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銀河系の創造主マミーキークの息子キークは、任地である地球において、不破悟堂(大学生・二十歳)に白羽の矢を立てた。
人間嫌いの悟堂だったが、そのハートは素直で温かく、傷つきやすかった。そんな彼が、キークにだけは心を開いた。
キークは悟堂の性質を理解し、彼の望むものを提供した。朝のコーヒーに始まり、美味しい夕食、そして、抱擁、蕩けるようなエクスタシー。
キークは、悟堂に自分の正体を明かし、マミーキークによる地球滅亡計画を語った。彼の任務は、地球人の標本として悟堂をマミーキークのもとへ連れ帰ることだった。
そして既に、巨大隕石群は地球に向けて発進されていた。
文字数 11,152
最終更新日 2019.11.12
登録日 2019.11.03
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