墓地小説一覧
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私、誘拐されたの?
1970年代半ば、F県片山市。少し遠くの街からやってきた6歳の千尋は、タイミングが悪く家の近所の幼稚園に入れなかったこともあり、うまく友達ができなかった。
いつものようにひとりで砂場で遊んでいると、2歳年上の「ユウ」と名乗る、みすぼらしい男の子に声をかけられる。
ユウは5歳年上の兄と父親の3人で暮らしていたが、兄は手癖が悪く、父親は暴力団員ではないかといううわさがあり、ユウ自身もあまり評判のいい子供ではなかった。
ユウは千尋のことを「チビ」と呼び、妹のようにかわいがっていたが、2人のとある「遊び」が千尋の家族に知られ…。
文字数 31,543
最終更新日 2022.12.05
登録日 2022.11.24
家の近くの霊園は近隣住民の中ではただのショートカットルートになっている。
当然私もその道には慣れたものだった。
ある日バイトの帰りに、ぬいぐるみの素体(ぬいを作るためののっぺらぼう状態)の落とし物を見つけた私は……
ぬいの話です
文字数 9,717
最終更新日 2024.03.29
登録日 2024.02.29
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