『リュミエールの薔薇』、その登場人物であり、攻略対象でないにもかかわらずヒロインポジのジェイクに恋をし身を滅ぼす、『悲運の王子』アレックス・リュミエールになっていた。
身の破滅を防ぐためにジェイクと攻略対象には関わらずに平和に生きていこうと誓うアレックスだったが、ゲームにない展開が起きたり、記憶にない異国の王子がでてきて────!?
文字数 21,382
最終更新日 2022.06.13
登録日 2021.09.12
王家の生活は壮麗な建築ばかり備わり、常に華やかな暮らしを当然のものとする。
常に増改築を繰り返すほどで、多くの侍従が存在を求められた。
決して皇后の座につくことなど叶わない。それでも皇子の世話を担った侍従にはいずれ好待遇で迎えられる。そんな将来が約束されているということで、幼き皇子の世話を望む侍従が後を絶たない。
そんなエリアス皇子の専属お世話係をすることになったのは、幼き皇子の一目惚れ。運よく彼のハートを見事射止めたのが、私、ルイザ・チェルニーということになる。
文字数 2,122
最終更新日 2021.12.18
登録日 2021.12.18
皇帝に忠誠を誓う軍人ミハイル。
ある時、帝国に革命が起き、ミハイルは不本意ながら皇族に謀反を起こす。
皇帝一族を殺害する任務を受けるミハイルであったが、皇太子である幼い兄弟だけは殺すことができず、秘密裏に逃すことに。
10年後、革命の功労により富と名声を手にしたミハイルは薄汚れた宿屋で成長した兄弟と再び出会うことになり・・・。
文字数 19,440
最終更新日 2022.04.15
登録日 2022.01.27
友人の母主催のパーティー。美女とイケメンばかりの中、1人だけ地味な人がいる。なんと、その人はこの国の皇子だった……。
文字数 622
最終更新日 2021.08.15
登録日 2021.08.15