仮想日本小説一覧

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 蒼州八区自治都市連合。表向き、人口一千万人を超える大規模な商業圏として設立された経済特区だった――が、その実情は民間人に周知されている真実とは異なっていた。蒼州八区は古来よりこの国の闇に生息する〈巨鬼〉という人間と似て非なる怪物を隔離するための巨大な檻だった。  素手でコンクリート壁をぶち抜き、足のひと踏みでアスファルトを砕く、人知を越えた力を持つ怪物〈巨鬼〉。彼らは角を生やす形態変化【萌角】をしなければ人間と全く見分けが付かないため、人の間に交じり強盗や傷害事件を起こしたり、コミュニティなどを形成して人間社会を脅かす策謀を企てたりしていた。  だが、人間は決して〈巨鬼〉に屈している訳ではなかった。  五百年来、〈巨鬼〉と戦い続けている大家があった。砲城家、槍月家、太刀花家、杖興寺家、弓鳴家、剣咲家、楯宮家、斧破家、これら八つの大家を総称して星統守護八家と、そしてその各家々が束ねる施設兵団を守護隊と呼んだ。  守護隊の隊員は【幻炎】という特殊能力を行使して、〈巨鬼〉の犯罪を取り締まっていた。  この物語は。星統守護八家の一画を担う槍月家の嫡男に生まれた槍月光が、そのどっからどう見ても美少女にしか見えない外見と、八家の後継者として軟弱な実力に劣等感を抱きつつも、蒼州八区の平和のため日々戦い続ける、奮闘記である。
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小説 17,443 位 / 74,503件 ファンタジー 3,712 位 / 21,788件
文字数 1,261,522 最終更新日 2020.03.09 登録日 2019.11.21
 2xxx年、柳田博士が唱えた理論———人は意識のその奥、無意識仮想領域圏でつながっており、その無意識領域に介入することで、同時多数の人間の行動を指定することができる———というそれは、彼自身が引き起こしたテロ行為により、証明され、今もなおその脅威に人々はさらされている。  一度眠りに入って目覚めなくなる眠り姫症候群、集団で破壊衝動を抑えられなくなるスサノオ症候群———近年、猛威を振るう奇病や奇行は、柳田による無意識仮想領域へのアクセスの結果ではないかとされている。  柳田が作り上げた心理世界に対抗するべく作られた組織、機関。そこに所属する工作員は、仮想領域圏に唯一入り込める稀有な人材として、英雄と人々はよんだ。  彼らの多くは、一般人であり、その存在を隠し、生活している。一方で警察機関や、特殊機関に属し、その力をふるう者。あるいは、スーパースターとして、階をのぼり、機関の地位を上げる広報活動にいそしむもの。  彼らは一体何を思い、戦うのか。これは英雄と呼ばれた彼らの物語。
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小説 74,503 位 / 74,503件 ファンタジー 21,788 位 / 21,788件
文字数 30,797 最終更新日 2018.10.02 登録日 2018.09.30
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