雄んなの子小説一覧

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「男の娘」になって、青春時代をやりなおしたい人のためのラノベです。 [主要登場人物] ・ルザート 主人公。16歳の少年 ・ラセラ  ルザートが女装をした時の名前 ・サスティ ルザートと親しい、同年代の女の子 ・アルトス 外の町からやってきた少年 ・ラッズ  ラセラと恋に落ちてしまった少年 [小説・作曲] ぼを (@Bopeep_16) [表紙絵] アカミツキ (twitter:@tory139) [あらすじ] ※以下、ネタバレあります。物語を純粋に楽しみたい方は読まずにお進みください ※当小説は、章ごとにオリジナルのボカロ曲がテーマ曲として用意されております。各章の最後に用意されたリンクからお楽しみください  ルザートには、裏声を巧みに操る事で、女性の声を真似る特技がある。 そんな特技からルザートは、半ばサスティの戯れで、村で行われる饗宴の給仕役を、女装した姿の「ラセラ」という名前の少女としてやらされる事になる。  饗宴にて、酔った勢いでラセラは、ラッズという少年と接吻してしまう。そして、ラッズはラセラに惚れてしまう。  ルザートは嫌がるが、サスティの戯れで、暫くの間、ラセラとしてラッズの恋人役を演じさせられる事になる。  長い間ラッズと恋仲のふりをしている内に、やがて、ルザート自身、自分がラセラという少女である事を信じて疑わなくなり、ラセラもラッズを好きになってしまう。  事態が戯れでは済まなくなってしまった事に気付いたサスティは、なんとかしてラセラをルザートに戻そうとするが、ラセラは全く応じない。やがて、サスティはラセラの前から姿を消してしまう。 ある日、数日間遠出する事になったラッズを見送ったラセラの前に、アルトスという少年が現れる。 アルトスは、ラッズが居なくなって寂しい思いをしているラセラを慰めたり、好意を示したりする。然し、ラセラはアルトスに必要以上の仲を求めようとはしない。 ある日、自分の部屋に戻ったラセラは、ベッドの上に裸で横たわるアルトスを発見する。 アルトスがサスティである事を悟ったと同時に、その本物の女性性を見せ付けられたラセラは、ルザートに戻る決心をする。 数日後、戻ってきたラッズは、ラセラという少女が幻であった事を知り、一人村を出て行く。 ルザートとサスティは、以前とは少し違う関係になっていた。
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文字数 95,080 最終更新日 2019.08.26 登録日 2019.08.26
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