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 ボクがケアマネジャーだった頃、いつも笑顔のベテランのヘルパーさんがいた。  そのヘルパーさんが訪問介護に行くと、誰もが最後は笑顔になる。  たとえ、身体が麻痺や拘縮で動かなくても。  たとえ、認知症で自分の名前さえ分からなくても。  たとえ、癌で余命いくばくなくても。  ボクは思い切って、ヘルパーさんに『笑顔』の理由を聞いた。  帰ってきた答え。  それは、  「シンタイカイゴって、どう書くか知ってる?」  だった。  幾多の修羅場をくぐったベテランからの問いかけ。  それは『ヘルパーの矜持』だった。
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文字数 2,096 最終更新日 2019.06.19 登録日 2019.06.19
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