迷宮と遺跡小説一覧

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その日、世界はがらりと色を変えた。 ビルを割るようにして伸びる大樹、アスファルトを抉り流れる小川。 まるで人類が滅亡したら生まれるような光景へと変貌を遂げる。 だが、それは惨劇の始まりでしかなかった。 次いで現れたのは豚の顔をした異形や、緑の皮膚の異形。 呆然とする人々を他所に、異形達は暴虐の限りを尽くす。 その渦中、平凡なサラリーマンである小野屋マコトは思いを寄せていた後輩と離れ、両親を失うことになる。 そんなマコトに手を差し伸べたのは、金髪碧眼の美少女。 復讐を誓うマコトは手に取る。少女の手――そして【魔法教典】を。
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文字数 103,442 最終更新日 2020.01.29 登録日 2019.08.20
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